鈍感な会長と悩める乙女の役員達と召喚獣   作:双葉雷華

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ならロリロリハンターズにしてみよう
「作者、遂に(21)になったんだね」
俺はロリじゃねえー‼︎
でもクドみたいな友達はいてほしい。いたら和む。
「バカなことやってないで本編に行くわよ」


第3話

葉留佳side

坂本君とひとしきり抗議し合った私たちは、明久君の仲介によって事が収まり、はるちんは明久君の隣に坂本君はその前に座る事になった。

「ねえねえ、明久君、明久君」

「ん、何?」

「今日の放課後は顔合わせだけなんだよね?」

隣に明久君が座るとすぐ様に話し掛けて今日の予定を確認する。

「うん、そうだよ」

「お前ら何の話ししてんだ?」

「バイトの話だよ。僕たちたまたま、同じバイト先でバイトしてるからね」

そのことを明久君が肯定していたら坂本君が振り返って話しかけてきたので咄嗟に明久君は嘘を言う。

「そうか。そういやお前って塩と水だけで生活してんだろ?」

はい?それは聞き捨てならないですよ。さっそく明日お弁当を………

「何言ってんの?そんな生活送ってるわけないじゃん。それ誰から聞いたの?それとも噂?」

明久君が呆れながら否定して問い詰める。

「いや、噂だが」

なんだあ〜つまらないですな〜。それにしても誰が流してるんですかね、その噂?根源を見つけてとっちめないといけないのですヨ。

「それでなんのためにバイトすんだ?」

坂本君もしつこいですね。そんなんじゃモテませんよ。まあ、ゴリラですし構わないっちゃ構いませんし、どうでもいいですしね。

「三枝、何か失礼なこと考えてないか?」

うっ、鋭い。

「何も考えてなんかないのですヨ」

内心驚きながらも普通に返すと坂本君もそれ以上は追求してこなかった。どうやら興味がなくなったみたい。

「皆さん席に着いてください。H.R.を始めますので」

そう言って教室の前の扉からヨレヨレのスーツを着たタレ目の初老の男性教師が入ってくる。

確か、中等部の経営者兼高等部校長の福原さんだっけ?ここの担任なんだ。

「え〜私がFクラスの担任の福原慎です」

福原先生は黒板に名前を書き終えると振り返り、教卓に手をつく。

「皆さんには卓袱台と座布団が支給されていますが何か問題や不備はありませんか?」

(はるちんは昭和の食卓で勉強してるって知ったらお姉ちゃんはなんて言うだろ)

(間違いなく学園長に抗議しに行くだろうね)

確かにそれは考えられそうですね。あの妹想いで優しいお姉ちゃんのことだから自分の待遇なんか知ったこっちゃないと言って家に働きかけて設備を変えさせそうですヨ。

そんなことを思いながら前を見ていると先生は私達を見回して誰もいないのを確認する。

「では自己紹介して行ってください。そうですね、窓際からお願いします」

その言葉によって1人1人自分の名前と趣味を言っていく。

そして次の生徒が立ち上がった。その男子生徒は見た目が女の子だが、男子の服を着ている。

「木下秀吉じゃ。千葉県の方から来ておってな、家が遠いから基本は学生寮通いじゃ。演劇部所属しておる」

あっ、秀吉君だ〜。知り合い多いのはいいことですね。

彼は木下秀吉君。私と同じくよく問題を起こす人物の1人としてリストに入っている。演劇にはすごく力を入れてるらしく、それで勉強が疎からしい。

はるちん?はるちんは忙しいのですよ。色々と、ね。えっと、お姉ちゃんからかったり、風紀委員にイタズラしたり、風紀委員に追い掛けられたり、ホラ予定がいっぱいなのですよ。

「後、よく間違えられるから言っておくが、わしは男じゃ」

秀吉君の悩みはその容姿が双子の姉に瓜二つなので、よく性別を勘違いされるらしい。でもそのネタで弄ると面白んだよ、またこれが。

「バ、馬鹿なー⁉︎」

「お、男だと!あの可憐さでか⁉︎」

「俺の青春が1つ消えたー!」

秀吉君の自己紹介にクラスの中から絶望の声がひしめき出す。

「いや、待て。木下は男だとは言ったが、女だとは言っていない。つまり第三の性別秀吉なんじゃないか⁉︎」

「お前天才か⁉︎」

果てにはおかしなことを言い出すし、はるちん不安になってきました。真面目に受けた方が良かったですかね?

秀吉君も呆れて座り込む。

「………土屋康太」

短っ!

この短い自己紹介をしたのが同じく問題児のレッテルを貼られている土屋康太君。

寡黙で小柄、忍者みたいな身のこなしで女の子を盗撮したりして、それを売っている。

「………です。日本語は読めますが、書くのは苦手です。英語も得意じゃないです、ドイツで暮らしていたので、趣味は……」

ん?はるちん以外にも女子いるじゃん。仲良くなー

「吉井明久をぶん殴ることです☆」

なれない!はるちんの、いやはるちん以下姉御にお姉ちゃん、それにコマりんの敵ですよ。この女子!

「ハローハロー、今年もよろしくね吉井」

そう言って明久君に手を振る島田さん、そんな彼女に明久君も苦笑いを浮かべながら手を振る。

ありゃ次ははるちんですね。

「三枝葉留佳でっす、そこにいる明久君とは小学校の頃からの幼馴染なの。だから、もし酷いことしたら風紀委員の姉に言い付けるのでそのつもりでいてくださいね。あと、はるちんの居ない間に明久君に何かしたら三枝クオリチーを使って酷い目にあわせっちゃいますぜ」

まあこのぐらいっしょ。

ふう、すっきりしたー。ゴリラの相手して少し気分悪かったのなんとかなりましたね。

はるちんがそういうことを考えてのほほんとしてると明久君に順番が回ってきましたよ。

よっはるちんは明久君のお嫁さんになるのも夢見ちゃってますよ。子供ぽいかな?

「吉井明久です。趣味は料理、特技は相手の心情を制限して丸め込むことです。どうぞよろしく」

そう淡々と言ってさっさと座る。あんまり関わりたくないんだね。

その後も名前を言っていく作業が続く。

ガラッ!

「お、遅れて、すいません」

そう言って胸に手を当てたピンク色の髪の女子生徒が息を切らして立っていた。

「ちょうど良かったです。今自己紹介の最中なので姫路さんもこちらで自己紹介してください」

そう言って教卓の近くの床を指す。

「は、はい!姫路瑞希と言います。宜しくお願いします」

もともと小柄なのにあんなに縮こまって挨拶するとははるちんに弄って欲しいという意思表示か!

「小毬さんに似てるからって弄り過ぎちゃダメだよ」

そんなこと思ってたら明久君が釘を刺してくる。

「嫌ですねえ〜そんなに苛めませんよ………多分」

「今、多分って言ったよね。気を付けなよ。悪戯でまた風紀委員にお世話になっても今度は庇えないんだからさ」

「はーい」

「そこ、静かにして下さい」

明久君と話してたら先生に注意されちゃいましたよ。

「では最後にクラス代表の坂本君に自己紹介をお願いします」

「ういっす」

そう言われるとゴリラは前に出て教卓にまた立つ。

「Fクラス代表の坂本雄二だ。坂本でも雄二でも好きに呼んでくれ」

「ならゴリラ!」

「赤い野生」

「明久、三枝テメエ等後で覚えてろよ?」

坂本君はそう言って睨んでくるけど私達は素知らぬ顔をする。

「話を戻すが、俺達Fクラスの設備はガタが来ていないとはいえ酷いものだと思うが、お前達はどう思う?」

『こんなん耐えられるかー‼︎』

おー、坂本君の言葉に全員反応しましたよ。

(正直言うと自業自得だけどね)

(それ言っちゃ元も子もないですよ

2人でコソコソと話す。

「Aクラスの設備はシステムデスクにリクライニングシート、個人ノートパソコンに個人冷蔵庫にはお菓子完備だ」

『ふさげんなー‼︎』

全員ノっちゃてますね。明久君は消極的だけど。

「そうだろう⁉︎そこでだ、俺はAクラスに試召戦争を仕掛けようと思う!」

その言葉にさっきまで騒がしかったFクラス生徒は一瞬で静まり返った。

「無理だ」

「勝てるわけがない」

「三枝さん付き合「はるちんはお断りですよ‼︎」チクショー‼︎」

「姫路さんさえいれば何も要らない!」

皆口々に否定する。中にははるちんに告白してきたけど玉砕したり、可笑しな人もいた。

「いいや、勝てる。いや、俺が勝たせてみせる」

そんな言葉を否定する坂本君の自信は何でしょうかね?

「何故ならここにはAクラスに匹敵する実力者が揃っている!ソイツ等を紹介してやる」

そう言うと教室を見回すと私の方を見る。

へっ?はるちんスカ?

「おい康太、いつまでも三枝の下着見てないで前に来い」

「へっ?キャー‼︎康太君!はるちんスーパーウルトラダイナミックビー玉‼︎」

はるちんはスカートの近くを見ると変態(康太君)がはるちんの下着を覗いていたので騒いだ後、ビー玉を投げつける。

「グハッ‼︎」

それは顔面に直撃した。その一撃を受けた後前に出る。

「コイツかの有名な寡黙なる性識者(ムッツリーニ)だ」

「‼︎」

そう言われるとブンブンと首を振る。

「コイツがかの有名な寡黙なる性識者(ムッツリーニ)だ」

「なっ奴がそうなのか⁉︎」

「見ろ!必死に畳の後を隠そうとしているぞ!」

「ああ、ムッツリーニの名に恥じない姿だ」

褒められてますよ、よかったね。うん明久君何?褒めてない、いいじゃん別にさ〜

「姫路の実力は知っているだろ」

「わ、私ですか⁉︎」

そりゃ呼ばれるよね。Aクラス上位なんだから。

「が、頑張ります!」

「木下秀吉だっている」

「ワシか?」

「数学なら島田はBクラス並、三枝は理数系ではAクラス上位だ」

さらに秀吉君、島田さんにはるちんと続く。てかなんではるちんの成績知ってるんですか⁉︎

「無論、俺も全力を尽くす」

「坂本って昔神童って呼ばれてたんだろ?」

「マジか⁉︎ってことはこのクラスにはAクラス並の生徒が4人もいるのか?」

「勝てる、勝てるかもしれないぞこりゃ」

どんどん上がっていく士気。もし、熱気に何らかの力があったら教室が壊れてますな。

「それに、吉井明久だっている!」

シーン

明久君の名前を出すと一気に下がった。

「誰だ吉井って?」

「そんなに凄いのか?」

「いや、コイツは「特別処遇者だよ」何⁉︎」

あっやっぱり知らないんだ。

「よく間違われるけど、観察処分者は馬鹿の代名詞、特別処遇者はフィードバックの無い教師の手伝い人さ。召喚獣の扱いならこの中で誰よりも上手いよ。細かい事は家に埋まってるかもしれない生徒手帳でも見てくれるかな?」

明久君の説明にその場はおし黙る。

「と、とにかく!これだけの戦力がいるんだ。Aクラス打倒だって夢じゃない!」

「お前らこの境遇は不満だろ!」

『当然だ‼︎』

「ならお前ら(ペン)を取れ‼︎俺たちに必要なのは卓袱台じゃないシステムデスクだ‼︎」




試召戦争前までこじつけました。次回、Aクラスの自己紹介の風景を書けたらいいなあと思っています。
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