どうも皆さん。
転生した俺です。転生前の名前は忘れてしまったんだがどうでもいい。問題なのは...
「グルルル...」
目の前にでっかい狼がいることだ...
えええええ!?狼!?やばい!食われるうう!
「おい。」
?誰かに呼ばれた気がする...こんな時にだれだ?
「おい!」
!?シャベッタアアアアアアア!!!
「お、おい...」
「なんだ?」
狼が不思議そうにこちらを見てくる。
「お前が喋ったのか?」
「はぁ...」
狼がため息をつき、こちらを見てくる。
「そうだ。俺が話したんだ。そんなこともわからないのか?」
へぇ~この世界の狼は話せるのか...って
「そうじゃない!」
狼はビックリした表情で再びこちらを見てくる。
「いきなり何だ!急に叫びやがって!」
しわを寄せ、こちらに近づいてくる
「ヒィィィィ!!食べないでええ!」
「食べる?何のことだ?いくら俺でも同族は食べん。」
良かった。どうやら俺は食い物として認識されなかったらしい。
ん?何か引っかかることが...同族?
「あ、あのぉ...」
弱弱しく尋ねてみる
「今度はなんだ?」
「今、同族って言いました?」
「そうだが?どこを見ても同族じゃないか。耳と尻尾あるだろ?」
そう言われ確認してみた。
うっそおおお!?尻尾生えてるし耳が頭の上に!
「なぜ驚いているのだ?」
再び不思議そうにこちらを見てくる。
「ああ、そうか。お前が神の言っていた転生者か。」
「!?何で俺が転生者って分かるんだ?あと神のことも。」
「実はあの神にお前の面倒を見るように頼まれてな。今日来ると聞いていたんだがお前のことだったのか。」
「へぇ~神様そんな事をしていたのか。」
「アイツには恩があるからな。断る理由もないだろう。」
へぇ~神様って結構優しいんだな。だから俺に特典やなんやかんやしてくれたのか。
納得し一人で頷いている。
「まぁそれはさておき。」
狼が質問する。
「前世の種族はなんだ?」
「人間だったと思う。だが名前がわかんねぇ。」
「ほう。名がないのか。それでは何と呼べばいいのやら...」
ピーンとひらめいたようでこちらを見てくる。
「なら俺が名付け親になろう。そうだな...」
下を向き考えているようだ。
「オルトゥス」
そう言ってきた。
「オルトゥス?」
「そうだ。お前の名前はオルトゥスだ。意味は『誕生』だ。ここで新しく生まれ変わったからな。」
「オルトゥスか...いいなそれ。」
笑って狼に返す。
「ふふ。」
狼も笑っているようだ
「さて、名前も決まったところで今のお前の状態なんだがな。」
そうだった。忘れていた。今の俺には耳と尻尾がある。歯もなんだか鋭く感じる。
「今のお前は多分、『半狼』だな。」
半狼?意味が分からず頭を捻っていると
「人間と狼のハーフってことだ。」
狼が教えてくれた。
「おおおお!かっこいいなそれ!」
俺は喜びガッツポーズをする
「かっこいいかは置いといて、今後のお前の生活についてなんだが。」
「そうだな。俺はこれからどうやって生きていけばいいんだ?」
「さっきも言ったが、お前の面倒は俺が見ることになっていてな。生活については安心しろ。」
「そうか。良かった。」
俺は安心して胸をおろす
「とりあえずついてこい。そこで今後について話そう。」
狼はくるっと向こうを向き歩いて行った。
「あ、まってー。」
俺もついていこう。そうしないと生活が...
主人公改めオルトゥスは狼に走ってついていったのだった
どうでしょうか?
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