遅いような気がしますがネタバレが苦手な方はお気をつけください。
ゼレフと別れて何日かたった。
俺はすることもなく家でゴロゴロしていた。
「ああ~暇だ~。」
呟きながら家の中をゴロゴロ転がっている。
「何か面白いことないかな~。」
なんて呟いていると
「ねえねえ。お兄さん。」
窓の方から声がした。そこには小さな女の子が窓から顔を覗かしていた。
「ん?誰だお嬢ちゃん?ってかどうやってここまで来たんだ?」
そう。俺の家の周りには視覚障害の結界が張ってある。それなのにどうやって...
「え?普通に来れたよ。お兄さんは誰?」
なんと。結界を素通りしてきたのか。なんて子だ。俺の魔法もまだまだだな。また特訓しなければ。
「まあいいか。俺はオルトゥスだ。お嬢ちゃんは?」
「私の名前はメイビスだよ。メイビス・ヴァーミリオン。」
・・・・・え?メイビス?あのメイビス?
次はメイビスか...ゼレフの次といい、本当に原作前だと改めて認識させられる。
だがもう俺はあまり驚かない。もう原作知識が少なくてどれだけすごいことかもうわからん。
いつから原作開始だろうか...それまでは絶対生きなければ。何のために魔法を覚えたか。
「メイビスか。取りあえず家に入れよ。」
「ありがとう。おじゃましまーす。」
メイビスが入ってくる。
「ん?メイビスは靴を履いてないのか?」
「うん...マスターに買ってもらったんだけど返せって...」
悲しそうにうつむくメイビス
「ほう...それはクソッタレなマスターだな。」
「でもマスターは私にご飯とか寝る場所もくれたんだよ?マスターはいい人だよ。」
「...ならいいか。そのままだと汚いだろ。風呂貸してやるから入ってこい。よく見たらドロドロだし。」
「え?お風呂に入っていいの?」
「ん?風呂に入ったことないのか?」
「いつも川で水浴びしてたよ。」
「ならゆっくり入ってこい。タオルは入り口においてある奴を好きに使え。」
「ありがとー!お兄さん!」
ドタバタと風呂へ向かっていく。
ふぅ。メイビスがいるということは何かこの島でイベントがあったはず。でも何かわからん。結構重大なことだった気がする...
ま、いっか。分からないんだったら分からないままでいいか。俺に危害がなければあまり動かないほうがいいだろう。
もしいらない動きでもして原作を壊してナツとかに会えなかったらもうフェアリーテイルじゃなくね?
ってかもうゼレフの呪いを封印したから原作壊れたんじゃ...
考えるのはやめよう。メイビスのために暖かいスープでも作るか。
しばらくするとメイビスが風呂からあがってくる。
「ふわあ。ポッカポカだよ~。ありがとう!」
「そりゃどういたしまして。ついでだからこのスープも飲んでいきな。湯冷めして風邪ひくぞ。」
「え-!スープもあるの!?やったー!」
メイビスは喜びを駆け寄ってくる。
「暖かい食べ物は久しぶりだな~」
「なに?マスターから貰っているんじゃなかったのか?」
「貰っているけど小さなパンとか余って冷えたスープとかだよ。」
「...腹いっぱいになるまでたべていいぞ。」
「本当!?でもお金とか持ってないよ?」
「これぐらい平気だ。ほら、早く食わないと冷めるぞ。」
「ありがとう!お兄さん!」
「俺はオルトゥスだって。オルって呼んでくれ。」
「ありがとう!オル!」
にっこりと満面の笑みを見せてくる。かわいい...
...ッハ!?俺はロリコンじゃないロリコンじゃないロリコンじゃい...
ロリコン疑惑の出る主人公であった。
「俺はロリコンじゃなーい!!」
いかがでしょうか?
ちなみに作者はロリよりは年上派です(笑)