幽一「俺は五十嵐幽一。15歳の時、謎の事件に巻き込まれて命を落としれハイスクールD×Dの世界に転生。仮面ライダーゴーストとしてオカ研部員として活動しながら、英雄の眼魂を集めている。激昂したライザーとの勝負に挑み、俺は五十嵐流霊術を用いて勝利した。
現在所有しているアイコンは…8つだ。」
OP[我ら思う、故に我ら在り]
幽一side
リアス部長の婚約問題を解決した後、俺たちはひとまずオカ研の部室に戻ってきた。ちなみにイッセーは電話でアーシアに部室へ来るように伝えている。今の俺の表情は、正直言って悲しげな表情だ。
ガラッ!
「はぁ…はぁ……こんばんは…。」
アーシアが到着した。急いでやってきたのか、息を切らしていた。
「イッセーさん、部長さんは…?」
「ああ、取り返したぜ!」
「よかったです…それよりも、幽一さんはどうしたんです?」
「……。」
イッセーがアーシアの質問に答えた。そしてアーシアが俺の表情を見て尋ねた。俺はずっと黙っている。
『…幽一、気張った方がいいと思うぞ…。』
「……。」
『…幽一?』
「…怖いんだよ…真実を話すのが…。」
ユルセンが耳元で話してきた。今から話すことを…俺の正体を知ったら…皆はどんな反応をするんだ…?クソッ…話したくない…!
俺が悩んでいると魔方陣が出現し、そこからグレイフィアさんとサーゼクスさんが転移してきた。
「待たせたね。」
「サーゼクスさん…グレイフィアさん…。」
「さて、五十嵐幽一君。話してもらおうか、真実というものを。」
「…。」
サーゼクスさんがそう言った…ついに話す時が来たか……。
「…分かりました、話します…。」
俺は了承した。そして、その重い口を開く。
「まず一つは…五十嵐流霊術についてです…。この霊術は【五十嵐の龍】から与えられた霊力を用いて編み出された霊術です…。」
俺は五十嵐流霊術についての詳細を話す。
「確かに私にも見えたわ。あの光線が放たれる時に、その幻影が見えたわ。」
リアス部長が言った。
「その【五十嵐の龍】というのは?」
「それは『それはオイラが言うよ。』…ユルセン?」
木場が質問してくると、ユルセンが声を出した。どうやら代わりに答えてくれるらしい。
『【五十嵐の龍】の正体…それは霊核の幻龍神【ディターレント・ドラゴン】バハムートだ。』
「バハムートだって…!?」
「「「「「「「!?」」」」」」」
ユルセンが【五十嵐の龍】の本当の名前を言った。すると皆が驚きの表情を浮かべた。
「バハムート…ドラゴンの中でも“英雄”と謡われた伝説の龍神…。」
『その通り。幽一含めた五十嵐一族は、皆バハムート様から力を授かってるのさ。』
ユルセンが説明した。そう、五十嵐一族は【五十嵐の龍】…もといバハムートから力を授かってる。
「ってことは、幽一にもドラゴンが宿っているのか!?」
「いや、バハムート様の魂は宿っていない。」
イッセーの質問に俺はそう答えた。流石にドラゴンの魂は宿していないが、もしそうだったら大騒ぎだろうし、あらゆる組織に目をつけられるのは確実だな…。
「バハムートは確か、伝説によると大昔の大戦で死んだと言われているらしいけど、どうしてその霊術は生まれたんだ?」
「これを。」
俺はサーゼクスさんに霊術の秘伝書を渡す。サーゼクスさんは秘伝書のあるページを読んだ。リアス部長やイッセーたちも気になってそのページを見る。
「…これは…!」
『その通り、バハムート様はまだ生きてるのさ。隠居という形で。』
「初代五十嵐の人が、バハムートを助けた時に力を授かったんです。その力は俺や父さん達にも受け継がれてきたんです。」
「なるほど…。」
「あらあら、古くから継承されてたんですわね。」
「幽一君はすごい人物だったんだ…。」
サーゼクスさん、姫島先輩、木場はそれぞれ呟いた。そう、俺たち五十嵐一族が力を授かったのはこうだ。大昔の大戦で傷つき、魚の姿になって海岸に打ち上げられていたバハムート様を、偶然修行の旅をしていた初代五十嵐の男が駆けつけ、助けたことがきっかけだ。数十日に渡る手当てで傷を癒してもらったバハムート様は、初代五十嵐の男にドラゴンとしての本来の姿を見せた。バハムート様はここから飛び去る際、恩として初代五十嵐の男に霊力を授けてから去っていった。これが五十嵐流霊術誕生のきっかけでもあり、代々その霊力が受け継がれていくきっかけでもあった。
「……次の件を言ってもらっていいかな?」
「はい。」
俺はサーゼクスさんに言われて次の真実を言うことにした。
「二つ目は…スペクターの正体が分かった。」
「スペクターの正体!?」
「あいつか!幽一、そいつは誰が変身してたんだ?」
俺は二つ目に、スペクターの正体についてだ。イッセーはそいつが誰なのかを聞きたがっている。もちろん皆もだろうけど…。
「その変身者は…俺の親友、神薙駘悟だった。」
俺はスペクター…いや、駘悟の名前を言った。
「…幽一を傷つけたあの男が親友ですって…!?」
「…幽一先輩、いつからその正体に気づいたんですか?」
「今日の昼に会ったんだ。」
小猫の質問に俺はそう答えた。
「幽一と接触してなんて…!」
「あいつ、また会ったら必ずぶっ飛ばしてやる!」
リアス部長とイッセーは駘悟に対する怒りを浮かべていた。
「リアス、それに一誠君、落ち着くんだ。ところで幽一君、その駘悟君とはどんな関係だったんだ?」
「はい、駘悟とは親しかったです。幼い頃、寺の中でチャンバラごっこしていつも遊んでました。それと、駘悟には沙耶という一つ下の妹がいて、沙耶ちゃんとも仲が良かったですよ。。」
俺は昔、駘悟とその妹である沙耶ちゃんと親しかったことを話した。チャンバラや、炎斗群進也が出場するレースの観戦も見に行くほど、仲が良かった。あの頃は本当に良かった…。
「…けどある日、駘悟と沙耶ちゃんは突如として、“神隠し”にあったらしいんです。」
「そして今、スペクターとして君とは敵対する者としてこの町にやってきたと?」
「多分…。沙耶ちゃんの姿は見てないですけど。」
俺は切なげに答えた。駘悟の姿は目撃できたとはいえ、沙耶ちゃんは何処にいるのか…?沙耶ちゃん、元気にしてるかな?
「彼の目的は?」
「駘悟は英雄の眼魂【ゴーストアイコン】を集めることが目的らしいです。何のために集めているかは分かりませんけど…。」
「そうですか…。」
俺はグレイフィアさんの質問にそう答えた。駘悟は何のためにアイコンを集めているんだ?アイコンを一定数集めた時、何か起きるのか?
「じゃあ幽一君、3つ目を言ってもらおうか。」
「……。」
サーゼクスさんに3つ目の真実を話せと言われた。俺はそれを言われてすぐに口を閉ざしてしまった。そう、3つ目は俺に関することだ…。当然話しにくい。
「幽一、話してくれ。」
「イッセー…。」
イッセーがそう言った。
「お前、聞きたいのかよ…?俺の真実を…!?」
「ああ。友達としての願いだ!」
だけど…いくら友達だとしても…!これを聞くということは、俺がどんな存在なのか知ってしまう…それはつまり、俺がここにいられなくなることに繋がる…!
「…でも…。」
「幽一。」
「「幽一君。」」
「幽一さん。」
「…幽一先輩。」
皆が俺の名前を呼んだ。リアス部長…姫島先輩…木場…アーシア…小猫…。
「幽一様、重く苦しいのは分かります。ですが、言わなければ何も伝わりません。ここにいる皆様は、聞く覚悟を持っています。貴方を信じていますから。」
「!」
グレイフィアさんの激励の言葉に、俺は心を動かされた。
「…分かりました。話します、3つ目の真実を…。」
俺は再び重く苦しい口を開く。
「3つ目の真実…それは
俺が、“この世界の人間じゃない”ことです。」
「「「「「「「「!?」」」」」」」」
『ついに…打ち明けたか…。』
俺はとうとう、自分の正体を明かした。ユルセンが呟いている中、皆は驚きの表情を浮かべた。
「ど、どういうことかしら?」
「俺や神薙兄妹、五十嵐一族や五十嵐流霊術の存在…全て、本来この世界のものじゃないということです。」
「つまり君は、異世界からやってきたものなのか?」
「はい…。」
サーゼクスの質問に俺はそう答えた。
「…やはりですか…。」
「どういうことたグレイフィア?」
「数時間前に幽一様にお伺いしましたが、彼は既に人間ではないとおっしゃっていました。」
「幽一君が…!?」
グレイフィアさんの言葉を聞いてサーゼクスさんはさらに驚いた。
「グレイフィアさんの言う通り、俺は既に死人…いや、五十嵐一族は
既に滅亡した存在なんです。」
俺は皆に、五十嵐一族が既に滅亡していることを話す。当然、皆はその事実に呆然としていた。
「幽一君が…故人…?」
「幽一さん、それは嘘ですよね?」
『残念ながら、これは本当だ。』
「そんな…!」
ユルセンから五十嵐一族滅亡が本当ということを聞き、アーシアが泣きそうな表情になった。
「こんなの…惨すぎるよ…!」
木場も悲痛な表情を浮かべていた。
「…幽一、君の身に何があったのか、話してくれるか?」
サーゼクスのお願いに、俺は無言で首を縦に振った。そして俺は思い出したくもない過去を話すことにした。
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それは、12歳の誕生日を迎えた日のことだった。俺はいつものように家に帰ってくると、家である五十嵐寺が放火を受けていた。俺は燃え盛る寺の中を必死に探し、父である竜彦を見つけるが、その身体は傷まみれであり、父さんから母さんや、お祖父ちゃん、お祖母ちゃん、寺で修行している弟子さん達は皆殺されてしまったことを聞かされた。つまり襲撃されたんだ。父さんは俺にバハムート様を模した龍の首飾りを託して息絶えた。俺は何とか辛うじて脱出するも、そこからは酷い現実だった。
俺は家族を殺したのが俺じゃないかと疑われ、同級生や先生達から虐めや差別を喰らっていた。これは中学からも続く。さらに俺を引き取ってくれた養家の者たちからの暴力も受けていた。始めは殴る、蹴ると単純なものだったが、次第に木の板、バット、鉄パイプなどの得物で殴られることが多くなった。しかも食事の時に俺のだけに毒薬を混ぜられたことも日常茶飯事だった。そうやって心身を砕かれた俺は、喧嘩に明け暮れた。何の目的もなく、四面楚歌な状況で…。
ある日、俺はまた喧嘩していると、一人の男子にピストルで撃たれた。俺はこれで意識が朦朧とし、多数の者に踏みつけられていた時、銃声を聞き付けて一人の警官に助けられた。数々の暴行や毒薬を俺に対して使用していたのが露呈されると、その養家の者たちや中学の生徒、先生は一斉検挙された。
その後、病院で治療を受けて退院した俺は、別の中学に転校し、支援金を受けてアパートで一人暮らしすることになったが、俺の心は跡形も残っていなかった。全てにおいて脱力した俺だったが、ある一人の少女との出会いで変わっていった。俺はその少女、日下部理恵から付き合いを受けたんだ。始めは辛い経験から何度も拒絶していたが、次第に彼女との付き合いで心を通わせていき、相思相愛の状態になった。それで俺の心が少しずつ修復していった。
それからしばらく経った日、彼女は自身の正体を明かした。理恵は精霊だったのだ。だが、それでも俺は受け入れた。俺は理恵と、いつか再開することを約束すると、理恵は空へ飛び立っていった。俺はまた別れを体験したが、今度は精神的に成長を遂げた。俺は理恵や駘悟、沙耶ちゃんと再開することを願って生きていくことを決意した……けどそんな矢先、9月26日
俺は突如発生した動きが鈍くなる現象に巻き込まれ、そのまま暴走車に轢かれて死んだ。そしてこの世界に再び転生してきたのだ。
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「…これが俺の過去だ…。」
「「「「「「「「……。」」」」」」」」
俺は自分の過去を話し終えた。皆は終始無言のままだ。
「…できれば…話したくなかったんだ…。」
俺はそう呟く。
『幽一…。』
「…やっぱり俺、もうここには「幽一。」…?」
「お前はここにいていいんだ。だって俺たちは、友達だろ!?」
「…けど…。」
イッセーがここにいていいと主張した。だけど、俺は半人半霊だぞ?いいのかよ?
「幽一、貴方は大切な部員よ。それは皆もそう思っているわ。貴方がいなくなったら皆悲しむわ。だから、ここにいて頂戴。たとえ半人半霊だとしても、貴方を受け入れるわ。」
リアス部長もそう言った。皆は俺の顔を見て頷いている。そうか、俺には仲間が…友達がいるんだ。
「はい!」
俺は笑顔のまま返事を返した。これからまた、皆で……歩み続けるんだ!
~翌日~
「「ブハハハハハハハッ!」」
「……。」
また寝癖が暴走したようだ。畜生めぇ!
ED[Trip -innocent of D-]
次回、[ガイム&パンツァー]とのコラボ編…!
一真「ゆ、幽霊を…纏った!?」
幽一「オ、オレンジが…頭に…?」
二人「「お前誰だぁぁ!?」」
ある日、インベスという生物が現れるという事件が発生し、幽一達は討伐に向かうが、そこにいたのはなんと、別世界の者だった。
麻子「お化け怖い…(涙)」
小猫「…よしよし…。」
木場「部長…こんなに人入れて大丈夫なんですか…?」
リアス「…てへぺろ☆」
オカ研とあんこうチーム&ライダーチームのギャグトークも
幽一「…やっぱり、似てるな…。」
みほ「え…?」
幽一の過去に、さらなる事実が…?
駘悟「お前は他人のために自分の命を犠牲に出来るのか?」
一真「俺は…!」
スペクターこと駘悟との遭遇。一真の答えは…?
そして…
インベス『グギャアアアアア!!』
一真「な、何だこのインベスは!?」
天子「今までこんな見たやつ見たことないわ!」
見たことないインベスが襲来!
?「全てを喰らってやる!!」
そして、一体のはぐれ悪魔が多数のインベスと融合!幽一達に襲いかかる!
イッセー「俺たちが何とかするしかないんだ!」
幽一「力を貸してくれ!」
一真「もちろん、そのつもりだぜ!」
『ソイヤッ!ゴーストアームズ!…』
『カイガン!ガイム!…』
一真と幽一達は力を合わせて戦う。その過程で、ついにゴーストアームズとガイム魂が誕生!
幽一「ここからは…」
一真「皆の…」
二人「「ステージだ!!」」
合体コラボ編[あんこう、果物、悪魔に幽霊、イグアナ、戦車にムササビ!?]前編 ~鎧武者と幽霊~
?「脳細胞が、トップギアだぜ。」