<モンストロン戦>
モンストロンたちとの戦闘はコンボイは戦闘不能、霊夢は優勢、勇儀・ダイノボットは逆転という事態になっている。しかも魔理沙は未だのミニオルファに追われている。
魔「うわ~~~!もういい加減に勘弁してくれよ~。」
もう既に十回も自爆に巻き込まれている。このままだと自分の見せ場がなくなってしまう。それだけは勘弁してもらいたいところだ。そのとき、トレーラーが来たのを確認した。アリスだ。
ア「コンボ・・・・」
アリスは愕然としていた。コンボイはボロボロになって倒れていた。
イル「おやおや、ようやくもう一人が出てきましたか。待ちくたびれましたよ。」
イルドラは嬉しそうに言う。
ア「あなたがこんなことをしたの・・・。」
イル「ええ、しかし、彼は意外にしぶとかったですよ~。本来なら五分早く始末するつもりでいましたが・・・」
ア「許さない・・・」
イル「ん?」
イルドラはアリスを見つめる。アリスの目は赤く光っていた。それどころかアーマーの青と赤で統一されているファイヤーパターンも発光っていた。
ア「あなただけは絶対に許さない!」
アリスはエナジーブレードを両腕に展開し、イルドラに襲い掛かる。
イル「言っておきますが私には・・・!?」
イルドラが言いかけたとき、アリスは一瞬で触手に一本を切断した。
イル「こ、これは一体・・・・」
イルドラは急いで反撃に移るがアリスは予測できない速さで攻撃を避けていく。
イルドラ「バカな!?動きが読めない・・・」
そんな事を思いながらもアリスは容赦なくイルドラを切り刻んでいく。
イルドラ(このままではまずい!)
イルドラはメガーラ、レギオルファにテレパシーをする。
イル(メガーラ、レギオルファ。このままでは不利です。一旦出直しましょう。)
メガ「はあ!?お前今頃何を言っているんだ!こんな初陣で大敗退してごめんなさい!ってメガトロン様に報告できるか!」
レギ「そうだ!それに我々三人が負けることなど・・・・!」
言う矢先にレギオルファの前に何かが飛んで来た。イルドラの首だ。
イル「ほら、こうならないうちに逃げた方が得策ですよ。グス・・・・・ここまでしなくてもいいじゃないですか・・・・」
イルドラは残念そうに言う。そして、その先にはイルドラをバラバラにしても怒りが収まらないアリスの姿があった。その赤く発光している目に二人は異常な恐怖を感じた。
レギ「そ、そうだな・・・一旦逃げるか。」
メガ「だな・・・。」
イル「首だけにされてしまうとは妬ましいですね・・・・・どこなの某司令官みたいです。」
二人はイルドラの首を持つとビーストモードに変身し飛び去って行った。
レギ「これは責めての手土産だ!受け取れ!」
レギオルファは残りのミニオルファを全部発射した。
ア「待ちなさい!地の果てまで追いかけてやるわああああああ!!!」
アリスは追おうとするが目の前をミニオルファに阻まれる。
ア「くっ!」
アリスはイオンブラスターを展開させ、ミニオルファを撃ち落していくがきりがなかった。その頃になってようやくライノックスたちが駆けつけてきた。
ラ「大丈夫かなんだな?皆々。」
ライノックスは心配そうに言う。
魔「大丈夫に見えないなら早く助けてくれ~!」
魔理沙はミニオルファに追われながら言う。
フェ「それなら僕に任せて下さい。」
フェアリーミューテイトはロボットモードに変形して全身から光を発光する。(これがエターナルショック)ミニオルファたちは次々と機能を停止してしまった。
魔「はあ、助かった。」
魔理沙はやっとのことで地上に降りれた。アリスは急いでコンボイの所へ駆けつける。
ゴ「俺、ゴモロック。ねえ、戦いは?」
ゴモロックは敵がいないか探している。
早「どうやら、一足遅かったみたいですね。」
ライノックスはコンボイの容態を見る。
ア「どうなの?コンボイは?」
アリスは心配そうに見る。
ラ「大丈夫、命には別状はないんだな。」
ア「そう、それはよか・・・・」
アリスは言いかけたとき、倒れてしまった。
魔「アリス!」
魔理沙が駆け寄る。
ラ「大丈夫。気を失っただけなんだな。」
ライノックスはアリスとコンボイを背負う。
霊「ところで工場にはなにかあった?」
早「いえ、その代わりに新しい仲間が増えましたけど。」
魔「仲間ってまさかその三人か?なんか、一体は悪者っぽいけど・・・」
魔理沙はゴモロックに指を指す。
ゴ「俺、ゴモロック!悪者じゃない!俺、正義の味方!」
ゴモロックは怒りながら魔理沙に殴りかかろうとする。
早「ゴモロック、だめですよ!正義の味方と言いながら仲間を殴ろうとしちゃ!」
ゴ「「うっ・・・・俺、ゴモロック。早苗に怒られた・・・・・・しょぼん。」
早苗に怒られゴモロックは落ち込む。
ラ「新しい仲間の紹介は基地でやるんだな。」
一行は基地に戻る。
ラ(アリスの方は念のため詳しい検査をしておいたほうがいいかもしれないんだな・・・・もしかして・・・・)
<メガトロンのアジト>
基地ではモンストロン三人に怒りをぶつけていた。
メ「何がお任せ下さいだ!まんまと負けてきおって!このヘッポコ軍団が!!」
モンストロン三人は何とも言えなかった。
メ「全く、これならあのおバカ三トリオ(テラザウラーたち)の方がまだマシだ。」
イル「あの、メガトロン様。我々の敗北の要因には大きく二つの要因があります。」
メガトロンは首だけのイルドラに視線を向ける。
メ「なんだと?まだ言い訳がいいのか?面白くなかったわお前を活造りにするぞ?」
イル「首だけの活造りなんて勘弁してくださいよ~。大きな要因は博麗の巫女の予想以上の潜在能力、そしてあなたの宿敵ともいえるコンボイのそばにいた魔法使い、アリスと言う女です。」
メガトロンは一瞬不思議そうな顔をした。
メ「アリス?ああ、あの馬鹿ゴリラのそばにいた小娘か?しかし、アイツはそれほどすざまじい能力はないはずだが・・・もしかしてドMだとか・・・・」
イル「下ネタはともかく私ももちろんそのことを存じていましたがコンボイを見るなりいきなり能力が恐るべきほど上がっているのです。」
メ「一体全体この世界はまだ理解できないことが多いな・・・・・・今夜飲みに行くか?あの焼き鳥嫌いの屋台に・・・・・」
メガトロンは頭を押さえながら言う。
<コンボイ達の臨時基地>
アリスは別室で新しい仲間の自己紹介をし終わった時に目を覚ました。目を開けると深刻な顔をしてるライノックスの姿があった。
ア「わ、私って確か・・・」
ラ「そう、あの後安心した途端に倒れたんだよ。」
ア「そう、コンボイは?」
ラ「損傷はひどかったけど、一週間もすれば完治できるんだな。ゴリラは伊達じゃないんだな。」
ア「よかった・・・・・・・・ってゴリラはゴリラでもそこまで強調しなくてもいいわよ。」
アリスは安心し落ち着く。しかし、ライノックスは深刻な顔のままだった。
ア「どうしたの?そんな顔しちゃって?もしかして妊・・・・・」
アリスは不思議そうに聞く。
ラ「そんなわけないでしょ。・・・・・・まあ簡単に言うんだな。アリス、君にひとこと言っておく。これ以上戦ってはダメなんだな。」
ア「え?」
アリスはライノックスの一言を理解できなかった・・・・。