東方ビーストウォーズ(再編集版)   作:赤バンブル

22 / 36
ビーストウォーズ復活祭への道・・・・いっその事子安さんや千葉さんにもインタビューしてほしかったな。


第二十二話「新たな影と思わぬ再会」

<これまでの出来事>

 

コンボイとメガトロンが衝撃の再会(ある意味で)をしてから数週間。コンボイ達はその後メガトロンたちが保有している工場をいくつも破壊しては情報を探してみるが未だに妖怪たちの行方の手かがりになる情報は未だに掴めなかった。一方のメガトロンはコンボイ達にどんどん自分たちの戦力を削られていくことに苛立ちを募らせていた。

 

<メガトロンのアジト>

 

メ「揃いに揃って貴様らは何をやっているのだ!」

 

メガトロンは怒りながらテラザウラー、インフェルノ、クイックストライクの三人に電流を流し、電撃ビリビリの刑に合わせている。

 

テ「カアアア!勘弁してほしいザンス!」

 

イ「アア・・・・痺れる・・・・・」

 

ク「ギッギギギギ、ギッチョ~~~ン!」

 

三人それぞれ反応に違いがあるがかなり堪えているようである。テラザウラーなんかはすでに根を上げている。そんな中、タランスが指令室に入ってくる。

 

タ「また、いつものお仕置きスか。全くいつもやっているのに飽きないんスね。」

 

タランスは呆れるようお仕置きを見ながら言う。

 

メ「すべては真面目にやらないこいつ等が悪いのだ!ガイガン・ウェーブは偵察には向いていないから同行させたら防衛する工場を丸ごと吹き飛ばすし、ブラックコンボイは引きこもり。これ以上にバカげたことがあるか!」

 

メガトロンの言う通り確かのここんところ作戦は失敗続きである。本来の予定なら新型ウィルスもすでに完成する

予定だったのだがコンボイ達によって研究していた施設が破壊されてしまい、一からやり直す始末になった。

 

タ「そんなことを言ってもしょうがないスよ。あのゴリラはともかく、連中は予想以上に手ごわいんスから。これまでで破壊されたドローン兵は最悪推定1万は超える被害っスよ。」

 

タランスは頭を抱えながら棒グラフで被害について言う。

 

メ「じゃ、どうしろというのだ?このままでは損害が増すばかりだ。例の物は完成までしばらくかかるし、俺様にとって素晴らしい物と言うのはいつになったら公開するつもりなんだ!新商品紹介するのとは違うんだぞ?」

 

タランスは奇妙な笑みで言う。

 

タ「例の『ネメシスⅡ建造計画』はドローン兵が足りなくなってきてるスからこれ以上の兵の増員は出来ないっス。丁度、その三人が使えないならそっちに回ってもらうッス。」

 

メ「しかし、誰がゴリラ共を相手にするんだ?」

 

タ「それも手は打ってあるッス。お前たち、入ってくるッス。」

 

タランスが言うと指令室に異形の姿をした三人の戦士が入ってきた。

 

メガ「メガーラ、只今参りました。」

 

レギ「レギオルファ、参りました。」

 

イル「イルドラ、参りました。」

 

三人は礼儀正しくお辞儀をする。

 

メ「なんだこの不細工三兄弟は?」

 

メガトロンは目を丸くしながら言う。どれもこれも化け物をモチーフにしたようにしか見えない戦士だったからだ。

 

タ「不細工は失礼だと思うっスけど・・・・・この間の脳足りん怪獣は妖怪の魂をそのまんま入れたから失敗したスけど今回はメガトロン様に忠誠を誓わせるように一から調整して作り直したッス。その名もモンストロン。」

 

メガトロンは納得したように言う。

 

メ「ほう、たいそうな名前だな。しかし、本当に使えるのかこの不細工三兄弟は?」

 

そのとき、三人の内の一人レギオルファは複雑な顔をしながらも言い始める。

 

レギ「ご無礼かもしれませんがメガトロン様。我々モンストロンの実力をなめてもらっては困ります。」

 

メ「どういうことだ?体中が刺々しい奴が俺様に指図するのか?」

 

メガ「滅相もない。我々三人はあらゆる状況下でも戦闘を優位にさせる力を持っております。」

 

メ「ふ~ん。んで、どんなものだ?」

 

メガトロンは感心なさそうに言う。

 

イル「例えばこんなものはどうですかな?ちょっと失礼、チクッとしますよ?」

 

イルドラは自分の持つ触手をメガトロンの脇腹に突き刺した。

 

メ「なっ!?」

 

イル「心配には及びません。命を取るようなことはしませんから。ほんの一瞬です、ほんの一瞬。」

 

しばらくするとイルドラはメガトロンから触手を抜く。

 

メ「貴様、一体何をした?まさか俺様を毒殺しようというのか?昼ドラじゃないんだぞ?」

 

メガトロンは不満そうに言う。

 

イル「あなたの記憶の一部を拝借させてもらいました。」

 

メ「記憶だと?」

 

イル「私は自分の体の一部をその記憶にあるものに変化させる能力があります。例えば・・・チチンプイプイ・・・」

 

イルドラは自分の右腕を変化させる。右腕はメガトロンに見覚えのあるものに変化する。

 

メ「あ、あら、びっくり!?」

 

イル「新商品を紹介します。メタルスボディ時代のあなたの右腕の複製品です。ついでにあなたの武器も再現させていただきました。」

 

メ「おおう!これはびっくらこいた。」

 

メガトロンは驚愕しながら見る。

 

イル「このように私は頭部を覗く部分でしたらあらゆるものにコピーすることができるのです。すごいでしょ?」

 

メガ「いかがですかな?我等怪物戦隊の能力は?」

 

三人は威圧のある言葉をメガトロンに放つ。

 

メ「はははははははっは!こいつは驚いた!いいだろ、あの忌まわしきゴリラ共の相手はお前ら怪物戦隊モンストロンに任せる!」

 

メガ・レギ・イル「はは!」

 

タ「戦隊と言うよりは敵の幹部っスよ・・・・・これ。」

 

三人は部屋を後にした。

 

メ「ところでサウンドウェーブはいつになったら帰ってくるんだ?」

 

タ「地上に行ったからもうそろそろスよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<紅魔館 地下図書館 夜>

 

パチュリーは珍しく夜の図書館にいた。普段は警備をスコルポスに任せて自室に戻るのだが今日はいいと言い部屋に戻らせ本を読んでいた。

 

パ「あの子(小悪魔)がいなくなってもう半年か・・・・。」

 

元々自分でまいた種ではあるがまさか本当に帰ってこないとなるとかなり堪える。パチュリーは、落ち込みながら咲夜が入れた紅茶を飲む。そして、ある奥の本棚の方を見る。そこは、かつて小悪魔が自分の棚として使用していたところでそこには彼女の日記とかがしまわれている。

 

パ(あの子がもしこのまま帰ってこなかったらあの本棚はどうなるのかしら?・・・・・・!)

 

そのとき、彼女は気づいた。その本棚に何か小さな人影が見えたのだ。図書館は広くパチュリーが今いるところ以外は暗く普通なら何も見えないはずなのだが確かに小さな人影が二つ動いている。

 

パ(あの姿からにしてどう見ても妖精メイドには見えないわね。じゃあ、一体・・・・)

 

彼女はこっそりと本棚の方に近づく。よく見ると同じ形をした機械人形二人が本棚をあさっていた。

 

パ(何アレ?)

 

どこからみても、妖怪の山の河童で言うロボットにしか見えない。そのロボットたちは何かを言っていた。

 

ラン「おい、フレンジー。まだ見つからないのか?」

 

ランブルは小さな声で言う。

 

フ「もう少し待てよ。多分見つかると思うから。」

 

ラン「でもさ、姉ちゃんはサイバトロンを偵察して来いって言ったんだぜ。」

 

フ「大丈夫だって。あいつ普通に寝てたんだからさ。それに姉ちゃんのあれを持って帰ればきっと喜ぶだろうし。」

 

そんなことを言いながらフレンジーは本棚から何かを探す。

 

パ(泥棒にしては妙だけど。なんでこあの棚なんて・・・。まあ、どう見ても魔理沙の仲間じゃなさそうね。)

 

これは悪までこの図書館を知り尽くしているパチュリーだからこそ言えることで他の者には言える事ではない(大半の犯人が魔理沙であるため)。

 

フ「あった!」

 

フレンジーは嬉しそうに言う。それは小悪魔の日記だった。

 

ラン「やっと見つかったか・・・。」

 

フ「じゃあ、さっさと姉ちゃんの所へ戻ろうぜ。」

 

フレンジーは日記をもって図書館を出ようとする。しかし、パチュリーがほっとくわけがない。

 

パ「どこにいくのかしら?小さな泥棒さんたち?」

 

二人はパチュリーの方を向く。二人はあっと口を開いて驚く。

 

 

\\デデーン!!//

 

 

ラン「やば!見つかった!」

 

フ「逃げろ!」

 

二人は急いで図書館から逃げていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<紅魔館 外>

 

フレンジーとランブルは走りながら逃げる。本来なら空を飛んで逃げた方が速いのだが迫りくるパチュリーから逃れようと必死になっているためそのことを忘れていた。ちなみに美鈴はやはり居眠りをしていた。

 

ラン「フレンジー急げ!捕まったら檻の中にぶち込まれるぞ!」

 

ランブルは走りながら言う。

 

フ「わかってるやい!」

 

フレンジーは日記を持ちながら言う。そんな二人をパチュリーは飛んで追い掛ける。

 

パ「こんな時間に運動なんかしたくないんだけど・・・」

 

森の手前で必死に走ってる中フレンジーは転んでしまった。

 

フ「いて!」

 

それと同時に日記を手放してしまう。

 

フ「しまった!」

 

急いで日記を拾おうとしたときパチュリーが拘束用魔方陣を展開する。フレンジーは拘束陣にはまってしまう。

 

フ「うわあ!」

 

フレンジーは捕まってしまう。

 

ラン「フレンジー!」

 

ランブルは助けようとするがそこにパチュリーが立ちはだかる。

 

ラン「う!」

 

パ「観念しなさい。」

 

パチュリーはランブルにも拘束魔法をかける。

 

ラン「くそ!」

 

ランブルは解こうと必死に動く。

 

パ「無駄よ。それはスコルポスを基準にしてトランスフォーマー用に調整しているから、チビのあなたたちには解けないわ。」

 

それどもフレンジーは日記に手を伸ばそうとする。

 

パ「あきらめが悪いわね。」

 

パチュリーは日記を拾う。

 

フ「か、返せ・・・!」

 

フレンジーは言う。

 

パ「人の日記を盗もうとするなんてどうかしているわ。」

 

フ「うるせえやい!それは姉ちゃんの物だ!返せ!」

 

フレンジーは必死にもがく。

 

パ「さっきから姉ちゃん、姉ちゃんって。これはあなたのお姉さんの物じゃ・・・(やっぱり魔理沙の仲間?)」

 

フ「返せ!返せ!返せええええええええ!」

 

そのとき、銃撃が聞こえた。パチュリーの手から日記が弾き飛ばされる。更にフレンジーたちを拘束していた魔方陣を消した。

 

パ「!新手!?」

 

パチュリーは森の方を見る。そこから一人の人影が近づいてくる。そして、ついにその全貌が見える。

 

パ「!あ、あなた・・・」

 

パチュリーは驚いていた。確かに姿は変わり果てていたが見覚えのある姿だった。かつていつも自分のそばにいてくれた存在。

 

パ「小悪魔!」

 

パチュリーは近寄ろうとするがサウンドウェーブは射撃をして近寄らせない。

 

サ「・・・・・。」

 

フ「ね、姉ちゃ~~ん!」

 

フレンジーはサウンドウェーブに抱き付く。サウンドウェーブは黙ったままだった。

 

ラン「やっぱり、怒ってるよね?命令無視したから・・・・。」

 

ランブルは申し訳なさそうに言う。しかし、彼女はにっこり笑うと二人の頭をなでた。

 

サ「心配シテイタゾ。」

 

サウンドウェーブは二人を抱きかかえその場を後にしようとする。

 

パ「待ちなさい、こあ!どこに行くの!」

 

パチュリーは引き止めようとする。

 

サ「モウ小悪魔デハナイ。」

 

サウンドウェーブは言う。パチュリーは彼女の目を見て気がつく。サングラスを超して映る彼女の目にはもう、自分の知っている小悪魔ではなくなっていることを・・・。

 

パ「では、今のあなたは何?」

 

サ「サウンドウェーブ。デストロンノメンバー、情報参謀。」

 

彼女はそう言い残し飛び去って行った。パチュリーはただそれを見ることしかできなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<メガトロンのアジト>

 

サウンドウェーブは帰還後、地上の状況をメガトロンに報告して自分の部屋に戻っていった。フレンジーとランブルがした事は一切話さなかった。サウンドウェーブが部屋に戻ると、部屋でいきなりクラッカーの爆発音が響いた。

 

フ・ラン「姉ちゃん、誕生日おめでとう!」

 

フレンジーは笑いながら言う。サウンドウェーブは首を傾げた。誕生日なんて教えたっけ?

 

ラン「姉ちゃん、これ。」

 

ランブルはサウンドウェーブに日記を渡す。それは紅魔館から持ち帰ったものだった。

 

フ「なんかちょっと前、地上を偵察していた時に人間どもが誕生日ってものをお祝いしている所を見たから姉ちゃんにもやったら喜ぶだろうなっ思って・・・。」

 

ラン「でも、姉ちゃんが生まれた日が分からないからなんか手かがりないかなって思って紅魔館に入ったついでに調べたんだ。」

 

サウンドウェーブは黙った。

 

フ(怒っちゃったかな?)

 

ラン(俺らなりに姉ちゃんを喜ばせようと考えたんだけど・・・・)

 

コンドルもジャガーも心配そうに見ていた。

 

サ「オ前ラミンナ来イ。」

 

カセットロン全員が心配そうに近づく。そして彼女は全員を包み込むように抱きしめた。

 

サ「ありがとね。」

 

サウンドウェーブは嬉しそうに笑った。このとき、カセットロンはサウンドウェーブを自分達の母親のように感じたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<メガトロンのアジト 会議室>

 

イル「コンボイ・・・サイバトロンリーダー。武装はサイバーブレード及び肩のキャノンと両腕のプラズマキャノン。ライノックス、位置的には参謀格・・・・・」

 

モンストロンたちはコンボイ達のデータを確認しながら映像を見る。

 

メガ「以上が奴らのデータだ。」

 

メガーラは冷静に言う。

 

レギ「ならば、次に奴らが狙うのはここか。」

 

イル「ふふふふ。彼らと戦うのが楽しみですね~。」

 

モンストロン三人は笑いながら戦いに備えるのであった。

 

 

 




第二部までやるか現在未定。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。