櫻田家の長男   作:のん輝

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今回はアニメ1話冒頭にオリジナルを加えた話です。


プロローグ・長男の帰国

「んー時差ボケの影響かなまだ眠い。」

 

俺はとある空港に立っていた、昨日まである国にいてたので時差ボケがある。そんな俺に黒服の集団が近寄ってくる、普通なら何事だって思うかもしれないが何故黒服達が近寄ってくるか俺は知っている。

 

「お疲れ様です烈様、車を用意してありますのでどうぞ。」

「ああ、ありがとう。」

 

車に乗って家に向かっている途中運転手が話しかけてきた。

 

「今回の留学いかがでした?」

「やっぱり親父に無理言って行った甲斐があったよ。」

「それはようございました、しかしご家族は心配されたのではないのですか?」

「葵のやつを説得させるのはかなり大変だったよ、最後は親父とおふくろが納得させてくれたけど。」

「葵様は烈様を心配されているのですよ。」

「葵の場合それだけじゃない気がするんだが・・・」

 

そんな会話していると家の前に着いた。

 

「なあほんとに行かなきゃダメか?」

「もちろんダメでございます。何か不備でもあるのですか?」

「いや、この時間だと朝の準備とかで家の中は戦場だからできたらみんなが学校に行った後がいいんだが。」

「しかし旦那様には既にお迎えに行ったと連絡しております。あまり遅くなられるとご家族が心配すると思われます。」

「家族に心配かけるのは遠慮したいな・・・わかった行ってくるよ。」

「いってらっしゃいませ、旦那様に後で迎えに来るとお伝えしてもらってもよろしいでしょうか?」

「ああわかった、送ってくれてありがとうな。」

 

俺は櫻田家の玄関の前に立った。

 

「この家に帰ってくるのも久々だな・・・よし!」

 

気合を入れてチャイムを押した。

 

「は~い、ちょっと待ててね。」

 

玄関を開けて出てきたのは俺のおふくろである櫻田五月だ。

 

「ただいまおふくろ。」

「烈!おかえりなさい、みんな烈が帰ってきたわよ。」

おふくろは少し驚いてたがすぐにいつも通りになりみんなに俺が帰ってきた事を知らせた。するとリビングから葵が出てきてこっちにやってきた。

「おかえり烈ー!」

「ただいま葵。」

「もうどこにも行かないよね?三ヶ月寂しかったんだから。」

「行かないから、それより葵・・・」

「何烈?」

「そのできたら離れてくれないか、苦しい・・・」

「ご、ごめん。久々に烈と会えて嬉しくて。」

 

俺は葵に抱きしめられていたのだが結構力強く抱きしめられていて結構痛かった。

 

「俺も葵に久々に会えて嬉しいよ。」

 

葵の頭を撫でててやると葵は顔を赤くして暫く固まっていたが朝食の準備があると言いリビングに戻った。

 

「ふう、葵のやつは相変わらずだな。もう少しなんとかならんかな。」

「葵姉さんも寂しかったんだよ、おかえり烈兄さん。」

「そういうものかな、ただいま修。」

「留学はどうだった?」

「ああ、よかったよ。また後で話してやるよ。」

「烈兄様・・・僕も聞きたいです・・・」

「輝か、それはいいが、どうした体調悪いのか?」

「違うよ烈兄さん輝はトイレを我慢してるんだよ。」

「兄上・・僕はまだ・・平気です。」

 

その後トイレから遥が出てきて輝はすぐにトイレに駆け込んだ。

 

「烈兄さん帰ってきてたんだ。」

「おう遥、今さっき帰ってきたところだ。」

 

自分の部屋に戻ろうとしたらおふくろが洗い物だけ先に出しとけと言われたので洗い物を持って洗面所に向かったらさっきのトイレのように戦場と化していた。

 

「烈兄!いつ帰ってきてたの!?」

「今さっきだよ、しかし岬よその反応だと俺がお化けみたいな反応だな。」

「そりゃ久しぶりに会う家族がいきなりいればびっくりしますよ。」

「そういう割には奏は冷静だな。」

「帰ってくる日時は知っていたので。」

「おかえりなさい烈お兄さま、久しぶりに会えて嬉しいです。」

「ただいま栞、栞はそのまま大きくなってくれよ。そこにいる弄れた姉たちみたいにならないで(なでなで)。」

「「どういう意味だ!?」」

 

弄れている妹達(奏・岬)の言葉を無視して洗面所を出るとどうやら寝坊した光と茜が

降りてきた。

 

「あ、烈兄ちゃんおかえり、お土産は?」

「帰ってくるなりそれかよ、俺は観光に行ってた訳じゃないんだが・・・学校から帰ったきたらやるよ。」

「やった!ありがとう。」

「文句を言いながらもちゃんとあげるんだから烈兄は優しいよね。」

「まあ家族だしな、ところで茜能力使って降りてきたら見えるぞ・・・」

「烈兄のバカー!」

 

その後全員で朝食を食べていたがさっき運転手の人に言われたことを思い出し親父に伝えた。

 

「なあ親父、運転手の人が後で迎えに来るって言ってたが準備しなくてもいいのか?」「そうかならそろそろ準備するか。」

 

親父はそう言うと仕事の準備を始めた、王冠を頭に乗せながら・・・

 

「そういえば烈兄この後どうするの、学校行くの?」

「いや、今日は休みだ。時差ボケもあるだろうって担任と顧問の先生が気を使ってくれたんだ。」

「そうなんだ、せっかく壁役やってもらおうと思ったのに・・」

「帰ってくるなりいきなり壁役頼むとは・・・お前は少しぐらいカメラに慣れろ・・」

 

茜に呆れていると葵がとんでもない事を言いだした。

 

「烈が行かないなら私も学校休む!」

「葵!?何言い出すんだ!?」

「だって久々に烈と登校できると思って昨日から楽しみにしてたんだよ。話したい事もいっぱいあるし・・」

「葵姉さん変な事言わないの、学校行くわよ。」

「帰ってきてから話せばいいじゃん、ね葵姉さん。」

「烈ー」

 

奏と修に引っ張られて葵達高校生組は学校に向かった。その後残りの兄妹達を見送ってリビングで一息ついた。

 

「しかし葵のあの性格どうにかならんかね。」

「葵は昔から烈にべったりだからね。」

「でももう高3だぜ流石にどうにかしないとまずいだろ・・・」

 

時差ボケの影響か眠くなってきたのでおふくろに昼過ぎぐらいにお越してと伝えて自分の部屋に行きベッドに入った。

 

「帰ってきたんだな・・・また慌ただしい日常が始まるのか。」

 

そんな事を考えながら俺は眠りについた。




初投稿です、楽しんでくれたら嬉しいです。いずれオリ主設定や原作キャラの設定を一部変更したのを投稿しようと思います。不定期になると思いますが頑張って続けようと思います。それではまた次回~
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