東方ビーストウォーズ(再編集版)   作:赤バンブル

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百獣王ゴライオンと言う作品を知っていますか?
俺はOPで知ったんですけどどこにもDVDがありませんでした。どなたか知っている人いないんですかね。後、ロボットアニメにしては活躍が少ないという「六神合体ゴッドマーズ」も。


第十話「狂気のトリプルチェンジャー」

<コンボイ達が白玉楼を訪れていたころのメガトロンのアジトのタランスの研究室>

 

クイックストライクとインフェルノは人が入りそうな袋を担ぎこんでタランスの研究室に入ってきた。

 

タ「おお、新しい素体を連れてきたスか。」

 

タランスは待っていましたかと言うように近づきながら言った。

 

ク「ギッチョン!もちろん連れてきたでギッチョン!」

 

イ「でも、コイツを捕まえるのは苦労したでごっつんこ。」

 

テンションの高いクイックストライクとは対照的にインフェルノは疲れているようだった。それだけすごい獲物なのだろうか?

 

タ「当たり前ッス。コイツは臆病とはいえ元は月の軍人だったんスからね~。」

 

タランスは嬉しそうに言う。

 

?「ちょっと出してよ!」

 

袋の中から無理やり少女が顔を出した。少女にはウサギの耳が生えていた。

 

サ「鈴仙・優曇華院・イナバ。元月ノ防衛部隊所属、性格臆病。シカシ、強力ナパワーノ持チ主ダ。」

 

サウンドウェーブは気にせず鈴仙についての解説をする。

 

鈴「あんたは紅魔館の・・・・・・一体どうなっているのよ!まさかこれもあの吸血鬼の仕業!?」

 

鈴仙は以前吸血鬼によって起きた紅霧異変の事を思い出す。外見はかなり異なるものの紅魔館にいた小悪魔と同一人物だということはだいたい検討着く。

 

タ「うひひ。それは違うスよ~。これからあんたはアタチの実験材料になるんスよ~。」

 

タランスは眼を光らせながら鈴仙に向かって言う。その姿に鈴仙は思わず震える。

 

鈴「実験!?よしてよ!ただでさえ、師匠にやられてるのに。」

 

鈴仙はいつも師である永琳に新薬の実験台にされているのだ。だから実験と言う言葉にはトラウマを感じる。

 

タ「そうはいかないス。それじゃ、お二人さん早速このかわいいウサギさんの服を脱がすッスよ。」

 

ク「了解したギッチョ~ン!」

 

イ「オラ!とっとと脱ぎやがれ、ごっつんこ!」

 

鈴「いや!はなして!」

 

二人はさっさと鈴仙の身ぐるみを剥がす。鈴仙はその後無理やりトランスプールに入れられる。

 

鈴「出して!」

 

鈴仙は必死になって叫ぶ。

 

タ「これより、トランス改造を実施するッス。」

 

プールに液体金属が入っていく。

 

鈴「助けて!師匠!姫様・・・・・・・・」

 

鈴仙は師と主に助けを求めるが空しくも改造は始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

≪六時間後≫

 

タ「そろそろ出来上がった頃ッス。」

 

タランスはプールの液体金属を抜く。その中にはさっきまで鈴仙だった少女が沈黙していた。体にあちこちにアーマーのような物が装着され、ウサギの耳はなくなっていた。

 

タ「うひゃひゃひゃ。アタチの大成功!さあ~てお前の名は・・・・・」

 

少女は目を開いた。目はすでに狂気の赤に染まっていた。

 

鈴?「・・・・・・・ふふふふふ。あははははははははは!」

 

鈴仙?は突然笑い出す。その態度にタランスはキョトンとした。

 

タ「あれ?おかしいスね。こんな風になるとは。」

 

鈴?「私はもう鈴仙じゃない!あの臆病な鈴仙じゃないんだ!あははははっはは!」

 

ク「こいつ、頭大丈夫なのかギッチョン?」

 

鈴仙?の変貌にタランスどころかクイックストライクさえも呆れていた。すると彼女はクイックストライクの方を睨みつけた。

 

鈴?「おい!そこの蛇サソリ、今私の事を笑ったよね?」

 

ク「ギッチョン?」

 

最初に言葉にクイックストライクは理解できなかった。

 

鈴?「笑ったよな?」

 

鈴仙?はクイックストライクに迫る。その殺意に満ちた顔に彼は恐怖を感じた。

 

ク「い、いやその~すみませんでした。」

 

クイックストライクは土下座しながら言う。しかし、彼女は許すはずはなかった。

 

鈴?「謝って許せるか!」

 

鈴仙?は戦車に変形する。

 

ク「ゆ、許してください、ギッチョ~ン!」

 

クイックストライクは脱兎の如く逃げる。

 

鈴?「くたばりやがれ!」

 

鈴仙?は容赦なく発砲する。

 

ク「ギッチョ~~~ン!」

 

クイックストライクは吹き飛ばされ研究室の床に叩き付けられた。

 

イ「コイツ!」

 

インフェルノは自分の拳銃を構えて狙いを定める。

 

鈴?「させるか!」

 

鈴仙?は戦車からジェット機にトランスフォームする。

 

イ「へ?」

 

鈴?「消えろ!」

 

インフェルノは発砲する前に体当たりされ壁に激突する。

 

イ「あべし!」

 

インフェルノは力なく床に倒れた。

 

タ「こ、コイツはヤバイッス!」

 

ちなみに後ろを振り向いたときはすでにサウンドウェーブが現場から消えていた。

 

鈴?「こんなところ、ぶち壊してやる!」

 

鈴仙?はまた戦車に変形しあちこちに連射しながら破壊活動を開始する。

 

鈴?「あはははははははは!」

 

彼女は笑いながら破壊を楽しんでいた。

 

タ「ひ~~~!恐ろしい奴を造ってしまったッス!」

 

タランスは物陰からひたすら震えていた。

 

そして、急に砲撃は止んだ。

 

タ「あへ?」

 

タランスはゆっくり鈴仙?の方を見る。

 

鈴?「そうだ、アイツらも吹き飛ばしてやる・・・・・・・。今まで私を散々こき使ってきて・・・・・・・。今こそアイツらに復讐してやる!」

 

鈴仙?は何かを思い出したのかジェット機に変形しどこかへ飛び去って行った。それと同時に寝間着姿のメガトロン(小町)が眠たそうな顔をして研究室に入ってきた。

 

メ「さっきからうるさいぞ。俺様が寝てるんだからもう少し静かに・・・・・・・・・・・・・・・あれ?」

 

研究室には大きな穴が開いていた。眠気がまだあった彼女も流石に目が覚める。

 

タ「あ、グットモーニング・・・・・・・」

 

タランスは誤魔化そうと言った。

 

メ「何をしている~!バカちんが!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<人里>

 

ここは虎屋。タイガトロンとエアラザー(オカマではない。正真正銘の女性である)が商売しているそば屋だ。なぜそば屋なのかというとタイガトロンがこの世界に来た時最初に学んだのがそばの作り方なのだという。それにはまっているうちに商売するほどに至った。最初は外見から抵抗があったが次第に馴れしたまれていき今では人里で名前を知らぬ者がいないほど人気だった。

 

村人J「虎ちゃん、勘定ここに置いとくよ。」

 

食事を終えた村人の一人が代金をテーブルの上に置いて行く。

 

タ「毎度ありがとうでござる。」

 

タイガトロンは作業をしながら言う。

 

エ「またいらしてくださいね。」

 

エアラザーは代金を取り、後片付けに入る。

 

藤原妹紅「虎さん、相変わらず大変だね。」

 

そんなところへ暖簾をくぐって妹紅が友人の慧音と一緒に入ってきた。

 

タ「お、妹紅殿、慧音殿いらっしゃいでござる。」

 

タイガトロンは嬉しそうに言う。

 

妹「いつものそばでね。」

 

慧「私も同じので頼む。」

 

妹紅と慧音は適当な席に座る。

 

エ「はいはい。妹紅さんも慧音さんもよく来てくれますからね。」

 

いなくなって少し経つとまた次の客がくるので休む暇がない。コンボイに同行できない理由はこれが主な原因である。

 

そんな虎屋に意外な人物がやってきた。四季映姫とスタースクリームである。

 

ス「おい、映姫ここで昼飯にしようぜ。」

 

スタースクリームは虎屋の暖簾に指を指す。

 

映「まだ、少し早いと思いますが・・・・・」

 

ス「構うことはねえよ。せっかくの休暇なんだから骨はずせよ。俺がおごってやるからさ。」

 

スタースクリームは機嫌よく言う。ちなみにかつての彼なら絶対にこんなことは言わない。

 

映「あなたって、そんなにお人好しでしたか?」

 

映姫は怪しいと思いながら言う。無理もない。スタースクリームは上司のメガトロンを何度もリーダーの座から引きずり下ろそうとしたのだから(そのたび失敗する)。

 

ス「メガトロンと違ってあんたはちゃんと評価してくれるからな。」

 

スタースクリームはあっさり答えた。

 

映「そうですか。ではお言葉に甘えさせてもらいます。」

 

二人は店に入る。

 

タ「いらっ・・・・・・お、お主はスタースクリーム!」

 

エ「なんでこんなところに。」

 

現れたスタースクリームを目の前に突然タイガトロンとエアラザーの態度が急変する。

 

妹「どうした、虎さん・・・・・・ってげ。」

 

妹紅たち二人も驚く。地獄の閻魔として、または説教が長いので恐れられている四季映姫とタイガトロンたちとは全く違うロボットが目の前にいたからだ。二人はさっさとそばを食べ終える。

 

妹「じゃ、じゃあ虎さん。お代はここに置いとくぞ。」

 

慧「では失礼する。」

 

二人の他の客もさっさと食事を終えると代金を置いて逃げるように店を後にした。四人だけになった店は緊張感に包まれた。

 

タ「お、お主ここに何しに来たでござるか!」

 

タイガトロンはライフルを構えながら警戒する。以前、エネルゴアの時、彼によって一時的にサイバトロンは壊滅の危機に陥ったことがあるからである(そのときの姿はワスピーターで分からないはずだが)。

 

ス「何って飯食いに来たに決まっているだろ。」

 

スタースクリームは平然と本音を言うが

 

エ「その人は人質?それとも・・・・・」

 

余程信用がないのかエアラザーからも言われてしまう(確かに信用度はゼロだが)。

 

ス「おいおい、確かにエネルゴアではあんなことはしたがこんな場所で人質連れてきてどうすんだよ。コイツは俺の上司だよ。」

 

映「上司をコイツとは言ってはいけません。私は四季映姫と言います。これでも地獄で閻魔を務めています。」

 

指を指された映姫は不機嫌そうに言う。

 

エ「そ、そうですか。初めまして映姫さん、私はエアラザー、こっちがうちの亭主のタイガトロンです。」

 

エアラザーは失礼な態度を取ったと思い改めて挨拶をする。

 

タ「それならいいでござるが・・・・・・でご注文は?」

 

タイガトロンはメニュー表をスタースクリームに渡す。彼は一通りメニューを見ると注文するのを決める。

 

ス「んじゃ、俺はこれで。映姫はどうする?」

 

映「あなたにお任せします。」

 

スタースクリームは映姫に合いそうなものを選び注文する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

≪閻魔と元航空参謀食事中・・・・・≫

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一時間後二人は食事を終えた。

 

ス「思った以上うまかったぜ。」

 

スタースクリームは満足そうに言う。

 

タ「それは何よりでござる。映姫殿は?」

 

映「大変おいしかったです。」

 

タ「そうでござるか。」

 

そのとき、上空でものすごい音がした。一瞬ではあるが何かが店の上をものすごい勢いで通り過ぎたようだ。

 

エ「今のは何?」

 

エアラザーはタイガトロンに言う。

 

タ「拙者にも分からんでござる。」

 

ス「さっき一瞬だけ姿が見えたがもしかして・・・・・」

 

スタースクリームはそう言うとジェット機に変形する。

 

映「スタースクリーム!どこに行くのですか。」

 

映姫はスタースクリームに言う。

 

ス「どこって、アイツを追いかけるのさ。」

 

映「私の目の前で勝手の行動は許さないと言ったはずですよ。」

 

ス「でもよ、アイツにはなんか見覚えがあるんだ。」

 

映「見覚えがある?」

 

ス「ああ。」

 

映姫は一旦考えてから決断する。

 

映「・・・・あなたが勝手なことをすると困りますからね。しょうがないから私もついて行きます。」

 

ス「そうかよ。じゃあ乗りな。」

 

スタースクリームは映姫を上に乗せ虎屋を後にする。

 

エ「どうする、タイガトロン?」

 

エアラザーは困りながらタイガトロンに言う。

 

タ「これはコンボイに知らせるべきでござるかな?」

 

実物は見ていないので二人はその場で頭を抱えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<迷いの竹林 上空>

 

人里からスタースクリームたちは飛行している物体を追っていた。

 

ス「俺の記憶が正しければアイツはブリッツウィングだ。」

 

スタースクリームは見たわずかな形状から正体を予測する。ブリッツウィングとは旧デストロンの空陸参謀でやられ役としてあまりにも影が薄い存在だ(まともな活躍がほとんどない)。

 

映「でも彼は確か収容所の最下層レベル7に入ってるはずですよ。」

 

映姫の言っていることは正しい。旧デストロンのメンバーは彼より(ある意味)も厳重に閉じ込められているのだ。

 

ス「でも、ジェット機の形態がアイツとほとんど同じだ。」

 

間近で見ていたから見間違えるとは思えない。そう考えているうちにスタースクリームは目標に近づいた。

 

ス「おい、お前ブリッツウィングなのか?」

 

スタースクリームは言う。

 

?「ブリッツウィング?」

 

声に反応して飛行物体は一旦上空に泊まる。

 

ス「俺だ、スタースクリームだ。デストロンのニューリーダーのことをもう忘れたのか?」

 

スタースクリームのニューリーダー病はまだ治っていないようである。

 

?「・・・・・」

 

ジェット機は少女に変形した。その姿を見た瞬間、二人は唖然とする。

 

ス「ブ、ブリッツウィングじゃねえ!」

 

鈴?「私の名前はブリッツウィングというの?」

 

鈴仙?は問う。

 

映「あなたは、永遠亭の・・・・・・しかし、なんでその姿に。」

 

そんな映姫の反応を無視して彼女は笑い出した。

 

鈴?「そうか!私はブリッツウィング!あはははははは!」

 

そして二人に矛先を向ける。

 

ス「アイツ、あんな性格なのか?」

 

スタースクリームは気味が悪いのか映姫に聞く。

 

映「いえ、彼女はあんな狂ってるはずはありません。一体何が・・・・・」

 

ブ「名前を教えてくれてありがとね~!でも私の姿を見たのだから消えてもらうわ~。」

 

ス「なんだかやばそうだから逃げるぜ。」

 

スタースクリームは反転して引き上げようとする。

 

ブ「逃げられると思っているの?」

 

ブリッツウィングはジェット機に変形し先頭部分のみを砲台に変形させる。

 

ブ「ターゲット、ロックオン!それじゃあばいば~い!」

 

ブリッツウィングが発射した弾頭はスタースクリームの左翼を破壊した。

 

ス「左翼をやられた!墜落する!」

 

高度がどんどん下がっていく。

 

映「きゃあああ~~~!」

 

二人は竹林へ落ちていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<迷いの竹林 地上>

 

永「そういうことがあったのね。」

 

迷いの竹林の道中、永琳と妹紅は話しながら歩いていた。

 

妹「そのおかげでそばの味が全然しなかったよ。」

 

妹紅は残念そうに言う。

 

永「それで腹いせに姫様に弾幕勝負をしようってこと。」

 

妹「そういうこと。ところであんたの弟子は見つかったのかい?」

 

妹紅が聞くと永琳は首を横に振る。

 

妹「そうか・・・・。」

 

永「あれから随分探しているんだけど手がかりすら見つからないのよ。てゐはかなり責任を感じているようだったけど。」

 

永琳は悲しい目をして言う。

 

妹「あの悪戯ウサギ、よく押し付けたりしていたからな・・・・・!」

 

そのとき、上空から何かが二人の目の前に落ちてきた。落下物はすぐにも人型に変形する。

 

ス「うう、映姫大丈夫か?」

 

スタースクリームは映姫を抱きかかえる。

 

映「あ、足が・・・・・」

 

よく見ると映姫の右足が赤く腫れていた。

 

ス「それじゃ、歩けそうにないな。とは言ってもこれじゃあ、飛べねえしな・・・・・。」

 

スタースクリームは破壊された左翼を見る。

 

妹「・・・・・お前たち、なんでここにいるんだ?」

 

妹紅は二人に唐突に聞く。

 

ス「うるせえな、お前には関係ねえだろこの赤モンペ。」

 

スタースクリームは不機嫌そうに言う。

 

妹「誰が赤モンペだ!私には藤原妹紅って名前があるんだ!」

 

妹紅は頭にきた。

 

ス「わかったわかった。ところで妹紅、この近くに医者みたいなやつはいるか?」

 

永「それなら私の家に来なさい。」

 

永琳は言う。

 

ス「お前は?」

 

永「八意永琳、これでも医者をやっているわ。」

 

妹「そう言えばお前はまだ名乗ってないよな。」

 

ス「俺はスタースクリーム。まあ、見ての通り今ここにいる映姫の部下だ。」

 

妹「長いからスタスクでいいな。」

 

妹紅はさっきの赤モンペと言ったお返しに言う。

 

ス「まあそれでいいから永琳、早くお前の家に案内してくれ。」

 

永「いいわよ。ついてきなさい。」

 

一行は永遠亭向かうことになった。

 

ス「そう言えば妹紅、お前は何しに行くんだ?」

 

妹「ちょっと喧嘩をしに。」

 

ス「・・・・・そうか。」

 

 

 

 

 




東方Projectのキャラって意外に年齢分からないけど世代交代と化する可能性ってあるのかな?ガンダムAGE的な。
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