<デストロン地下秘密工場>
ブラックコンボイの爆発により地下工場は崩壊し、JRXと交戦していたバルティガスはその爆風に巻き込まれ合体が解けてしまいどこかへ吹き飛ばされてしまった。しかし、霊夢たちは奇跡的に無事だった。
霊「一体全体どうなっているのよ・・・・。」
近くには結界で守られたファイヤーコンボイたちがいた。
ファ「こ、これは?」
そのころ、橙とこいしはスピードブレーカーに乗せてもらいブラックコンボイの爆発したところまで連れてきてもらった。着くなり橙は急いで辺りの瓦礫を掘りはじめた。
こ「橙ちゃん、どうするつもりなの?」
橙は何も言わずに瓦礫をどかす。しばらくして霊夢たちは治療を終え現場に駆け付けた。
霊「この有り様だと船は木端微塵ね。」
早「工場ももう面影すら残っていませんね。」
魔「まあ、これで奴らに戦力を一気に減らせたんじゃないのか?一気に終わらせられるんじゃないのか?」
その矢先
?『ところが残念!すり替えといたのさ~!うひひひ~!』
突然、地震が起こり地面が割れ始めた。そしてその裂け目からネメシスⅡが浮上してきた。
霊「え、嘘・・・。」
突如現れたネメシスⅡに霊夢は言葉を失った。
タ『お前たちが吹き飛ばしたのは偽物スよ~!うひゃひゃひゃひゃ!』
ブ『残念でした~!次は当たるといいね~!あははははは!』
タ『と言う訳でアタチたちは行かせてもらうッス~!』
ネメシスⅡは霊夢たちの真上へ止まると移動を始める。
ファ「全員、逃がすな!撃て!」
ファイヤーコンボイたちは一斉に射撃を初めて撃ち落そうとする。
サ「バリア、展開。」
ネメシスⅡはバリアを張り攻撃を無効化する。
サ「モード、ステルス二移行。光学迷彩展開。」
ネメシスⅡはたちまち消え去ってしまった。
魔「ちくしょう!」
勇「あたしたちはまんまと嵌められたってわけか・・・。」
一行は悔しさでいっぱいになった。そんな中こいしは慌てた顔で言う。
こ「霊夢、霊夢!あれ見て!」
こいしは瓦礫の方を指を指す。一方は橙がおり、その目の前に見覚えのある人物が立っていた。藍だ。
魔「よかったな。あいつ助かって・・・。」
霊「・・・・手遅れよ・・・。」
魔「え?どういうことだ霊夢?」
霊「よく見なさい。」
魔理沙は藍をよく見つめる。藍の体は徐々に薄くなってきている。
魔「あれはどういうことなんだ?」
霊「無理もないわ。力の大半をブラックコンボイに奪われ、更に残った力を倒すために使い切ったんだから。」
魔「だからどういうことだよ!」
魔理沙は霊夢に詰め寄る。霊夢は申し訳なさそうな顔をしてこれ以上何も言わない。
早「消えちゃうんです・・・。」
霊夢の代わりに早苗が答える。
魔「何故だよ?妖力を戻せば何とかなるんだろ?」
早苗「普通ならそうできます。でも、藍さんの場合は手遅れです。もう、力がほとんど残っていなかったんですから・・・。」
魔「じゃあ、あいつは・・・」
三人はその光景を見つめる。
<橙と藍>
橙は泣くのを我慢しながら藍を見つめる。
藍「橙よくやったぞ。」
藍は嬉しそうに言う。でも、橙は笑えなかった。今にも藍は消えかけており、もうどうすることもできないのだから。
橙「藍様・・・。」
藍「何故そんな顔をするんだ?お前は私を奴の呪縛から解放したんだ。」
橙「でもそのせいで藍様が・・・。」
とうとう橙は泣き始めてしまった。そこへ霊夢とファイヤーコンボイが近づく。
霊「藍・・・。」
藍「霊夢か。」
霊「・・・・紫に伝えてほしいこととかある?」
藍「あの時は申し訳ありませんでしたと伝えておいてくれ。あと、昼寝は程々しておくようにとそれと・・・・」
藍は伝えられる限りのことを言う。そして
藍「これから先ついて行くことができず申し訳ございませんと伝えてくれ。」
霊「わかったわ。」
ファ「八雲藍。君の勇気、見事なものだった。」
藍「ファイヤーコンボイ、この幻想郷のことを頼む。」
ファ「ああ。」
藍の体はもうほとんど透明だった。
藍「橙・・・」
藍は橙の顔をあげさせる。橙の顔を涙で濡れていた。藍はそれをふき取った。
藍「ゴメンな、私がこんなことをなってしまって。」
橙「藍様・・・」
藍「橙、これから先は一緒にはいられないが私はお前のことをいつも見守っている。紫様をしっかりお守りするのだぞ。」
橙「でも私は・・・藍様の様には・・・」
藍「私はお前に私の真似をしろと言ったことがあるか?お前はお前のやり方で頑張ればいい。」
橙「・・・。」
藍「私はもうお守りすることはできない。だから、お前に後を託したいんだ。」
橙「藍様。」
藍「なんだ?」
橙「最後に・・・また、頭をなでてくれませんか?いつもやってくれたように・・・」
藍「・・・・」
藍は消えかけている手で橙を撫でた。自分で契約してから褒めるたびによくやっていた。しかし、それも最後だ。
とうとう手も完全に消えてしまった。
藍「橙。」
藍は最後に伝える。
藍「今まで私に仕えてくれてありがと・・・・な・・・・」
これを最後に藍は完全に消滅した。
<メガトロンのアジト>
ライノックスたちは途中から加勢したビルドマスターのおかげで中に入ることができた。しかし、中は一度も入っ
たこともなかったのが災いで迷ってしまっていた。
ラ「こうなるんなら地図をこいしに盗ませてコピーするべきだったんだな。」
ライノックスは冗談を言う。確かにそうすれば楽だがプロテクトが強すぎたためできなかったのだ。
さ「う!」
さとりが突然の頭痛に倒れこむ。
ゴ「俺、ゴモロック。さとり大丈夫か?」
ゴモロックは心配そうに言う。
さ「何かこの奥で恐ろしい殺気を感じました。」
ダ「メガトロンかぁ!?」
さ「そうだと思いますが、異常な執念です。」
ラ「おそらくコンボイへの復讐心だな。」
さ「それもそうですがなんか違うんです。」
フェ「それってどういうことですか?」
さ「なんと言えばいいかたくさんの苦しい感情を感じるのです。」
さとりは深刻な顔で言う。
Z「急がなくては・・・」
ビルボ「だったらこうすればいいんじゃないか?」
ビルドマスターの若頭ビルドボーイはブルドーザーに変形し、壁を壊し始める。
ラ「ちょっと何をする気なんだい?」
ビルボ「つまり邪魔な壁を壊して進めばいいってことだろ?」
ビルタ「流石、若!見事な発想です!」
ビルドタイフーンを含め他のメンバーも褒め称える。
ゴ「俺も手伝う!」
ゴモロックもビーストモードになり壁を壊し始める。
<コンボイ対メガトロン>
コ「はあ、はあ・・・」
コンボイは壁際に隠れていた。彼の体は傷だらけになっており右腕はなくなっていた。
コ(あそこまで強いとは・・・)
最初の対決においてコンボイはメタルス化して挑んだがメガトロンは自分が捉えていた妖怪の魂を取り込み、急激にパワーアップしたのだ。そのため、メタルスは解除され、現在の状況になっている。
メ「おーい、コンちゃん。いないのかー?折角バナナをあげると言っているのに・・・・」
メガトロンは陽気な声で言う。
コンボイは慎重に照準を合わせキャノンを放つ。弾はメガトロンに当たるがまるで効いていなかった。
メ「おお!やっと見つかった!大当たり!」
メガトロンは笑いながら言う。そしてガルバアックスを取り出す。
コ「うおおおおお!」
コンボイはサイバーブレードを取り出し斬り合いを始めるが片手がないためすぎに劣勢に強いられ蹴り飛ばされ
た。
コ「うぐお・・・」
衝突した壁は耐えきれず崩れ、アジトの外へ飛ばされた。
メ「さあて、そろそろ、このお遊びにも飽きたからそろそろ終わりにするか。地上でのお楽しみショーが残っているからな。」
メガトロンはドラゴンモードに切り替わりブレスを吐く。炎は瞬く間にコンボイを覆い尽くす。
コ「ぐうう。」
自分の体をとかしてしまうほどの熱に苦しむ。しかし、この場で諦めるわけにはいかない。
コ「終わらせてなるものか・・・」
コンボイはコンボイジェットを最大出力し、炎を振り払いメガトロンに体当たりする。
メ「うお!」
思いがけない反撃に驚いたのかメガトロンは吹き飛ばされる。コンボイは残っているミサイルを全部メガトロンに
はなった。
コ「うおおおおお!」
メガトロンがいた場所には大きなクレーターができた。そして、煙が晴れると左腕が吹き飛んでいた。
コ「左腕に別れを言ったらどうだ?メガトロン。」
メガトロンはしばらく無口であったがその後コンボイを吹き飛ばし、落ちていた左腕をくっつけ直した。
メ「こっちが手加減をしてやればいい気になりおって。」
メガトロンはミサイルを大量にはなった後、再びドラゴンモードになり、アンゴルモアファイヤーを放った。
コ「う、ぐあああああああ!」
コンボイは叫び声をあげながら炎の中へと消えていった。
<デストロン地下秘密工場跡>
藍が消滅した後しばらく落ち込んだ橙であったが「いつまでも落ち込んでいたら藍様に笑われる」といい、動き始めた。
ファ「私達はしばらく動けそうにない。」
ファイヤーコンボイたちはトランスリベアで治療を行っていた。
霊「いいわよ。向うは私達が行くから。」
ファ「すまないな。向うにはビルドマスターがいるし、スパイチェンジャーも合流するはずだ。」
魔「さて、早いとこメガトンマンを倒そうぜ!」
こ「お姉ちゃんやライノックスも心配だし。」
その中でアリスは黙っていた。
早「アリスさん?」
早苗は心配そうに言う。
ア「・・・・ごめんなさい。私、先に行くわ。」
霊「え?」
ア「何か嫌な予感がするの。」
そう言うとアリスは飛行用ブースターをを展開し、穴が開いた天井から飛んでいった。
魔「アイツ一体どうしたんだ?」
霊「さあ?でも、私達も急いだ方がよさそうね。」
霊夢もアーマーを展開しトランスフォームした後急いで飛んでいった。
魔「なんだよなんだよ、みんな揃いに揃って。」
<ネメシスⅡ>
タ「サウンドウェーブ、アジトの様子は?」
サウンドウェーブはパネルを操作し報告する。
サ「テラザウラー、クイックストライク、インフェルノ確認。モンストロンハ確認デキズ。大破シタ模様。」
タ「しょうがないっスね。ブリッツウィング、回収するッス。」
ブ「了解。」
ブリッツウィングは三人の転送を開始する。
タ(ブラックコンボイの通信がないということはやられた様スね。まあ、メガトロンが倒れればいいけど・・・)
<メガトロンのアジト>
アリスは急いでアジトを目指した。
ア(何か嫌な予感がする・・・・コンボイに何も起こらなければいいけど・・・)
アリスはアジトの上空にたどり着き、あるものに気づく。
ア「あれって・・・・」
それは見たことのないトランスフォーマーがある物を投げ捨てたところだった。それは、黒いボディで右腕、両足
を失い、いつも見ていたマスク顔を持ったものだった。
ア「コ・・・ン・・・ボ・・・イ・・・」
アリスは変わり果てたコンボイの姿を見て愕然とした。
メ「ん?どこのだれかと思ったらコンボイの女か。お前もコンボイの二の舞になりに来たのか?今なら期間限定で葬式を豪勢に・・・・・」
ア「貴様あああああああああああ!」
アリスは飛行用ブースターを分離させメガトロンに向かって飛ばした。メガトロンはミサイルで破壊するがその爆風の中からアリスがエナジーブレードを展開して斬りかかってきた。
ア「殺す!絶対に!」
アリスは怒りに任せて攻撃を仕掛ける。
メ「ハハハハハハ!そんな怒りに任せた攻撃で当たると思っているのか?ぼっちが。」
ア「ぼっちいうな!」
メガトロンは面白がりながら避ける。
ア(もっと・・・もっと速く!)
そのとき、アーマーのプロテクトが自動的に解除された。
ポケモン新作で「何これ?」と言ってしまった自分。