東方深淵歩   作:117842

9 / 11
テスト疲れるわ進路めんどくさいわでもうイヤ(´-`)
今回は皆の出番多くて楽しかった..
これからいろんな人物とアルトリウスが絡むので凄い書くの楽しみです。



深淵歩きとマヌス

アルトリウスが地底に行き5日が経った

 

「アルトリウスが居なくなってからから急に元に戻ったみたいね..」

 

「確かにそうね、普段の幻想郷のようだわ。」

 

博麗神社にて、霊夢と紫が話す

 

「アルトリウスがマヌスを倒したって理解していいのかしら」

 

「それを決めるのはまだ早いわよ、霊夢。倒したならとっくに戻ってきてる筈よ、逆に負けていたらこんなに静かな訳ないわ」

 

紫はこの妙な静けさに嫌な予感がした

 

5日前、アルトリウスが地底に向かって数時間後に地底の妖怪達が博麗神社に来た。アルトリウスの伝だと分かりマヌスが倒されるまでの間、地上に居座ることとなった

 

それから1日が過ぎ、スキマを繋ぎアルトリウスとマヌスの戦闘を見守りアルトリウスは優勢であった

 

2日目にはほぼ勝負はアルトリウスの勝ちだと紫は確信していた、が3日目になり状況は一転した

 

スキマを通してアルトリウスの戦闘を見ていたが、3日目になり突然スキマが繋がらなくなった、スキマを通して見えるのは闇だけだった

 

だがそれ以外は特に何も起こってはいなかった

 

「無事だといいわね」

 

霊夢が空を見上げ言う

 

「...そうね」

 

 

▼白玉楼

 

「はあ..」

 

「妖夢、ため息ばっかりついてないで元気出しなさい」

 

「心配なんですよ..」

 

妖夢は庭をウロウロし、どうも落ち着かなかった

 

「紫から全部聞いわよ、腕の怪我も、1人で怪物を止めに行ったのも、前の世界でその怪物にアルトリウスが負けている事も」

 

「地上では何も起きないですし、地底にはアルトリウス1人で向かって..私達も向かえば良かったのでは..」

 

妖夢は悲しそうに俯き過去の行動を悔やむ

 

「だからそれはダメよ、これはアルトリウスの判断なんでしょ?きっと1人で行ったのも理由がある筈よ」

 

幽々子はきつく念を押すが妖夢は一向に納得しない

 

「例えば..妖夢達を巻き込まない為とか、ね」

 

「..でも、そんな1人で行くこと...」

 

「その人が本当に力を貸して欲しい時に貸して上げなさい」

 

幽々子のその言い方は優しく、アルトリウスが戻ってくる事を信じている言い方だった。

妖夢も少し微笑み元気が出た

 

「そう..ですね」

 

▼魔理沙宅

 

「ねえ魔理沙、最近アルトリウス見ないけど何処か行ったの?」

 

椅子に座り雑談していたがアリスがふと疑問を投げかける

魔理沙はそれを聞くと悩ましい顔をする

 

「そうだな〜、まあすぐ戻ってくるだろ」

 

アリスはこの数日の変化に気付いている、今まで感じていたなにか気持ち悪い感じがなくなっている。

 

「ふーん..本当に、戻ってくるといいけどね」

 

多分アルトリウスが何かしているのだろう、後で魔理沙に聞き出そうと決意するアリス

 

「..本当に、そうだな」

 

どんなにアルトリウスが強いと言い聞かせても心配になる、いつも1人で何かを背負い込んでるアルトリウスに。

 

 

 

アレからどれだけ経っているのか、分からない。

目の前の敵は未だ倒れる事はなく闇を放ち続ける

 

「グギャアァアアアア゙ア゙ア゙ア゙ア゙アァ!!」

 

咆哮を上げこちらに向かってくる

ギリギリの所で躱し反撃するがダメージは少ない

 

「ハァ..このままでは..!!」

 

この前と、同じだ!

闇に身体が蝕まれているのが分かる

 

「グアァアア゙ア゙ア゙!!」

 

マヌスが突然腕を掲げ、別空間へ繋げる

 

「クソ..」

 

アルトリウスはマヌスの行動を阻止しようと直線的に接近するがあっさりとタイミングを合わされ飛ばされる

 

地面に激突し鈍い音が響く

 

アルトリウスは既に限界寸前であった、5日間、マヌスの闇が外に漏れぬよう抑え込めたがそれもそろそろ限界がくる

 

「地上が、危ない..」

 

アルトリウスが膝を付き立ち上がろうとするが身体中に激痛が走る

 

「グオォ...」

 

マヌスが別空間と此処を繋いだ、するとそこから異形が現れた

顔は肥大化し、幾つもの赤い眼光があり、手足は長く、鋭い爪がある

 

「..アレは」

 

アルトリウスは見覚えがあった、闇に侵され異形へと変貌したウーラシールの市民だ。前の世界で数え切れぬほど狩った

 

マヌスは次に杖を振り闇魔法をアルトリウスに放つ

 

アルトリウスは為す術なく、闇魔法を受け、肉体も精神も蝕まれる

 

膝を地につけ、為す術を失う。マヌスは待ってくれる筈もなくアルトリウスにトドメをさそうとする

 

「こんな所で..」

 

▼人里

 

 

「店主、コレとコレをお願いします」

 

「お、咲夜さんじゃあないか!久々だねえ」

 

紅魔館の食料が切れかけていたので久しぶりに人里に足を運んだ

 

「ええ、そういえば以前、ココに現れた妖怪を1振りで倒したという..」

 

ある疑問を聞くと店主はハッとして答える

 

「あぁ!あの騎士さんね、最初は敵だと思ったが本当はいい奴だったよ!そういえば最近見ないねえ、あの時の礼をここの皆でしたいんだがねえ」

 

以前博麗神社で行われた宴をお嬢様と訪れた時にチラッと見たがそれ以外は何も知らない、少し興味があったがどうやら最近姿を見せていないらしい。

 

「へえー、そうなんですか、1目見ておきたかったですが仕方ないですね、では失礼します」

 

「あいよー」

 

用も済み帰ろうとした時に異変に気付いた

 

目の前の空間が突然歪み、そこから得体もしれない何かが続々と出てくる

 

「なっ!?」

 

次の光景に咲夜は愕然とした、化物が人を襲ったのだ、人里は一瞬で悲鳴に包まれる

 

「一体これは!?」

 

咲夜はすぐに荷物を置き、時を止める

 

景色が灰色に変わり、悲鳴も消え、咲夜以外の存在は動きを止める

 

「こんな数、倒しきれない..!」

 

だができる限りの事はするしかない

 

ナイフをありったけ投げて時を再び動かす

 

化け物に次々とナイフが刺さり血の溜まりができる

 

「皆さん逃げて!」

 

咲夜は声を張るが人々はパニック状態でそれどころではない

 

「なんで急に..なんなのよ!」

 

人々が次々にやられる、守れる範囲にも限度がある

精一杯やるが化物は止むことなく出現する

人を助ける事で手一杯で背後を取られている事に気付くのが遅れた

 

「咲夜!」

 

掛け声と共に札が飛んでき、化物を爆散させる

 

「霊夢、助かったわ」

 

そこには八雲 紫と博麗 霊夢がいた

 

「霊夢、私は他を見てくるわ。ここは頼んでもいいわね?」

 

「頼まれなくてもココは大丈夫よ。」

 

紫はスキマで他様子見に向かう

 

「さて咲夜、これはどういう状況かしら?」

 

「こっちが知りたい程ね..」

 

そんな会話をしながら2人は化物を次々倒していく

だが減るどころか化物は増えていく

 

「コイツらどんどん出てきて..!?夢想封印 散!」

 

霊夢がスペカを発動する、周囲に光の玉が飛ばされる。これだけ数がいりゃ当たる

 

咲夜はそれを間一髪で避ける

 

「私がいるの忘れないでね」

 

「あはは..状況が状況だし仕方ないじゃない?」

 

 

これだけやっても未だに沸いてくる

 

「スターダストレヴァリエ!」

 

そこに魔理沙がスペカを発動し蹴散らす

 

「よお、これで片付いたか?」

 

箒の後ろにはアリスも乗っていた

 

「助かったわ魔理沙」

 

「おう、で、どういう事だ」

 

「さあね、でも幻想郷がヤバイのは間違いないわね」

 

そこで咲夜はあることに気づく

 

「ごめんなさい、お嬢様がいるし大丈夫だと思うけど万が一のため紅魔館に戻るわ」

 

「ええ、分かったわ。一応、レミリアにも伝えておいてね

 

「分かったわ、3人とも、無事でね」

 

そう言って咲夜は紅魔館に戻った

 

「おそらく他のところにも出ているはずよね..」

 

アリスが言うと2人はうなずき、それぞれの役割を決めることにした

 

「博麗神社に人集めて結界でも張っておこうかしらね」

 

「そうだな、頼むぜ霊夢。」

 

「あんた達はどうするのよ」

 

「私は霊夢の所を手伝うわ」

 

「OK、そっちは任せるぜ!私は見回りしてくる」

 

全員のやる事を決めた所で解散する

 

 

▼紅魔館

 

 

「ちょっと..あなた達なんなんですか..」

 

門番をいつも通りつとめていると化物がわんさか出てきたではないか

 

「そちらがその気なら、お相手しますけどね!」

 

化物は気持ち悪い声を上げながら向かってくる

 

「ふん!」

 

化物の攻撃をすんなりと回避して吹き飛ばす、単体では大した力もないがなにしろ数が多い、バテるのは時間の問題だ

 

「はぁ..ちょっと疲れてきたかも」

 

休む暇もないし化物は次々と襲ってくる、面倒だ

 

「あら、騒がしいから来てみれば..何をしているのかしら、美鈴」

 

「お嬢様..いやぁ、私にもさっぱりでして..」

 

その人物は空中に浮かび、化物を見据える

 

「下品な連中ね」

 

そう言い、化物を見下し、鋭い眼光で睨む

 

「レミィ、何事?」

 

「お姉様〜、急に外に行ってどうしたの?」

 

外の違和感を察し、紅魔館内から動く大図書館..パチュリー・ノーレッジ、悪魔の妹..フランドール・スカーレットが出てきた

 

「何アレ、やばそうな雰囲気ね」

 

「うわぁ、コイツらを殺せばいいの?」

 

パチュリーとフランが化物を見て、明らかに異常なのを察した

 

「そうね、此処ら一帯にいる化物を殺して頂戴。咲夜は不在だけど、まぁ大丈夫でしょ」

 

そして紅魔館一行(一人不在)は化物殲滅を開始した

 

 

▼白玉楼

 

外の異変に気が付き幽々子様へ報告しようとした妖夢は話し声が聞こえ、壁に寄り聞き耳をたてる

 

「幽々子、外、分かる?」

 

「ええ..化物が暴れているようだけれど、大丈夫じゃなかったの」

 

「最悪の事態よ、多分..アルトリウスが失敗したんじゃないかしら」

 

それを聞いて、妖夢はその場にへたり込む

 

「そう..」

 

嘘だと信じたい

 

「信用した私がバカだったみたいね、幻想郷の皆に避難命令と力がある者に協力してもらうわ、幽々子もそのひとりよ」

 

「ええ、分かってるわ。妖夢には言っておくわ」

 

紫は険しい顔をして、アルトリウスは死んだと決めつける

、そんなの自分の目で確かめないと分からない、妖夢はアルトリウスが行った地底へと足を動かし始める

 

「!!、妖夢?」

 

幽々子が物音に気付き声をかけるが返答はない

 

「地底へでも行くつもりかしらね、あの子じゃ死ぬわよ」

 

ある可能性を除いて

 

「私やっぱり妖夢を連れ戻すわ、引き止めなきゃ」

 

幽々子が妖夢を追おうとするが、紫からが止める

 

「ダメよ、今は地上の方が優先よ!」

 

「悪いけど、妖夢の方が私にとっては大事なの」

 

「私の言ってること分かってる?アルトリウスは失敗したけど 死んだ とは言ってないでしょ」

 

幽々子は此処で紫の言っている意味が理解出来た。アルトリウスが生きている事に賭けて、妖夢を任せる ということだった

 

 

幽々子は、紫の真剣な顔立ちに、躊躇いながらも頷き納得した

 

 

 

「ハァ..ハァ...アルトリウスは!?」

 

妖夢は地底に来るまで数え切れない程の化物を斬ってきたが、途中でめっきり来なくなった

 

「とても嫌な感じがする..」

 

何か心に気持ち悪いものが入り込んでくる

 

「アルトリウス!?何処にいるの!」

 

走りながら声を張り上げるが返答はなく、声が響くだけ、それに異様に静かだ

 

「生きてるよね..?」

 

嫌なイメージが頭によぎる、足を進ませる度に見えるのは血だけだ、化物の死体が無数にあり全てに斬撃の跡がある

 

「アルトリウスの..この先にっ」

 

走るペースが早くなる、そして広い場所に辿り着き妖夢は絶句した

 

「グオォオォオオォオオォオ!!」

 

赤い眼光を無数に付けた巨大な化物が攻撃を仕掛けてきていた

 

恐怖のあまり足がすくみそこでへたり込んでしまう

 

「...っ!」

 

.




どうだったでしょうか

オチは考えてあるんですがその間がザックリすぎてやばい
次回から色んなキャラ出るよ!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。