しばらく呆然とした後、友也はとりあえず持っていた荷物の確認をしてみた。
「霧吹きっぽいの、これはきずぐすりか?あとバッチケース、地図、おいしい水、財布、・・・・・・おっ、これはトレーナーカードか。ってまじかよ。」
このトレーナーカードをよく見てみると、ゲームのものとは違って細かくいろいろと書いてあり、名前のところにゲームで使っていたカタカナのトモヤという名前がかいてあった。
裏も見てみるとタッチペンで適当に書いたサインもそのまま書いてあった。
ただ出身地のところだけはトキワシティと書いてある。
このことから今の俺はこの体に二次創作で言う、憑依ってやつをしてしまったらしい。
「でも、これってもしかしてだけどポケモン世界っていうよりゲームの中の世界に入っちゃったってことか?」
ちらりとそばでこちらの様子をのぞいていたエルレイドを見ると、正解だといわんばかりにうんうんとうなずいていた。
「そういえばゲームで手持ちの一番上をエルレイドにしてた・・・・もしかしてそのエルレイドなのか?」
そうだとしたらいきなりLv100がパートナーなのか?
まあそれはどうでもいいか。
「よりあえず、情報収集。人のいるところにいかないと・・・」
まずはさっき走ってた道を戻ってみますか。
たまにでてくるキャタピーや、ビードルなどをエルレイドに撃退してもらいながらしばらく道を歩いていると、看板が見えた。
走っていたときには気づかなかったらしい。
←トキワシティ・ニビシティ→
このまま先に進むとトキワシティで戻っていくとニビシティなのか。
ってことはここはトキワの森ってことなのか?
まぁここはカードにもトキワシティって書いてあったからこのままトキワシティのほうにいってみるかな。
ようやくトキワシティにたどり着いたのだが、いきなり町の大人たちに囲まれて「だいじょうぶだったか?」とか、「よく無事にもどってきてくれた。」とか言われ始めた。
話をまとめるとどうやら俺は大人たちの「ポケモンを持っている人と一緒じゃないと森に入ってはいけない」、と言う言いつけを破って森に入っていき、しかも一日戻ってこなかったらしい。
親が亡くなったばかりで、その子供がこんな行動に出るなんて、と町の大人たちはあせったらしい。
でもってポケモンを持っている大人たちで森に向かおうとしていたところを本人が見たことない強そうなポケモンをつれて戻ってきた、というところだ。
親亡くなってるんだ、とか思いながらそんなこんなでちょっと困惑していると、
「ほう、カントーじゃ、めずらしいポケモンじゃのう。」
という声とともに白衣を着たオーキドという名札をつけたおじいさんが目の前に現れた。
って!
「お、オーキド博士!?本物!?」
「うむ、」
なんでもオーキド博士はちょうどトキワシティに公演に来ていたようで、偶然目に付いた人だかりからちらりとエルレイドの姿を目撃し、ここまで来たとのことだった。
どこでゲットしたのかとかを聞かれたのでとりあえずいろいろごまかしながらトキワの森でなつかれてゲットしたことにした。
「本当にトキワの森でゲットしたのかの?」
「はい(嘘)」
すると博士は「まさかこんなポケモンまで・・・」などとつぶやきながら、うむむとうねりだした。
そしてまた顔をあげ、「じつはの・・・」と話し出した。
内容は少し前に悪事をロケット団はポケモンの違法輸入などもしていたらしく、それが解散とともに野に放たれ、野生化し、カントーやジョウトのポケモンのぶんぷが大幅に変わってきているらしい。
また、もともといた種も新しく入ってきたポケモンの所為で別の場所に移動して行ったりと、いままでのぶんぷが意味をなさなくなってしまったらしい。
しかし、それを俺に言ってどうしろっていうんだろう?
いやまて、もしかしてこれって・・・・フラグ?
「見たところおぬしは旅を始めてもいい年頃にみえるし、どうじゃろう?旅をしながら新しい分布製作に力を貸してくれんか?」
まあ、こっちとしてはせっかくポケモンの世界にいるんだから旅はしたい。
旅の目的としてもいいことだし問題ない。
「いいですよ。」
「ありがとう。ついでじゃ、わしのところから出て行くトレーナーにはかならず三種のポケモンから一種類選ばせてわたすんじゃが今は一種しかおらんのでこやつを連れて行くといいぞ。」
こうしてオーキド博士からポケモンももらい、俺の冒険が始まった。
新しい手持ち
ゼニガメLv5♀
ワザ
たいあたり
しっぽをふる
メロメロ
いばる
ねっとう