プライムぐらいのクオリティなら受けると思うんですけど。
そしたら日本版はまた吹き替えを千葉さんたちにやってもらいたいです。
<博麗神社>
演習は予想よりも長く続いていた。アリスにとってはとても腹ただしいものでしかなかった。
ア(いつまで続くのよ・・・・・(´・ω・`)。)
演習ではサイバトロンと霊夢たち四人が互角の戦いをしていた。早苗はドリル戦車に変形し突っ込み、それをライノックスが受け止め投げ飛ばす。咲夜がレーザーナイフを飛ばしタイガトロン、エアラザーが的確に落としていく。更に弾き飛ばしたナイフは魔理沙にあたりダウン。そして、霊夢はエナジーブレードを展開してダイノボットと格闘戦を展開していた。
ア「はあ、こんなことになるんなら家にいればよかった・・・( ˘•ω•˘ )」
アリスはしょんぼりしながら演習を見ているのに対してにとりは目を輝かせてばかりいた。
に「これは予想以上の性能だね~!これなら正式版はかなりの完成度になるよ!」
そんな事もお構いなしに霊夢とダイノボットの戦いは熾烈を極めていた。
ダ「今日は紙切れみたいなのは使わないのか?」
ダイノボットは霊夢を挑発する。
霊「今日はね。あんたこそこの間みたいにレーザーを出さないのね?」
霊夢は言い返す。
ダ「今度は実力で決着をつけたいからな!」
ダイノボットは剣を構える。
霊「いいわ!その喧嘩買ったわ!」
お互い本気でぶつかり合おうとしている。
ダ「いくぜ!」
霊「かかってきなさい!」
ダ「ダアアアアアアアアアア!」
ダイノボットは剣の回転率を上げて全力で突っ込み、霊夢が応戦しようとする。しかし、そのときダイノボットの目の前に隙間が現れた。
ダ「はあ?」
ダイノボットはそのまま隙間の中に入ってしまった。
霊夢「紫の奴、一体何邪魔してくれるのよ!」
ダイノボットの反応が突然いなくなったことからコンボイ達も慌てた。
コ「一体何があったんだ!?」
に「私にも全然わからないよ!」
コンボイ達は一旦演習を中断した。
魔「おいおい!私はまだ何も活躍していないぜ!」
今頃になって目を覚ます魔理沙。
そしてしばらくすると隙間からダイノボットが紫、橙と一緒に出てきた。
コ「ダイノボット、大丈夫だったか?」
コンボイは心配そうに言う。
ダ「俺は何ともねえ。」
そんな事はお構いなしに紫は霊夢に陽気に挨拶する。
紫「霊夢、お久しぶり~~。」
これにはさすがの霊夢も腹が立った。
霊「久しぶりじゃないわよ!人の勝負を邪魔して一体今度は・・・・・!」
霊夢は紫の様子に気がついた。よく見ると紫はひどくボロボロだった。いつものようにふざけたような態度を取っているがそれは真っ赤な嘘でかなり堪えているようだった。横にいる橙はかなり顔が青くなっていた。
霊「あんた一体どうしたの?」
紫「やっぱり、誤魔化せないわね。」
紫は態度を変える。
霊「あんたにしてはいつもに比べて服がやけにボロボロだからね。」
コ「霊夢、彼女は一体何者なんだ?」
コンボイは霊夢に聞く。
霊「以前も言ったと思うけど彼女が紫よ。そして隣にいるのが彼女の式神の式神橙よ。」
霊夢は二人に指を指しながら説明する。
コ「初めまして、コンボイだ。以前からあなたにお会いしたいと思っていた。」
紫「よろしくねコンボイさん。」
そのとき霊夢はいつもいるはずの藍がいないことに気づく。
霊「ところで藍はどうしたの?いつも一緒についてきてるはずなのに。」
紫「それは・・・・」
紫が言いかけようとしていた時、一行の目の前に光り輝くゲートが出現した。
霊「今度は一体何よ!」
ゲートの中から一台のタンクローリーが現れた。
紫「もう追ってきたのね・・・・。」
横にいる橙は怯えて震えだした。
霊「何者よあんた!人の神社に上がり込んできて。」
ロンクローリーは変形しコンボイに似た姿のトランスフォーマーになった。
ブラ「もう逃がしはせんぞ。」
これには紫と橙を除く全員が驚いた。
コ「初代コンボイ!?」
ラ「なんでご先祖様が!?一体全体どうなっているんだな!?」
ア「コンボイが二人!?」
魔「あっちには口がないぞ!」
霊「どういうことよ!コンボイに似ている!?」
さらににとりは目を丸くしながら指を指す。
に「見て見なよあのマーク!」
よく見ると肩のアーマーにデストロンのエンブレムがあった。霊夢が言ったこととこれまでの異変を考えたうえでコンボイはブラックコンボイの正体に感づいた。
コ「つまり、あなたの式神もメガトロンに改造されたということか。」
紫「・・・・・」
紫は何も言わない。
橙「か、改造!?」
橙はコンボイを見る。
橙「嘘だ、嘘だ!そんなことがあるわけない!藍様に限ってそんなことは!」
橙がコンボイに飛びかかろうとするのを紫に抑えられる。
紫「やめなさい!橙!」
橙「だって、だって~~~~!」
橙は泣き始める。そんな橙を無視してブラックコンボイはコンボイに視線を向ける。
ブラ「お前がコンボイだな?メガトロン様から聞いている。」
コ「そうだ、君は何者だ?」
ブラ「私の名はブラックコンボイ。メガトロン様が生み出した最高のデストロン戦士だ。」
コ「ここに何をしに来た?」
コンボイの質問にブラックコンボイは簡単に答える。
ブラ「単純なこと、そこの隙間妖怪の命をいただきに来た。」
コ「そんなことはさせんぞ!」
コンボイは立ちはだかる。
ブラ「貴様が邪魔をするのなら貴様の首をメガトロン様への手土産にしよう。」
ブラックコンボイはブラックソードを取り出す。コンボイもサイバーブレードを出し構える。
ア「コンボイ!」
アリスはコンボイに近づこうとする。
コ「手出し無用だ!君たちをこんな無駄な戦いに巻き込むわけにはいかない。」
ダ(どっかで聞いたことがあるようなセリフだな・・・・・。)
コンボイ達はまず距離を保った後激しい戦闘が展開された。
<タランスの研究室>
タ「全く、注文が多いっスね。ブラックコンボイは。」
タランスは何か準備をしていた。
ブ「タラちゃん、プロトフォームに準備完了だよ~!」
タ「よし。」
プロトフォーム、それはトランスフォーマーの生まれる前の状態を言う。タランスはそれを五体も用意した。メガトロンは不本意だったがプロトフォームをいくつか生産しているのだ。
タ「もし、ブラックコンボイの言うことが本当ならこれでコンバットロンという戦士たちが誕生する筈っス。」
これは藍を改造したときの出来事である。
≪藍改造終了直後≫
タランスは本来藍をメインにした合体戦士に造る予定で過去のデストロンの記録に残っていた「スタントロン」、「アニマトロン」などのスクランブル合体戦士のデータを挿入していた。
ブ「改造完了!」
ブリッツウィングはレバーを引く。
タ「うひゃひゃひゃ!さあて、どんなべっぴんさんになったんスかね~~~。楽しみっス。」
早速プールの液体金属を抜くがそこには設計では五台だったはずがタンクローリーが一台だけあった。
タ「あれ?おかしいスね?」
タランスは頭をかしげる。
ブ「私ちゃんと操作したよ。」
そのとき、機動シークエンスも行っていないにもかかわらずタンクローリーは変形し始めた。
ブ「およ!?」
タ「あり?」
ブラ「ブラックコンボイ、トランスフォーム!」
ブラックコンボイは変形し、あたりを見回す。
ブラ(私は確かデビルギガトロンによって再プログラミングされたはずだが・・・・それにここは?)
ブラックコンボイは不思議に思っていた。
タ「おい、狐の姉ちゃん。一体どうしたというんスか?」
ブラックコンボイはタランスとブリッツウィングの存在に気づく。
ブラ(どうやら、ここはデストロンガーの基地らしいな。だったら、ギガトロンに気づかれる前にこいつらを蹴散らして脱出したほうがいいな。)
タ「おい!聞いているんスか?」
タランスは苛立ちながら言う。
ブラ「ああ、聞こえているさ。」
タ「おお、で?」
ブラ「お前らには消えてもらう。」
ブ・タ「はあ?」
ブラ「デッドミサイル!」
ブラックコンボイは肩のミサイルを発射してタランスとブリッツウィングに攻撃した。不意打ちでもあったため二人は吹き飛ばされてしまった。
タ「あ~~れ~~~!」
ブ「いや~~~~ん!」
ブラ「とにかくここから出なくては。」
ブラックコンボイは急いで研究室を出た。
<メガトロンのアジト>
ブラックコンボイはあちこちを回り出口を探した。しかし、出口らしいところはなかなか見つからない。
ブラ「くそう、ここは本当にデストロンガーの基地なのか?それにしては規模がやけに大きい。ギガトロンの奴は
いつこんな大規模な基地をつくったというのだ。」
そのとき一つの部屋に気がついた。
ブラ「ここなら、何かあるかもしれん。」
ブラックコンボイは部屋の中にそっと忍び込んだ。中では誰かが会話をしているようだった。
?「ん~それで存在がわかったサイバトロンのメンバーは?」
?「コチラデス。」
パネルに移しているらしい。ブラックコンボイは会話をしている人物の方を見る。会話をしているのは二人の人間の女性のようであった。しかし、人間にしては明らかに違う恰好をしていた。
?「なるほどなるほど、やはりゴリラの奴も来ていたか。」
一人の女性はパネルを見ながら言う。
ブラ(あれがコンボイだと!?)
ブラックコンボイは自分の目を疑った。自分の敵であるファイヤーコンボイは消防車に変形するはずだ。しかしパネルに移っているのはゴリラに変形するトランスフォーマーだった。しかも自分の知っているサイバトロンのエンブレムとかなり異なる。他にも見たことのない戦士たちが映し出され混乱していく一方だった。そんな中一人の戦士を映し出すと女性は怒り出した。
?「くそう!スコルポスの奴、サイバトロンに寝返りよったか!」
?「コノデータヲ踏マエレバ敵ノ数ハ六人ニナル。」
?「ふん!だが所詮は少人数、我がデストロンの敵ではないわ!」
ブラ(話から考えると私は異世界に来てしまったのか?)
ブラックコンボイの頭は混乱する一方だった。そのとき一人の女性がこっちを見た。ブラックコンボイは身を隠しているが女性はこっちを見続けている。
?「どうした、サウンドウェーブ?」
サ「アソコニ何者カガ我々ノ会話ヲ盗ミ聞キシテイル。」
?「なあに、例の実験の脱走者だろ。」
ブラ(!?)
ブラックコンボイは驚いた。この女性たちはすでに自分の存在に気づいていたということに。
?「さあて、そこのコンボイもどき。大人しくそこを出たらどうだ?」
ブラ「・・・・・」
ブラックコンボイは大人しく出てくる。
?「ふ~~~む。見る限り初代コンボイによく似ているな。」
女性(メガトロン)は言う。
ブラ「私の名はブラックコンボイ。ギガトロン率いるデストロンガーのコンバットロンのリーダーを務めていたも
のだ。」
?「デストロンガー?ギガトロン?聞いたこともないしそもそもお前は八雲藍ではないのか?」
ブラ「八雲藍?誰だそれは?」
彼女メガトロンは語る。自分の知っているセイバートロンとは全く異なる歴史を歩んだ世界のことを。そして本来
自分は妖怪八雲藍をベースに改造されたはずのトランスフォーマーであるということを。
メ「つまり、お前は異世界でそのファイヤーコンボイごとスキャンして誕生したというわけか。」
ブラ「そう言うことだ。」
メ「ふ~ん、謀反を起こして再プログラミングされるとは無様なものだなあ~。」
ブラ「・・・・・」
メ「ふん、まあいい。しかし俺様はそのギガトロンほど優しくはないぞ。」
ブラ「それにしてもお前、本当にトランスフォーマーなのか?どう見ても地球人の女にしか見えないが。」
ブラックコンボイはメガトロンを見つめる。
メ「前のボディがなくなってしまってな。これは代用というわけだ。」
ブラ「それで私をどうするというのだ?」
メ「心配することはない。お前を俺様の部下として迎えてやる。それにやらなければいけないことがある。」
ブラ「と言うと?」
メ「我々はこの幻想郷を手始めに押さえようと思っている。だがそれには邪魔なものが三つある。」
ブラ「三つ?」
メ「さっき見せたサイバトロン、この博麗大結界を管理している博麗霊夢、妖怪の賢者と言われている八雲紫だ。我々はまず手始めに八雲紫を抹殺するために奴の式神である八雲藍、お前の素体を改造し送り込もうとした。だがそれもできなくなったがな。」
メガトロンはがっかりした顔で言う。
ブラ「それは大丈夫だ。私は彼女に記憶も行動を記録されているから忍び込むことなんてたやすいことだ。」
メ「そんな姿でか?」
ブラ「これならどうだ。」
ブラックコンボイの周りに黒いオーラが出現し包まれて一瞬にして藍の姿になった。
メ「ほう。」
藍「あとは紫の目を欺かせるだけだ。」
メ「はははは、これは面白そうなやつが入ってきたわい。」
メガトロンは大笑いする。
藍「メガトロン様、実は頼みたいことがある。」
ブラックコンボイは言う。
メ「何が望みだ?」
藍「私の配下も同じような状態になっている可能性がある。だから、私のデータバンクをコピーして私みたいにできるかどうかをやってもらいたい。」
メ「よかろう、タランスに研究を行わせる。」
そのとき丁度タランスが部屋に入ってきて聞いたので
タ「え~~!マジスか。いきなり攻撃してきた奴のために!?」
藍「あともう一つ、この体の持ち主だった八雲藍が大切にしていた式神がいる。彼女を我が軍団に引き入れたいのですがよろしいですかな?」
メ「説得ができれば入れてやる。」
藍「ありがとうございます。」
メ「では行ってくるがいい。」
タランスはパネルを操作し、グランドブリッチを展開する。
タ「グランドブリッチの準備は整ったス。早く行くっスよ。」
藍「ブラックコンボイ、これより任務を開始する!」
ブラックコンボイこと黒いタンクローリーはゲートの中を進んでいく。
最近の玩具?
ほとんど同じものの再利用です。