真央霊術院の最強先生   作:ザクみたいなホロウ

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3 未来の行き先

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ういー。

授業始めるぞー。

 

さっさとそのエロ本しまえ、志波一心。

ちょっと待て。

どこに売ってたのそれ!?

 

マジでか。後で見に行ってみるわ。

 

・・・。すまん。

 

あー、うん。授業始めるわ。

といっても、また模擬戦です。

 

いいか。復習だ。

死神の基本戦闘術。斬拳走鬼。

 

斬。斬魄刀による剣術。

拳。白打とも呼ばれる素手による体術。

走。瞬歩等の移動術。

鬼。攻撃を行う破道、それ以外の縛道の二種類の呪術。

 

この模擬戦では、鬼道の一切の使用を禁じる。

それ以外の斬拳走で試合を行う。

 

ん。

どうして鬼道がダメだって?

 

別にダメじゃない。

あれば、戦術の幅が広がる。状況によっては鬼道の方が有効な敵だっているさ。しかも強力な鬼道なら一度に多くの敵を屠ることだって可能だろう。

 

ただ、鬼道の弱点は霊力を消費するところにある。

霊力が無尽蔵。無制限。無辺際。

そんなヤツはいない。

 

自分の斬魄刀の開放を維持できないくらいに霊力を消費して、追い詰められたとき。

何らかの状況で、仮にホロウの能力で鬼道が使えないとき。

 

そんなときは結局、自分の足で逃げ、立ち回り、体術や剣術で戦わなければならないだろう。

戦うためではなく、生き残るために必要なことだ。

 

あー、そだ。

ボクと模擬戦したい人いる?

 

そんな全力で首振るなよ・・・。

頭落ちそうだぞ。

 

 

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そこにいる子達何か高等部になんかようかい。

 

ん?

あれ、君ら、流魂街の・・・。

へえ。遂に君らもこの学院に通うわけか。君の友だちの平子君たちもかい?

 

ふーん。時の流れは早いもんだねえ。

ん。僕はここの先生だからここにいるのは当たり前だよ。

 

だから、本当にボクは先生やってんの。

近所の優しいお兄さんじゃねえよ。

 

まあ、頑張れよ。

ボクは高等部の剣術指南役だから順調に行けばボクの授業を受ける事になるさ。

 

でどうしてここにいたの。

道に迷ったって・・・。まあ、広いからねこの学院。

 

そこはここから真っ直ぐ言って突き当たりの階段を下がって、右側に保健室があるからそこから三つ目の部屋だよ。

うん。じゃあ気付けてな。

 

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おーい。

志波一心くん。ああ君だ。

 

まあ、なんだ。

特に用はないが知ってる顔がいたからね。道すがら声かけてみようと思ったのさ。

 

どうだい最近調子は。

 

まっ、そんなもんさ。

 

君は大丈夫か。

数十年前、君の本家が没落しちゃったじゃん。なんか影響はあるかい?

 

ならいいんだ。

 

まあ、君に突っかかる奴は少ないだろうけどね。

なんせ、貴族ってのは階級でみんな差があるからな。分家といえど元大貴族っていうのも結構なステータスだよ。失っても残ってる力は下級貴族よりも上だからね。

 

しかもこの学院、大貴族はほぼ通わないんだよ。

だから、雲の上の存在がいきなり目の前に現れるわけだから、みんな困惑してるだけだよ。

 

大貴族がここに通わない訳か。

 

うーん。あいつら自分とこで全部仕上げちまうから、真央霊術院に入学しなくても死神入隊試験突破しちまうんだよね。代表的なのは、ほら朽木家なんて強いのしかいないから、そういう即戦力になる奴は護廷十三隊に優先されるんだよ。

そうでもしないと人材不足気味なんだよね護廷十三隊って。

ソウルソサエティは戦いと切っても切れないところだからね。毎年の戦死者なんて数え切れない程だよ。

 

まあ、君は意外と優秀だから死にはしないだろうけどね。

平常点があったら結構減点だけどね。

 

お、ボクはここまでだ。

じゃあ、頑張りたまえよ。

 

 

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ういーす。

重國、久しぶり。老けたなお前。

 

はっはっは。

ん?

君は雀部くんじゃないか。へえ、遂に一番隊副隊長になったか。

あれ、結構前になってた?

 

・・・。

 

うん。まあ、ほらよかったじゃないか。

なりたいものに成れて。ボクから遅くなったけど祝福を祝うよ。

おめでとう。晴れて君は自他ともに認められた重國の片腕だ。

 

重國も不在だった副官がやっと埋まったわけだ。

 

いいねえ。

着々と固まっていくじゃん。護廷十三隊。

 

四番隊に卯ノ花ちゃんが隊長になったようだし、十一番隊もなんとかなった。そういや、卒業生の京楽と浮竹も無事始解開放の上、席官に加わったそうじゃないか。

気にかけてた君も鼻が高いんじゃない?

 

ああ、そういえば、はいこれ。

今年の卒業生名簿。まあ、平年並だよ。

来年あたりから光るのがポツポツ出ると思うけどね。

 

なに?

蛆虫の巣だって。あー、精神に異常きたすやつまで出てきたか。

でも今までも結構いなかったか?

強い奴ほとんど変なやつじゃん。

 

まあ、しょうがないか。

 

そんだけか?

 

了解。じゃあ、ボクもう行くよ。

 

 

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やあ、卯ノ花ちゃん。

長らくやってきたこの殺し合いも今日で最後だ。

 

うん。君の卒業式だ。君の実力は相当なものになっている。

その卍解も完全に掌握したみたいだし、霊力も昔とかなり質が違う。

 

今の君なら成長した剣八くんくらいなら楽に退けられるだろう。

 

さて、今日の殺し合いは原点に立ち返って剣術だけでの戦闘だ。

今まで散々開放状態で打ち合ったからね。

 

ボクのは知ってのとおり常時開放型だから、浅打を用意してきた。

 

ボクの卍解?

あー、あれは少し破壊しすぎるし、奥義も的に何もできずに終わらせてしまうやつだから。

 

ああでも、今回のボクはいつもと一味違うぜ。

 

限定解除

 

別に隠してたわけじゃない。

うん。本来は現世に行くときにやるものだけど、修行の一環みたいな感じでボクはこれを使用してるんだよ。

 

はっはっは。

ボクだって年寄りの意地がある。

 

さて、こっから先は本当の全力だ。

君も全力で来るといい。

 

ボク本気を見せてあげる。

 

 

 

誰かにボクを超えてもらうために、ボクの技術を授けよう。

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