真央霊術院の最強先生   作:ザクみたいなホロウ

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1 才能あふれる若者たち

06

 

重國〜。

霊術院の書類持ってきた。ハンコ頼むわ。

 

ん、学院?

順調も順調。これ以上ないほどスムーズに進んでるよ。

初日に反抗する生徒いなくなったし、ひと睨みすると大人しくなるしね。

 

やっぱ最初が肝心だよね。

 

あれ、卯ノ花ちゃんじゃん。

どうしたの、一番隊隊舎に。

 

ん?

その羽織。

おー、遂に十一番隊隊長になったんだ。結構様になってんじゃん。

でも、麒麟寺くんから回道教わってたんじゃないの?

 

ふーん。まだ完成してないんだ。

まあ、彼もそろそろあっち(・・・)に行くだろうし、今の君に四番隊は似合わないし、ちょうどいいんじゃない。

 

ボクの用事はもうないから、そろそろ行くよ。

 

じゃね、重國に卯ノ花ちゃん。

 

 

07

 

それじゃあ、今日も授業始めるよ。

欠席はなし・・・うん、良いことだ。

 

えーと、今日の授業は―――――――。

 

おいそこ、うるせえよー。

また君か、京楽。

もう少し静かにしてくれよ。説明してる時くらいは、さ。

 

周り。五月蝿い。

ボクに貴族とか関係ないよ。むしろ、君らの親にボクの名前を言ってみなよ。

面白い反応が返ってくると思うよ。

 

話戻すけど、休み時間終わったんだから、授業に集中しろよ。

お前らこれから命かけて戦いに出る奴らなんだから、授業だけは真面目に聞いとけ。

 

まあ、確かに?

一度しかない学院生活だし、青春だし、ホトバシル若さを抑えきれんかもしれんが、それは休憩時間に解消してくれ。ボクは別にそういうのに関知しないしな。

 

あー、重國なら、そこら辺厳しいだろうけどな。

 

そればっかにうつつ抜かすな。

節度を守れよ。だらしなくなるなよ。

ちゃんと合意のもとでしろよ。

 

ん?

どうした浮竹。

ああ、重國?

山本 元柳斎 重國。

うーん。ボクがあった時まだ山本重國って名乗っていたから、こっちのほうがしっかり来るんだよね。

 

この話するとみんな驚きすぎだろ。

 

うしっ。

そんじゃ、授業、授業。

 

とりあえず、素振り1000回な。

 

 

08

 

重國。

はい、これ。今年の霊術院の状況。

 

うん。今年はいいのが多いんじゃない?

特に君が可愛がってる、京楽 次郎 総蔵佐 春水と浮竹 十四郎の二人を筆頭に結構みんな頭角を表し始めてるよ。いいねえ、若いって。それだけで力が溢れる時期だ。

 

ははっ。

ボクは肉体だけ若いだけだよ。精神的にはもう結構老け込んでる。

忘れたのかい。ボクは君より長生きなんだよ。

これがボクの異常性だからしょうがない。まあ、それも慣れちゃったけどね。

 

そんなことより。

 

この二人は無事卒業試験を終えた。

文句なしの合格だよ。未来の隊長の姿が見えた気がするよ。未来を思うとワクワクするねえ。

多分護廷十三隊入隊試験も簡単に突破できるだろうさ。一年後には立派な死神になっているだろうさ。

 

でもまあ、二人共、斬魄刀の魂がほかの奴らより多いから、始解と卍解を会得するのに相当時間かかりそうだけどね。

 

 

 

それより、どうよ護廷十三隊全体として。

なんか、最近忙しそうじゃんよ。

二番隊に四方院家とかそっち側の人間を取り込めたおかげで隠密機動が充実して、やっと中央四十六室の法が作用するようになったし、朽木家の参加で戦力も上がった。

鬼道衆も大分増えたし、十一番隊の本来の在り方が出来上がった。霊術院の成果も出てる。

 

けど問題も多発してる。

 

技術開発も大事故で撤退。

五大貴族の志波家が衰退してきて、今まで保ってたバランスが壊れてきてる。

それに現世、あのユーハバッハの子孫。クインシーだっけか。あいつらも増えてきてるらしいじゃん。

 

零番隊の選別もあるしね。

全部ボクは蚊帳の外なんだけどね。

 

 

・・・ん?

ボクに頼みごと。

 

ふーん。大量のメノスグランデか。

無数のギリアンに少数のアジューカス、一体のヴァストローデ。正しく一個軍隊じゃないか。

 

手の回る隊長格もいなさそうだし、それくらいならお安い御用さ。

 

 

 

09

 

「ふーん。見てみれば圧巻だねー。」

 

「負ける気はしないけど。」

 

「さてと、霊圧ちょっと上げようかな。」

 

「ヴァストローデってのは会話できるんだっけ。」

 

「へい、そこの大将さん。面倒だけど目的を話してもらおうか。」

 

「ふーん。よく喋るね。こっちから聞いといて悪いけど、五月蝿いからもう黙りなよ。残念ながら君の野望はここで終わりだ。」

 

 

 

「その、ただの斬魄刀で何ができるって?」

 

「おいおい、見かけだけで判断するなんてまだまだだね。」

 

「斬魄刀の大きさなんてものは、霊力操作で自由自在だよ。」

 

「一応言っておくけど、ボクの斬魄刀は常時開放型でね。浅打と長さ以外何も変わらないように見えるから、気付かれにくいんだ。」

 

 

 

「けど、この子は特徴があってね。解号と名前を呼んであげれば、今までより更に喜んで力を乗せてくれるんだ。」

 

「炎熱系最強とか水氷系最強とかいろいろな斬魄刀あるけど。」

 

「この子は最強のサポーターだよ。」

 

「ボクは能力秘密主義でね。本来はやらないけど、今はボクしかいないし、さっさと終わらせたいから特別に見せてあげる。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「共に歩め、白時雨。」

 

 

 

その名を聞いたホロウは一匹もいなくなったのだった。

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