それではどうぞ。
そうこうしているうちに食べ終えたメイビス
「ごちそうさまでした!」
「お粗末さまでした。」
「久しぶりにいっぱい食べたよ~」
「そりゃよかった。」
満足そうでなによりだ。
「ねえねえ。ちょっと聞いてもいい?」
「なんだ?」
「その頭についているの何?寝癖?」
「これか?耳だ。」
「耳なの!?じゃあオルは人間じゃないの!?」
「俺は『半狼』って種族だ。半分は人間で半分は狼だ。ほら、よく見ろ。尻尾もちゃんとあるぞ。」
そう言い尻尾を揺らす
「スゴイ!そういうの初めて見た!さわってもいい?」
「いいぞ。」
メイビスは俺の座っているソファの横に来る
そして俺の尻尾をモフモフしている
「ふわぁ...モッフモフだぁ~♪」
「毎日欠かさず手入れしているからな。自慢の尻尾だ。」
「へぇ~。」
なんてしばらくするとメイビスは寝てしまっていたようだ。
寝るの早すぎない?
「それほど疲れていたのか?」
メイビスをソファに寝かせ毛布を掛ける
邪魔になるから本でも読んで起きるのを待つか
~~1時間後~~
「ふわあぁ...」
「お、起きたか。」
「ん...あれ?私寝ていたの?」
「そりゃぐっすりと。」
「毛布まで..ありがとうねオル。」
「はいはい。」
メイビスはゆっくりと起きる
「ところで1つ質問してもいい?」
「ああ、なんだ?」
「オルは妖精がいるって信じてる?」
真面目な顔で聞いてきた
「ん~そうだな。いるんじゃないか?」
「ほんとう!?実はみんな妖精なんていないっていうから。誰も信じてくれなかったの。」
「まあおとぎ話のような物だからな。でも、多分どこかにいると思うぞ?」
「なんでそう思うの?」
「まず俺のような半狼がいるからな。俺の存在も珍しいんじゃないか?」
「たしかに半狼って聞かないよね。」
「だろ?あと見たことはないがドラゴンもいるらしいぞ。あと悪魔。」
「ドラゴンもいるの!?すごいな~。悪魔は怖いけど。」
「かかわらなかったら大丈夫だろ。どうだ?妖精がいるって思えてくれたか?」
「うん!私のほかにも信じいる人がいてよかった!」
なんて会話をしていると日が暮れてきた
「そろそろ帰らなくてもいいのか?」
「そうだね。そろそろ帰るよ。」
「あ、そうだった。お前にちょっと渡したいものがある。」
「なに~?」
俺は空間から靴を取り出す
「すごい!いまの魔法!?」
「そうだな。空間魔法ってやつだ。」
「魔法が使えていいな~。私なんて何にもできないのに...」
「そのうち使えるさ。ほら。これやるよ。」
靴をメイビスに渡す
「靴?これ貰ってもいいの?」
「ああ。動物の皮でできた安物だ。だがちゃんと使えるぞ。」
「ありがとう!オル!さっそく履いてもいい?」
「ああ。いいぞ。」
靴を履きはしゃぎ回っている
「大事にするよ!」
「どういたしまして。あ、ひとつ言っておくがその靴は拾ったって答えておくんだぞ。またマスターとやらに取られるかもしれんし。」
「わかったよ。ねえ。」
「なんだ?」
「またここに来てもいい?」
「別にいいぞ。最近は退屈だったしちょうどいい暇つぶしになる。」
「ほんとう!?ありがとう!それじゃあね!」
「ああ、気をつけてな。」
手を振りながら走って帰っていく
俺もそろそろ寝るか。
~~メイビスside~~
今日はとてもいい人に出会った。
私をお風呂に入れてくれたり、靴をくれたりしてくれた。
半狼って珍しい種族の人で妖精の存在も信じてくれた。
明日もお仕事が終わったら行こうかな...
いかがでしょうか?
メイビスの口調は大丈夫かな...
感想、批判等お待ちしています。