弱いから誰かを守ってはいけないんですか? 『完結』 作:ちゃるもん
ただ……書きたかった……反省も後悔もしていない!!
では、どうぞ!!
「ハァ!!」
「フッ」
「ダァアア!!」
あれから更に二年の年月が経った。
今では互角、とまでには行かないもののそれなりには全力の藍様とも戦う事が出来るようになっていた。
ただ、僕の特性や怪力は色々メチャクチャにしてしまうので戦うのは紫様の用意した闘技場のような場所である。
ダイダラボッチの力も大分制御出来るようになり、紫様の封印も解かれている。
腕を大きくしないままあの怪力を出したり、最長七百メートルまで体を伸ばせるようになった。紫様いわく頑張れば富士山をも越えるかもしれないと言っていた。実際に富士山を見たことはないが日ノ本では一番高い山だと言うことは知っている。
とまあ、そんな事を考えながらも裏拳で軽く藍様の横腹を強打。しかし尻尾で巻き取られ空へと投げ飛ばされる。
僕はダイダラボッチであるから、その巨体故に飛ぶことが出来ない。逆に同一視されている海坊主なども居ることから水中戦は得意です。
そして空中で動けないことを良いことに藍様の狐火がひい、ふう、み……七つ飛んできていた。勿論威力も絶大で当たれば下手したら腕が溶ける。実際に当たっているから良く分かる。もう、痛みとかもほとんどないんですよね……アレ……
とまあ、そんな悠長にしているのは対処出来るからで、それを先読みされているだろうからその裏を書きたいのです。
……能力は取っておきたいし、ダイダラボッチの特性の津波は押し返せるだろうけど妖力の消費が凄いので駄目……前回は足を巨大化させて正面突破したけど返り討ち……自分で造った武器は実戦にはまだ持ち出せないし…………万事休すです。
そして出た答えは…………
「アガッアァアアアア!!」
後に続いていない狐火を左腕を犠牲に受け流す。
左腕の表面がジュと言う音と共に焼けただれる。以前のように一気に無くなった訳ではないので表現の仕様がない痛みが襲いかかってくる。
痛みをこらえ地面に着地。そして妖力を練り津波を起こす。何処からともなく水が溢れ大きな波、破壊の波となり藍様を呑み込まんとする。が、勿論相手も避けないはずがなく空中に逃げようとする。
そして、能力を発動。藍様の足をその場に止める。突然の事に対応を出来なかった藍様が体勢を崩す。そして津波が藍様を呑み込んだ。
だが、ここで終わるはずがない。僕はそう確信し走り出す。案の定津波は一つの巨大な狐火に相殺される結果となる。
だが、それを見越して走り出していたのだ。巨大な狐火を速度を落とさず紙一重で避ける。
そして能力を切り藍様の体に体当たり。そのまま速度を落とさず、むしろ能力を切ったぶんと余っている妖力を肉体強化に回しひたすら突き進む。
そして、急停止。藍様だけが勢いのまま飛んでいく。だが、今はさっきまでよりも遅く藍様は地面に足を付け速度を止めようとしている。
好機。
僕は一気に藍様との距離を縮め、足を振り上げる。
そして、一気に降り下ろした。
一瞬の静寂。
そして
ビキビキビキ……ドンッ!!
突然訪れる轟音。
紫様の用意してくれた闘技場は見るも無惨な光景になり、もはや原型を留めていない。
そして、そこに膝をつき僕の足を受け止める一匹の妖獣。
その口元が『ニヤリ』と大きく口を歪ませた―――瞬間
―――僕は空を眺めていた。
お読みいただき有難うございます!!
…………( `・∀・´)ドヤァァァア
藍様つえぇええ!!朝香くんつえぇええ!!
誤字脱字報告、感想、アドバイスがあればよろしくお願いします。
本当は萃香と戦わせたかった。
巨人VS巨人 みたいな?
では、また次回~