ハイスクールD×G 【GHOST】   作:レティス

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どーも、レティスです。今回はハイスクールD×Dと仮面ライダーゴーストをクロスさせた小説を書いてみました。
では、どうぞ!


act0 ~Human from ghost~
突然の死、転生の時


幽一side

 

 

 

 

 

 

 

「お、これはいい都市伝説だな。」

 

俺は学校の帰り道、スマホでオカルトな記事を見ながら歩いていた。そう、俺はオカルトマニアだ。オカルトにも様々な分野があるが、その中でも俺が一番興味があるのは…“幽霊”だ。

俺が見たオカルトの記事には、幽霊に関する記事が書かれていた。やっぱり日本のオカルトと言ったら妖怪よりも幽霊だな。

記事を見て歩いているうちに俺は交差点前のところまでやって来た。このスクランブル交差点は大勢の人が横断するが、そんな光景は通勤・通学する人ならほぼ毎日見るだろう。俺はふと横を見ると、向こうの人物に向けて手を振っている女子中学生がいた。俺は向こう側にいる人物の方を向いた。

えーと…確かあいつの名前は【炎斗群進也】だっけな。某レースチームのエースで、数々の大会で優勝しているやつだったな。数ヵ月前に何らかのトラブルがあって姿を消してたそうだけど、復帰したようだな。

 

 

 

ブオオオオオオオオオオオン!!!

 

 

「何だ……!?」

 

その時、突然左側の道路の方から一台の暴走車が迫ってきた。その矛先は、俺たちの方だ。

俺はもちろん、群衆は一斉に逃げ始める。向こうの側の群衆も安全のためにその場から逃げる中、進也は俺たちに避難しろと伝えようとした。しかし……

 

 

 

何だ?…さっきの赤いオーラ…!?か、体が動かない!?

俺は逃げようとした時、赤いオーラと共に身体が思うよう動かなくなった。その影響は俺だけでなく、他の人達もその影響を受けていた。それはまるで、世界が凍り付いたかのような感覚だ。逃げなきゃ轢かれると心で思っていても、身体は言うことを聞いてくれない。

で、でも大丈夫だ…俺たちがこんな状態なら、あの暴走車もきっと影響を受けているはずだ…。

俺はこの絶望的な状況の中、そういう考えを思い付く。赤いオーラで普通の車もゆっくりとしか動けていない。それならただ時間の流れが鈍くなっただけだ。俺は最後の望みを賭けて、迫ってくる暴走車の方を見る。暴走車は…

 

 

 

影響を受けていなかった。

最悪な状況に追い打ちがかかった。まるで神様が俺達を見捨てたように……そして

 

 

 

グシャ!

 

 

暴走車は猛スピードで迫り、俺の身体を弾き飛ばした。大砲の弾が直撃したかような衝撃が身体全体に走り、血が噴き出し、骨が砕ける。弾かれた身体が宙を舞う。もちろん飛んでいるのではない、吹き飛ばされているのだ。

そして身体がコンクリート製の硬いアスファルトに叩きつけられた。

 

 

 

 

 

「………あ…。」

 

俺は少し経ってから再び目を覚ますが、頭から強打したためか、意識が途切れかかっている。分かることはただ一つ…もうすぐ死ぬことだ。

俺は意識が朦朧とする中、その後の光景を見た。

そこには大量の死体が転がっていた。普通の交通事故では考えられないだろう。これは確実にテロ…いや、もはやテロどころでは済まない惨劇だ。

 

ああ………まだやりたいことが沢山あったのにな………

 

そして俺の視界はそのまま真っ赤に染まった。

 

 

 

 

五十嵐 幽一 死亡

享年、14歳

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

神様side

 

 

 

 

私は次なる転生の準備を行っている。転生とは、死者を別の世界に送って新たな人生を与えることです。

「今回の転生者は………この人ね。」

 

私は転生させる人を選ぶと、彼の以前の肉体から霊力を引き出すと、それを集めて目玉状に結晶化させた。そして一瞬光ると同時に、それは黒い目玉へと変化した。それはすなわち、英雄の眼魂【ゴーストアイコン】へと変化した。

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

幽一side ~2年後~

 

 

 

 

「ん?」

 

俺が再び目を覚ますと、そこは何もない真っ白な空間だった。俺……一体どうなったんだ?確かあの夜、車が猛スピードで迫ってきて……体が動かなくなって……。

 

「目が覚めたのですね、五十嵐幽一。」

 

俺が声が聞こえた方向へ振り向くと、そこには白い衣装を纏った少女がいた。

 

「あの…誰ですか?」

「私は神様です。」

 

え?……何で神様がこんなところにいるの?

 

「突然ですが、貴方はあの夜

 

 

 

死んだのです。」

 

………やっぱりか。あの事件は夢じゃなくて現実だったのか。

 

「それもただの事故ではありません。別次元から用いられた超常現象を利用したテロによって死亡したのです。」

 

どうやら体が動かなくなる現象も現実だったようだ。通りで逃げられなかった訳だ。

 

「そうですか…。ちなみに、俺が死んでからどのぐらい経っているんですか?」

「約二年ほど経っています。」

「それで、俺はどうなるんですか?」

「今から貴方を別世界に転生させます。」

 

転生だって!?そんなことができるのかよ…。すると神様は、5枚のカードを出現させると、シャッフルしてから空中に浮遊させる。

 

「では、この5枚のカードの内、どれか一枚を選んでください。」

「あ、はい…。」

 

俺は神様に言われ、とりあえず左から2つ目のカードを選んだ。

 

「これで。」

「………ふむふむ、分かりました。貴方の転生先は、【ハイスクールD×D】の世界になりました。」

 

どうやら、俺の行き先は【ハイスクールD×D】の世界になったらしい。けど、俺自身はあの作品を全く知らない。

 

「あの世界について説明しておきます。D×Dの世界は、一見普通の現代に見えますが、この世界には天使、悪魔、堕天使などの種族が人間に擬態して住んでいます。ですから、戦わなければならない可能性があります。」

 

そうなのか……でもどうやって戦えばいいんだろう。

 

「そのために、貴方にこれを渡します。」

 

神様はそう言うと、一つの光を俺の腰に向けて放ってきた。その光は俺の腰に当たると、ベルトとなって俺の腰に装着された。オレンジ色のベルトに一つ目のお化けを模した色のバックル、そしてその右側にはオレンジ色のハンドルという変わったデザインをしたベルトだった。

 

「それは幽霊の神帯【ゴーストドライバー】という、あちらの世界では神器【セイクリッド・ギア】と呼ばれるアイテムです。」

 

神器か…。にしても、このベルトはどう見ても仮面ライダーの変身ベルトみたいなやつだな。ハイスクールD×Dは知らないとはいえ、仮面ライダーは知ってるんだよな…まぁオカルトマニアの俺にとって、お化けモチーフはちょっと有難いな。

 

「それから、これも。」

 

すると神様はもう一つ、俺にあるものを渡してきた…………これって、目玉?

 

「それは英雄の眼魂【ゴーストアイコン】と呼ばれるものです。そのアイコンは貴方の以前の肉体から生み出されたものです。」

俺の肉体から…?アイコンってものは疑問が多いな…。

 

「さて、これから転生を始めます。それから、貴方に伝えておきます。英雄の眼魂【ゴーストアイコン】は一つだけじゃありません。」

「え?…それってどういう……。」

 

俺は神様が言った言葉に対して質問しようとする前に、視界がブラックアウトした。

俺は…あの世界でやっていけるのだろうか……?

 




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