それと今回から原作のようなあらすじをやっていこうと思います。
俺は五十嵐幽一。15歳の時、謎の事件に巻き込まれて命を落とし、ハイスクールD×Dの世界に転生。仮面ライダーゴーストとしてオカ研部員として活動しながら、英雄の眼魂を集めている。使い魔の森で、ユルセンが連れてきた幽霊船・ケンウェイと、何故か森に生息していたフェザーリドラ・ピナを使い魔にした。そしてピナが守っていた帽子から、ビリーザキッドとココ・シャネルのアイコンを入手した。
現在所有しているアイコンは…8つだ。
OP[我ら思う、故に我ら在り]
見参、慢心の不死鳥
幽一side
あれから数日経ち、俺はいつも通りの生活を送っていた。この前は使い魔の森で、ピナとケンウェイを使い魔にして、アイコンを2つ手に入れたんだっけな。
そして俺の部屋にはコンドルデンワーとビートルラジオ、そして置き時計型の蝙蝠・バットクロックが置かれていた。色合いからして、ビリーザキッドが呼んだのかもしれない。
さて、ここ数日だが一つだけ気になったことがある。それは、リアス部長の様子がおかしいことだ。最近リアス部長は部活中やトレーニング中にも関わらず何やら上の空らしい。何か考え事でもあるのかな…?そういえば登校時にイッセーは俺にこんなことを語ってきた。リアス部長に“夜這い”されたことだ。俺は最初はそれを聞いてイッセーを精神病院に送りつけようかと考えたが、よく考えるとリアス部長の悩み事がそれほど深いものだと思えてきた。これは今日、聞いてみるしかないな…。
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「おいイケメン野郎、昨日から部長の様子がおかしいけど、何か知ってるか?」
「部長さんに何かあったのでしょうか?」
「うーん、僕も分からないんだよね…。副部長なら何か知ってるかもしれない。」
放課後、俺たちはいつものようにオカ研の部室へ向かっている。三人はやっぱりリアス部長の件について会話している。確かに姫島先輩なら何か知ってるかもしれない。
『あのリアスが悩み事か…しかもイッセーと夜這いだなんて、一体何があったんだろうな?』
『全ては部室に行かないと始まらないさ。』
俺とユルセンが心の中で会話している間に部室の前に到着した。木場がドアを開けると、俺たちは部室の中に入った。
『…随分と雰囲気がどんよりしてるな…。』
「ああ…。」
ユルセンが出てきて呟いた。部室にはリアス部長、姫島先輩、小猫、そしてもう一人誰かがいた。格好からしてメイドさんだろう。それにしても、部室内の雰囲気は悪かった。リアス部長はご機嫌斜め、姫島先輩はいつものようにニコニコな表情だが、あれは確実に造った表情だろう。小猫はここから逃げたいと言わんばかりか、部室の隅っこに立っていた。
「ところで、貴女は…?」
「私はグレモリー家に仕えているメイドのグレイフィアと申します。」
「あ、どうも。俺は五十嵐幽一と言います。」
『幽一を修行させています、ユルセンです。』
俺とユルセン、そしてグレイフィアさんはそれぞれ自分の名前を名乗った。この空気からか、ユルセンも丁寧に挨拶していた。
「全員揃ったわね…でも部活を始める前に、少し話があるの…。」
リアス部長は席を立つと、重苦しげに口を開いた。恐らく、悩んでいることを俺たちに話すのだろう。
「実は…。」
リアス部長が言おうとしたその時、突然部室の床の一面に橙色の魔方陣が出現した。その紋章には不死鳥が描かれていた。広がる熱い炎と共に何者かが転移してきた。そして転移してきたそいつは片手で炎を振り払った。
「ふぅ…久々だな、人間界は…。」
現れたのは金髪の男性だった。服装はホスト風のスーツで、容姿は整っているがちょい悪な感じが全面に出ていた。
「やぁ、愛しのリアス。」
その男はリアス部長に軽い口調で言った。誰だよあいつは…。
「あの、グレイフィアさん。彼奴は誰なんですか…?」
俺はあの男が誰なのかをグレイフィアさんに尋ねる。
「この方は古い家柄であるフェニックス家の三男坊にして将来が有望視されている上級悪魔の一人…ライザー・フェニックス様。」
あの男はライザーと言うらしい。そういえばフェニックスはソロモン72柱に含まれていたな。貴族なのも当然か…けどどう見てもホストだよな?
『あれだ、人間やめた吸k』
『おい、やめろ。』
ユルセン、それはライザーの“中の人”ネタだ。
グレイフィアさんはさらに続けた。
「そして、この方はグレモリー家の次期当主…………すなわち
リアスお嬢様の婚約者であらせられています。」
「ええええええええええええ!!?」
グレイフィアの一言で、イッセーは驚きの叫びを部室内に響かせた。もちろん俺とユルセン、アーシア、木場、小猫も驚きのあまり空いた口が塞がらない。あんな男がリアス部長の婿なのかよ!?
「…っ!おいおい、リアス。下僕の教育がなってないんじゃないか?俺を知らないとは…。」
「教える必要がないもの。」
リアス部長はライザーに対して辛口な発言をした。まぁ、そうだよな。あんなチャラ男を知っても…ねぇ。するとライザーは俺の方を見た。
「…何で人間がこんなところにいるんだ?」
「彼は私の協力者よ。」
「下等な人間を協力者にするとは…なかなかユーモアが利いているじゃないか?リアス。」
分かっていたが、やっぱり俺を見下しているな…。
俺は今にも怒りが爆発しそうだが、ここでやったら周りに被害が及んでしまう。ここは怒りを抑え、溜め息をつきながら秘伝書を読む。“鳴かぬなら、鳴くまで待とう、ホトトギス”だ。
「いい加減にして頂戴、ライザー!私は前にも言ったはずよ。私は貴方とは結婚しない!私は私の旦那様を自分の意思で決めるって!」
「しかしリアス…先の戦争で純粋な悪魔の72柱の大半は消えた。この縁談はそんな純粋な悪魔を減らさぬよう、俺の父やリアスの父、そしてサーゼクス様の考えの総意なんだよ。それに君のお家事情はそんなことを言える程、切羽詰まっていないものでもないだろう?」
時間は進み、話はだんだんとヒートアップしてきている。リアス部長は真剣な瞳で結婚を拒否することを言うと、ライザーも悪魔の事情みたいなことをリアス部長に言ってきた。ソロモン72柱の大半が戦争で消失…確かにこれは甚大な問題だな。けど、無理矢理感が半端ないからか、リアス部長が否定するのも理解できる。
「家は潰さないし、婿養子は迎え入れるわ…。でもそれは私が本気で好きになった人とよ。だからもう一度言うわ。ライザー、私は貴方とは絶対に結婚しない!!」
リアス部長の意思はかなり頑固なものだった。するとライザーはリアス部長の目の前に立つと、睨み付けながら舌打ちした。その際、あいつの周りからおびただしい程の殺気が溢れ出てきた。
「リアス…俺もフェニックスの看板を背負っているんだよ。こっちも名前に泥を塗られる訳にはいかないんだ。俺はお前の眷属全員を“焼き殺して”でもお前を冥界に連れて帰るぞ。」
するとライザーの意思に反応するかの如く、周りに業火が燃え盛った。あいつ…悪魔が存続の危機とか言いながら命をなんだと思ってるんだ…!?
俺はポケットからオレアイコンを取り出そうとした時
「お止め下さい、ライザー様。」
グレイフィアさんが止めにかかった。グレイフィアさんから漏れ出す魔力は、この燃え盛る業火を一気に凍らすことができる程のものだった。
「私はサーゼクス様の命によりここにいます。これ以上続けるようでしたら私も黙っている心算はありません。」
「…最強の女王【クイーン】候補と称された貴女に言われたら、俺も止めざるを得ないな。」
これには流石のライザーもやばいと判断したか、業火を消した。すごいなグレイフィアさん…というより、メイドなのに女王なの…?
「…まぁいい、俺も眷属を紹介しよう。」
ここでライザーは自分の眷属を紹介するらしい。すると、ライザーの背後から炎と共に眷属達がやってきた………ん?
「全員…女?」
ライザーの眷属は全員女だった。こいつやっぱりホストクラブで働いてればいいのに…と思えてきた。
『これ、イッセーが目指したハーレム計画の成功例じゃ…?』
うん、あいつマジでハーレムを完成させているよ。その証拠にイッセーが涙流しながら羨ましそうな顔をしているし…。
「…リアス?お前の下僕君が涙流しながらこっちを見てるんだが…?」
「…あの子の夢はハーレム王だから…。」
イッセーの性癖は一生治らないのは知ってる。ライザーもこれを見て引いていた。
「まぁ、下級悪魔の君や人間の君にはこんなことは出来ないだろうがな。」
するとライザーは眷属の一人を呼ぶと、その場でディープキスをし始めた。その際、俺は秘伝書でアーシアの目を、ユルセンは自身のマントて小猫の目を隠した。
「幽一さん、見えないです。」
「…ユルちゃん、何も見えないです。」
「これは教育に悪すぎる。」
『見たら絶対気分悪くするから駄目だ。』
ライザー…あんたはリアス部長と結婚するとか言いながら自分の眷属とディープキスって…何考えてるんだ?
「てめぇぇぇ!なんて羨まし…ゲフンゲフン…なんてけしからん事をぉおお!」
これを見たイッセーは当然、激怒した。私怨に満ちているが…。俺はイッセーの変態思考に呆れて再び秘伝書を読む……ライザーの“次の一言”までは。
「人間界の諺にもあるだろう?英雄、“色を好む”。」
バァァァン!!
ライザーの一言で俺の頭で何かが切れた。俺は秘伝書を散弾銃の発砲音のような音を立てて閉じる。そして秘伝書を鞄にしまうと、ライザーに向けて睨んだ。
「我慢してたけど、もう限界だ…。」
「何だ、人間の分際で…?」
「あんたは英雄の何を分かってるんだよ!?」
俺はその怒号を部室内に響かせた。英雄、色を好むだって…?こいつ、ふざけたことを言いやがって…!
「英雄っていうのはな…命を燃やし、快挙を成して生ききった者のことを言うんだ。」
「それがどうした?下等な人間が口出しするな。」
「じゃあこっちから言わせてもらうぜ。あんたは英雄にも部長の婿さんにも相応しくない!」
「何だと…!?」
俺はメンチを切りながらライザーに言った。
「幽一の言う通りだ!お前みたいな女ったらしと部長は不釣り合いだ!!」
イッセーも続いてライザーにそう言った。そしてイッセーは赤龍帝の籠手を装備すると、倍加して突撃した。
「この下級悪魔が…!ミラ、やれ!」
「はい。」
すると、ミラと呼ばれた少女が棍棒を装備してイッセーに攻撃した。
「ぐふっ…!」
案の定、イッセーはこれをまともに受けてダウンした。
「ミラ、ついでにあいつもやれ!」
「はっ!」
今度は俺に矛先を向けてきた。ミラは俺に突撃してきた。
「ふっ!」
「!?」
俺はミラの攻撃を受け止めると、左手で棍棒を受け止め、右手に霊力を集中させる。
「五十嵐流霊術…霊波掌!」
「きゃっ!?」
俺は右手を突き出して霊力の波動をミラに打ち込んだ。ミラはこれを受けてライザーのところまで吹っ飛ばされた。
「うおっ!?」
そしてミラはライザーとぶつかった。するとライザーは火の粉を撒き散らしながら俺を睨み付けた。
「人間の分際で!!このフェニックスの顔に泥を塗ったなぁァァァ!!」
「仕掛けたのはそっちだろ!」
ライザーは逆ギレし、俺に向けて炎を放とうとした。俺はそれに備えて腰に幽霊の神帯を出現させ、オレアイコンを取り出す。
「そこまでです、お二方。」
グレイフィアさんがまた止めに入った。
「意見が噛み合わないのは当初から予想しておりました。そこで、この件はレーティングゲームで決着をつけましょう。」
グレイフィアさんはレーティングゲームを提案した。リアス部長とライザーはこの提案に乗った。ちなみに10日間の特訓期間が設けられた。
「おい人間、お前も参加しろ!侮辱したことを後悔させてやる!」
ライザーは俺にそう言い残すと、魔方陣で転移していった。
「そういえばグレイフィアさん、俺は悪魔じゃないんですけど、参加できるんですか?」
「大丈夫です。今回は非公式の試合なので、傭兵【マーシナリー】として参加させていただきます。それでは、私はこれで失礼します。」
そう言うと、グレイフィアさんは転移して言った。傭兵か…何か前にやったステルスゲームを思い出すな…。とりあえず俺たちは明日、特訓をすることになった。
?side
俺の名前は神薙駘悟…仮面ライダースペクターだ…。
俺はマシンフーディーから降りると、高台の上から街を見下ろす。そして懐から一つのアイコンを取り出した。それは、俺の妹・神薙沙耶の魂が入ったアイコンだ。
『お兄ちゃん、何を考えてるの?』
沙耶は俺に語りかけてきた。
「いや、一日でも早くアイコンを集まればな…と考えてただけさ。」
俺は沙耶にそう答えた。沙耶を蘇らせるために、15個のアイコンを集めないとな……そのために、幽一からアイコンを奪わないとな。いや、幽一はもう…………二年前に死んでいるか。
ED[STUDY×STUDY]
ユルセン「次回、ハイスクールD×G【GHOST】!」
リアス「今日から10日間、ここで特訓するのよ!」
幽一たちはレーティングゲームのために合宿することにした。その合宿先は、なんとリアス部長の別荘だった!
ソープ「俺たちも手伝うぜ。」
さらに、特訓にソープや硬哉達も加わった。
幽一「必勝方が思いついた。」
夜、幽一は眼魂を使った必勝方を考えた。果たして、その必勝方とは?
次回[強化、10日間の特訓」
カウント・ザ・アイコン
幽一:【G】オレ、【01】ムサシ、【02】エジソン、【03】ロビン、【04】ニュートン、【05】ビリーザキッド、【EX.01】アイルトン、【EX.03】シャネル
駘悟:【S】スペクター、【11】ツタンカーメン、【12】ノブナガ、【EX.02】リチャード