こっちでは第一部が終わったらパラレルを書こうかな?
<アリス宅 夜>
ブラックコンボイの攻撃から二日がたった。コンボイはなかなか目を覚まさなかった。ライノックスからは一日で
もすれば目が覚めるから特に心配することはないと言われていたがアリスは心配していた。そして
コ「う・・うう。」
二日ぶりにコンボイは目を覚ました。
ア「コンボイ!」
アリスは心配そうな顔で見ていた。
コ「私は確か・・・・」
ア「あれから二日も寝続けていたのよ。」
アリスはあの後の出来事について説明した。
コ「そうか・・・そしてそのままブラックコンボイは姿を消したということか・・。」
ア「あれから、にとりたちは『急いで正式版を完成させないとね!』って急いで帰っていったわ。」
コ「いろいろ大変だったんだな。」
ア「もう!こっちは心配していたんだからね!コンボイが目を覚まさなかったらどうしようかと思うと心配で・・・」
アリスはしゃべっているうちにコンボイが唖然としていたことに気づき顔を赤くして話すのをやめた。
ア「ご・・・ごめんなさい・・・。」
コ「い、いやいいんだ。気にしなくても・・・。心配をかけたな。」
二人はしばらく静まり返るとアリスから話し出した。
ア「ねえ、コンボイ。あなたに話したいことがあるの。」
アリスは顔が赤いままだったが声をかける。その目はいつもと比べるとかなり真面目だった。
コ「なんだい?」
ア「半年前、どうしてあなたを私の家に連れ来たか分かる?」
コンボイは何となく見当がついていた。アリスは自分の製作している人形を複雑な命令でも的確に動く自立人形にすることを目標としていることを知っていた。おそらくロボットでもある自分を参考にしようと考えたのだろうと思い答える。
コ「たぶん自立人形の改良に私が役に立つかもしれないと思ったからかな?私は超ロボット生命体だからな。」
アリスは黙ってしまった。自分の予測が当たってしまったのだろうか?コンボイはちょっと悪いことを言ってしまったと少し後悔した。アリスはしばらく黙った後また話し出す。
ア「正直に言うと確かにその通りよ。あなたを観察していれば今研究している自立人形の完成度が高くなると思って・・・・・でも、そう考えていたのはわずかな間でどうでもよくなったの。」
アリスの表情が真剣になる。(但し顔は赤いまま)
コ「・・・・・」
ア「あなたを見ているうちに私は段々あなたの人間性に惹かれていった。魔理沙にバカにされたときは何にも考えられずにあんなことを言ったけど本当は言われたのがうれしかったの。トランスアーマーのテストの時も早くあなたの役に立ちたくて装着者になりたかったの。」
コンボイはアリスの話を聞いているうちになぜ彼女がそこまで必死だったのか何となく見当がついた。
コ「・・・・アリス、君は・・・」
ア「今なら言える。私、あなたの事が・・・・好きなの。」
コンボイは彼女の気持ちを理解していた。しかし、人外とはいえ彼女は人間と変わりない。自分は機械でもある。
コ「気持ちはわかるが私はロボット生命体。君とは根本的に違いすぎる。」
ア「そんな事は関係ないわ。それとも私が見た目で判断すると思っているの?」
コ「・・・・。」
ア「あなたは私のことどう思っているの?」
アリスはコンボイを見つめ続ける。
コ「はっきりと言ってもいいか?」
ア「・・・ええ。」
アリスは不安になりながらも言う。
コ「これが答えだ。」
コンボイはアリスは抱きしめた。アリスは少し驚いた。断られるのかと心配していたから。
コ「種族は関係ない。昔サイバトロンの中にもそんな人物がいたのを思い出すよ。」
コンボイはアリスに向かって笑顔を見せる。
ア「コンボイ。」
コ「ん?」
ア「これからもよろしくね。」
アリスはコンボイにキスした。外の月は二人を祝福するかのように光を照らしていた。
<メガトロンのアジト タランスの研究室>
研究室ではタランスは笑いながらなんかの作業をしていた。
タ「うひゃひゃひゃひゃひゃ!これはとんでもないお宝を見つけたッス!」
実は今日の夕方偵察に出ていたブリッツウィングが未確認ポイントでトランスフォーマーらしきものを発見したと言うので回収したら予想以上のものだと分かったのだ。
ブ「でもこれすごいよね~!トリプルチェンジャーでしかもシュミレーションでもすごい戦闘能力だしこれって相
当な優れものじゃない?」
ブリッツウィングははしゃぎながら言う。
タ「これをメガトロン様の体にしたらさぞ喜ばれるけどスパークは取り出せないスから他の方法を考えないといけないスね。」
二人はその物体を見る。それは確かに破壊大帝と言ってもおかしくない風貌をしたトランスフォーマーに見えた。
<博麗神社>
こいしはなかなか眠れなかった。あの日は勇儀に連れられ人里に行っていたから分からなかったが霊夢から話を聞き不安でいっぱいだった。妖怪の賢者の式神でさえ改造されたと聞いてしまったので自分の姉やぺットももう改造されてしまったのではないかと心配になってしまったからだ。
こ「お姉ちゃん・・・・」
こいしは心配そうに夜空を眺める。
?「あんたまだ寝てなかったの?」
こいしが振り向くと寝間着姿の霊夢が立っていた。
こ「うん・・・・。」
こいしはしょんぼりしながらも頷く。
霊「いい加減に寝とかないと体が持たないわよ。」
霊夢はまるで説教でもするように言う。
こ「霊夢。」
霊「何よ?」
こ「お姉ちゃんもお空もお燐もみんなあんな風に改造されちゃたのかな?」
こいしは泣いていた。
こ「もしそうだったら私・・・一人になっちゃうよ・・・。」
こいしは怖がっていた。一人になることを。
霊「泣くんじゃないの。そんなことをしていたらさとりに笑われるわよ。」
霊夢は慰まるように言う。
こ「でも・・・」
霊「とにかく一緒に助けに行くんならちゃんと寝て、寝不足にならないこと!向こうだとろくに眠れないかもしれないわよ?」
こ「うん、わかった。」
霊「それでいいわ。」
安心したのか霊夢は部屋を出る。
こ「霊夢、ありがとね。」
霊「いいわよ別に。私も寝るから、おやすみ。」
こ「おやすみ。」
こいしは布団の中で目を閉じた。
<にとりの家>
に「どうだい?この正式版は?」
にとりは自慢そうに言う。ライノックスはブレスレッドとデータを見比べる。
ラ「試作機よりも性能がかなり上がっているんだな。」
に「これなら地底でもなんとかなるね。」
ラ「ん?あれは?」
ライノックスは机に置いてあるブレスレットに指を指す。このブレスレッドだけどういうわけか他のとは違い赤かった。
に「あれは失敗作なんだ。出力や性能は正式版の二倍近く高いけど何か未知数なところが多くて危険だと判断して
廃棄する予定にしているんだ。」
にとりは残念そうに言う。
ラ「そんなに危ないのかい?」
に「そういうわけじゃないけど何かあったら大変だろ?」
ラ「それもそうなんだな。今日はもう遅いから寝るんだな。」
に「そうだね。」
二人はブレスレットを入れた箱を付けの上に置いて寝た。
しかし次の日寝坊したとあわてたにとりが箱をひっくり返してしまいひとつが失敗作と入れ替わっているとも知らずに箱に入れて持っていってしまった。
メガトロンの拳銃版、いつの日か海外でも作ってくれないかな?
初代に忠実な物ができたら絶対に買う。(MP版はなんか中途半端な感じするし)