「とりあえず、装備だけでもしていいですか?」
「ええ、あと、敬語は要らないわ、年もレベルもあまり変わらないみたいだし」
ラーネイレ・・・良い子や・・・
其れは兎も角、装備を整える。
『終焉の魔王』ライキ
頭 ☆赤く染まった合金兜『あえぐ光』
首 無し
利き手 ★ラッキーダガー
手 エーテルシールド
胴体 ☆大地を揺るがす防弾服『ただの剣士』
腕 ★火炎竜ヴェスダの篭手
指 スピードリング
指 無し
腰 ★紅凛
足 ☆永遠なるセブンリーグブーツ『ザキング』
背中 ★メタルヴェスダの機械翼
銃器 ★ウィンチェスター・プレミアム
矢弾 ☆奇跡を呼ぶ弾丸『神の失敗』
という感じだ。
非常にチート臭が・・・まぁいい。
「終わりました」
「「・・・・・・・」」
「え・・・」
やっぱりまずかったか?
「あ、あの・・・まずかった?」
「い、いや、大丈夫だ。心強い」
「ロミアス、やっぱり・・・」
・・・反応から鑑みるに、同伴は辞めたほうが良さそうだ
「やはり、一緒に行くのは遠慮しておきますよ」
「な、なんで!?」
「その方がラーネイレさん達も都合がよいでしょう。俺は初心者だし」
「いや、我々は平気だぞ」
「ですが、こんな装備の俺と一緒に歩いていたらどう思われるか・・・」
明らかにチートです。ありがとうございました。
「だめ、私達と一緒にパルミアへ行くの!」
かわええ・・・
「・・・わかりました、ついて行きます」
「ああ、よろしく」
そうだ、ここは・・・
「ロミアスさん、『そんな装備で大丈夫か?』」
「ふふふ、『大丈夫だ、問題ない』(ニヤリ)」
死亡フラグです、ありがとうございます。
*****
「ふぅ、やっとか」
俺は滞在していた洞窟から南に位置する炭鉱町、ヴェルニースに来ている。
敵という敵には会わなかったが正直少し戦ってみたかった、残念だ。
「今日はここに滞在する、パルミアまで町が無いから準備はしっかりしていこう」
「ええ、その方がいいわね」
「了解です」
取り敢えず別行動だ。
確かヴェルニースに来て一番最初に受けるべき依頼は・・・
「どうしましょう・・はぁ・・・」
「どうしたんですか?」
「冒険者さんですか?いらっしゃいませ」
「なにかあったんですか?」
そう、なぜ俺がここに来たのかというと・・・
「盗賊団が店のお酒を盗んでいくんです」
「なら、俺が退治しますよ」
「本当ですか!」
クエスト [お酒泥棒 Lv2相当]を受けるためだ。
このクエストは初心者ならまず最初に受けるクエストだ、・・・まぁもう一つ推奨レベルが低いやつがあるが・・・それは後々説明しよう。
「名乗り遅れました、私、シーナと言います。盗賊団は墓場の近くに隠れ家があるそうです、おねがいします」
「まかせてください!」
正直な所、プレイヤーの初期レベルよりシーナのレベルの方が明らかに高い、正直彼女が一人で乗り込んだほうが早いと思うが、だが言わない!可愛いし。
「さて、ここか」
取り敢えず町のはずれの墓場まで来た、これか、うまく芝生で隠してやがった、奴等もなかなか頭が切れる奴だ。
「コノヤロー!」
乗り込む、真正面から、正直固定AFがある俺には余裕だろ。
・・・そう思っていた時期が俺にもありました。
更新がなかなか・・・
文字数もなかなか・・・