ハイスクールD×G 【GHOST】   作:レティス

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テス勉でフラストレーションが溜まったのですぐに完成させました。


幽一「俺は五十嵐幽一。15歳の時、謎の事件に巻き込まれて命を落とし、ハイスクールD×Dの世界に転生。仮面ライダーゴーストとして、オカ研部員として活動しながら、英雄の眼魂を集めている。俺は駘悟と和解しようする最中、謎の男・ジュドーが襲いかかってきた。さらに雷堂寺によって俺達が集めたアイコンの大半を奪われてしまった。
現在所有しているアイコンは…3つだ。」


OP[sympathy]



尊厳、神秘たる眼【グレートアイ】!

幽一side

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は立ち上がると、学園の外に張られた結界を見つめる。

 

『おい、ボサッとするな!行くぞぉ~! アタッ!?』

 

ユルセンが突撃した時、結界に阻まれて弾き飛ばされた。その際、ダメージを受けてマントが焦げた。

 

「ユルセン、大丈夫か!?」

『ううっ…焦げた…。』

「直接通るのは無理そうだ…なら! 五十嵐流霊術・霊身転移!」

 

俺は霊術で部室へ転移しようとするが、結界の影響で目の紋章をかき消されてしまった。くそ…!

 

 

 

 

 

 

 

駘悟side

 

 

 

 

 

 

「ぐっ…………ちきしょおおおおおおお!!」

 

俺は雷堂寺にアイコンを横取りされてしまった。俺は地面を叩くことしか出来なかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

ジュドーside

 

 

 

 

 

 

 

私は結界越しに学園を見つめる。

 

「あの男、何をするつもりだ…?」

 

 

 

 

 

 

理恵side

 

 

 

 

 

 

 

私とニコライ先輩は地下へ続く通路を歩く。そして辿り着いたのは、モノリスがある広間だった。そこには雷堂寺の姿もあった。

 

「あいつ…何する気だ…?」

 

ニコライ先輩は小声で呟くいた。

 

「さぁ、英雄アイコンは15個揃いましたよ。その力、見せてもらいましょうか。」

 

雷堂寺はそう呟きながらアタッシュケースからアイコンを次々と取り出し、床に敷かれた目の紋章が描かれた紙に円状に並べていく。あのアイコン…幽一君や駘悟のものだ……残りの5つは、雷堂寺が自力で手に入れたものなのかな?

雷堂寺は15個のアイコンを並べ終えると、スポイトに入れた謎の薬品を目の紋章の部分に一滴垂らした。すると、青い炎が上がり、紙が焼失する。そして15個のアイコンはモノリスの目の紋章部分を中心に円状に並んだまま浮遊を始めた。

 

「おぉ…!これが人知を超えた力か!…どうぞ私に、全てのものを支配する力をお与え下さい!!」

 

雷堂寺はモノリスに向かって願いを叫んだ。全てのものを支配する力!?…そんなことしたら、皆が雷堂寺の手の内に!……………あれ?

 

「「「…?」」」

 

雷堂寺の願いは叶わなかった。ただ雷堂寺の声が虚しく響いただけだった。

 

「全てのものを支配する力を!」

 

雷堂寺はもう一度願いを叫んだ……その時

 

「うわあああああっ!うっ、あああっ!あああああぁぁぁぁぁぁ……!!!!」

「「!?」」

 

突然、雷堂寺の身体が粒子化し、雷堂寺はそのままモノリスへ吸い込まれていった。まさに因果応報の結末だった。15個のアイコンは光になって曼荼羅を形成して、そのまま天井をすり抜けて上へ昇っていく。

「何なの…?何が起こってるの…!?」

「とりあえず、地上に上がろう!」

 

私はどうなっているかを理解できず、ニコライ先輩と共に地上へ戻る。

 

 

 

 

仙人side ~同時刻~

 

 

 

 

儂は透明化した状態で、雷堂寺がモノリスに吸い込まれていくのを確認した。

 

「迂闊だった…あいつが5個持ってたなんてな…。だが、幽霊の神帯【ゴーストドライバー】と幻龍神【バハムート】の首飾りを持っていない奴は、いくらやっても無駄だ。」

 

儂が呟いていると、アイコン達が曼荼羅になって浮上していくのを見届ける。始まったか…。

 

 

 

 

 

幽一side

 

 

 

 

 

俺は学園から巨大な曼荼羅が浮上し、結界をかき消すのを見た。位置的に旧校舎あたりから出現したのか…?何がともあれ、これで進める!

 

「よし、行くぞ!」

『ああ…待ってよ~…。』

 

俺はすぐに旧校舎に向かって走る。ユルセンは精神的にもダメージを受けた影響か、すごく弱気になっていた。

 

「私達も行くわよ!」

「分かりましたわ。」

「は、はい!」

 

後ろからは、リアス部長達もついて来るのを確認した。

 

 

 

 

 

 

 

駘悟side

 

 

 

 

 

 

 

俺はあいつらが旧校舎へ向かっていくのを確認した。まだだ……今行けばまだ間に合う…!沙耶を生き返らせることが出来る…!

俺は偶然地面に落ちていたリチャードアイコンとパラケルススアイコンを回収すると、俺もあいつらの後を追う。

 

 

 

 

 

ジュドーside

 

 

 

 

 

私は学園から浮上した曼荼羅を見つめる。

 

「あの曼荼羅…アイコンで出来ているのか…?ならば私が頂く!」

 

私はそう呟くと、空間にウィンドウを開く。無断だが、アッシュ様の計画をお借りしよう…。

 

 

 

 

 

理恵side

 

 

 

 

 

私とニコライ先輩は学園上空に浮遊している曼荼羅を見つめている。すると、私達のもとへ幽一君が駆け付けた。

 

「理恵!ニコライ先輩!」

「あ、幽一君!」

「なぁ理恵、これはどういう……!?」

 

幽一が話そうとしたその時、幽一君が身に付けているドライバーと龍の首飾りが光り出した。そして、幽一君の身体が勝手に浮遊し始めた。

 

「うわっ!?」

「幽一君!?」

「お、おい幽一!」

 

私とニコライ先輩は幽一君を掴もうとしたが、浮遊するスピードが速くて掴めなかった。いや、浮遊しているんじゃない…あの曼荼羅に吸い込まれているんだ…!

 

「理恵、ニコル!どうしたの!?」

「!?…ぶ、部長さん!…上!上!!」

「えっ!?…幽一が空に!?」

「あれはもしかして、願いが叶う前兆では!?」

 

リアス部長達も駆け付け、幽一君が曼荼羅に吸い込まれていくのを見る。幽一君…願いを叶えてきてね…幽一君が望む願いを…!

 

「うっ!?…うわっ!?うわああぁぁぁぁ…!」

 

幽一君が吸い込まれたと同時に曼荼羅の目が閉ざされた。

 

『オイラも、オイラも~!…アイタッ!』

 

その際、ユルセンも曼荼羅に向かうが、当然の如く弾かれ、火だるまになって落下した。

 

 

 

 

 

駘悟side

 

 

 

 

 

俺はようやく旧校舎の手前まで辿り着いたが、その時にはもう曼荼羅の目は閉じていた。

 

「遅かった…。」

 

俺は願いを叶える最後のチャンスを失い、その場で崩れ落ちる。

 

「俺は一体…これまで何のために…?あいつを殺してまで……やろうとしたのに…!!」

 

俺はこれまでやってきた事を後悔した。俺の目から大量の涙が溢れ出てきた。あいつに先を越されたこと…そして何よりも、沙耶を救うことが出来なかった屈辱を…。

俺は沙耶を取り出す。

 

「沙耶…すまない…!」

『私は、いいの…。これで幽一君の願いが叶うんだもの…。』

 

俺はそのまま後悔という脱力感に見舞われた。

 

 

 

 

 

ジュドーside

 

 

 

 

 

私はウィンドウを操作して、何処がこの学園から一番近いか調べる。このウィンドウには、目の紋章を展開した地点がマークされている。

 

「一番近い場所は、ここか?」

 

私はその地点をタッチして、その怪物の名を呼んだ。

 

「グンダリ!!」

『『『『グワァ!!グワァ!!』』』』

 

すると、その地点から蛇型の怪物・グンダリが四体出現し、一斉に学園に向かって飛行を開始する。

 

 

 

 

 

アッシュside

 

 

 

 

 

「何が起きている…!?」

 

私は学園から近い場所であの曼荼羅を見つめている。それにしても、この強い力は何だ…!?

 

 

 

 

 

幽一side

 

 

 

 

 

 

俺は曼荼羅に吸い込まれて、何もない白い空間にやってきた。ただ一つ、目の紋章を除いては…。

 

「ここは一体…?」

 

俺は呟きながら目の紋章がある床まで歩く。

 

『何のようだ?』

 

すると、何処からともなく少年のような声が聞こえてきた。

 

「願いが叶うのか?」

『ならば、望みを述べよ。』

 

どうやら、願いを叶える時が来たようだ。今振り返れば、この世界に転生してきた俺は今まで駘悟と対立してきた。理恵とデートしている最中、それが駘悟と決別した日だ。けど、昨日の夜に沙耶ちゃんの状態を知ってから、再び駘悟に対する情が甦った。俺は、駘悟との縁を直したい!

 

『望みを述べよ。』

「俺の望みは決まっている。俺の望みは……神薙沙耶ちゃんを、生き返らせてほしいことだ。」

『承知した。』

 

 

 

 

 

 

 

アッシュside

 

 

 

 

私はふと見ると、学園に向かって飛行する四体のグンダリを見つけた。

 

「あれはグンダリ!?…ジュドーの奴、勝手なことをしてくれたな…!」

 

私はジュドーの無断な行動に腹を立てると、ジュドーを連れ戻すべく行動を開始する。

 

 

 

 

ジュドーside

 

 

 

 

グンダリ達が学園に到着した。

 

「アイコンを奪え!」

 

私はグンダリ達に指示すると、一斉に曼荼羅に向かって突撃した。

 

『『『『ギュアアアアア!?』』』』

「何!?」

 

しかし、曼荼羅の強い力に弾かれ、グンダリ達は墜落した。

 

 

 

 

 

 

理恵side ~同時刻~

 

 

 

 

 

「「「「っ!?」」」」

「なんなのよあれ!?」

 

私達は上空に現れた謎の怪物・グンダリを見つめる。四体のグンダリは一斉に突撃した。だが、四体のグンダリは曼荼羅の力に阻まれて墜落した。すると、曼荼羅の目が再び開いた。

 

「目が開いたわ!」

 

私達は一斉に曼荼羅の方に注目すると、そこから幽一君……だけじゃなく、白いワンピースを纏った一人の少女が幽一君に抱えられて降りてきた。その時の幽一君は微笑ましい表情だった。

 

 

 

 

 

駘悟side ~同時刻~

 

 

 

 

 

俺は曼荼羅からあいつが一人の少女を抱えて降りてくるのを見た。俺は沙耶のアイコンに目を向けると、沙耶のアイコンは消滅した。

 

「あいつ……まさか…!」

 

俺は最後の希望を信じ、急いで旧校舎へ向かう。

 

 

 

 

 

 

幽一side

 

 

 

 

 

俺は地面に着地すると、その場で沙耶ちゃんをゆっくりと下ろす。5年間会っていなかったが、沙耶ちゃんの身体はずいぶんと成長していた。

 

「幽一君、その子が…沙耶ちゃんなの…?」

「ああ。」

 

俺は理恵の質問に答える。

 

「幽一、何故なの?何故あの男の願いを…!?」

「ごめんなさい…でも俺はこうしたかったんです…駘悟と和解するために…。」

「だけど…。」

 

リアス部長と朱乃先輩が若干不満そうだが、俺は沙耶ちゃんを復活させること…それが駘悟との和解に繋がると分かっている。

 

「沙耶!」

 

すると、駘悟がここへ到着した。

 

「駘悟、沙耶ちゃんは大丈夫だよ。さぁ。」

 

俺は駘悟と場所を交代する。駘悟は沙耶ちゃんの身体を支える。すると、沙耶ちゃんが目を覚ました。

 

「お兄ちゃん…。」

「沙耶…。」

「私…生きてる…?」

「ああ…生きてる…生きてる…!」

 

駘悟は沙耶ちゃんを抱き締めると、思わず嬉し涙を溢した。妹が生き返った喜び、その感情が一気に表に出てきたのだ。

 

「幽一君…ありがとう。」

 

沙耶ちゃんは俺に感謝の言葉を言った。俺はどういたしましてという思いを込めて頷く。その時俺も思わず笑顔で涙を流していた。

 

「駘悟、良かったね。」

「本当に、良かったですね。」

 

理恵とアーシアも駘悟にそう言った。リアス部長、朱乃先輩、ニコライ先輩も笑みを浮かべていた。

 

「なぁ、どういうつもりなんだ?」

「言ったはずだよ。俺は沙耶ちゃんの命を繋ぎたいって…。それに、駘悟達との縁は切っても切れないさ。だって俺達、親友じゃないか!」

「…幽一、お前は…本当に甘い…!」

 

駘悟は前に言った言葉を発したが、今までのような威圧感はなく、むしろ感謝の言葉だった。そしてこの時が、駘悟が俺を幽一と認めてくれた瞬間だった。

 

 

 

 

 

 

仙人side

 

 

 

 

 

儂は透明化した状態で幽一達を見ていた。

 

「甘過ぎて甘過ぎて、おじさんがおじいちゃんになっちゃうよ。あえ~?なんだって?つって……ん?」

 

儂はついおじいちゃんのモノマネをしているとき、ふと曼荼羅の方を見る。よく見ると、曼荼羅にノイズが生じているのに気づく。

 

「何かが可笑しい…もしや、あやつらが感づいて…!?」

 

儂が呟いていたその時、曼荼羅が消滅し、そこから15個のアイコンがあちこちに降り注いだ。

 

 

 

 

 

幽一side

 

 

 

 

「!?…アイコンが…!?」

 

喜びも束の間、突然曼荼羅が崩壊し、15個のアイコンが散らばるように降り注いだ。そのうち3個は俺達の近くの草むらに落ち、他のアイコンの多くは近くの森に降り注いだ。

 

「ここは私達に任せなさい!」

 

リアス部長と朱乃先輩、そしてニコライ先輩はアイコンを回収するべく森へ転移していった。俺と理恵はその近くにある草むらを調べる。俺が見つけたのはビリーのアイコンだった。

「ビリー・ザ・キッド。」

「幽一君、ムサシよ。」

 

理恵はムサシアイコンを見つけたらしい。俺は理恵からムサシアイコンを受け取る。

 

『『グワァ!グワァ!』』

「!?…まずい…!」

 

俺は二体のグンダリが森へ向かったのを見ると、俺も霊身転移で森へ転移する。

 

 

 

 

 

駘悟side

 

 

 

 

俺は草むらに落ちた紺色のアイコンを回収する。

 

「お兄ちゃん。」

「ああ、分かってる。 沙耶を頼む。」

「分かったわ。」

「分かりました!」

 

俺は沙耶のことを理恵とアーシアに任せると、俺も森へ向かう。

 

 

 

 

 

リアスside

 

 

 

私達は森に散らばったアイコンを集めている。私は既にニュートンアイコンを見つけている。

 

「よし、また一個見つけたわ。」

「あらあら、早いですわね…。」

 

私はさらにツタンカーメンアイコンも見つける。さらに

 

「ん?…あそこにも…!」

「おいおい、そんな小さいのどうしたらすぐ見つけられるんだよ…!?」

 

さらに、深緑色のアイコンも見つけた。番号は【14】で“グリム”と書かれていた。朱乃もニコライもその見つけるスピードに脱帽していた。

 

「あら、意外と容易いわね。」

 

私はさらに薄灰色のアイコンも見つけた。こっちは【15】で“サンゾウ”と書かれていた。

 

「あ、リアス部長!」

 

そこへ、幽一が駆けつけた。

 

「幽一、アイコンを見つけたわ「後ろ!!」…え?」

 

私は幽一に言われて振り返ると、一体のグンダリが突進してきた。

 

『グワァ!グワァ!』

「キャアアアアア!!」

 

私は避けきれずに吹き飛ばされ、倒れた拍子にアイコンを手放してしまった。

 

「大丈夫ですか!?」

「ええ、大丈夫よ。これを…。」

 

私は起き上がると、落ちているニュートンアイコンとツタンカーメンアイコンを幽一に渡す。あと2つは?……あ!

 

「あそこよ!」

 

私は向こうにグリムアイコンとサンゾウアイコンが落ちているのを見つける。私と幽一はそれを回収しようとしたが、その前に何者かが先に回収した。

 

 

 

 

 

幽一side

 

 

 

 

 

俺は2つのアイコンを回収しようとしたが、あの時の男に先に回収された。

 

「他のアイコンも寄越せ。」

「お前に渡すか!」

 

俺はそう言ってドライバーを展開する。

 

「ならば、力ずくで奪うまでだ。」

 

男はそう言いながらグリムアイコンとサンゾウアイコンを回収した。すると後ろから駘悟がやって来て、俺の横に並ぶ。駘悟もドライバーを展開していた。

 

「部長はアイコンの方を…。」

「分かったわ。」

 

俺はそう言うと、リアス部長はアイコンを回収しに行った。

 

「二人で来ても、無駄だ。」

 

男はそう言った。

 

「奴は強いぞ。覚悟はいいか?」

「俺は、俺を信じる!」

「ならば、お前を信じよう。」

 

俺と駘悟はドライバーにそれぞれオレアイコンとスペクターアイコンを装填する。

 

『『アーイ! バッチリミナー(バッチリミロー)!』』

「「変身!」」

『カイガン!オレ!レッツゴー、覚悟、ゴ・ゴ・ゴ・ゴースト!』

『カイガン!スペクター!レディゴー、覚悟、ド・キ・ド・キ・ゴースト!』

 

俺と駘悟は変身すると、それぞれパーカーゴーストを纏う。そして男も眼魔アイコンを起動して眼魔スペリオルに変身した。

 

「行くぞ幽一!」

「OK!」

 

俺と駘悟は男に突撃すると、肉弾戦を行う。

 

「はっ!」

「ふっ! はっ!」

「でやっ!」

 

格闘している中、俺は男に蹴飛ばされた。駘悟は男との格闘したまま移動する。俺は浮遊して男の背後に回る。

 

「はあっ!」

「ぐっ…!」

「たあっ!」

 

俺は駘悟と格闘している男に突撃してバランスを崩させる。

 

「はあっ!」

「うわっ!?」

 

俺も着地して格闘しようとしたが、また男に蹴飛ばされた。

 

「頼むぞ!」

『カイガン!ビリー・ザ・キッド!百発百中、ズキューン、バキューン!』

 

俺はビリーゴーストを纏うと、ガンガンセイバー・ガンモードとバットクロックを装備し、男に向かって弾幕を放つ。

 

「ふっ!」

「ぐわああっ!」

「あ、ごめん!」

 

しかし、男が駘悟を盾に利用した。当然銃弾は駘悟に命中してしまった。

 

「うおおおっ! てやっ!」

「ぐっ…!」

 

俺は男に攻撃され、駘悟のもとへ転倒した。

 

「あ、そうだ…これを。」

「ああ。」

 

俺は駘悟にツタンカーメンアイコンを返す。

 

「幽一君!2個見つけましたわ!」

「ありがとうございます。」

 

すると、朱乃先輩がエジソンアイコンとベートーベンアイコンを見つけてきてくれた。俺は2つのアイコンを受け取ると、ベートーベンアイコンを装填する。駘悟もツタンカーメンアイコンを装填した。

 

『カイガン!ベートーベン!曲名、運命、ジャジャジャジャーン!』

『カイガン!ツタンカーメン!ピラミッドは三角、王家の資格!』

 

俺はベートーベンゴーストを纏うと、光の旋律を放って牽制する。そしてツタンカーメンゴーストを纏い、鎌を装備した駘悟が男に斬りかかる。

 

「はあっ!」

「ふっ!」

「おりゃ!」

 

駘悟は男に攻撃を仕掛けている。俺も援護するが、男にまた吹き飛ばされた。やっぱりあの男、強いな…!

 

「シモ・ヘイヘ!」

『カイガン!シモ・ヘイヘ!極寒の狙撃、俺の距離!』

 

俺はシモ・ヘイヘゴーストを纏うと、ガンガンセイバーにウルフスコープを合体させて狙撃銃にし、駘悟の援護に向かう。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

駘悟side

 

 

 

「はあっ!」

「うわっ!?」

 

俺はジュドーに攻撃されて落下し、その下にある地面に落ちた。俺はジュドーの追い打ちをローリングで回避する。

 

「裏切りは死をもって償え。スペクター!」

 

ジュドーはそう言うとさらに執拗な攻撃を仕掛けてくる。俺はガードしながら攻撃していると

 

「喰らえ!」

「ぐっ…!?」

 

幽一が狙撃銃でジュドーの脚部を狙撃した。すると、ジュドーの足下が氷漬けになった。よし、今のうちだ!

 

『カイガン!リチャード!騎士道、勇猛、ライオンハート!』

『カイガン!エジソン!エレキ、閃き、発明王!』

 

俺はリチャードゴーストを纏うと、ガンガンハンドにライオンカメラを合体させてメイスにし、ジュドーを吹き飛ばす。そして幽一もジュドーに電撃を放つ。

「うおおおっ!」

「うわっ!?」

 

ジュドーは幽一に向かって光弾を放った。幽一はすぐに一旦離れる。俺はその隙を突いてジュドーに攻撃する。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

幽一side

 

 

 

 

俺は一旦離れると、ムサシアイコンを装填する。

 

『カイガン!ムサシ!決闘、ズバット、超剣豪!』

 

俺はムサシゴーストを纏うと、ガンガンセイバーを二本の刀に分割して、その場から飛び降りる。途中、男がまた光弾を放ってきたが、俺は刀でかき消す。

 

「はあっ! とりゃ!」

「でやっ! うおおっ!」

「ふっ!」

 

俺と駘悟は巧みな連携で確実に男にダメージを与えていく。しかし

 

『グワァ!グワァ!』

「「うわああっ!」」

 

突然、一体のグンダリが壁を壊して現れ、尻尾で俺達を薙ぎ払ってきた。ふっ飛ばされた俺達はすぐに体勢を立て直す。俺はすかさずシャネルアイコンを装填する。

 

『カイガン!シャネル!流行、エレガント、革命のファッション!』

 

俺はシャネルゴーストを纏うと、再びガンガンセイバーを一本の剣に戻す。

 

「はあああっ!」

「おりゃああっ!」

「はっ!たあっ!」

 

俺はガンガンセイバーを振るう。シャネルには服を直す能力だけじゃなく、こうやって刃物による切れ味を増す能力がある。裁縫の時に布を裁つような感覚だ。

 

「うわぁっ!」

 

駘悟が男によるパンチを喰らってふき飛ばされた。そこへ

 

「駘悟、ノブナガよ!」

「ああ。」

 

リアス部長が拾ってきたノブナガアイコンを駘悟に渡した。

 

「幽一、一つ見つけたぞ!」

「ありがとうごさいます!」

 

そしてニコライ先輩もロビンアイコンを見つけてきてくれた。俺はニコライ先輩からロビンアイコンを受け取ると、男の攻撃を受けないように避ける。

 

『カイガン!ノブナガ!我の生き様、桶狭間!』

 

駘悟はノブナガゴーストを纏うと、ガンガンハンドによる銃撃を行い、男を攻撃する。

 

『カイガン!ロビンフッド!ハロー、アロー、森で会おう!』

 

駘悟が注意を引いている内に、俺もロビンゴーストを纏い、ガンガンセイバーにコンドルデンワーを合体させて弓矢にする。

 

「「はあっ!」」

「っ!」

 

俺と駘悟は男と弾幕を撃ち合う。駘悟は男にガンガンハンドを突きつけると、その状態のまま移動する。

 

「幽一、ベンケイよ!」

 

すると、リアス部長が今度はベンケイアイコンを見つけてくれた。ナイスだ、リアス部長!俺はリアス部長からベンケイアイコンを受け取ると、駘悟の後を追う。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

駘悟side

 

 

 

森の跡地があるところまで移動した俺は、ジュドーの攻撃を受け流しながら的確に銃弾を撃ち込んでいく。

 

「はあっ!」

「ぐっ…!うおおおお!」

 

俺はジュドーの攻撃をガードする。

 

『カイガン!ベンケイ!アニキ、ムキムキ、仁王立ち!』

「はあああっ!」

「ぐわっ!?」

 

ベンケイゴーストを纏った幽一が後ろからハンマーでジュドーを攻撃した。

 

「大丈夫か、駘悟?」

「当たり前だ。」

「っ……はああああああっ!」

「ふっ!」

「はあっ!」

「ぐわああああああっ!」

 

ジュドーは再び突撃してきたが、幽一がハンマーで食い止め、その隙に俺が銃弾を放って吹き飛ばす。

 

「おりゃっ!」

「はあっ!」

「ぐっ…うおぁあああああ!」

 

幽一がジュドーを吹き飛ばすと、俺はさらに銃弾による追い打ちを仕掛ける。ジュドーが怯んだところで、俺はパラケルススアイコンを、幽一はニュートンアイコン装填する。

 

『カイガン!ニュートン!リンゴが落下、引き寄せまっか!』

『カイガン!パラケルスス!医学の科学、錬金術!』

 

俺はパラケルススゴーストを纏うと、錬金術で巨大な鉄槌を錬成する。

 

「はあっ!」

「うわっ!?…ぐはっ…!」

 

幽一は引力でジュドーを引き寄せ、斥力で壁に叩きつけると、これらをもう一度繰り返した。

 

「でやぁああ!」

「ぐっ…!」

 

そして俺は落下したジュドーに鉄槌を叩きつけた。

 

「行くぜ、駘悟!」

「ああ!」

『『カイガン!オレ(スペクター)!』』

 

俺と幽一は基本形態に戻ると、もう一度ハンドルを操作する。

 

『『ダイカイガン!オレ(スペクター)!オメガドライブ!』』

「「はああああああああっ!!」」

 

俺と幽一は高くジャンプすると、ジュドーに向けて飛び蹴りを放つ。

 

『グワァ!グワァ!グワァ!』

 

しかし、一体のグンダリが俺達とジュドーの間に割り込んで身代わりとなり、ジュドーを庇った。当然これをまともに受けたグンダリは爆散したが、ジュドーは撃破できなかった。

 

「何…!?」

 

俺達は着地して振り返ると、そこには攻撃を避けたジュドーがいた。

 

「調子に乗るな!」

 

ジュドーが怒ったその時だった。

 

「ジュドー!戻れ…!」

「アッシュ様!?」

「誰だ!?」

 

そこへアッシュが現れ、ジュドーに戻れと命令した。幽一はアッシュが誰なのかを知らなかったようだ。無理もないか…。アッシュは俺達の方を少し見ると、ジュドーに向けてまた命令する。

 

「ジュドー!」

「しかし…!」

「私に無断で行動するな!今すぐ戻れ!!」

 

アッシュはそう言うと、すぐにその場から去っていった。ジュドーも俺達の方を少し見ると、すぐにアッシュの後を追った。

 

「あ、待て!」

 

幽一は追撃しようと追いかける。まだ考えることはあるが、それは後だ。俺も幽一の後を追う。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

幽一side

 

 

 

 

俺達は森も抜けて岩場へやって来たが、ジュドーには逃げられた。あいつ…どこへ…?

 

『『『グワァ!グワァ!』』』

「「っ!」」

 

俺はグンダリ三体の攻撃を避ける。あいつを野放しにすると町にも被害が及ぶ!何とかしないと…!

 

「ユルセーン!」

『ゴーストライカー…。』

 

俺はユルセンを呼ぶと、ユルセンがゴーストライカーを持ってきてくれた。さっきの影響か、かなり弱気だ………ってかすげぇ包帯巻いてるなおい…。

 

『俺の屍を越えて行けぇ~…。』

「サンキュー、休んでてくれ。」

 

重傷しているユルセンを休ませると、俺はゴーストライカーに乗ってグンダリ達を追跡する。すると、駘悟がマシンフーディーに乗って現れ、俺の横で並走する。

 

「幽一、ビビるなよ?」

「駘悟こそ。」

 

俺達はグンダリが放つ火球を避けていく。

 

「ユルセン、ケンウェイを頼む!」

『とっくにスタンバイしてるよ~…オイラ、偉い…。』

 

ユルセンがケンウェイを召喚すると、俺はバイクに乗ったままジャンプし、バイクをケンウェイと合体させる。

 

『ギャアオ!』

 

イグアナ形態になったケンウェイはグンダリに飛びかかると、グンダリの頭部に掴まる。

 

『グオアッ!』

「はあっ!」

 

一方、駘悟もエーススペクターを呼ぶと、マシンフーディーを合体させてムササビフーディーに変形させた。そしてムササビフーディーは駘悟を乗せたままグンダリの尻尾に掴まり、そこから頭部を目指す。

 

『グワァ!グワァ!』

「うわっ!?…ああっ!」

 

俺はもう一体のグンダリから攻撃を喰らい、ケンウェイから降ろされて地面に落下する。

 

「ぐっ…ケンウェイ、頼む!」

 

もう一体の方をケンウェイに任せると、俺は今相手しているグンダリと戦うが、どうしようか…。俺はグンダリの火球を避けていく…が

 

『グワァ!』

「うわっ!?しまった…!」

 

俺はグンダリの尻尾に捕まった。

 

『グオアッ!』

『グワッ!?』

 

一方、ムササビフーディーはグンダリの頭部に到達すると、そこへガトリング砲をお見舞いして怯ませる。

 

『ダイカイガン! オメガファング!』

「はあっ!」

 

そして駘悟が鎌で一刀両断した。

 

『グワァ!グワァ!』

『ギャアオ!』

 

そしてケンウェイも尻尾で数回グンダリの頭部を叩くと、すぐさま放して尻尾の主砲でグンダリを撃破した。これであと一体…。

 

『グワァ!グワァ!』

「うわっ!?…がはっ…!」

 

俺はグンダリに捕まったまま地面に叩きつけられた。俺がその場で倒れたその時、ドライバーからムサシゴーストが現れた。

 

『いざ参るぞ、幽一!』

「ムサシ!?」

 

なんと、ムサシが初めて喋ったのだ。俺はムサシの方を見る。いや、ムサシだけじゃない。エジソン、ロビン、ニュートン、ビリー・ザ・キッド、ベートーベン、ベンケイ、アイルトン、シャネル、シモ・ヘイヘと、俺が所持している全ての英雄アイコンに宿る英雄達が現れた。

 

「力を貸してくれるのか?」

『応っ!』

 

ムサシは答えると、ムサシ達は空中で一列に並んだ。

 

「いいねぇ!…俺も行くぜ!」

 

俺は一旦オレゴーストを外すと、浮遊しながら次々と英雄ゴーストを重ね着していき、最後にもう一度オレゴーストを纏う。

 

「はぁぁぁぁぁぁぁ…!」

 

俺は霊術の構えを取ると、俺の動きに合わせてムサシ達の手も動く。それはさながら、千手観音を意識させる。そして俺の背後には目の紋章の他、10人の英雄達のシンボルが出現した。

 

「その眼に、焼き付けておけ! はあああああああっ!」

 

俺は10人の英雄達の力を纏ったままグンダリに飛び蹴りを放つ。これを受けたグンダリはそのまま爆散した。

 

「皆、ありがとな!」

 

俺は着地して振り返ると、10人の英雄達に感謝の言葉を送った。

 

「幽一。」

 

俺のもとへ駘悟がやって来た。

 

「イェイ!」

「ふっ…!」

 

俺は左手を開いて駘悟に向けて構えると、そこへ駘悟の左拳が合わさった。これが友情の証ってやつだ!

 

 

 

 

 

 

アッシュside

 

 

 

「何故勝手なことをした?」

 

私はビルの屋上でジュドーに問い詰めている。

 

「お前はアイコンについて何か知っているのか?」

「いえ…。」

「…ふっ、私に何か隠し事か?…まぁ何がともあれ、グンダリを無駄にしたことは重罪だぞ?」

 

私はそう言いながらジュドーの肩に触れる。全く…計画に必要なグンダリを無駄にするなんてな…。しかも隠し事と来たか…。

 

「失礼します…。」

 

ジュドーはお辞儀をすると、そのまま何処かへ去っていった。それにしても、アイコンにあんな力があるとは…?

 

 

 

 

 

 

 

幽一side

 

 

 

 

 

 

 

 

夕方になり、駘悟は沙耶ちゃんを病院へ送ることにしたらしい。生き返らせたとはいえ、復活したばかりで衰弱しているからだ。俺は駘悟を通帳を渡しておいた。あんな莫大な量の大金は絶対使い切れないし、それに沙耶ちゃんに一日でも早く元気になってほしいからな。

 

「幽一、ありがとう。」

「ああ。」

 

駘悟は改めて俺にお礼を言った。

 

「行くか?」

「うん。」

 

そして駘悟は沙耶ちゃんを連れて帰っていった。俺達はそれを見送った。

 

「幽一君、これで駘悟と和解できたわね。」

「うん…!」

 

俺は理恵の言葉に頷く。俺は沙耶ちゃんを生き返らせ、ついに駘悟と和解することができた。さて……残るは祐斗の問題を解決することだな…。

 

「それにしても、イッセーと小猫は何処行ったのかしら…?」

「同感だ。こっちもローチが来てないんだよ。」

 

リアス部長とニコライ先輩がそんな会話をしていた。イッセーと小猫、そして硬哉は何してるんだろうか…?

 

 

 

 

 

 

ゼノヴィアside

 

 

 

 

 

 

私達はファミレスでイッセー達に食事を奢らせてもらった後、イリナと共に移動していた。

 

「ん?…あれは…?」

 

私はふと見ると、道端に黄緑色の物体を見つけた。私はそれに歩み寄り、それを拾う。

 

「ゼノヴィア、それって確か…アイコンだったよね?」

「ああ…何故こんなところに…?」

 

私は何故こんなところに落ちているのかを疑いながらも黄緑色のアイコンを拾う。アイコンには【08】という番号がついており、“ゴエモン”と書かれていた。

 




ED[survival]
挿入曲[Believe]


ユルセン『次回、ハイスクールD×G【GHOST】!』


仙人「そのアイコンは使うんじゃないぞ。」

幽一は仙人から自分の中に宿るアイコンのことを聞いた。仙人曰く、“不完全”とのことだが…

ジュドー「お前には消えてもらう。」

幽一達はジュドーの強襲を受ける。

コカビエル「戦争を始めるぞ!」

その頃、イッセー達はフリードの他、堕天使コカビエルと対峙した。

幽一「止むを得ない…!」

そして、ジュドーに苦戦していた幽一は、仙人の警告を無視して自らに秘めたアイコンを使う!

次回[出現、強者の堕天使!]


その眼に、焼き付けろ!


カウント・ザ・アイコン


幽一:【G】オレ【01】ムサシ【02】エジソン【03】ロビン【04】ニュートン【05】ビリー・ザ・キッド【06】ベートーベン【07】ベンケイ【EX.01】アイルトン【EX.03】シャネル【EX.04】シモ・ヘイヘ

駘悟:【S】スペクター【11】ツタンカーメン【12】ノブナガ【?】?【EX.02】リチャード【EX.05】パラケルスス

ジュドー:【14】グリム【15】サンゾウ

ゼノヴィア:【08】ゴエモン
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