ここまでお兄様の出番がry
勧誘期間が終わった
お姉ちゃんも部活に入ったみたい
名前聞いた限りだと面白そうな部活だったけど魔法力がよく見られるから私はスルーした
それよりも気になっていることがある
「最近、二科生の人たちが集まるのをよく見るね」
「ほのか、気にしすぎ。二科生の人たちが集まるなんて今に始まったことじゃないよ」
「けど、なんていうかグループになってたものがそれ以上のものになっているという感じ、蕾ちゃんは?」
「あっ、そうだね。なんとなくだけど勧誘期間前よりかはアクティブになってる感じがある」
実際のところ自分も勧誘期間中に見た「いざこざ」から二科生があらゆるところで動き回ってるを目撃している
私も度々音で張ってはいるが犯罪を起こしそうな感じはあまり見られないのでそっとしている
放課後、部活には時々行っている
お茶は毎日しては飽きてしまい、昨日行ったので今日は少しうろちょろして帰ろうかと思って
カフェが見えたのでそこに入ろうとしたところ嫌な音がしてきた
最近、こういうのが多いので耳栓の所持は欠かせなくなった
カフェ内では勧誘期間中に見た剣道部と思わしき女性とその向かいに男性がいた
どちらも見たところ二科生なのでほのかちゃんが言ってた集まりの一員かと思ったが
男性の方から明らかに異常な音が出ているので当主か何かかと考えていた
そしたら女性のほうが顔を赤らめてその場を立ち去ってしまった
その直後に一瞬こちらを向いた感じがした
「気づかれたかな…?」
しかし、すぐ向こうを向いたので私は顔を記憶しその場を去った
次の日、私はカウンセリング室に訪れていた
「あら、近頃は何か特別なことは起きてないのにどうしたの?」
「近頃じゃなくて入学した時からですよ…」
小野先生(学校ではこう呼ぶように言われた)はいろんなクラスの事情を知っているので尋ねてみた
「それで入学した時からどういうことに悩まされているの?」
「ある特定の人から強力な音が聞き取れていましてそれが嫌でも聞こえてしまうので誰かかなと突き止めたくて…」
「なるほどね、あなたの固有魔法にでもノイズのようになっちゃうように聞こえることもあるのね
でどういう人なの?」
「それがですね、昨日カフェで見えたのですが…」
「カフェ?それって女の子と男の子がいてた?」
「そうですが…」
「それは剣道部の壬生紗耶香さんと一年の司波達也君よ
蕾さん、もしかしてその一部始終を見てたの?」
と小野先生が顔をキラキラさせて聞いてきた
「いいえ、私が見えたのはその壬生先輩が立ち去る少し前からです」
「そうかー、残念…」
と話が脱線しかけていたのでもとに戻すようにした
「あのう、小野先生?」
「分かってるわよ。ということはその二人のどちらかというわけね」
「はい、入学式の時に後ろからその音が聞こえたので司波達也さんかと」
「達也君と言えば、あなたのクラスにいる司波深雪さんの実のお兄さんよ」
「そう…ですか」
「どうしたの?」
「これから深雪さんとどう付き合っていけば…」
「今まで通りでいいのよ。ふふ、なんだか微笑ましくなっちゃうわね」
「な…なんですか…」
「十五歳にして警察省の一つの課の課長である子でも年頃の女の子のように悩むんだなって」
「…からかわないでください…」
「達也君に会っても普通に対応してあげてね」
「分かりました…」
少々不安であったが異常な音を発する元の人も分かってこれからの対応の仕方も教えてもらったので
とりあえず今日はこれで引き取ることにした
「それにしても、深雪さんのお兄さんだったなんて…」
あの二人の過去が気になってその日は眠れなかった蕾であった
この話、今日の朝から書いてなんとなくで書き続けてたらなんか書けたw
次回からお兄様と関わる(予定)
P.S 明日から残業に復帰するから辛い