インフィニット・ストラトス〜月夜に駆ける黒狼〜 作:ツンツン
実習やらテストやら課題やらバイトやらで全然更新でしませんでしたー!!(´Д` )
「お前の小説なんて待ってやしねーよ!!」という人がだいたいでしょうが、それでも読んでもらえると嬉しいです( ̄▽ ̄)
「痛って〜、まだ頭がジンジンする」
洸輝はアリーナから寮までの帰り道を歩きながら、先ほど千冬に叩かれた頭をさすっていた。
「まー相手は千冬姉だからな」
横にいた一夏がごく当たり前のように答える。
「ていうかあの出席簿もなんなんだよ?あの速さで叩いてひび一つ入らねーてっいうのは!?」
「まー、千冬姉だし…」
「むしろ織斑先生だからっていう理由で済ませられることが怖いわ!」
少々半ギレ状態になってきた洸輝を後ろにいたシャルロットがなだめる。
「まあまあ、それだけで済んだんだから良かった方だよ」
「転校初日に思いっきり教師にどつかれる羽目になるとは思わなかったわ〜はぁ〜」
「それにしても洸輝が本当に勝ってしまうなどとは思わなかったな」
落ち込んだ洸輝を知ってか知らずかシャルロットの横にいたラウラが先ほどの模擬戦の話しに話しを変える。
「あぁあれ?ちゃうちゃうまぐれだって…セシリアが油断してたから勝てたようなもんだって」
やる気なさそうに返事をし、セシリアに確認する。
「なっセシリア?」
「は、はひぃ!」
ビクビク怯えるウサギのような目をしたセシリアからハスキーな声が出る。
「…………」
一同が唖然とした後、洸輝が質問する。
「な、なあセシリア?もしかして俺のこと怖いのか?」
「そ、そ、そ、そんなわけあ、あ、あ、ありませんわ!な、なぜわたくしがあなたをこ、こ、怖がらなくてはいけなくて!?」
どう見ても怖がっているのが丸わかりなのだが変なところで意地を張る。
「(うーむ、なんか変なトラウマ植え付けちゃったみたいだな…まっいっか)」
洸輝はもう一度謝っとこうかと思ったがそんなことしてもトラウマは消えるものではないので気にしないことにした。
「あっそういえば学校案内はどうする?もう日も暮れたけど回れるだけ回るか?」
一夏は思い出したように洸輝に確認する。
「いや、今日はもう疲れたからまた明日以降にしてもいいか?」
「なんだだらしない!この程度で疲れたなど男として弛んでるのではないか!?」
箒はキツイ口調だったのだが洸輝は振り変えると、
「そんなこと言ったってしょうがないじゃないか〜、あっ今のえなりかず○のモノマネなんだけど似て…イッ!!!?」
などとふざけたギャグをやってしまい箒のスネ蹴りを貰うことになってしまった。
「ゴメン、えなりかず○っていう人がわからなくて…」
「私も知らんな」
「わ、わたくしも…」
痛さに飛び回っている洸輝に追い打ちをかけるように自分のやったギャグが通じてないというオチも食らってしまう。
「こ、これがジェネレーションギャップというやつか…!?」
「いや、流石にえなりかず○は日本人ぐらいしかわからないじゃないか?」
「そ、そんなわけないだろ…鈴は分かったよな?」
「…え?な、なに?」
ダメージから回復した洸輝が鈴に聞いてみたが、今までの話しを聞いてなかったのか、驚いた表情をしていた。
「いやだからえなりかず○を知ってるかって話しなんだが…」
「あ、あぁ知ってる知ってる…えっと…それがどうかしたの?」
「いや、たいしたことじゃないんだけど…どうかしたか?」
「え?」
「なんかボーっとしてるけど…」
「な、なんでもないわよ」
「それならいいんだけど…」
なんだか腑に落ちない洸輝だったがそれ以上は問いたださないことにする。
「じゃあとりあえず案内はまた明日以降だな?」
「悪いな、わがまま言って」
「いいって、俺も初めてセシリアとやった時はすっげぇ疲れたからな」
「サンキュ、鈴もそれでいいか?」
「え、えぇいいわよ」
「…(ん〜?)」
違和感が抜けず、洸輝は鈴の顔をジッと見る。
「それじゃ、私はこっちだから!」
目のやり場に困った鈴は慌てた様子で二組の寮へと走っていった。
「なぁ一夏?なんか鈴のやつ変じゃなかったか?」
「ん?まあ確かにな…けど元気がないってわけじゃなさそうだから大丈夫じゃないか?」
「ん〜」
「おーい!どうかしたのー!?」
いつの間にか先に一組の寮に向かっていたシャルロット達が洸輝達を呼んでいた。
「いや!なんでもない!ほら行こうぜ?」
「あぁ…」
一夏の言うとおり元気が無いわけではなさそうだったのでとりあえず様子見することにした。
〜一組寮・男子部屋〜
「おー!すげ〜!高級ホテルのスイートみてーだな!」
ドアを開けた洸輝は寮とは思えない内装に興奮していた。
「そうだろ?俺も初めて見た時はビックリしたよ、おっ洸輝の荷物がもう届いてるみたいだな」
「ちょうどよかった、だいぶ汗かいちまったからシャワー浴びたかったんだ、先入っていいか?」
「もちろんいいぜ!風呂もすごいからな!」
「ほう、それは楽しみだな」
そう言って何個かある段ボールを開け着替えを取り出しシャワー室に入っていく。そしてドアを閉めた洸輝はその場に座りこんでしまった。
「痛てぇ…これはちょっと鍛えないとヤバイな」
洸輝が上着を脱ぐと肩、腕、首、背中に痣が出来ており、とても痛々しい色になっていた。
「これはとんだじゃじゃ馬をもらったもんだな…」
黒雷の待機状態であるヘッドホンを見つめながらそう呟いた。
〜第三アリーナ〜
「どういうつもりだ?」
千冬は洸輝とセシリアの模擬戦の映像を見ながらそばにいる束ロボに話しかける。
「なんのことかな〜?」
千冬の周りを回っている束ロボが答える。
「とぼけるな、お前がなぜ洸輝にここまで肩入れするのかを聞いている」
「あぁ、それはね〜」
動き回っていた束ロボが千冬の顔の目の前で止まる。
「ちーちゃんの思ってる通りだと思うよ〜?」
「…………」
「あ!それとそろそろこのロボの充電が切れちゃうんだけど中にあるものが入ってるんだ、きっとちーちゃんの役に立つものだから取っておいてね〜」
それを最後に束ロボは動きを止め、そのまま床に落ちた。
「私の思っている通りか…」
〜束の秘密研究場〜
「ふふん♩さすがはこうくんだね〜、束さんの期待以上だよ〜」
そんなことを言っていると束の携帯がなる。
「もすもす、くーちゃん?」
「はい、束さまのおっしゃっていた通り、例の物はIS学園地下特別区画に存在していました」
「やっぱり!それじゃあれは無駄にならずに済んだね!わざわざこうくんのISをトラックで運んでくーちゃんをIS学園に忍び混ませるなんて面倒だったけど結果オーライ♩」
「この後はどういたしましょう?」
「くーちゃんは帰ってきていいよ!しばらくは様子見だから」
ニッと口の口角をあげる束は不気味であった。
次からちょっと書き方変えてみようかなと思います。(変わらないかも)
他にも意見があったらメッセよろですm(__)m
ちなみにこの物語は七巻が終わった後の話しからという設定なのでよろしくですm(__)m