東方ビーストウォーズ(再編集版)   作:赤バンブル

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人気がない作品ってほんとによく消される。


第十九話「地底への出発」

<メガトロンのアジト タランスの研究室>

 

ブラ「と言うわけなんだ。」

 

ブラックコンボイはタランスに自分の体の異変を打ち明ける。

 

タ「なるほど。」

 

タランスはそう言いながら考える人のようなポーズをとる。

 

ブラ「それで何か見覚えはないか?私を生み出す前にあの女たち(サウンドウェーブ、ブリッツウィング)との違いとか?」

 

タ「あると言ったらあれしかないスね。本来あの狐は合体戦士としてつくる予定だったからトランスプールにかけたエネルギーの消費もあの二人に比べて半端ない質量だったんだスよ。」

 

ブラ「つまりどういうことなんだ?」

 

ブラックコンボイはタランスを見て言う。

 

タ「これは予測スけどプールの中で組換え中の八雲藍にブラックコンボイのスパークが入ったことによってプログラムがブラックコンボイの物に上書きされたことによってマインドコントロールによってデストロン戦士になるはずの藍の人格は何も施されなかったからそのまま手付かずというわけス。」

 

その言葉に引っかかった。

 

ブラ「まさかこのままだとあの女に体を乗っ取られる恐れがあるというわけか!?」

 

ブラックコンボイは真剣な顔で言う。ただでさえ気をゆるせば藍の姿になってしまう自分だ。このままほっとけば体の主導権さえも奪われかねない。

 

タ「否定できないスね。現に奴の式神には攻撃できなかったし、このままの状態が続けば紫を殺すどころか体の主導権を乗っ取られる危険性があるッス。」

 

いつもふざけているタランスであるが今回は意外にもかなり真面目に言った。

 

ブラ「何かいい手はないか?」

 

タ「今の事を考慮すればコンバットロン同様別、別のプロトフォームにブラックコンボイのスパークを移すか彼女の人格を別な器に移して書き換えるくらいスかね。」

 

二択に一つどちらもかなりハイリスクだ。プロトフォームに移し替えれば能力を失う。別な器に移すとなると自分のバトルベースに移せばいいがあまり刺激しないようにするため戦闘には使用できない。

 

ブラ「それは難しいことだな・・・・・。」

 

タ「この両方が嫌なら自力で何とかするしかないスね。」

 

タランスは真面目に言う。

 

ブラ「考える時間をくれ。」

 

タ「やるなら早くしたほうがいいスよ。」

 

ブラックコンボイは部屋から去る。

 

ブラ「何かいい手はないのか・・・・。」

 

ブラックコンボイはまた藍の姿になったりしながら悩んで自室に戻って行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<博麗神社>

 

コ「よし、みんな集まったか。」

 

博麗神社にはコンボイ率いるサイバトロン戦士たちと霊夢、魔理沙、早苗、勇儀、にとり、永琳、てゐ、こいしというメンバーが集まっていた。いよいよ地底の異変解決へ出発する時が来たのだ。行くメンバーはコンボイ、ダイノボット、ライノックス、霊夢、魔理沙、早苗、アリス、こいし、勇儀の九人である。本来このメンバーの中で咲夜も加えたかったのだが咲夜は「紅魔館を留守にするわけにはいかない」と辞退した。他のメンバーはブラックコンボイの時の事を考えて地上に残ってもらうことにした。例のウィルスは霊夢と魔理沙には効かないということがわかったが早苗、アリス、勇儀、こいしには永琳が作ったワクチンを投与した。

 

永「一様、ワクチンは完璧に仕上げたけど気をつけるようにね。」

 

に「これがトランスアーマーの正式版だよ。」

 

にとりは行くメンバーにブレスレットを渡す。

 

に「この間は一種類しか入れられないっていう文句があったからね。(早苗のみ)今度は二種類になれるよう改良を加えたよ。ただし、切り替えるのに時間がかかるから気をつけてね。」

 

早「え!じゃあ、ドリル戦車もOKなんですか!?」

 

早苗は目を輝かせながら言う。

 

に「勿論。」

 

霊「それなら、使いやすくなるわね。」

 

霊夢たちはロードシーザーのデータと他の物データもスキャンした。

 

に「あと、時間があるときも考えて書き換え用のメモリはライノックスに渡しておくよ。」

 

ラ「わかったんだな。」

 

ア「これでやっと私も互角にやりあえるわね。」

 

そのときアリスは自分のブレスレットが他のとは違うというのに気がつかなかった。

 

コ「では、スコルポス、タイガトロン、エアラザー後の事は頼む。」

 

コンボイは地上に残ってもらう三人に言う。

 

ス「オラオラ了解ッス!」

 

タ「心得た!」

 

エ「以前のポッドみたいにならないようにね。(無印の最終回より)」

 

コ「ああ、ではみんな出発するか。」

 

コンボイがそう言い皆行こうとしたとき

 

?「待ってください!」

 

一行の目の前に隙間が現れ、中から紫と橙が現れた。

 

コ「紫に橙じゃないか。どうしたというんだ?」

 

コンボイは不思議そうに聞く。

 

紫「ほら、橙自分で言いなさい。」

 

橙は緊張気味の顔で言う。

 

橙「あの・・・・その・・・・私も一緒に連れていってください!」

 

コ「君を?」

 

橙「勿論ダメだというかもしれませんけど・・・・私、どうしても藍様を取り戻したいんです。お願いします!」

 

橙は頭を下げてお願いする。

 

コ「・・・・・ふむ。」

 

霊「ちょっとあんた、今回の異変は今までの異変とは違うのよ!改造された連中を元に戻せる保障もないし、いつもみたいに簡単に引き上げられるような問題じゃないのよ!」

 

霊夢が言うのはもっともであった。確かに今回の異変は今までのものとは違う。

 

橙「でも・・・・・」

 

ア「それにトランスアーマーも人数分しかないからあなただけが無防備になってしまうわ。」

 

橙「うう・・・・」

 

橙は顔をあげられなくなった。しかし、そこににとりの救いの手が差し伸べられた。

 

に「試作品だけしかないけど使うかい?」

 

にとりはポケットに入っていた試作のブレスレットを取り出した。

 

橙「え?」

 

に「確かに一種類にしかなれないけどないよりはましだろ?」

 

橙「いいんですか?」

 

さらに永琳が橙に注射をする。

 

永「即効性だから副作用で少し体がだるくなるかもしれないけどこれですぐに体内で抗体がつくられるわ。」

 

橙「あ、ありがとうございます・・・・・・。」

 

橙は涙目でお礼を言う。

 

コ「橙。」

 

コンボイはにとりから試作のトランスアーマーを受け取り橙に渡す。

 

コ「アップデートは向こうでライノックスがやってくれる。向うでの戦いは厳しいかもしれないし、君の主人である藍さんをブラックコンボイの呪縛から解き放つことができるかどうかもわからない。それでも我々について行くか?」

 

コンボイは真剣な顔で橙に聞く。

 

橙「はい!」

 

橙は答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<にとりの家>

 

コンボイ達が出発した後、にとりは自分の家に戻った時恐ろしいことを発見した。なんと持っていったはずの正式版のブレスレットが机の下に落ちていて廃棄する予定にしていた失敗作が見当たらないのだ。

 

に「もしかしてあの時誰かに渡しちゃった?どうしよう~~。」

 

にとりは自分のせいで誰かが犠牲にならないことを祈った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<メガトロンのアジト メガトロンの部屋>

 

メ「ZZZZZZZZZ・・・・・ううん、あ~~もうこんな時間か。」

 

メガトロンは目を覚ますとベットから起きて顔を洗いに行く。小町の体で生活を送るようになってから苦労することが多くなった。一つは、トランスフォーマーには必要なかった着替えや身だしなみ、もう一つはこの女性の体である。この間も風呂場にふざけて入ってきたクイックストライクに対して制裁をかけたほど今まで気にしなかったところに敏感になっていった。

 

メ「そもそも、なんで女の体に取り憑いたのかと毎日考えるようになってしまった・・・・。そう言えばあの二人はこんなことに苦労しているのか?改造されてからそんな風なことはなさそうだし・・・・タランスの奴はスパークが取り出せないうえに精錬し直してもこの体のままだし・・・・・はああなんとかならんものかな~~~。」

 

そんな文句を言いながらもメガトロンはアーマー式の鎧に着替えビーストモードになってみる。

 

メ「この姿は昔のまんまなのにな~。なんでこうなったのやら。」

 

そのとき、通信が入る。サウンドウェーブからである。

 

メ「どうした?」

 

サ「サイバトロンガ我々ノ領域ニ侵入スルコトガワカリマシタ。」

 

メ「そうか!いよいよゴリラ共がやってくるか!」

 

サ「迎撃シマスカ?」

 

メ「いや、その必要はない。我が根城で迎え撃って実力の差を見せつけるのだ~~~!」

 

サ「了解。」

 

メ「ところでお前は生活苦労してないのか?」

 

サ「!?」

 

メガトロンの突然の質問にサウンドウェーブは答えられようがなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<地底の入り口>

 

コ「ここが奴らの本拠地の入り口か。」

 

コンボイは地底への出入り口を見る。

 

ラ「ここから入ったら二度と戻れないんだな。メガトロンを倒すまでは。」

 

ライノックスは真剣な顔で言う。

 

ダ「上等だ。」

 

こ「お姉ちゃん・・・・。」

 

霊「今回ばかりは無事に帰ってこれるかどうかわからないわね。」

 

魔「面白くなりそうだぜ。」

 

コンボイは一同の前に立ちこう言った。

 

コ「諸君、我々は今敵の本拠地の前にいる。ここから先に入ったらおそらくこの戦いを終わらせるまでは戻ってこられないだろう。もし恐ろしくて戻りたい者がいるなら無理には引き止めない。この中に入るか?」

 

一同の中から名乗り出る者は一人もいなかった。

 

コ「誰もいないな。」

 

コンボイは安心したように言う。

 

霊「当たり前でしょ。」

 

早「遊び半分ならとっくに辞退してますよ。」

 

ア「あなたのためならどこまでもついて行くわ。」

 

魔「あれ?アリス、今のは告白か?」

 

ア「告白ならもうしたわよ。」

 

魔「へ!?」

 

霊「マジで!?」

 

早「驚きました!」

 

三人は驚いた顔でアリスを見る。

 

ア「何よ!その反応は!」

 

アリスは顔を赤くしていたが堂々と答えた。

 

魔「いやいや、まさか本当に告白していたとは思わなかったから。」

 

ア「何よそれ!」

 

ラ「まあまあ、喧嘩はそこまでなんだな。」

 

ライノックスがなだめる。

 

勇「それよりも早く行こうとは思わないかい?こっちは腕がうずうずしているんだ!」

 

コ「では行こう。」

 

コンボイ達は入口へと入って行く。

 

 

 

さあ、戦いだ!

 




この間、ゲオでトランスフォーマー借りようと思ったらガンダムとかラノベ系アニメに棚が占拠されていた。
「オォウ・・・・・ジャズ・・・。」
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