遅れてしまってすいません許して下さい! 何でもしますから!(懇願)
年も明け、冬の寒さが川神を包む二月初め。どんな季節になろうとも変わらない日常を描いている川神は賑やかな様子だ。それは九鬼家本部も変わりない。
しかし、その中で普段とは違う光景を描いている場所も、あるにはあるのだ。
「おぉ……随分と大きくなっておるな」
「はぁ……もう七カ月ですから。って、紋様!?」
「おー……」
ここはあずみが以前働いていた仕事部屋であり、今はあずみが仕事時間に過ごしている場所である。あずみもとうとう妊娠七カ月に突入し、本当ならば産休まで時間があるのだが英雄からの命令による少し早めの産休に入っているのであった。原因はあずみが病院に行った所、多少母体に負担がかかっているかもしれないという医者の一言であり、その一言がどこからか漏れた結果英雄や他の従者達から産休を早めにとる様にせっつかれたのだ。当然のことだが拒否したあずみであったが、最終的には押し切られて現状を生み出してる。そして部屋で書類仕事(かなり少ないが)をしていたあずみの部屋に来たのは、つい先日米国から帰還した「九鬼紋白」であった。
「暖かいなぁ……」
「そ、そうでございましょうか?」
「うむ! 何故か安心してしまうの」
大和が九鬼に入ってから九年近く経つが、その中で紋白は美しく成長していた。今は揚羽より少し小さいといった女性であり、九鬼の面々と同じく美女と言えるものであろう。そんな女性が座っているあずみの前で膝を突き、大きく膨らんだ腹に顔の側面をくっつけていた。
自分が従うべき人間が目の前で跪いている状態もあずみにとっては不味い状態であるが、それよりも紋白に後ろに立っている男性……「ヒューム=ヘルシング」が止めようとしないのも、あずみにとっては驚くべき事態だ。普段なら紋白の行動などに口五月蠅いこの男が、あずみの前に跪くという事態を許容するのがおかしいのである。
そう考えてヒュームに視線を向けると、ヒュームは呆れとも苦笑ともつかない表情を浮かべてこちらを見ていた。紋白に感づかれないよう、あずみはヒュームを睨みつけて口だけを動かす。あずみの意志を汲んだのか、ヒュームも口だけを動かして返答する。
『おい、紋様止めなくていいのかよ』
『紋様が望んだ事だ、他の従者もいない今は問題もあるまい』
『そうじゃなくてな! 一従者の前にこんな跪くみたいな真似……』
『普段ならお止めするが、見ているのが俺とお前だけなら問題あるまい。他の者が見ているなら止めはするがな』
ヒュームのその言葉(音は出てないが)に、あずみは「むむむ」と唸る様に黙り込んだ。その間にも紋白はあずみの腹に頬ずりをしたり、話しかけたりと熱心に行っていたが、不意に目を見開いて顔を離す。
「おぉ!? 今動いたのではないか?」
「え……あ、はい。確かに蹴りましたね」
「おぉぉぉ……何だか感動してしまうな!」
あずみも紋白が顔わ離す瞬間、腹の中からの衝撃を感じていた。この子は時間帯によっては良く動く子供であるらしく、今の時間は良く動く。逆にあずみが寝ている時間帯は大人しくしている事が多く、夜に魘される事もない。医者からはストレスと言われているが、あずみ自身は全くそんなものを感じていないのだ。
紋白は興奮した様子で頬を紅潮させ、あずみの腹を撫でている。あずみもそんな様子の紋白を見てつい笑みを浮かべた。
「そういえば、直江はどうしたのですか? 姿か見えませんが……」
「おぉ、大和は今別の仕事を任せていてな。夕方までには帰ると思うぞ。心配でもしたか?」
「いえ、専属の癖に紋様の傍についていない事が気になりまして。もしも直江が原因ならば従者会議で問題として取り上げなければなりませんからね」
「ははは! 流石はあずみよ!」
あずみの言葉に紋白が豪快な笑みを浮かべる。
「まぁ、心配するな。大和は確かにあずみ第一であるが、それだからといって仕事に支障をきたす男ではない。それはあずみも分かっておろう?」
「……そうですね、確かにそうです」
そんな大和だからこそ八年間、従者としての地位を上げつつあずみを追いかける事が出来たのだ。それを紋白もあずみも、誰よりもよく知っている。紋白は誰よりも傍で大和を見守り、あずみは大和自身が見続けてきた相手であるからだ。
「っと、そろそろ時間か」
「はい、紋様。次は会議室に……」
紋白が思いだしたかのように呟くと同時に、後ろにいたヒュームがそう口を開く。紋白は一瞬だけ名残惜しそうな表情を浮かべたが、すぐにいつもの九鬼らしい豪快な笑みを浮かべると、あずみに視線を向ける。
「ではあずみよ! 無理せずに励むが良い! 大和は仕事が終わり次第すぐに向かわせるからの!」
「いえ、そこまで気を使って頂かなくとも……」
「フハハハ! ではな!」
そう言い放って退室していった。それに合わせてヒュームもあずみに意味深な笑みを浮かべると紋白に続いて部屋を出ていく。あずみは軽く溜息を吐き、自らの腹を軽く撫でた。それに合わせたのかどうかは分からないが、軽い衝撃を感じてあずみは軽く笑みを浮かべる。医者からの一言で少し心配していたが、どうやら腹の子供は元気に育っているようだ。まぁ、九鬼が誇る医者の診断を受けているのだから、無事に生まれてきてもらわなければ困るのだが。
そう考えていると、部屋の扉がノックされる。控え目な音であり、この時点で九鬼の人間やスティシー達ではないことが分かった。
「どうぞ、開いてるよ」
「失礼しまス」
あずみの一言で入室してきたのは、以前あずみを案内した時からの縁である「モルカ=コーレット」であった。以前よりも着こなしや動きが洗練されており、入って間もないにも関わらず序列を上げようという話も出ている有望株となっている。モルカはあずみの様子を確認すると軽い笑みを浮かべ、手に持っていた資料を手渡した。
「あずみさんの仕事もそろそろ終わると思ったのデ、新しい資料を持ってきまシた。大丈夫でしょうか?」
「助かるぜ。ちょうど終わりそうな頃合いだったしな」
そう言いつつモルカから資料を受け取る。日本南部の資料であり、今まであずみが行ってきた仕事では規模が小さいが、それでも無いよりはマシかとあずみは結論付けて資料を見始める。
「そういやモルカ、お前大分日本語上手くなったな」
「あずみさんから教えて頂いタ方が凄く上手で……私にも熱心に教えてくれるかラです」
「あいつ腕っ節はあんまり強くないけど、何かを教えるのは上手いからな。分かりやすかっただろ?」
「ハイ! 本当にありがとうございました、あずみさン!」
まだ多少ぎこちない部分もあるが、この短期間でここまで上達したのであれば充分及第点だろう。あずみがそう納得してながら資料を見ていたが、不意にモルカがこちらに視線を向けているのに気付く。しかも何か言いだそうとしているが、何か戸惑っている様な感じだ。
「どうしたモルカ、あたいにまだ用事でもあるのか?」
「あ……い、いえ、大した事ではないんですガ……」
「いいから言っちまえよ。そんなに見られるとあたいも気になるしな」
そう言うと、モルカは意を決したかのような表情を浮かべ、あずみにズイッ、と顔を近づける。
「あ、あずみさン!」
「お、おう?」
「す、すすす……少しお腹を触らせてもらってもいいですカ!?」
その一言に、あずみの思考回路がしばらく停止する。その間もモルカは死んでしまいそうな程顔を赤く染め、徐々に涙目になってきた様にも見えた。
「……ど、どうぞ?」
勢いに押され、何故か疑問符を浮かべるようにあずみがそう返すと、モルカは恐る恐るといった様子であずみの腹部に手を伸ばす。そしてあずみの腹部に手を触れると、最初は驚いた様に目を見開き、徐々に優しげな表情を浮かべて腹部を撫でていく。やがて満足したのか、モルカは手を離すとあずみに向けて頭を下げた。
「すませんでしタ、急に変なお願いしちゃって……」
「いや、別に構わないけど……何でこんな事したんだ?」
あずみが疑問符を浮かべながらそう言うと、モルカは不思議そうな表情を浮かべて口を開いた。
「あれ、あずみさんは知らないんですカ?」
「何がだ?」
「あずみさんのお腹に触ると、願いが成就するっていうのが今の従者の中で話題になってるんでスよ?」
その言葉にあずみがピシッ、という擬音が出たかのように停止する。が、すぐに錆びついた機械の如き動きでモルカへと視線を向けた。
「な、何だその噂は……!?」
「い、いつの間にかそんな噂が流れてて……」
「誰だ、その噂を流した奴は!? 教えろ、というか吐け!」
「ひぇぇぇ!」
あずみがモルカの両肩を掴んで前後に揺さぶる。モルカはされるがまま揺さぶられるが、すぐにあずみの息が上がり始めて中断された。ぜぇぜぇ息を荒げながら中断するあずみに、モルカが心配そうな表情を浮かべながら背中をさする。
「ゲホッ、悪いな……最近疲れやすくてな」
「いえ、身重ですし仕方ないと思いまス」
「つーか、マジでそんな根も葉もない噂を流したアホは一体誰なんだ……!」
「うーん……噂の出所は分からないですガ、ステイシーさん辺りなら知っていると思います」
「何でだよ」
「私はステイシーさんから聞きましたかラ……」
「ほぅ……あいつか……」
*
「で、私がその噂を流したって言いたいのか?」
「もしくは李のどっちかだな」
「ファック! いくら私でもそんな下らない噂流したりしないぜ!」
「仕事が終わってあずみに呼び出されたらいきなり妙な罪を背負わされた、訴訟します」
仕事が終わり、突然あずみに呼び出された二人は揃って非難の声を上げる。そんな二人の様子にあずみは眉を顰めて口を開いた。
「本当にお前らじゃないんだろうな? 今なら罪は少し軽くしてやってもいいぜ」
「無実だから司法取引には応じないぜ、控訴するぞ」
「ステイシーに同じくです」
どうやら本当にこの二人ではないらしい。そう結論付けたあずみは益々不機嫌な様子になり溜息を吐いた。李が持ってきたお茶を全員に注ぎながら口を開く。
「というか、別に良いのではないですか? あずみ自身に害がある訳でもないですし、実際に触りたいと言える者なんて数えるほどしかいないでしょう」
「確かにそれはそうなんだが……こんな下らない噂が出たっていうのが問題なんだよ。あたいが休みがちになってから少しぬるくなってんじゃねーのか?」
「それはねぇよ。クラウディオが纏めてんだぜ」
その一言にあずみは「むぅ」と唸る。あずみは産休(資料の仕事はしてるけど)をとる時、クラウディオとステイシー、李に全てを任せている。その中でもクラウディオはあずみ以上に優秀な人物であり、あずみがいなければ間違いなく従者部隊トップに位置していてもおかしくない存在なのだ。あずみに出来てクラウディオに出来ない事はないのは間違いなく、任せている以上は仕事を完璧にこなしているだろう。
「つーかさ、この噂は随分前からあるぜ」
「は? いつからだよ」
「あずみの妊娠が発覚してからすぐじゃねーかな? 私は興味無かったから気にしてなかったけど」
「私が知ったのは、あずみのお腹が目立ち始めてからですかね。それまでは良く知りませんでした」
「結構前の話じゃねぇか……何であたいの耳に入らなかったんだ……」
頭を抱えるあずみを見つつ、ステイシーは李から受け取ったお茶を一息で飲み干した。
「で、あずみはどうしたいんだ?」
「へ?」
「へ、じゃなくてさ。この噂をどうしたいかって思ってよ」
「それは……」
「実際のところ、誰もあずみのお腹を触った位で本当に願いが叶うなんて信じてる人はいないと思いますよ。それでもこの噂がここまで大きくなったのは、何かしら理由があるはずです」
「……もう噂自体はどうだっていいさ。だけど、どうしてここまでこの話が大きくなったんだ? しかも従者全体でそんな話になるなんて……」
「それに関しては私が知ってるぞ」
その言葉に、李とあずみは視線をステイシーへと向ける。ステイシーはそれを見てにんまりと笑みを浮かべると、ゆっくりと口を開いた。
「大和のせいさ」
「大和の?」
「どういう事だよ」
二人がずい、とステイシーとの距離を詰める。
「まぁ、大和のせいって言うのも若干変なんだがな。要は大和の行動のせいで話に信憑性がついちまったってだけなんだよ」
「はぁ、どういう……」
「最初、この噂は願いが叶うっていうのじゃなくて、あずみのお腹に触ると恋が成就するっていう噂だったんだよ」
「……あー、成程」
ステイシー話を聞いたあずみは首を傾げたが、李は話を理解出来たのか納得したかのように声を上げた。そんな李を見て、あずみは理解出来ないと言いたげな表情を浮かべる。そんな様子を見て、李はステイシーから引き継ぐような形で言葉を続けた。
「つまりですね、大和があずみに対して行った……いえ、あずみを追いかけ続けた事が理由になってるんです」
「……?」
「あずみのお腹は大和があずみを追いかけ続けた事に対する結果です。八年間、一つの恋を追い続けて成就させたものなのですよ」
「周囲から絶対に無理だって言われてたモンだったからな。そんな恋を成就させた大和とあずみの想いの結晶って事で……」
その言葉を聞いた瞬間、あずみが納得したかのように頷く……というよりは、項垂れた。そんなあずみの様子を見つつ、ステイシーと李は互いを見合って立ち上がる。
「ま、実害はないだろうから気にしない方がいいぜ。どうしても嫌なら断ればいいだろうし」
「とりあえず、私達は帰りますね。後は大和に任せます」
そう言いながら退室していった。二人を追いかける、もしくは止める気力もないあずみは項垂れたまま手を振って見送る。
(あー、まさかそんな事が原因だとは……どうすりゃいいんだ……)
「ただいまー。ようやく仕事が終わったよ、今日は紋様と一緒に……って、あずみさんどうしたの?」
考え事をしていたあずみが、聞こえてきた声に顔を上げる。そこには燕尾服を軽く着崩している大和が、心配している視線をあずみに向けている姿があった。
*
「成程ね……そんな事が」
「あぁ……」
事情を聞いた大和がそう言いながら頷いた。
「全部お前のせいだぞ!」
「確かにそれは俺のせいだけど、仕方ないじゃないですかー」
「いや、全部お前が悪い! 今決めた、あたいが決めた!」
「って、痛い痛い」
手元にあるクッションやぬいぐるみ(紋白からの贈り物)を大和に投げつける。大和は苦笑しながら落ちたそれらを拾って近くの台の上に置くと、あずみへと歩み寄って隣に座る。それに合わせるかのようにあずみがプイッ、と大和とは逆方向に顔を向けた。
(あぁもう、可愛いなぁ)
そんなあずみの行動を微笑ましく思いながら、大和はあずみの髪に手をやる。サラサラと触り心地の良い髪を手で梳くと、あずみがくすぐったそうに体を揺らした。
「あーずみさん、機嫌直して」
「うっせぇ」
「……あずみ」
「っ……」
突然自身を呼び捨てにした……いや、真剣味のある語調に驚いたのかあずみが目を見開いて視線を向ける。気のせいか、あずみの頬は紅潮しているようにも見えた。
大和はそんなあずみを抱きしめて自身に引き寄せる。最初手を振り上げかけたあずみだったが、すぐに思い直したかのように手を下げた。そんなあずみに対し、大和は悪戯めいた表情を浮かべて口付けをする。
「んっ……」
あずみも抵抗せずにそれを受け入れ、そのまま大和は浅い口付けから深く、貪る様な口付けを行った。あずみの頬が更に紅潮し、僅かな水温が部屋に響く。一分ほどそれは続き、大和があずみから唇を離した。瞬間、大和の頭に拳骨が落とされた。
「いったい……」
「自業自得だ、この馬鹿」
真っ赤な顔のままそう言い放った。が、涙目で顔も真っ赤なままなので全くと言っていい程追力がない。大和もそれを理解しているらしく笑顔を浮かべたままあずみの視線を受け止めていた。
「くっそ……今日は踏んだり蹴ったりだ」
「良いじゃない。実害がある訳じゃないし、従者の子達もすぐに飽きるよ」
「そういう問題じゃないだろ。そんな下らない噂があるって事自体がなぁ……」
「それに、あながち本当の事かもしれないじゃない。あずみさんのお腹に触ったら恋が成就するっていうのも」
「んな訳あるか」
「少なくとも、俺にとってはあずみさんは恋の女神だしね。ただ、俺はその女神に恋をした訳だけど」
「……あーはいはい、お前のそういう台詞は聞き飽きたよ」
ひらひらと手を振りながらあずみはそう口にするが、先程以上に紅潮した顔は誤魔化せない。意外に思うかもしれないが、あずみはこういった台詞に滅法弱いのだ。昔から男勝りで頼りにされ続け、女性として扱われる事が殆どなかったからかも知れない。
「まぁ、愛を囁くのはま後でするとして」
「後で囁くのかよ……」
「あずみさん、体の調子はどう? 特に不自由はない?」
「ねぇよ。全員に助けてもらってるしな」
大和の問いかけに、あずみは軽い笑みを浮かべて応える。あずみのお腹はかなり膨らんでおり、出産まで時間はあると言っても見た目では既にいつ産んでもおかしくないと言えるほどなのだ。
「それは何より。もう心配で心配で……」
「相変わらずお袋みたいな事言う奴だな……そんなに心配しなくても大丈夫さ」
そう言って大和の手を握る。大和も笑みを浮かべてその手を強く握り返した。
「お前も気張り過ぎて無理しすぎない様にな。こんな時にお前に何かあったら、それこそあたいがまいっちまうよ」
「はは、それは絶対に無理しない様にしないとね」
そうからかいながらも、二人は見つめ合う。やがてどちらとなしに顔を近づけると、軽い口付けを交わした。先程の様に互いを貪る様なものではなく、軽く触れ合う様な口付けだ。初めのころは緊張してこんな風にしか出来なかった事を思い出し、あずみはおかしくなって笑みを漏らす。
「じゃあ、そろそろ寝ようか。ちなみにあずみさん、本当に嫌なら噂は何とかするけど……」
「良いよ。どうせ後少しの辛抱だしな。それにあたいが気にしなければ特に問題にもならないだろ」
「オッケー、それなら気にしないでおくよ」
そう言って大和はあずみの手を軽く引きながら寝室へ向かう。あずみも抵抗することなく、穏やかな様子で引かれるがまま寝室へと歩を進めた。
「あ、久しぶりに一緒に寝ても良いかな?」
「……変な事しようって訳じゃないだろうな?」
「流石に身重のあずみさんに何かしようとは思わないよ」
「どうだか……口でしろとか言われそうでこえぇよ」
「……シナイヨ」
「はっ、しばらくは我慢するこった」
そう言いつつ、あずみと大和は笑みを浮かべたまま寝室へと入り扉を閉めた。
という訳で途中経過でした。二人の甘々な話をもっと書いていきたいですねぇ。
とりあえず、多分ですが次で最終回になると思います。ただ本編が最終回ってだけで、外伝はまだ何話か続いていくと思います。まだまだ出番のなキャラも出るよ!
とりあえず九鬼は可愛い。そしてA2のクッキーが予想以上に可愛くてヤッター!