武装検事と武偵と   作:禾口爻

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 第二話です。誤字脱字がありましたらご指摘お願いいたします。
 


本気ですか?

訳がわからない、椎葉さんはなんで俺を探してまでこの依頼を頼むんだ!!

「椎葉さん、この依頼は本気ですか?」

「あら?仕事モードですか~?」

「いいから、質問に答えてください」

「はいはい、少なくとも課長は本気だと思いますよ?」

課長は(・・・)ですか……椎葉さんは、どうなんですか?」

「私ですか~?それは、君の返事次第ですね?」

「はぁ……そうですか、後処理をしてくれるならいいですけど……」

「けど?」

「自分は、コレでも武偵ですよ?」

「と、言うと?」

「殺しは、できませんという事ですよ?」

「あぁ、成長したんだね貴鳥君……でもね、現場でその意思を守れるのかな?」

「どういう事ですか?」

「君……まだ、眉間に撃つ癖治ってないんでしょ?」

「な、なんでそれを!?」

「あぁ、やっぱり……武装検事を辞めたとしても君は、その癖を治せないって事だよ 」

「戻れと言うんですか?」

「うん、できればねぇ~人材も少ないしね~」

「俺以外にも、居ますよね?ここには」

「まぁね」

「ここから、強い人をスカウトすればいいじゃないですか」

「へぇ~例えば誰かな?」

「えーっと、遠山金次先輩とかじゃないですか?」

「う~ん、彼は、有望株だけどまだまだ強くなれるから保留中なんでよね~」

 あははは、と笑いながらそんな事を言った。

「だからって、俺を探してまでこ殺らせる依頼ですか?」

「君じゃないと出来ない依頼なんですよ……やがってもらえますか?」

「無理です、せめて課長が説得するならわりますが……ねぇ……」

「うぅ、ひどいですよ!もう、池田課長何か言ってくださいよ!」

 と言って、スマホを机の上に置いた……勢いよく机に叩き付けてたよね?大丈夫なのかな?

 ……あれ?なんで通話状態なんだ?

『椎葉君、置くならそっと置いてもらいたいね』

「!?い、池田課長!?」

『やぁ、久しぶりだね貴鳥君』

「お、お久しぶりです池田課長……いつから通話にしていたんですかッ」

『君が、この部屋に入ってきたところだったかね?』

「ぜ、全部でしたか……」

『うむ、そうとでも言っておこう』

「それで、課長までこの依頼やらせようとするんですか?」

『やらせるか……いいや、違うね』

「違うって何がですか?」

『命令だよ、貴鳥君』

「なっ!?何を、言っているんですか?」

『君は、これのどこが冗談なのかを聞きたいが時間がないのでまたの機会にしておくよ』

「い、いえ……自分は理由を聞きたいのですが」

『フム……君は、居なくなる前に私の机の上に辞表を置いて行ったね』

「はい、礼儀なので置きましたが……それが何か?」

『実はね、君の辞表はないんだ』

「……え?」

「あ、あの~その説明は私がします」

 黙っていた椎葉さんが、手をあげて課長に承諾を聞いた。

『お願いするよ、椎葉君』

「はい、実はですね貴鳥君が置いて行った辞表なんですが……手違いでシュレッダーにかけてしまって……」

「か、課長……それって……」

『うむ、残念ながら君はまだ、武装検事なんだよ……そして、武偵でもある』

「1つ質問なんですが……」

『なんだね?』

「シュレッダーにかけた人は、誰ですか?」

『今、君の目の前に居る人物だよ』

「……」

「た、貴鳥君……その……ごめんなさい」

「だから焦っていたんですね……」

「わ、わかってくれた?」

「ええ、まぁ……辞められなかっんか……」

「そ、そうだね」

 少し引きつった笑顔で言われた……泣いていいかな……

「課長、考える時間を下さい」

『わかった、いい返事を期待しているよ』

「期限は?」

『こちらとしては、明後日までに聞かせてくれたまえ』

「急ですね……わかりました」

『でかい山なのだよ……依頼内容は聞いているかね?』

「その辺は、椎葉さんから聞いていますので把握しています」

『そうか……では、明後日』

「はい、わかりました」

 ぷっと、電話が切れた。

 

                           続く!




次回は、早めに投稿するように頑張ります
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