やっとテストと就職試験が終わり、落ち着いた生活を取り戻すことが出来ました。
企業の方からも採用通知をいただくことが出来たので、これからはssに時間を割くことが出来る様になりました。
ということなので、続きのお話しを投稿したいと思います。
野宿を半分覚悟した(小町がそこまで鬼じゃないと淡い期待を持ちながら)俺は、一色を送ることにした。
送ると言った際、一色に「先輩…あざといですよ」なんて言われたが無視をしておいた。
だいたい俺があざとい訳ないだろ。
ってことで、俺の自転車の荷台には一色が乗っている。
荷台に乗れと言った際に、「もしかして可愛い後輩の感触を味わおうとしてます?彼氏でもない人にそこまでできません。ごめんなさい。でも後ちょっとです」
なんて意味のわからないことを言われて、その後のいろはすが顔を真っ赤にしてました。
いろはすトマト味でも透明のままだぞ。
さて、俺は今どうしてるか気になるか?
答えは簡単だ。一色に抱きつかれて緊張してます。はい。だってしょうがないでしょ。二つの膨らみが背中に当たってるんだから。
自転車を漕いでいるはずなのに全神経背中に送っちゃってるよ。
よく漕げてるなおい。
そんな不純な事を考えていたら一色から話しかけられた。
「………あの、先輩」
「な、なな、なんでしゅか」
あ、やべ、上手く話せなかった上に噛んじまった。どうせキモイです先輩とか言われるんだろうな。泣きたくなってくる。
だが、一色から放たれた次の言葉は俺の予想から外れていた。
「………先輩の背中……温かくて、広くて…とても気持ちいいです。………その…顔も背中にのせてもいいですか?」
「………はい?」
今、一色はなんて言った?
しかも、いいって言ってないのに顔乗っけてるし…。俺の顔、絶対に赤くなってるだろ。
それに今の声、すっごいマヌケじゃなかったか?
やばい、一色の顔見れねぇよ。
あ、こら、そこの人、なんでこっちを見て携帯を持ち出した。
俺は悪くn((ごめんなさい。お願いですから通報しないで下さい!
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緊張でガチガチになりながらも、一色を無事送ることが出来た俺は、まだ背中に残る一色の温もりを感じながら、家へ帰っていた。
一色は家に着くや否や、そそくさと家の中へと入って行ってしまったが、その後ろから見える一色の頬は真っ赤に染まりあがっていて、それがかなり可愛く見えたのは内緒だ。
それと一色が家に入ったのを確認して、回れ右をしようとした際、閉まったはずのドアが再び開き、姿は見せずに恥ずかしそうな「あの……先輩…その…送ってくれてありがとう…ございました」なんて声だけが聞こえたなんてことはないんだからねっ!ほ、本当なんだからっ!
ってか一色のお得意のあざと可愛さはどこに行った!このままだとお前のアイデンティティーが消えてあざと可愛い後輩から可愛い後輩になっちまうぞ。
そんなことを思いながら帰るのは、なんだかくすぐったい気持ちにはなるが、それ以上に心がポカポカと温まり、なんだか幸せな気分になれた。
因みに家に着いた俺を迎えたのは、可愛い小町ではなく、淡い期待を粉々に砕くドアのチェーンだった。
………………え、マジで野宿?