東方ビーストウォーズ(再編集版)   作:赤バンブル

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旧題「脅威のモンストロン」


第二十三話「モンストロンの恐怖」

<コンボイ達の臨時基地>

 

コンボイ達は自分たちの基地を設け、そこからメガトロンの兵器工場や重要施設のようなものを破壊工作を続けていた。

 

コ「次のポイントはここを攻めようと思っている。」

 

コンボイはこいしが無意識の能力で盗み取ってきたデータマップに指を指す。

 

コ「こいし、君が見た限りではここは今までの中でかなり防衛していた兵力が多いんだな?」

 

コンボイはこいしに問う。

 

こ「うん、確かに今までの中ではいっぱいいたと思うよ。昨日も見てきたんだけどアリさんや鳥さん(テラザウラー)たちが入るのも見たもん。」

 

こいしは真剣な目で言う。

 

ラ「ということはここに何か重要な物が隠されているというのは確かなことなんだな。」

 

霊「じゃあ、いつもみたいにみんなで攻める?」

 

霊夢は当たり前そうに言う。

 

コ「いや、メガトロンの事だ。今までの我々の行動を考えて対策を練っているだろう。今回は二手に分かれて行動するべきだと考えている。私とアリス、霊夢、魔理沙、ダイノボット、勇儀の六人で表で攻撃をする。ライノックスと早苗たちは中を調べてくれ。何か手かがりになるような情報をつかめればその後撤退する。この流れでいいな。」

 

コンボイはこれまでの動きを考えて作戦を説明する。

 

霊「そのほうがいいかもしれないわね。」

 

魔「こっちは派手に暴れまわればいいんだな?」

 

魔理沙の質問と同時に早苗が質問する。

 

早「あの私はいいんですか?霊夢さんたち三人でいないとロードシーザーに合体できませんよ。」

 

コ「今回の作戦は飽くまでも破壊ではなく調査だ。だからそこまでする必要はない。」

 

コンボイの答えに早苗は納得したようだった。これまでは兵器開発の所ばかりだったから破壊をしてきたが今回は調査である以上むやみに破壊してしまったら何か手かがりがあっても消してしまう危険性がある。

 

ア「・・・・・・。」

 

コ「ん?アリス、どうしたんだ?顔色が悪そうだが大丈夫か?」

 

コンボイは心配そうにアリスの顔を見る。アリスの顔は少しだが青かった。

 

ア「え?私そんなに具合悪そう?」

 

アリスは言う。

 

コ「ここんところ動いてばかりいたからな。少し休んだほうがいい。今回は君抜きで作戦を実行しよう。」

 

ア「大丈夫よ。体は何ともないんだから。」

 

アリスは元気そうに振舞うが

 

コ「だめだ。君にもしもの事があったら大変だ。今回は基地で休んでもらうぞ。」

 

アリスは納得できなかったがコンボイを心配させるわけにもいかないので今日は休むことにした。コンボイはアリスを寝かせる。

 

コ「いいかい、もしもここに敵が侵入してきたらブザーが鳴るようにセットしといたからそのときは作戦終了後の

合流ポイントに逃げといてくれ。そうすれば合流できる。」

 

コンボイは念のための備えをしておく。

 

ア「コンボイ・・・」

 

コ「では、私も作戦があるからもう行くぞ。」

 

コンボイは部屋を後にした。基地には念のため橙を残しておいたので心配ない。

 

ア「はあ~。」

 

アリスは深くため息をついた。なんか最近変だと。ここ最近の作戦でアリスは何度もアーマーを装着して戦っていた。そのたび慣れてきたのか段々動きやすくなってきていて戦闘もコンボイ達に劣らない実力を発揮できた。しかし、戦っていくたびに自分の体になんか違和感を感じるようになったのだ。それを気にしていて眠ることができず、今日コンボイに気づかれこのザマである。

 

ア「次の作戦からしっかり参加できるように今は休んでおくこうかしら・・・。」

 

アリスは目を閉じ、コンボイの無事を祈った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<デストロン秘密工場地下>

 

地下では巨大な建造物がつくられていた。

 

イ「うんどこしょ!どっこいさ!」

 

インフェルノは真面目に資材を運んでいるのに対し、テラザウラーとクイックストライクはやる気がないように動いていた。

 

テ「カアア~~~。やってられないザンス!」

 

テラザウラーは切れて持っていた資材を床に叩き付ける。

 

ク「うう~~俺様もめんどくさいギッチョン!こんなのアリがやることだギッチョンブラブラ~!!」

 

そんな二人の前で

 

サ「オ前ラ、フザケテイル場合カ?」

 

サウンドウェーブが注意をしに来る。実はここはサウンドウェーブが指揮を執っていた。

 

テ「カアア!ミーたちよりも新人のくせに生意気ザンス!」

 

テラザウラーは怒鳴り散らす。本来前線に出ている筈の自分達がこんな雑用係に回されているということが何よりも腹ただしかった。

 

サ「オ前タチノ仕事ハサイバトロンヲ殲滅シタ後ダ。この作業ヲ休暇ダト思エバイイ。」

 

サウンドウェーブはなだめるように言う。テラザウラーは諦めたのか作業に戻った。そのとき通信が入る。

 

サ「コチラサウンドウェーブ。」

 

通信主はメガトロンだった。

 

メ「俺様だ。『ネメシスⅡ』の完成はどこまで進んでいる?」

 

サ「現在、76%。」

 

メ「ふむ。ゴリラたちを全滅させる頃までには完成させたいからな。そんで後どのくらいかかる?」

 

サ「完成後エネルゴンナドノ資材ノ積ミ込ミヲ考エテ後三週間。」

 

メ「二週間で終わらせろ。」

 

サ「・・・了解。」

 

サウンドウェーブは通信を終える。

 

フ「なんていわれたの?メガトロン様に?」

 

フレンジーは気になるように言う。

 

サ「後二週間デ完成サセロダソウダ。」

 

フ「じゃあ俺も手伝うね。」

 

フレンジーはカセットロン全員と共に作業場へ駆けていった。

 

ラン「おらおら、どけどけ!」

 

ランブルはテラザウラーが運んでニ倍ぐらい量の資材を荷車で引いて運ぶ。

 

テ「カアア~~!あんなチビに負けてられないザンス!」

 

テラザウラーは切れながら作業を急ぎ、それにつられるようにクイックストライクも急ぐ羽目になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<デストロン兵器工場の一つ>

 

コンボイ達はこいしが報告した工場の近くまで来ていた。

 

コ「ここで別れよう。私たちが攻撃しているうちにライノックスは工場の中を調べてくれ。一定時間になったら合流する。」

 

ラ「わかったんだな。」

 

一行は二手に分かれて行動を開始する。コンボイは工場から少し離れた所に移動する。

 

コ「ここで攻撃を始めよう。いいか?悪までも敵の目を引き付けるための行動で・・・・」

 

コンボイが言いかけたとき

 

?「おやおや、やっと来てくれましたか・・・。」

 

上から聞き覚えのない声が聞こえた。五人は上を見上げる。上空には見たことのない生物が三体浮遊していた。

 

霊「何よあれ!?趣味悪い姿ね・・・・。」

 

霊夢は驚きの声を上げた。

 

?「これはこれはお嬢さん。やはりこの姿ではかなりの驚きのようですね。しかし、これはまだ序の序にすぎませんよ。」

 

一匹が丁寧な口調で言う。

 

?「イルドラ、さっさと始めようぜ。どうやらアイツらは俺たちの正体を知りたいようだしな。」

 

リーダーらしき一匹が言う。

 

?「やれやれ、これだからリーダーは・・・いいでしょ。イルドラ、変身!」

 

?「レギオルファ、変身!」

 

?「メガーラ、変身!」

 

三体は同時に変形した。

 

コ「あ、新しい戦士だと!?」

 

コンボイは驚くように言う。

 

メガ「我々はモンストロン。タランス様がお前たちを早期抹殺を図って生み出されたモンスター戦隊なのだ!!」

 

レギ「しかし、報告では十人のはずでは?」

 

レギオルファは数を数えて不思議そうに言う。

 

イル「おそらくどこかで隠れていられるのでしょ。まあ、いいです。後で見つけて始末すればいいのですから。」

 

イルドラは上品な言葉で言う。

 

コ「みんな、気をつけろ!今までの敵とはなんか雰囲気が違う!」

 

霊夢たちは至急アーマーを展開する。

 

イル「ほほほほ、随分と美しいドレスを着られているものですね~。そのドレスをもっと美しくして差し上げましょう。あなたの真っ赤な地で。」

 

イルドラは笑いながら言う。

 

霊「血の字間違っているわよ。」

 

イル「細かいことは気にしないでください。」

 

魔「何をごちゃごちゃ言っているんだ?ならこっちから・・・」

 

魔理沙が宣言しようとしたとき

 

メガ「お前はまず最初に砲撃を行い別れた我々を一人一人の戦闘に持ち込もうという作戦か。」

 

魔「!?」

 

魔理沙は自分のやろうとしたことがばれているのに驚いた。

 

魔「そ、そんな!?なんでそのことを・・・・。」

 

レギ「ははっはははは!リーダーに先を読まれて焦ってるぜ!」

 

メガ「レギ、まずお前の玩具で遊んでやれよ。」

 

レギ「玩具とはひでえな。あれども俺は本当に弟のように思っているんだぜ?」

 

イル「やれやれ、本当のそう思っているのやら・・・」

 

三人が話しているうちに勇儀とダイノボットが接近する。

 

ダ「ダアアアア!先手必勝!」

 

勇「おしゃべりは戦いでするもんじゃないよ!」

 

二人は攻撃しようとするがあっという間に避けられてしまう。

 

イル「うるさいですね~。そんなにしたいのならもうすぐして差し上げますよ。」

 

レギ「これはご挨拶だ。行け!」

 

レギオルファは肩の装甲を開くとそこから小型のレギオルファが大量に出てきた。

 

魔「うわあ・・。気持ち悪wwww。」

 

魔理沙は思わず吐きそうになった。

 

レギ「気持ち悪い?気持ち悪いだと!気持ち悪いとは何だ!このバナナ女が!弟たちよ、まずはあのバナナ髪の女から相手をしてやれい!!」

 

ミニオルファは一斉に魔理沙の近づく。

 

魔「やば、トランスフォーム!」

 

魔理沙はエイリアンジェットに変形して逃げる。ミニオルファたちはそれでも追いかけてくる。

 

コ「魔理沙、逃げてもきりがない。一体ずつ破壊するんだ。」

 

コンボイは追いかけようとするが

 

イル「おっと、ゴリラ君の相手は私ですよ。」

 

イルドラが立ちはだかる。

 

コ「そこをどけ!」

 

コンボイはサイバーブレードを出し、イルドラに斬りつける。

 

イル「あらあら、いきなり斬りつけるとはマナーが悪いですね。それでは私はこれにしましょう。」

 

イルドラは自分の両腕を変化させる。

 

コ「そ、それは!」

 

イル「あら、間違えて蟹を出してしまいました!重いですがまあいいでしょ。」

 

コンボイは驚きを隠せなかった。イルドラの両腕はかつて死んだはずのランページのビーストモードの鋏になって

いるのだ。

 

コ「貴様、どうしてその腕に・・・」

 

イル「申し訳ございませんが機密事項ですから、それ以上は言えませんね~。知りたかったらぜひ電話を!」

 

イルドラはそう言いながらも鋏をいとも軽いようにコンボイと戦闘をする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<霊夢対メガーラ>

 

霊夢はメガーラ相手に先を読まれてしまうため苦戦する。

 

メガ「どうした?速さ上に先を読まれて相手にできないか?」

 

メガーラは余裕そうに言う。

 

霊「確かに先を読まれているのは驚いたわ。でもね、私だって伊達に博麗の巫女になったわけじゃないのよ。」

 

メガ「何?」

 

霊「先を読むことが戦闘を絶対有利にするわけじゃないことを教えてあげるわ。バトルアップ!」

 

霊夢は後頭部接続してあったヘルメットを装着フェイスマスクを展開し、本格的な戦闘状態になる。

 

メガ「なんだ少し変わっただけ・・・・ん!?」

 

言いかけたときメガーラの右腕が斬り飛ばされる。メガーラは驚きの顔をしていた。

 

霊「本当に少しだけかしら?」

 

霊夢は本気の顔で聞く。

 

メガ「ははははははははは!これはいいぜ!俺も最大速度で相手をしてやるよ!」

 

二人は視認できない速度で戦闘する。

 

一方のダイノボットと勇儀はレギオルファと格闘戦を繰り広げていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<ライノックス組>

 

ライノックスたちは工場の中を調査していた。

 

ラ「今のところ、今まで破壊してきた工場とはそれほど差はなさそうなんだな。」

 

ライノックスは様子を見ながら言う。

 

早「それにしても敵さん一人もいませんね。」

 

早苗は不思議そうに言う。密かに潜入したとはいえ工場の中は不気味なくらい静かだったからだ。

 

ラ「こいしちゃん、本当にこの工場は敵がたくさんいたのかい?」

 

こ「本当にいたもん!」

 

こいしは不機嫌になりながらあたりを見回す。しかし、敵は一人もいなかった。

 

早「ひょっとして場所を変えてしまったのですかね?」

 

早苗は考えた末に言う。これ程探してもいないということは敵はこの工場を放棄したと言ってもおかしくない。

 

こ「ちょっと二人とも、こっちに来て!」

 

こいしが向うで声をかける。行ってみるとこいしは自分よりも巨大なカプセルをいくつか見つけていた。

 

こ「これって何?もしかしてメガトン魔の新しい武器?」

 

こいしはメガトロンに名前を間違えながら言う。

 

早「これは何ですか?」

 

ラ「これはプロトフォームなんだな。まさかメガトロンたちはこれを隠していたのか?」

 

ライノックスは疑問に思いながらもポッドのパネル展開し、操作を始める。

 

早「どうなんですか?」

 

ラ「残念ながら行方が分からない妖怪たちの手掛かりにはならないけど新しい味方を作ることはできるんだな。」

 

こ「それってどういうこと?」

 

こいしは不思議そうに言う。

 

ラ「以前、僕たちの仲間が入っていた救命ポッドでデストロンが同じようなことをしたからね。その逆も可能なんだな。」

 

早「ということは新しい仲間をつくることもできるんですね!」

 

早苗は嬉しそうに言う。そのとき通信が入った。

 

こ「こちらこいし、どうぞ。」

 

魔「こいしか?私だ。」

 

早「魔理沙さん?」

 

魔「頼む、助けてくれ~~!!」

 

魔理沙は慌ただしく言う。

 

ラ「一体どうしたんだな?」

 

魔「デストロンの奴らが新しい戦士を造りやがった。それでそのうちの一体が分身みたいなものを大量に私に向かって・・・・うわあ!」

 

 

\\ボボ~ン!!//

 

 

通信側の方から爆発音がする。

 

早「大丈夫ですか!」

 

魔「ああ、さっきの話に戻すけどその分身みたいな奴は当たると自爆するみたいなんだ。このままだとやられる。」

 

ラ「コンボイ達は?」

 

魔「他の奴らを相手にしている。早くしてくれ、こっちもあとどれくらい持つか・・・。」

 

そのとき魔理沙の通信が切れた。

 

早「魔理沙さん!?」

 

早苗は呼びかけるが応答がない。

 

こ「どうしよう。」

 

こいしは心配そうに言う。

 

ラ「こうなったらやるしかないんだな。」

 

ライノックスはパネルの操作を急ぐ。

 

早「どうするんですか?」

 

ラ「このプロトフォームのパーソナリティ回路をサイバトロンの物に書き換えるんだな。」

 

早「でも、何をスキャニングして・・・」

 

ラ「メモリーチップがあるからそこからスキャンするものを選んで!ゴ〇ラでもウル〇ラマンでもいいから早く!」

 

早「私も手伝います。」

 

こ「じゃあ、私は何の動物にするか決める。」

 

ライノックスたちは操作を急いだ。

 

 




トランスフォーマー5いつやるのか楽しみな自分。
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