北山家次女の事情   作:椎倉

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今回は今までと違うと思います

何が違うって?

それは読んでみたらわかるかと思います


夜そして学校二日目

「すぅ…すぅ…」

 

「よく寝てらっしゃいますね。これで今回は大丈夫でしょう」

 

「黒沢さん、今、今回って…」

 

「あっ、雫様はご存知ではございませんでしたね…、ただこのことは蕾様から堅く言われてますので、真相は蕾様から機が訪れたらお話になるでしょう」

 

「昔にもこんなことあったの?」

 

「はい、ちょうど航様が生まれる前の話になります、ただそれ以上言うと口が滑らせてしまうので…」

 

「そんなこと…」

 

「雫様も幼き時、覚えになられてないのも無理ないかもしれないですね。ただこのことで蕾様と潮様と紅音様との間に溝が生まれて蕾様が嫌っているのです」

 

「今日だって朝ごはん普通に会話してたけど…」

 

「あれも雫様と航様を思っての気遣いです」

 

「このことを知っているのは?」

 

「潮様と紅音様、私とあとはほんのごく一部の蕾様と関係ある方です、ただ今回の件で蕾様がどんなお方なのか疑問になる方も少なくないでしょう」

 

「蕾は…、私が持っている以上に手のかかる妹だったかも…」

 

「あと…、これは本来言うべきことじゃないですが蕾様の固有魔法を雫様はご存知ですよね」

 

「?音波の感知?以外にあるのですか?」

 

「知られると蕾様は戦略級魔法師に匹敵する可能性もあります」

 

「それはどういう…?」

 

「その存在を捻じ曲げるという言い回しが適切ではないでしょうか」

 

「…!?」

 

「このこともいずれお分かりになると思います。今日はもう遅いでしょう。雫様も御就寝なられないと学校生活に支障をきたすと思いますよ」

 

「蕾は……大丈夫なの?」

 

「これぐらいでしたらおそらく一、二日で体調を戻されると思いますので心配はないと思いますよ。では、私はこれで」

と黒沢さんは出て行った

そして雫は蕾の手を握った

「蕾…、あなたはひとりじゃないから…」

 

「すぅ…、すぅ…」

 

「ちゃんと元気になってね…、おやすみ」

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

「雫、蕾ちゃん、おはよう~」

 

「ほのか」

 

「あっ、おはよう…」

 

「蕾ちゃん、随分疲れているね。昨夜、何かあった?」

 

「何でも…すぅ…すぅ…」

 

「こら、蕾。授業中に寝たら先生に怒られるからね」

 

「分かったよ…」

とだるい体を動かす。ほのかちゃんには私がやってる仕事は内緒にしてある。

 

いつもはオドオドしているけどいざとなった時の行動力は凄いと知ってるからホントのことを言うのは控えている

心配とかされると困っちゃうし私が一番困っているのは今後の方針である

 

理由?昨夜起こした一件が原因と言わざるを得ない

処分が決まり次第、自宅に戻り、お姉ちゃんに事の真相を話すつもりである

 

教室に到着した

 

「おはようございます」

挨拶してきたのはあの黒髪ロングの首席の子だった。私はクラスメイトの目立ちそうな人は頭に入れていたのですぐに挨拶しかえした

 

「おはようございます。司波さん」

「おはようございます」

「お…おはよう ございます…」

 

私に続いてお姉ちゃん、ほのかちゃんと挨拶し返した。

ただほのかちゃんはまだ学年主席の子だからと少し距離を置いてるようだ

 

「あっ、お名前がまだでしたね。私は…」

と名前を言おうとしたら

 

「「「司波さん、おはようございます」」」

 

俗に言う人気者に集う感じで集まってきた感じ

向こうも少し残念そうな顔をしていた

 

「ああいうの大変そうだね…」

 

「司波さんは主席だしあの容姿で誰にでも温厚、群がらない理由がない…」

 

「ほのかはああいう風な場所に入っていける勇気ないよね」

 

「だって…」

ほのかちゃんの性格考えたら無理はないと思ったがいつかは司波さんとも付き合う仲

ちゃんと話していけないとね

 

そして二日目なので授業が始まった

基本、受験のために勉強したことばかりなので聞いてて苦にはならなかったが休憩時間

 

「すぅ…すぅ…」

 

「蕾ちゃん、授業はしっかり受けてる感じなのに休憩時間になると寝ちゃうね」

 

「蕾は昔からだからね…。仕方ない」

 

「こう寝顔見てると雫みたい」

 

「やめてよ…ほのか」

 

そしてお昼休み

 

「雫、蕾ちゃん、お昼食べに行こう~」

 

「うん」

 

「ゴメン、私、用事があるから…」

と言おうとした瞬間、突然冷気が漂ってきた

 

「うお、なんだ?」

 

「冷房の故障か?」

 

「寒いぃ…」

 

突然、冬が来たように教室が寒くなった

私も少しは寒さを和らげるよう対応したがその原因とも思える方に歩み寄った

 

「あのう、司波さん? どうされました?」

 

「あっ、これは失礼しました。お兄様が待ってるのに私…」

 

「気にしないでください。私、北山蕾です。姉がいるので蕾で結構です」

 

「じゃあ、私のことも深雪で結構ですよ」

 

「分かりました。深雪さん、お兄様が待ってるのでしょ?早く行かないと」

 

「はぁ、そうでした。失礼します」

といい深雪さんは出て行った

 

私は二人のもとに戻ると

「蕾ちゃん、寒くなかったの?、それにちゃっかり名前呼びになっちゃてるし」

 

「寒かったよ、けど深雪さんは自己干渉力が強いだけで落ち着かせれば何とかなるから…」

 

「詳しいんだね」

ほのかちゃんが納得しているがこれは自分も自己干渉力が強いから理解しているからである

当然ながらこのことも内緒である

 

「じゃあ私、用事あるから…」

 

「うん、わかった」

ほのかとお姉ちゃんと別れ、用事がある部屋に訪れた

 

<カウンセリング室>

 

コンコン

 

「いいわよ」

 

「失礼します、ご無沙汰してます。小野さん」

 

「もう、ここでは小野先生と呼んでくださいよ」

 

「失礼しました」

 

「こう話すのは何年ぶりですかね」

 

「私がまだ公安にいたころなので2,3年前かと」

 

「よく覚えてますね」

 

「私が初めて職質したのが小野先生でしたから」

 

「あれが初めてなんて思えないくらい落ち着いたのを覚えてますよ。そしてあなたが私をスパイに任命したことも」

 

「あれは他の人も終わった後、私にかなりの質問攻めをしましたから。

 でも、あなたの音は記憶しているのでBS魔法も特定の人に破られているので安全と判断したまでです」

 

「そこまで判断するなんてあなたはホントに何者なんです?」

 

「私はただのお金持ちの次女ですよ」

そこで蕾のCADが鳴る

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

「そういえば、今日の朝方に魔法師の人達が何人も一酸化炭素中毒になりかけでみつかったそうだよね

 それも一高の卒業生ていう。雫?」

 

「あっ、うん。大丈夫…」

 

「もう、あっちの空見てたから心配しちゃったよ」

 

(蕾、あなたは一体何を抱えているの?)

と不安になりながら雫は食べ終わった昼食のトレイを戻し、自分のクラスに戻っていった





お分かりですかね…

実は劣等生の小説では初の2000文字突破です

今までは読みやすくてちょっとした時間で読めるように短めにしてたのですが長くなってしまいましたorz

そしてやばいかもです…w

次回投稿は祝日の11/3ぐらいになりそう…
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