東方ビーストウォーズ(再編集版)   作:赤バンブル

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デジモンアドベンチャーtri見たけどなんか02のパラレルワールドみたいな作品でした。後5章やるそうだけど打ち切りで終わりそうな予感しかしない。


第十四話「更なる犠牲者」

<博麗神社 夜>

 

霊夢は二人の手当てをするために永琳を呼び出した。彼女が来て手当てを初めてから三時間が経とうとしていた。永琳は治療を行っている部屋から出てくる。

 

霊「二人の容態はどう?」

 

霊夢は永琳に聞く。永琳は奇妙そうな顔をして答える。

 

永「外傷はそれほどひどくなかったわ。でも二人の血液検査をしていたら今まで見たことがない未知のウィルスが

見つかったの。」

 

永琳は疑問に感じているのは二人の体から採取したウィルスらしい。

 

霊「それでどんな症状を起こすのよ?私も萃香もあの場で立ち会っていたけどなんともなかったわよ。」

 

霊夢はあの時点で感染しているなら自分と萃香にも異変が起こるはずだ。すると永琳は頭を抱えて答える。

 

永「そこが気になるところなのよ。ただ検出したときはウィルス自体かなり衰弱していたから一体どんな症状を起こすのか分からないけど二人とも共通で体が急激に衰弱していたっていうのが現時点で分かった特徴ね。」

 

とにかく永琳はこのウィルスがどんな効力があるのか調べるためにひとまず博麗神社を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

≪二日後≫

 

<博麗神社 朝>

 

霊夢はいつも通り暇つぶしでもするかのように箒で神社の掃除をしていた。

 

霊「ふああ、今日こそは誰か来てくれればいいけど・・・・・」

 

そのとき階段の方から複数の人影が現れた。コンボイ達だ。

 

霊「あら、今日はどうかしたの?」

 

霊夢は不思議そうに聞く。今日は調査の話などはなかったはずだったので来ないと思っていた。

 

コ「霊夢、地底から来た二人が来ているって本当かい?」

 

コンボイの質問に霊夢は驚いた。

 

霊「あれ?なんでそのことを。」

 

霊夢は理解できないようだったのでアリスが補足するように言った。

 

ア「昨日の昼、永琳が急に私の家に来て例のウィルスの検査結果が教えたのよ。」

 

ラ「それが実は僕とコンボイが一度体験したウィルスに酷似していたことが分かったんだな。」

 

ライノックスは気難しい顔で言う。

 

霊「えっと、確かあんたたちが変身できなくなるヤツだったけ?」

 

霊夢は以前コンボイからセイバートロンの事についてと幻想郷に来るまでの経緯を聞いたときウィルスの事についても触れていた。

 

ダ「ダ~~、それもよりによって俺たちにも効くらしいんだとよ。」

 

ダイノボットは嫌な顔をしながら言う。

 

霊「でも、どうしてコンボイを苦しませたウィルスがあの二人から見つかるのよ?」

 

霊夢は疑問に思った。ウィルスはコンボイのいた世界の物でここには存在しないはずだし、トランスフォーマーに

効くものがどうして妖怪に効くのかが疑問だった。それも地底で見つかるなんて。

 

コ「それを知るためにも彼女たちと話をさせてもらいたいんだ。」

 

霊「生憎二人とも寝ていてできないのよ。それにあんたたちに感染させちゃうでしょ。」

 

霊夢はコンボイ達の事を考えて今は合わせないほうがいいと考えた。

 

ス「その心配はないっス。検査によればウィルスは日中だと活動が弱くなってやがて死滅してしまうってことがわかったスから今頃はもう大丈夫。」

 

スコルポスは冷静に言う。

 

霊「それはわかったけど、二人が起きてなきゃしょうがないでしょ?どっちもまだ寝ているし。」

 

そう言うと

 

?「それなら心配いらないよ。」

 

一行の所に勇儀がふらふらしながら歩いてきた。傷は浅いとはいえ、こいしよりは重傷だったので体には包帯が巻いてある。

 

霊「あんたもう動けるようになったの?」

 

霊夢は珍しく気にして言う。

 

勇「なんとかね、そっちの強そうな連中は?」

 

勇儀はコンボイ達の方を見る(アリスは除く)。

 

コ「初めまして、私の名はコンボイ。サイバトロンの司令官をしている者だ。」

 

勇「星熊勇儀だ。あんた、面白そうだから勝負っていいたいところだけど生憎まだ力が入らなくてね。」

 

勇儀は残念そうに言う。

 

コ「ところで勇儀、君の知っていることを話してもらえないか?何か手がかりがつかめるかもしれないから。」

 

勇儀は首を横に振る。

 

勇「あたしもそれほど詳しくないんだ。言えることは突然旧都の上空があるはずもない眩しい光に包まれそこから仲間が次々倒れ、生き残った奴らは逃げている間にみんな変なロボットの集団に捕まっちまったんだ・・・一緒にいたこいしは逃げている最中に運よく見つけたんだ。」

 

勇儀は自分が体験したことをそのまま話した。

 

コ「・・・・。」

 

コンボイは勇儀の話が終わると黙っていた。

 

勇「悪かったね、あんまり詳しい事じゃなくて・・・・」

 

コ「いや、似ているんだ。かつて私の仲間が体験したことに。それも私自身の故郷で・・・・・・」

 

コンボイは自分の仲間であったナイトスクリームの事を思い出しながら言った。

 

霊「でも、犯人がそのメガトンマンって奴だとは限らないでしょ?」

 

霊夢は名前を間違えながら言う。

 

ス「メガトンマンじゃなくてメガトロンッス。」

 

スコルポスが言い直す。

 

ラ「でも、話が本当だとしたら可能性は非常に高いんだな。」

 

ライノックスは考えながら言った。

 

勇「あとの事はこいしの方が詳しいのかもしれないね。」

 

コ「彼女の方は?」

 

勇「もうすぐ目が覚めると思うけど・・・・・。」

 

霊「ここで話すのもなんだし、家の中に入って話しましょう。」

 

霊夢のすすめで一行は家の入ることにした。

 

勇「ところで霊夢、酒ないかい?飲まないと気分がすぐれなくてね。」

 

酒が恋しいのか勇儀は霊夢に言う。

 

霊「そういうことは萃香に言いなさい。ていうか怪我人がそんなこと言わないの。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<人里近辺>

 

サウンドウェーブは人里の近くにやってきていた。

 

サ「コンドル、イジェクト!」

 

コンドルを早速コンドルを偵察に出す。しかしその様子を伺う者がいた。八雲紫の式神八雲藍である。ここ数日サウンドウェーブがあちこちを偵察している所を見張っていたのだ。

 

藍「紫様の言う通り、やはり何かが起ころうとしているな。」

 

実は地底の異変を紫は薄々と感づいていた。それと白玉楼の幽々子の所に行ったとき妖夢が見たという怪しい者と特徴が一致していたことからサウンドウェーブをマークするように言われたのだ。

 

コンドルが戻ってくるとサウンドウェーブはメガトロンと通信をする。

 

サ「コチラサウンドウェーブ、メガトロン様応答願イマス。」

 

メ「もう終わったか。偵察の報告をせよ。」

 

サウンドウェーブは丁寧に伝える。

 

サ「人里ニオイテサイバトロンヲ二名確認。他ノ所二潜伏シテイル可能性ガアリマス。」

 

メ「報告ご苦労、すぐに基地に戻ってこい。」

 

メガトロンは満足そうに言う。

 

サ「了解。ツイデニ面白イ手土産ヲ持ッテ帰リマス。」

 

サウンドウェーブは通信を切ると同時に藍が弾幕を発射する。すかさず避ける。

 

サ「・・・・・」

 

サウンドウェーブは黙っていた。

 

藍「そこを動くな!」

 

藍はサウンドウェーブに近づく。

 

サ「・・・・・フフフフフフ。」

 

サウンドウェーブは突然笑い出す。

 

藍「何がそんなにおかしい?」

 

サ「オ前ガ自分カラ出テクルノヲ待ッテイタ。」

 

サウンドウェーブの一言に藍は驚いた。

 

藍「ふん、何の事だか知らないが私に捕まってもらうぞ!」

 

藍は弾幕をさらに展開しサウンドウェーブに追撃をかける。サウンドウェーブはレーザーガンと弾幕で反撃するが徐々に追い詰められていく。やがて格闘戦に持ち込まれ倒れる。

 

藍「実力はかなりのようだがここまでのようだな。」

 

藍はサウンドウェーブに近づく。それでもサウンドウェーブは余裕な態度だった。

 

藍「何故余裕な態度をとる?お前は追いつめられているのだぞ?」

 

藍は不思議そうに言う。

 

サ「人間ヤ妖怪ハヤハリ傲慢ナモノダ。私ガワザト負ケテイルコトモ知ラズニ。」

 

藍「何?」

 

そのとき後ろから何かが藍に飛びかかった。フレンジーである。

 

藍「!?なんだお前!?」

 

藍は自分ミスに気づいた。妖夢の情報によれば相手は式神らしきものを複数持ち合わせていると聞いていた。相手は偵察に基本一体しか出していないと見てきたが密かに別の式神がいるという考えを怠っていた。フレンジーは容赦なく藍に襲い掛かる。

 

フ「こ~のこのこのこのこんにゃろー!」

 

フレンジーは藍を勢いよく殴りつける。藍は冷静になってフレンジーを取り押さえようとしたが背後からさらに何かに打たれ倒れてしまった。打ったのはランブルだ。

 

サ「オ前タチヨクヤッタ。」

 

サウンドウェーブは二人を褒めた。

 

フ「やった!ざまあみやがれ!」

 

ラン「これでメガトロン様にいい手土産ができたぜ!」

 

二人は笑顔で喜んでいた。サウンドウェーブは二人に戻るように命令した。しかし、意外な返答がかえってきた。

 

フ「俺たちが持っていくよ。」

 

サ「何故ダ?」

 

サウンドウェーブは聞く。

 

ラン「だって姉ちゃん一人じゃ重そうじゃん。」

 

サ「・・・・・ソウカ。トコロデナンデ姉チャンナンダ?」

 

サウンドウェーブの質問に二人は固まった。

 

サ「?」

 

ラン「その・・・・俺たちはサウンドウェーブのために造られたし・・・・俺たちも尊敬してるし・・・・なんか言いたくなったから。」

 

ランブルは赤くなりながら正直に言った。

 

フ「いや、ダメならいいんだけど・・・・・」

 

フレンジーの顔の赤くなっていた。いつからなのか呼びたくなったらしい。二人はサウンドウェーブの事を見つめる。

 

サ「・・・・・・イイゾ。」

 

二人の顔は明るい笑顔になった。

 

フ・ラン「やった!」

 

サ「但シメガトロン様ノ前デハ普通ニ言ウヨウニ。」

 

フ「わかったよ、姉ちゃん。」

 

ラン「今すぐ運ぶね!」

 

二人は笑いながら藍を運んでいくのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<旧地霊殿(現在はメガトロンのアジト)>

 

暗闇の中藍は意識を取り戻した。周囲を見渡すとどうやら敵の本拠地らしい。ふと、自分の真下を見ると何者かがコンピュータパネルを操作していた。見たところ一人しかいないため本来の藍であれば蹴散らしてここから脱出できるはずだった。しかし、体がどうしても動かせない。

 

藍(何故だ・・・・どうして体が動かせない。)

 

そう思った矢先操作をしていた者が藍に気がついた。よく見ると見覚えのある顔だった。

 

ブ「あれ?もう気がついちゃいましたか~?」

 

操作をしていたのはブリッツウィングだった。

 

藍「お前は鈴仙・イナバ!どうしてお前がこんなところに!?」

 

藍は不思議としか思えなかった。

 

ブ「ふふふ、今はブリッツウィングって名前なの~!」

 

ブリッツウィングは嬉しそうに答える。

 

藍「貴様、一体何を企んでいるんだ?」

 

?「うひひひひひ!それはアタチから説明するッスよ~!」

 

部屋に不気味なクモの姿をしたタランスが入ってくる。

 

藍「お前は何者だ!」

 

タ「タランスッス、これからお前を改造する者ッス。」

 

藍「改造!?」

 

藍はその言葉に引っかかった。

 

タ「アタチは何よりも強い実験体を求めるんスよ。それで今度はこの世界を結界で隔離した妖怪の式神であるアンタに決めたというわけッス。」

 

藍「くう!」

 

藍は拘束具を外そうともがく。

 

タ「動いても無駄スよ!ここでは外への通信は愚かアンタたち妖怪はただの人形にすぎないんスから。」

 

藍「それではお前のそばにいる奴はどうして動ける?彼女も妖怪のはずだぞ。」

 

藍は目の前にいるブリッツウィングを見つめる。

 

タ「妖怪!?とんでもない、彼女はその領域を超えたんスよ。」

 

藍「超えた?」

 

タ「そう、より強く強靭な体を持つ超ロボット生命体に生まれ変わったんス!」

 

藍「そんな事が・・・・」

 

タ「疑ってもお前もすぐに同じ存在にしてやるだスよ。お前はどんな奴になるんスかね~~うひゃひゃひゃひゃひゃ!まあ、美人な戦士になることは間違いないッスけど!」

 

藍はトランスプールに入れられていく。

 

藍「たとえ体が改造されても私の心までも奪うことはできないぞ!」

 

藍は最後の抵抗で言う。

 

タ「そう言っていられるのも今だけッス。」

 

ブ「改造開始~!」

 

藍の改造が開始された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<人里近辺 夕方>

 

藍とサウンドウェーブが交戦した現場で一人の少女が歩き回っていた。藍の式神橙である。

 

橙「藍様~!どこですか~!」

 

橙は紫が最後に藍気の気配を確認したという場所を確認して探しに来ていたのだ。

 

橙「こんなに探してもいないなんてまさか・・・・・」

 

橙は不安で心が痛んでいた。

 

?「私の事を呼んだか?」

 

後ろから声が聞こえた。振り向くとそこには藍が立っていた。

 

橙「藍様~~~!」

 

橙が抱き付いて泣き始めた。

 

藍「どうした?急に泣き出して。」

 

橙「だって藍様の気配が急になくなったって紫様が言ったから怖くなって~~」

 

藍「敵が予想以上に手強くてな、残念ながら取り逃がしてしまった。」

 

藍は申し訳なさそうに言う。

 

橙「そんな事いいですよ~。それより早く帰りましょうよ。紫様、心配していますよ。」

 

藍「そうだな。」

 

二人はその場を後にした。しかしその背後の茂みでブリッツウィングが様子を見ていた。

 

ブ「こちらブリッツウィング!タラちゃんどうぞ!」

 

ブリッツウィングは高いテンションで茂みから通信をする。

 

タ「こちらタラちゃんで~~す!報告するッス。」

 

ブ「式神は別に主を怪しまなかったで~す!」

 

二人はノリノリだった。

 

タ「上出来ッス。後はどっちが勝つか楽しみッス。八雲紫かそれとも八雲藍・・・・・いやアタシの最高傑作が勝つか楽しみッス!うひゃひゃひゃひゃひゃ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<博麗神社 夜>

 

こいしは夕方に目を覚まし訪ねてきたコンボイ達に事の全貌を話した。そして何もできずに逃げてきたことで泣いていた。

 

コ「やはり、メガトロンもこの世界に来ていたのか。」

 

コンボイは険しい顔で言う。

 

こ「私、何もできなくて・・・・」

 

こいしはかなり落ち込んでいた。霊夢にとってもこれ程落ち込んだこいしを見るのは初めてだった。

 

コ「しかし、気になることが多いな。メガトロンは男性のはずだが。こいし、本当にメガトロンと名乗ったのは女性なのかい?」

 

コンボイは不思議そうに言う。確かにメガトロンはこれまで何回か自分のボディを変えたことがあるが基本的には性別は変わらなかった。

 

こ「本当だもん。それと変なアリや途中で蜘蛛や尻尾が蛇のサソリもいたの。」

 

こいしは更にいう。変な奴らとはおそらく部下だろう。

 

ラ「おそらく自分のボディを失っていたという可能性があるんだな。」

 

ライノックスは考えたうえで推測する。

 

ダ「ダ~~~!だったら今すぐぶったたきに行こうぜ!」

 

ダイノボットはやる気満々だった。

 

ス「それは無謀すぎるっスよ!」

 

スコルポスが突っ込む。

 

コ「待て、今すぐ行ったとしてもこいしと勇儀の話を考えれば返り討ちにされるのが落ちだ。」

 

ダ「じゃあ、どうすんだよ!」

 

ラ「とにかく一刻も早くトランスアーマーの開発を急ぐしかない。永琳にもウィルスのワクチンの製作を頼むんだな。」

 

こ「コンボイのおじさん・・・・・・」

 

こいしはコンボイを見ながら言う。

 

コ「なんだい?」

 

こ「必ずお姉ちゃんたちを助けて。」

 

コ「ああ、約束する。」

 

コンボイは真剣な目で答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一行は博麗神社を後にしてそれぞれの場所に戻っていった。

 

 




アドベンチャーよりもテイマーズの続編作ってほしいと思ったのは私だけだろうか?
監督とかについてはそんなに詳しくないけどtriの監督、02までちゃんと見て作ってんのかな?太一のキャラなんか変わっているし、デジモンも技名言わなくなったし(トゲモンは言ったけど)。次回でもっと悪化しないことを願いたいです。
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