弱いから誰かを守ってはいけないんですか? 『完結』   作:ちゃるもん

5 / 49
投稿です!!

今回は霊夢達の異変解決者メイン。

では、どうぞ!!


安易な行動

紅い霧が空を覆った。

 

「異変……ね」

 

正直に言おう。メンドクサイ、と。

でも、私は博麗の巫女。異変が起こったら動かなければならない。それがルールなのだ。

 

そしてまたメンドクサイのがやって来た。

 

金色の髪、白と黒のエプロンドレス、それと似た大きな帽子。

そして手には彼女の愛用の箒。

 

「霊夢!!異変だぜ!!」

 

そして、男勝りな態度と口調で多くの女の子の心を射止めている私の親友。

自称 普通の魔法使い。

通称 お騒がせお転婆娘(私命名)。

霧雨魔理沙その人だ。

 

「霊夢異変だぜ!!いーへーん!!」

「うるさいわねぇ……言われなくても分かってるわよ……」

「行かないのか!?なあなあ!行かないのか!!?」

「めんどくさいけどね」

 

私は炬燵から出て、簡単な支度をしそとへと出た。

生暖かい風が気味の悪い妖気を紅い霧と共に運んでくる。

 

「暑いのが好きなのか……寒いのが好きなのか……よく分からないな格好だな」

「なによ」

「炬燵に入るくらいだったらもっと厚着をすればいいって言ってるんだぜ」

「余計なお世話よ。それに、私は暑いのも寒いのも嫌いね」

「なんだそりゃ」

 

アハハハ!と笑う親友を横目に空へと駆ける。

グングンと高度を上げ、雲のすぐ近くまで昇ったら、適当な方向に向かって飛翔を始めた。

 

「まったく……置いていくなんて酷いんだぜ……」

「簡単に追い付いて、しかも私より速い奴が何をほざいてるのか……」

「んで?一体どこに向かって飛んでるんだ?」

「さあ?私はただこの妖気の中心に向かってれば元凶に辿り着くかなー。って思ってるだけよ」

 

勘。とも言えなくともないし、当然と言えば当然の答えでもある。

ただ、今回に関しては私の勘は正しいと思う…………けど、なんだ……この胸騒ぎわ……

 

そんな私の心中も知らずに魔理沙は笑いながら話掛けてきた。

 

「結局のところ適当に進んでいるわけだ!」

「適当ってのはね目的や要件に正しく当てはまる事を指すのよ」

「でも今はいい加減って意味でも使うぜ?まあ、何にせよ……頼りにしてるぜ?相棒」

 

……そのいい笑顔を金髪人形に見せてやりなさいな……人里の女子どもでも可だ。

 

そんなどうでもいい事を考えながら私達は異変を解決すべく移動を続けるのだった。

 

 

なんか氷の妖精が勝負しろ。とか言ってきたからあしらっておいた。

てか、弱かった。

結局妖精は妖精なのだろう。

 

そして今は、両手を広げ闇を纏った少女……相変わらずその姿には違和感を覚える……

ルーミアと戦闘……が終わった所だ。

 

私の放った針と、魔理沙の星形の弾幕がルーミアへと吸い込まれる。

 

二人の弾幕がクリンヒットしたルーミアが地上へと落ちていくのを確認して私達は先へと急ぐ。

二対一が卑怯なんて言わないでよね。

相手は妖怪だし、私達の命は私達個人だけの物じゃないんだから。

この幻想郷全ての人間の命が懸かっているのだから。

 

 

 

―――そんな大それた事を考えていたのに……―――

 

―――私の安易な行動のせいで一つの命が失われることとなったのに……―――

 

 

 

 

 

 

『アハハハハハハ!!』

 

『やっと……やっと外に出られた!!』

 

『そうね……封印はその内喰い尽くすでしょうから……手始めに人里でも襲おうかしら?』

 

『でもその前に……もう少し何か欲しいわねぇ』

 

 

そして、この一時間の後に彼女は獲物を見つけるのだった。

 

一人の少年と少女の姿を……見付けることとなったのだ……

 

 

 




お読みいただき有難うございます!!

と言うわけで霊夢&魔理沙シードでした。
いやぁ……霊夢さん……やっちまったねぇー

誤字脱字報告、感想、アドバイスがあれば、よろしくお願いします。

次回は……人里か主人公のどっちかですね。

では、また次回~
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。