真央霊術院の最強先生 作:ザクみたいなホロウ
31
うーし。
それじゃあ、授業します。
なんかあったら助手の響河に教えてもらってください。
あ、彼は一応結婚してるんで誘惑しないように。
ってしないか!
・・・。
え?
コホン。
よ、よし。授業をしよう。
ってそこ。平子くん。久しぶりの座学だからって早速寝るな。
この嘘つきめ。寝てたろーに。
よくそこまで口が回るな君は。
まったく、ボクを丸め込もうなんて百年早いよ。
響河もなんか言ってやれ。
ちょっと待て、なんで響河の言うことには素直なんだよ。
まあ、いいや。
とりあえず、これから出す君への課題の量は二倍な。
はっはっは。
三倍じゃないだけ感謝するんだな。
32
よっす。重國。元気にしてた?
今回はこの資料。部長代理で届けに来たよ。
うん?
どうしたの。今日は随分と機嫌がいいじゃん。
何か良いことでもあったのかい。
へえ。
やっと、やっと京楽くんと浮竹くんが護廷十三隊の隊長になったか。
あー、嬉しくないのかって。
嬉しいに決まってるさ。なんせ、真央霊術院から出た初めての隊長格だからね。ボクにとっては努力の結晶。君にとってはこれから先の未来への第一歩といったところだろうからね。
でもまあ、それでも落ち着いているように見えるなら、ある程度予想できてたからだよ。
まあ、予想なんてレベルじゃないくらいの確信があっただけだけど。
ううん。何でもない。
うーん。重國。
それにしても、随分と気が抜けてきたんじゃないかい。
クインシー殲滅が終わってから随分腑抜けた気がするよ。
・・・。
そう睨むなよ。まったく。
まあ、分からなくもないさ。
ただ。
ただ、・・・気を付けなよ。
何もないよ。ただ気が抜けてるから、気合入れろって言っただけだっての。なんも隠してないって。
言えって?
あー。まあまあまあ。・・・ね。
ただボクはあれだよ。
ボクは君に老衰で死んでほしいんだ。安らかにね。
ただ、そんだけさ。
ん?
聞いてることと違うって、当たり前だろう。わざと逸らしてんだから。
はっはっは。
それじゃあボクはもう行くよ。
またな。重國。
33
さーて、やってまいりました。ぶらり流魂街。
うーん、よく考えればもうやんなくていい気が・・・。
でもまあ、やる必要ないけどもう日課みたいになっちゃったし、ストレス解消にもなるから続けようかな。
んー。
さて、今日はどこに行こうか。
あっちの砂漠地帯みたいなとこ行ってみるか。
結構面白そうな霊圧感じるし、ね。
よっ。
ほっ。
はっ。
到着っと。
さてさて、ここには誰がって、うぉあ!
君たちっ、ちょっ、まっ。
うお。いきなし、よっ。
襲いっ掛かって、はっと。
来るなんて。
酷いじゃないか。
はー、危なかった。やっと、落ち着いてくれた。
うーん。そんな警戒しないで欲しいなー。
よし。それじゃあまず自己紹介をしよう。
ボクの名前は平野将。性別見ての通り男、趣味はたった今から流魂街散策。仕事は霊術院の先生なんかしているよ。
さて次は君らの番。
ほうほう。
浦原喜助くんと夜一ちゃんだね。って、くんとかちゃんとか付ける年でもないか。
そんじゃまあ、よろしく。
四楓院? 無礼だって?
はっはっは。
まあいいじゃん。
へー、特訓してたんだね。感心感心。
メニューは自分たちで考えたのか。
いや、普通にすごいと思ってね。しっかりしたいい訓練だと思うよ。
それにしても君らがあの四楓院夜一と浦原喜助なんだね。
君ら二人のことは麒麟寺くんとほんの少し立ち話した時に聞いたよ。霊術院に入らないが面白い連中が居るって。
うーん。四楓院の人達とボクそんな関わりなくてさ。
襲われるけど、彼らの意思じゃないし権力あるから下手に手を出せなくて困ってるんだよね。
君が当主になったら何とかしてくれると嬉しい。
まあ、そうしてくれたらこっちも君になにかお返しするさ。
ふーん。
君らもう護廷十三隊に入隊間近なんだね。まあ、このくらい実力あればすぐに上にいけると思うよ。
まあ、それでも時間は多少かかるだろう。いろんなことは当主の義を終えてからになるだろうけどね。
いやー、結構邪魔しちゃったね。
僕はもう行くとするよ。
うん。それじゃあ。
また会う日まで。
34
ふう。
そろそろ自己整理のお時間だ。
いよいよ現れ始めたな。物語のキーマンたちが、さ。
平子君たちが卒業したら・・・はぁ。
そろそろボス戦ってところか。
さてどう立ち回ろうか。
ボクの薄れそうになっている生前の記憶は、もうほとんど断片的なものだし、そのせいで確実性に欠ける。その上本の中と実際は違うから、霊術院での立ち回りには役に立ちそうもない。
ふむ。
やっぱり、出たとこ勝負か。
理想的には中立だな。
今はまだボクの方が強い。それを利用して何とか入り込む・・・かな。
問題は他にもあるし、特に崩玉。
うわーめんどくさい。
その他にもやることたくさんあんじゃん。
もう後で考えよ・・・。
あー、でもそれならボク側の戦力、増やそうかな。
原作開始時ってどんくらい先だっけ・・・。他に誰かこっち側に引きずり込めそうな人材いたかなー。
そういや響河って原作時もうジジイじゃん。
・・・戦力なるか?
ならねーだろーなー。
先生やると老けるもん。封印されてた以上に老けるよきっと。うん。間違いねえ。なんか確信持てるわ。なんだろーな。若い奴ら見た後に来るあのあんな時代あったなー的な感覚。自覚すればするほど老いるよな。
まあ、ボクは精神的にだけなんだけどね。
さて、冗談もほどほどに、浦原喜助と藍染惣右介。
今後はこの二人にアプローチを掛けよう。ボクは知ってるだけで天才じゃない。一つ間違えば未来でざっくりやられるけど、まあそんときはそんときだ。
ボクの方もいろいろ準備を進めよう。
彼が現れるようにあまり弄らず、できる限りのことを。
窓からちょうど見える月が煌々と輝くのを見て、一息ついた平野は静かに筆を置いた。
遅れて申し訳ありません。
最近リアルの方が本当に忙しく、PCを開く暇がありません。それでもゆっくりになりますが、更新し続けたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。