東方ビーストウォーズ(再編集版)   作:赤バンブル

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最近、特撮ヒーローを懐かしむ作者です。


第二十一話「宿敵の再会」

<デストロンシティ>

 

コ「ここが旧都?」

 

コンボイ達は驚いていた。

 

ラ「どこから見てもセイバートロンポリスにしか見えないんだな。」

 

霊「うそでしょ?」

 

早「うわあ、あの薄暗い旧都が未来都市になってます!」

 

勇「こんなに変わっちゃうなんてね・・・・・」

 

一行は驚くばかりであった。

 

こ「地霊殿がどこなのか分からなくなっちゃてるよ。」

 

こいしが言うのも無理もない。旧都は完全に面影もなくなっており未来都市のようになってしまっているのだ。

 

コ「いや、そこらしいと思う場所はある。」

 

ア「え?どういうこと?」

 

コ「あれを見るんだ。」

 

コンボイが指を指す方向、そこは巨大な建物が経っている間でドームのようなものがあった。

 

コ「我々の星をモデルにしているとすればあそこは評議会のあたり、つまり敵の本拠地ということになる。」

 

早「確かに他の所に比べてデストロンのマークが大きく出ていますね。」

 

コ「おそらく奴らもそこにいるはずだ。」

 

こ「じゃあ、早く行こうよ!」

 

こいしは急ぐように言う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<ドーム前>

 

一行はドームの目の前まで近づいていた。ここまで敵の姿は見えなかったが既に近くにいると考えたうえで警戒を続けていた。

 

こ「早く早く!」

 

こいしは子供のようにはしゃぎながら言う。

 

コ「待つんだこいし!敵の本拠地というものは警備が厳重だ。どんな罠があるのか・・・・・」

 

一足遅かった。ドームの入り口が開きそこから、テラザウラーとクイックストライクがドローン軍団を引き連れて現れた。

 

こ「もう少し早く言ってよ(汗)」

 

ク「ギッチョ~ン!ここから先はもう進めないギッチョ~~~ン!」

 

テ「大人しく捕まるザンス!」

 

二人は武器を構えてコンボイ達に迫る。コンボイ達は変身して態勢を整える。

 

コ「私は中に入る。他の奴らの気を引き付けておいてくれ。」

 

ラ「わかったんだな。」

 

ライノックスはガドリングガンを構える。

 

ア「私もついて行くわ。」

 

コ「認める。」

 

こ「私も行っちゃダメ?」

 

コンボイはこいしに向かって首を横に振る。

 

コ「こいしは悪いが橙と組んでひきつけておいてくれ。」

 

こ「でも・・・・」

 

コ「君のお姉さんの情報が掴めたら連絡をするからいいね?」

 

こ「・・・・・分かったよ。」

 

こいしはしょんぼりしながらも認める。

 

ダ「ダ~~~それじゃあ問答無用に・・・・・」

 

勇「殴りこんでやろうかね~~~。」

 

ダイノボットと勇儀はやる気満々だった。

 

テ「全機かかるザンス!」

 

全員が突撃し交戦状態になる中コンボイとアリスは中に入って行く。

 

ラ「どうやらうまく入ったようなんだな。みんな一回ドームから離れるんだな!」

 

ライノックスは全員に指示する。

 

霊「わかってるわよ!」

 

魔「や~い、うすのろサソリここまで来られないだろ!」

 

魔理沙は変形してクイックストライクをバカにする。

 

ク「ギッチョン!頭に来たギッチョ~~~~ン!」

 

二人ともバカだったおかげでまんまとライノックスの作戦は成功したのだった。

 

ラ「本当にこれでいいのかな・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<メガトロンのアジト>

 

ア「ここが地霊殿だとしてもとてもそうだとは信じられないわ。」

 

コ「中に入ったのはいいが、ここまで迷路のようだとどう行けばいいかどうか・・・・・」

 

コンボイが言うのは最もだった。このアジトは地霊殿の原型はすでになく紅魔館よりも迷路のようだった。

 

ア「二手に分かれない?そうしたほうがいいと思うけど。」

 

コ「あまり気が進まないがそうするしかないかもしれないな。お互い何かがあったら連絡するようにしよう。この時間になったらここで落ち合おう。」

 

ア「わかったわ。」

 

コンボイとアリスは分かれて調査をすることにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<アリスside>

 

ア「ここは研究施設かしら?」

 

アリスは自分の入った部屋を見渡す。あちこちに実験にでも使いそうなものがあり、カプセルのようなものにはトランスフォーマーらしき影がいくつか確認できた。その中でアリスは実験記録のようなものを見つけた。

 

ア「これって・・・・・」

 

アリスは唖然とした。データには行方が分からなくなった小悪魔、永琳の目の前現れて消えたという鈴仙の生体実験記録が入っていた。

 

ア「アイツらまさかここで改造されたの?」

 

?「ソノ通リダ。」

 

後ろからの声にアリスは緊張が走った。振り向くとそこにはサウンドウェーブが立っていた。アリスは腕部のエナジーブレードを展開して身構える。

 

ア「アンタがまさかパチュリーを裏切ってこんなところに来るなんてね。正直言って失望したわ。あんなに真面目だったアンタがそこまで落ちぶれるなんて。」

 

サ「失望?何ヲ言テイル?私ハアノ女ニヒドイ扱イヲ受ケテイタ。私ハアノ女ニ尽クシテイタ。シカシ、彼女ハ感謝モシヨウトシナイ。私ハ日々泣イテイタ。ナゼ認メテクレヌノダト。メガトロン様ハソンナ私ヲ救ッテクダサッタノダ。メガトロン様コソガ私ノスベテダ。」

 

サウンドウェーブは言うことは正論のように聞こえる。しかし、おそらく洗脳されていると思いアリスはさらに言う。

 

ア「確かにパチュリーのやり方には問題はあると思うわ。でもここはあなたの本当の居場所じゃない。あなたもそう思っているはずよ!正気に戻りなさい!小悪魔!」

 

アリスの言葉が響いたのかサウンドウェーブは黙った。しかしその後無表情だった彼女の顔が怒りに満ちた顔に変わっていた。

 

サ「正気に戻れだと?ふざけるな!お前に私の何がわかる!」

 

サウンドウェーブは口調を変えて言う。

 

ア「え?」

 

サ「あの女は私の事を何にも思ってない!いつもめんどくさいことを私に押し付け、いらだつと私にぶつけ、私は傷ついていくのも知らずに自分の事ばかり。私の居場所はメガトロン様の所だけだ!」

 

アリスは見た。サウンドウェーブが泣いている。目を隠しているマスクの下から涙が流れていた。

 

サ「私は許さない。あの女の事を、絶対に復讐する!メガトロン様の手によって!」

 

ア「小悪魔・・・・」

 

?「そうだ!姉ちゃんの居場所はここだけなんだ!」

 

ア「え!?」

 

不意に聞き覚えのない声がサウンドウェーブの胸から聞こえた。

 

ア「もしかしてできちゃった系!?」

 

アリスが混乱する中、サウンドウェーブの胸のカセットが開き、フレンジー、ランブル、ジャガー、コンドルが出てきた。

 

ア「お子様ロボット!?しかも今時カセット?」

 

フ「よくも姉ちゃんを泣かせやがったな!」

 

フレンジーは切れながら言う。

 

ラン「今度は俺たちが相手になってやる!覚悟しな!このぼっちめ!」

 

ランブルは言ってはいけないことを言ってしまった。

 

ア「誰がぼっちよ!」

 

アリスは密かに待機させておいた人形たちを呼びフレンジーたちを攻撃させ自分は研究室を後にした。

 

フ「あ!待ちやがれこの野郎!」

 

フレンジーは後を追おうとしたが大量の人形が攻撃をしてくる。

 

ラン「フレンジー!後ろにもいるぞ!」

 

カセットロンたちは人形を全部撃ち落とすのにかなり時間がかかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<コンボイside>

 

コンボイは一つ一つの部屋を丁寧に調べていた。部屋には倉庫、メディカルルームなどがあったが行方がわからなくなった妖怪たちの手掛かりは見つからなかった。

 

コ「次はこの部屋か。」

 

コンボイは部屋の戸を開ける。他のとは違い女性の部屋のようになっていた。

 

コ「ここに誰か監禁されているのか?」

 

コンボイは隅々を調べてみたがそれらしい人物は見つからなかった。

 

コ「ここにいないということはもう既に・・・・・」

 

コンボイはため息をしたそのとき

 

?「いやあ~人の部屋を覗きに来るとはいい趣味してるね~コンちゃん。」

 

鍵がかかっていた手前のドアから声が聞こえた。

 

コ「!?」

 

?「ところでゴリラ君、俺様は今何をしているでしょうか?食事?トイレ?昼寝?いやいや、その実態は・・・・・」

 

扉がゆっくり開く。

 

メ「入浴中でした~~~!いや~ん!ちょっとだけよ~ん!」

 

泡風呂に入っていたメガトロンだった。

 

コ「・・・・・・」

 

コンボイはインパクトが強すぎたのか黙ってしまった。

 

メ「おい!人が風呂に入っているんだからすみませんの一言ぐらい言え!」

 

自分で見せているくせにメガトロンは逆切れする。

 

コ「・・・・・まさかメガトロン?」

 

メ「ピンポ~~~~ン!大正解!さすがだね~コンちゃん!」

 

コ「こいしの言っていたことは本当だったのか。」

 

メ「まあいろいろ事情があって今は女になってしまったメガちゃんというわけだ。」

 

メガトロンは残念そうに言う。

 

コ「ここはこいしの家である地霊殿のはずだ。」

 

メ「ふん、最早この地は旧都ではない。ここは既に我がデストロンが支配するデストロンシティに代わり、妖怪共はすべて消してやったからな。」

 

コ「消した・・・・例のウィルスか。」

 

コンボイは冷静に言う。

 

メ「どうやら見当がついてるようだな。あのウィルスは以前俺様がセイバートロンで使った奴の改良品だ。まだ試作で地上では死滅してしまうがその内新しいタイプを完成させ手始めにこの幻想郷をいただくのさ。CMもただいま製作中。」

 

メガトロンは自慢げに言う。

 

コ「そんな事はさせんぞ!」

 

メ「威勢はいいが今回強化したビーコン軍団に貴様らはかなわないと思うぞ?今見せてやろう。」

 

二人の目の前に巨大なパネルが現れる。

 

メ「今頃お前の仲間たちはほぼ力を使い果たしここにまで助けに来ることは・・・・・・・ってあれ~~~~~!?」

 

メガトロンは顎が外れそうになりしゃべられなかった。スクリーンではメタルス化したライノックスたちが蹴散らした後だった。

 

テ「カアア~~~~~。やられたザンス・・・・・」

 

ク「ギッチョン、ブラブラ~~~~~。メタルスなんて反則ギッチョ~ン・・・。」

 

メガトロンは目を丸くして唖然としていた。

 

コ「どうやら貴様は私の仲間たちを甘く見すぎていたようだな。」

 

メ「な、何が言いたい。」

 

コ「彼女らの力はまだまだ底知れない。貴様がなんらかの手でデータを取ったとしてもデータ通りにいかないということだ。失敗したな、貴様の姿と同じように。」

 

コンボイはビシッと決め台詞を言ってしまう。

 

メ「黙れ!ゴリラ!こうなったら、貴様を最初に蹴散らしてくれる!」

 

風呂中からティラノサウルスの頭部を出し発砲する体制になる。しかし、そのとき後ろから突然こいしが現れ湯船をひっくり返した。

 

メ「あれ~~~~~~!」

 

メガトロンは湯船に閉じ込められた。

 

こ「どう?うまくいった?」

 

こいしは自慢しながら言う。

 

コ「あれほど組むようにって言ったのに。」

 

コンボイは呆れるように言う。

 

ア「あら?二人ともここで何をしているの?」

 

アリスが部屋にやってきた。

 

コ「あ、アリス実は・・・・・」

 

メ「おのれ~~~!ゴリラも小娘ももう容赦せんぞ!」

 

メガトロンは湯船をひっくり返して現れた。(但し、全裸で。)

 

ア「きゃあああああああ!」

 

アリスは慌てて手で目を隠す。

 

コ「うわあ!メガトロン!まずは服を着ろ!」

 

メ「何だと・・・・・・あっ。」

 

メガトロンは服も着ないで全裸だったということを今頃思い出して湯船に隠れ直した。

 

メ「お、お前ら今回だけは見逃してやるからとっとと出てけ~~~~!」

 

メガトロンが言うことは今の状況では命令しているというより頼んでいるようにしか聞こえなかった。

 

コ「言われなくてもそうする!」

 

コンボイはアリスとこいしを両手で持ちその場を後にし、入り口でライノック達と合流した後基地になりそうな場所を見つけて隠れた。一方のメガトロンはサウンドウェーブが服を持ってくるまで湯船から出られなかった。

 

 

かくしてサイバトロンとデストロンの対決は火蓋を切って落とされたのだった。

 

 




ビーストウォーズ新シリーズできるといいな。
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