真央霊術院の最強先生 作:ザクみたいなホロウ
1xxx年前
どうしたの。山本くん。
そんな辛気臭い顔して。相変わらず真面目だねー。しかも暑いし。
ボク?
なんもないよ。ボクも相変わらずだよ。毎日、二枚屋に打って貰ったこの斬魄刀と楽しい会話だよ。
飽きないよ。精神世界で戦えるし、彼女との普通の会話楽しいし。
それに卍解会得して、それ使いこなしたら遂にやること無くなっちゃってさ。
えっ。新しい組織つくるって。
名前は護廷十三隊?
理由は。
・・・死神。
・・・霊王。
へー。
まっ、いいと思うよ。
あー、協力しろってか。
いいよ。
まず人集めだね。
さてと、じゃあボクも頑張ってみるとするよ。
けど、条件が一つ。
ボクは死神にはならないよ。
00
やあ、山本くん。
だいぶ集まったね。
これなら、君の目標達成も近いんじゃね。四大貴族も大体のところは協力得たし、その他の貴族たちにも協力取り付けたしね。隊長格もそれなりに揃った。
まあ、力不足ってのもいるけどね。
いや、山本とか二枚屋とかその他にも数人ヤバそうなのがほかを圧倒してるだけか。
僕も加わって欲しいって?
冗談。言ったろ、死神にはならないって。
大体、ボクはそんなタマじゃない。そりゃ戦闘力だけなら誰にも負けないと自負してるさ。ここで生きてる年数は君より多いし、君と戦ってもまだボクの方が強いしね。でも、人をまとめるなんて出来そうもないし、こんな戦闘民族みたいな組織、ボクには合わないよ。
ボクは自由が好きなのさ。
それに僕は少し異常だからね。
死神を教育する施設、作るんでしょ。君が千年くらい前からやってる学院と塾を発展させるらしいじゃん。
ボクそこで働くとするよ。
君の補佐はほら、雀部くんがいいと思うよ。まだ青いけどこれから頭角、表すんじゃね。
えっ。
人斬り? 大罪人?
それどこの抜刀斎。
調べるか・・・。
まあ、それくらいなら良いよ。見つけたら一緒に行こうぜ。
01
いてて。
やるもんだね。卯ノ花ちゃん。久しぶりに怪我したぜ。
あんなに美人なのに、怖いったらありゃしない。
まあ、こっち側に取り込めたから良しとしますか。
なあ、山本・・・え?
ははっ。それじゃあ重國って呼ばせてもらうよ。
なあ、重國。
いい感じになってきたじゃん。隊長格面々。
護廷十三隊総隊長兼一番隊隊長、山本 元柳斎 重國。
かっくいー。
まあ、権力のごたつきも中央四十六室の設置でなんとか収まったし、順調なんじゃないの。
うん。大分落ち着いたし。
・・・一つ聞いておいてくれないか。
ボクは、前世の記憶・・・じゃないな。生前の記憶を覚えてる。
生前ボクは平凡な学生でさ、平和な世界でのほほんと生きてたんだ。
ホントただの少し剣道をかじっただけの漫画大好き人間だったんだよ。
漫画って何かって?
うーん、簡単に言うと娯楽だよ。
そこには君らのことが・・・、いや、何でもない。きっとこれは君たちに言ってはいけないことなんだと思う。
悪い。忘れてくれ。
ボクが言いたいことたった一つだ。
ボクはハッピーエンド至上主義だ。一番気に入らないのは誰かが不幸になることで、もっと気に入らないのは誰かが死ぬことだ。
正直、好きな奴で気に入った奴なら見方にも敵にも生きて欲しい。
あー、つまり何が言いたいかというと・・・。
山本元柳斎重國。
平和な世を作ってくれ。
ただそれだけ。
ははっ。君は実に頼もしいねえ。
02
クソッ。チクショウ。
あの野郎ども。見えざる帝国ッ。何が神だッ。何が世界の創造主だッ。
許さねえ。絶対に殺してやる。
ユーハバッハ。
皆殺しにできなかったのは残念だが、次にあったときは必ず殺す。
覚えておけ、ボクの名前と斬魄刀を。
03
あっはっは。
大丈夫だよ卯ノ花ちゃん。ボクそんな傷負ってないって。
あの時ちょっとボクの斬魄刀にちょっかいだそうとしてきた奴がいたから取り乱しただけだよ。ほぼ無傷だよ。ほら、ボクより酷いのいっぱいいるじゃん。
てゆうか君、ボクに覚えたての回復術、えーっと、回道だっけ?の実験したいだけじゃないの。
・・・図星か。
本当に大丈夫だよ。
大体よく考えればユーハバッハぐらいなら、ボクの卍解で簡単に殺れたし、ちょっかい出してきた卍解奪おうとしたやつ全員殺したし、そんな恨み言ないんだよね。
・・・そんなに引かないでよ。
ボクが一番物騒だって?
ハッハッハ。
隠居しよう。
04
やっ、重國。
おー、やっとボクの真央霊術院での役職決まったの?
なんか最近ゴタゴタあってさ。そっちの話をなしにされたのかと思ったよ。
うん。
それで、ボクの役職は・・・。
高等部の剣術指南か。まあ妥当だね。ほかの役職には現役の人がいるから、なんかで空席が出たらボクがやるわけだ。オーケー。いいよいいよ。ボクも死神やってるよりこっちのほうが仕事意欲沸くし。
お、結構権力くれんの?
ありがたい。
そんじゃ明日から。
了解。
そっちも頑張れよ。
総隊長殿。
05
「ボクの名は
「今日から君らの剣術指南役だ。ボクは、斬拳走鬼どれも一定以上は強い。」
「見た目君らと同じくらいだけど、ボクは相当歳食ってるから、勘違いすんなよ。」
「まあ、いきなり何だこいつって思うだろう。」
「ボクを気に入らない奴もいるだろう。実力を信じきれない奴もいるだろう。」
「ボクの剣術指南の時間はいつでもボクに戦いを挑んでくるといい。」
「返り討ちにして見せよう。」
「ああ、ボクに勝てたらすぐにここを卒業させて死神にしてやるよ。」
その日、死神候補生五百名は地面と熱いキスを交わしたのだった。