東方深淵歩   作:117842

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('ω'`)ネムイ



深淵歩き と 咲夜

ア(私は一体何をして..)

 

アルトリウスは覚醒した意識の中で何があったか思い出そうとする、どこかで寝かされているようだった、ダルい身体を起こすと周りに咲夜がいた

 

声をかけようと思ったがよく見ると寝ているようだったのでそっと立ち上がろうとすると扉が開きレミリアが入ってきた

 

レ「調子はどうかしら?」

 

ア「ああ、問題ない。感謝する..」

 

レ「礼を言うならそこにいる咲夜に言いなさい、仕事の時間以外ほとんど貴方を看ていたんだから」

 

言動は少しキツイと思っていたが根は優しいんだな、と咲夜への認識を改めさせてもらった

 

レ「ちなみに、1週間程倒れたままだったのよ、アルトリウス」

 

それを聞いて驚愕した、どれほど疲弊していたのか理解していたつもりだがむしろ全く理解してなかった

 

ア「その分、借りは咲夜に返すさ..」

 

レ「そうしなさい、フランも心配していたから後で顔を見せてあげるといいわ」

 

頷くとレミリアは悠々と戻っていった

 

ア「...」

 

アルトリウスに振り割られた部屋はほかの部屋に比べあまり広くはなく窮屈であるため咲夜を別の部屋へと運ぼうとしたが起きる気配がない、疲れが溜まっているのか。

 

仕方なく抱背負う形で運ぶ事になった(俗に言うおんぶ)

 

廊下を歩いていくと、パチュリーとすれ違った

 

軽く挨拶を交わしたが何故かパチュリーはクスクスと笑っていたがアルトリウスにはよく分からなかった

 

ア「ここなら大丈夫か..」

 

ベッドがあった部屋に咲夜をそっと置き、ありがとう、と囁くように言いその場を去った

 

 

 

 

パ「レミィ、私を呼び出してどうかしたの?」

 

レ「どうかしたもなにも、アルトリウスの件よ」

 

2人は深刻な顔をしていた

 

パ「そう怖い顔をしないで、分かってるわよ」

 

レ「ならいいけど、アルトリウスがまた暴走しないように何か封印施して欲しいんだけど」

 

パ「封印自体ぜんぜん大丈夫なんだけどアルトリウスにもそれなりの痛みが伴うかもしれない」

 

レ「...仕方ないわよ、放っておいてまたウチの誰かが傷つくか分からない、今回咲夜が軽い傷で済んだのはたまたまよ」

 

パ「まさかアルトリウスにあんな力があったなんてね、自覚ないみたいだけど」

 

レ「初めてあった時からオカシイとは思ったのだけれどね、あんな狂犬、そこら辺を野放しにしたら」

 

パ「言わなくても分かってるけど、アルトリウスが承諾してくれるのかしら?」

 

レ「多分、アルトリウスは自分でもなんとなく分かってるんじゃない?自分自身の狂気に」

 

レ「じゃ、実行の日はまた後日招集するわ。」

 

 

 

フ「もっと早くー!」

 

ア「自分で飛べばいいんじゃないか?」

 

フ「いいからいいからっ!」

 

今現在、アルトリウスはフランを肩車した状態で紅魔館内を走り回っている。アルトリウスは図書館に行き色々な書物を読み漁った結果、どうやらロードラン側の魔法やらとは違うようであった。

 

改めて幻想郷を探索しようと外出先しようとした矢先、フランに出会ってしまった

 

日に弱いらしいスカーレット姉妹だが紅魔館周りにアルトリウスの力により遮断しているので日傘は不要となった

 

シフには盾を媒体とし、強力な結界を張ったが、媒体無しでも少しなら結界を張れる

 

ア「すまないフラン、少し行きたい所があるんだ、遊びはまた今度じゃダメか?」

 

フランを降ろして用を済まそうとするがフランは手強かった

 

フ「えー!じゃあフランも行きたいな〜」

 

ア「ダメだって言われてなかったか?」

 

フランには言ってないが、レミリアからフランは以前から気が触れていると言われた。最近になって そういう のがふえて来たらしい

 

聞いた話によると相当危ないそうだ、レミリアは「私には負けるけど」と言っていたが。

 

フ「そうだけど..」

 

急に表情が暗くなるフラン、余程外に行きたいのか

 

ア「..じゃあ、いつか必ず、私が外に連れて行ってやろう。だから今は耐えろ、な?」

 

少し可哀想になり果たせるかも分からない約束をしてしまった

 

フ「分かった!約束ね!」

 

先ほどとは一転し嬉しそうにするフラン、この表情を見て努力はしようと思うアルトリウス

 

ア「ああ、じゃあ私はレミリアの所に行く、また帰ってきたらな」

 

そう言いフランを後にする

 

 

 

レ「ふーん、なるほどね..いいけど条件が1つあるわ」

 

何故か険しい顔で悩むレミリア、それ程に警戒されているのか

 

ア「それは?」

 

レ「咲夜も一緒によ、勿論信用はしているけれど一応、ね」

 

監視 という訳だ

 

いつの間にか来ていた咲夜と顔を合わす、すぐに礼を言おうとすると咲夜は何故か視線を反らす。

 

ア「私が倒れている間の世話、感謝する。色々迷惑を掛けた事を謝罪しよう、すまなかった」

 

出来る限りの感謝と謝罪をする、いきなり現れた部外者の世話など誰もが嫌がるだろう、嫌われるのも仕方ないかもれない

 

咲「..全然大丈夫よ、無事でいてくれて安心したわ」

 

返事をしてくれるもののやはり目線は合わない

 

レ「..?二人共何かあった?」

 

咲「いえ、問題ないです!」

 

レ「そう、じゃあアルトリウス、くれぐれも何も起こさないようにね」

 

ア「わかった」

 

 

 

 

ア「さて..まずはどこへ行こうか..」

 

特に行く場所は決めていないが図書館で見た地図を思い出す限り、その場所に向かうつもりだ

 

関係ないが先程、門を出ると相変わらずの門番が居たが咲夜による制裁が下されていた

 

咲「行き場所決めてないの?」

 

ア「いや..ある程度には決まっているから大丈夫だ」

 

咲「じゃ、とっとと行っちゃいましょう」

 

ア「そうだな」

 

咲夜との距離が空いたのが気がかりだが、それは道中どうにかしよう。そう思い歩み始めるアルトリウスであった

 

 

 

━オマケ━

 

これはアルトリウスが目覚める数時間前

 

咲「今日も起きないわね..まさか貴方にあれ程の力があったとはね..」

 

咲夜は覚えている、三日前、突如として覚醒したアルトリウスはあらゆるモノを攻撃してきた

 

咲夜も例外では無い

 

あの時のアルトリウスは言葉を認識せず咆哮を上げ襲いかかってきた。時止めを止むを得ず使用したがそれをいとも簡単に破って来た、未だにあの原理は分からない

 

自分以外が灰色の世界に染まり、すべての事象は停止する..筈なのに、アルトリウスを中心に空間が裂け色を取り戻していった

 

余りの出来事に少し手傷を負ったが別に恨んでいる訳ではない

 

あれはアルトリウスの内なる心に潜んでいる闇だ、あの咆哮はアルトリウスの叫び声にも聞こえた。悲痛な声だった

 

あの後レミリア達の応援によりアルトリウスは鎮めたがそれを気に時々何か苦しんでいるような声を漏らすようになった

 

咲「何かあったのかしら..」

 

アルトリウスの鎧の内に秘められているのは何なのか

 

咲「ここの所付きっきりね..少し疲れたかしら、すこし借りるわよ..」

 

そう言いアルトリウスの寝ているベッドに持たれ少々仮眠を取る

 

 

 

意識を取り戻すとお嬢様とアルトリウスが会話していた

 

起きるにも起きる事が出来ず狸寝入り状態でじっとする

 

ア「その分、借りは咲夜に返すさ..」

 

レ「そうしなさい、フランも心配していたから後で顔を見せてあげるといいわ」

 

お嬢様が出ていったので、タイミングを見計らい起きたフリをすれば完璧、と思っていたその時身体に何かが触れた

 

急におんぶされた事に咲夜はどうする事も出来ず寝たフリを続けるしかない。アルトリウスはそのまま廊下に出る

 

細目で視界を広げるとパチュリーとすれ違いクスクスと笑われ凄く恥ずかしくなる咲夜だった

 

違う部屋に連れられ、ベッドに降ろされる。アルトリウスはすぐ出ていった

 

かなりセクハラだがアルトリウスが下心を持っているようにも見えないので複雑な気持ちである、恥ずかしいのは変わらないが。

 

この時はまだアルトリウスの監視役として2人で外出するとは知らない咲夜であった..

 




不定期過ぎて申し訳〜
頑張ります
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