Elona-半魔の冒険者-   作:スクル・ドゥール

1 / 2
 よろしければ感想、批判などをお願い致します。


-半魔の冒険者-

 少年には才能があった。努力を毎日怠らない、其れが少年の才能を更に活かしていた。

 だが、力がある故孤独だった。

 

 少年は性格の明るさ故、友が大勢いた。

 しかし、孤独だった。才能があるが故、本当に対等な人間がいなかったのだ。

 

 だが、少年には、心のより所があった。其れは、何の変哲もないゲームだ。

 

 

 PC用フリーゲーム『Elona』

 非常に難易度が高い、やり込み要素の多いゲームだった。だが、努力家の少年はElonaにのめりこんでいった、どうやっても勝てない相手に勝つ方法を考える。それが少年には新鮮な経験だったのだ。

 

 

*****

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うーん、やっぱり乗馬のスキルは鍛えた方がいいかな・・・でも速度は足りてるしな・・」

 

 俺は一晩中考えていた、速度にプラス補正がかかる(乗った物の速度が少し減るが乗った物の速度を得る)乗馬と作物を栽培できる栽培のスキル、どちらを採るか考えていた。

 Elona玄人なら悩まないかも知れないが、優柔不断な俺は非常に長い時間を使って考える。幸い夏休みという長い休みの中だ、じっくり考えられる。

 

「駄目だ駄目だ、一回頭の中を空にしよう!」

 

 息抜きのためにコンビニに行こう、そしてアイスを買って食おう!と、思い、外に出る。

 

「うわっ!暑っ!」

 

 ドアを開けた途端に熱風が吹き込む、止めときゃよかったかな・・・

 

「・・・えっ!?」

 

 トラックが家に突っ込んで、ちょwwおまwwww

 

「あべしっ!!」

 

 

 

 

*****

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 誰かが俺の顔を叩いている。

 

「痛っ!」

 

 いや、真面目に痛かった、箪笥に小指をぶつけた位。

 

「目を覚ましたのか?意外と早かったな」

 

 まだ、思考が定まらない。

 まず、俺が死んでないと言うことは理解した。

 

「あの、名前は?」

「普通は自分から名乗るのが礼儀だろう?・・・まあいい、俺の名はロミアス、『異形の森の森の使者』と呼ばれている」

「あ、ありがとうございます」

 

 『異形の森の使者』ロミアス・・・いや、偶然だ、そんな馬鹿なことはない。

 

「礼なら彼女に言うと良い、お前を助けると言い出したのは彼女だからな」

「あ、ありがとうございましたっ」

「礼なら別にいいわ、あなたの名前は?」

 

 俺の名前は、へ? これは・・・

 

「俺の名前は『終焉の魔王』ライキです」

「「魔王っ(だと)!?」」

「いえ、二つ名です」

「・・・ラーネイレ」

「・・ええ、もしかしたら・・・」

 

 ・・・よく分からん。 まあ、この世界のことが少し理解できた。

 この世界は俺がプレイしていたゲーム『Elona』の世界らしい。 絶対とは言えないが、俺が最も最初に使っていたデータの情報を引き継いでいるようだ。

 さっき名前を聞かれたときにプレイヤー情報を見ることができた。 だが、この世界は基本的にどの種族・名前・性別も同じ扱いの筈だが・・・まぁ、物語的にエレアは微妙だがな。

 

「・・・今は・・・えっと、ごめんなさい、ちょっとこっちの事情があって、まだ名乗って無かったわね。私の名前はラーネイレ、『風を聴く者』と言われているわ」

「ラーネイレさん、ですね。えー、改めてありがとうございました。」

「別に構わないわ、それで・・・相談なんだけど、一緒にパルミアまで来てくれない?」

「まぁ、良いですけど、理由を聞かせて貰っていいですか?」

 

 うーむ、ここまでの物語が総崩れか・・・やっぱり俺という特異な存在が居るからか?

 一応鞄を漁ったんだが、アイテムも引き継いでいるようだ。・・・・・チートじゃね?




 文章を書くのは苦手ですね。 設定とか・・・
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。