部屋の奥へと私たちは移動し、向かい合って座ります。机の上にはビールと灰皿とが置いてあるだけで、他は何もありません。
「で、改めて聞くが…話ってなにさ」
いざ向かい合って、提督の顔をまっすぐ見ていると、提督がそう切り出してきました。どこか探るような視線を向けている彼は、私が何を言いたくて呼んだのか、いまいち把握しきれていない感じ。まあ、しかたないよね。だって、これは私がずっと秘めていた思いの、整理なのだもの。ここでわかっていたら、提督はどれだけ察しのいい人なのかしら。でも、そんな様子は、影も形もないですけどね。
「ふふっ…なんだと思いますー?」
私はあえて、まだ酔いが残っているようにふるまいます。と、いうか私は酔っていませんでした。ええ、運ばれた時からずっと。ただ、こうした機会を作るための、お芝居だったんです。
私たち艦娘は、普通の人間とはやっぱり多少肉体の構造が違うんです。簡単に言うと、頑丈なんですよね。ですから、あれくらいのお酒では酔わないんです。まあ、蒼龍はそれでもお酒が弱いから、ある程度飲んじゃうと酔っちゃうみたいだけど。
「…わからない。と、いえばうそになるかもね。あれだろ?見極めについてだろ?」
やっぱり、そっちは覚えていましたか。もちろん、私も忘れてはいません。むしろ、そこから発展したような―いえ、こじらせてしまったようなものだから。
「うーん。五十点かなぁ」
私はともかくそう答えます。すると、案の定提督は目を見開き、驚いた表情になりました。
「え、違うの!?じゃあいったい…」
「えーっとねー。うん。じゃあ正直に言うね。私、提督の事、好きなの」
その言葉に、提督はぽかんとすると、口元をゆがめて困惑した表情になります。
「…まじで?」
「ええ、マジです」
すると提督は、どこか納得したような、それでも信用できないような、難しそうな顔をしました。
「でね。それを踏まえて質問するけど、どうして蒼龍をえらんだのかなーって」
ずっと聞きたかった。直接、本人の言葉で。
でも、たとえ、どう言われようと、私はすべてを受け入れるつもりです。
「…うーん。正直に言うべきだろ?」
「もちろん!ショックなんて受けませんよぉー?まーよっぽど無茶苦茶な理由以外ならですけどねー」
「そうか。うん…」
提督はそういうと、腕を組んで瞑想するように黙り込みます。少しの間沈黙が続きましたが、ついに提督は口を開きました。
「蒼龍が、初めての空母だったから…かな。それは、お前もわかってるはずだよね。言い訳なんてしない。うん、そんな安直な理由だったよ…。でも、それほどにまで、彼女の存在は新米提督だった俺にとって大きかった。それに、育てていく…いや。もうこうした言い方はよくないな。そう、一緒に訓練をしていくうちに、好きになっていったんだ」
そうでしょうとも。私たち空母は、新米の提督からすればそれはもう驚いたと思います。艦載機を発艦して、これまで使用していたような駆逐艦や軽巡洋艦とは違い、場合によっては一瞬にして壊滅させる戦闘能力。
そして、その役を最初に見せたのが、蒼龍だった。たったそれだけの理由で、提督の受けた衝撃は蒼龍へと向いてしまった。
「でも、私は二人目でしたよ。それも、たった数日の違いだったじゃないですかー?」
「そうだよねぇ…。でもね、運え…ああいや、大本営から指輪を渡されて、お前たち二人どちらかを取るかと迫られた。そして悩んだ挙句、やっぱり蒼龍かなって。もちろん重婚って手段もあった。だけどゲーム的に…うん、これはどうしようも言い換えれないな。ケッコンカッコカリでお前たちの性能が上がるとしても、個人的にそれは許せなかった。選ぶなら一人しかないと思ったからね。だからさ…」
「そう…そうよね、…初めて出た空母で提督に衝撃を与えた蒼龍を、必然的に選んだ…」
先回りした言葉を私は口にすると、提督は黙ってうなずきます。ああ、そんな顔をしないでください。私は…あなたを攻めているわけではないの。
でも、口では言えません。だって、本心はそうしてほしかった。私を選んでくれなかった、罪悪感を抱いてほしかった。だから…
「ほんと…単純すぎますよぉ…。私が最初なら、選ばれたのは私だったんでしょ!!ねぇ!」
私はついに、大声を出してしまいました。だってそうじゃない。そんなの納得できるわけない。私だって、選ばれる資格はあったはずなのに!!
大声を出したことで、提督も目を見開き、すぐに真剣な表情になります。室内には静寂が続いて、それはとても長く感じました。
そんな長い静寂の中、提督はすうっと息を吸うと、ついに口を開きます。
「…わからないよ、そんなこと。でも…でもな、あの時の俺はうれしかったんだと思う。彼奴が着任してくれてな」
提督はそういうと少し間を開いて、言葉を続けます。
「…だってさ、同じく提督をやっている友人たち…そう。俺に艦これを進めた大滝に、運命的な出会いを夕張と果たした統治。そいつらとは違って、俺はずっと駆逐艦や軽巡洋艦ばっかりだった。もちろん駆逐や軽巡を馬鹿にしてはいないぞ。でも、蒼龍が来てくれた事に、俺はうれしさがこみ上げたんだ…。ゲーム的に、俺を支えてくれるヤツが来てくれたとね…」
だんだんと、提督は苦しそうに言葉を並べていきます。そうですよね。だって私たちは、本来ここにいるはずもない存在。“艦隊これくしょん”と言うゲームの、キャラクターなんですもん。たとえ向こうに世界があるとしても、提督はそんなこと知りもしなかった。いや、それがこちらの世界の常識で、提督もその常識に沿っていただけなのだから。
「でも、今は当然ゲーム的に考えることは、もうしていない。何はともあれ、お前たちは向こうの世界で生きていて、生活をしているんだからな」
「はい、それはわかってますよ?提督は蒼龍がこの世界に来てから、積極的に声もかけてくれるようになりましたし、コミュニケーションも欠かさず取っていましたもん」
単純な理由だとは思うけど、蒼龍が来たことでその認識が確実に固まったんでしょう。いや、認識せざるを得ませんよね。
「はあ、まあ選んだ理由はわかりましたよ。納得できないですけど、仕方なかったんでしょうね。だから、しぶしぶ納得します」
とはいうもの、私の心の中には、まだ引っかかりが残っています。ここまで聞いて理解できたのは、すでに提督と蒼龍の間に入り込むことは、できなかったんだということ。悔しいけど、これも運命なのかもしれない。考えるほど、私もわからなくなってきました。
「あのさ…じゃあ俺からも質問なんだけどいいかな?」
「はい、なんですか?」
抑えはしましたが、まだ高圧的な声量で私は答えます。ずんずんともどかしく、言い聞かせれない、納得できない気持ちがくすぶっているからです。でも―
「…もし俺がお前を選んでいて、お前はこちらの世界来ようと思ったのか…?」
その、提督が発した言葉に、私は思わず「えっ」と声を詰まらせます。
私なら、どうしたんだろう?蒼龍と同じ行動が、できたのかな?
蒼龍は、前日から行動を起こしていました。明石さんはコエールくんが完成したことを私たちに伝えてきた。あの時蒼龍は目を見開いていたけど、私は半信半疑で、同時に怖かった。この世界へと行ける方法ができたにもかかわらず。私はその方法を試そうと思わなかった。
それに明石さんは確かに言っていた、『成功するはず』と。でも信用できなかった。今思えば、いつもの失敗作じゃないかとも、思っていた。どうせいけるはずもない。どうせ成功するはずもないと、かってに決めつけてもいた。
でも、蒼龍はどうだったの?成功するかもわからない装置に対して、ただ提督に会いたくて、その一心で、危険だとわかっていても装置を使用した。明石さんが残してきた、過去の失敗例も顧みずに。
おそらく蒼龍は、可能性があるならばそれが砂の一粒ほど小さい確率でも、試したかったんだと思う。それにあの子、指輪をもらった時に、ずっと泣いていたもの。ただうれしくて。ただうれしすぎて。そのとき私は、悔しかったけども、何となくわかってもいた。
そんな蒼龍を思い出して、改めて自分に問いかけてみる。私に、そんなことができたのかな?
答えは、ノーだと思う。だって、私はそこまでの勇気はないもの。だから、こうしてずっとこんなことを聞く機会を、逃してきたんだと思う。それに命の危険を冒してまで、こちらの世界に来たいとは、それこそ向こうの常識的に思わなかったとも思う。提督とは会うことができない存在―向こう側の人間なのだと、そう決めつけていたはず。
「…どうでしょうか。わからないけど」
でも、悔しい思いがまだ勝ります。だから、こうしてうやむやに言葉を濁しました。
しかし、それは無駄な抵抗でしょうね。提督は優しい顔で、口を開きました。
「まあそうだな。でも、結果論になっちゃうけど、蒼龍は俺に会いに来てくれたんだ。俺がどんな人物かも、あまり把握できてはいなかったはず…。それでも、クサいことしれないけど、あいつは愛を信じて俺の下へと来たんだと思う。普通失敗するはずの装置を使ってでもね。その原動力は、自分の保身よりも、ただ会いたい一心だったんだろう。もし同じ立場に立ったら、俺はそんなことできなかっただろうさ、まあ今なら俺もできると思うけどね。だって、俺はあいつと一緒に生きていきたいから…。蒼龍は、あの時からそんな覚悟だったのかもしれないな」
聞けば聞くほど、そして思い出せば思い出すほど、私は引っかかりは消えていき、納得していく。ひどく残酷な結果だけれども、私は覚悟も想いも、すべてにおいて負けていたんだと。私は入り込む余地どころか、提督に持っていた好意すら、蒼龍には負けていたんだ。うん、まさに完全敗北だったんだ。
「あ、あはは…なーんだ。私って、いろいろ中途半端過ぎたんだ…。恋は盲目とは言うけれど、私は盲目になれていなかった。私は、ただケッコンカッコカリ止まりで、満足しようとしていたんだ…」
自分の気持ちも理解ができた。私は結局、世界の常識にあらがうことを考えつかなかった。もし、私が蒼龍ほどこの人を愛していたら、同じ行動ができたかもしれない。でも、たとえ同じ練度だったあの時でも、私はそう思えなかった。同じように愛情を注がれていたとしても…。
なら、私はもう何も言うことはできない。むしろ、私のやるべきことも、もう納得ができた。
「…飛龍。とても残酷なことを言うけど、俺はお前の気持ちに答えることはできないかな。たとえお前にどう思われようと、気持ちが変わることはないんだ。ただ、それだけかな」
最後にゆっくりと優しく、偏屈させず真っ直ぐに提督は言います。はい。もう言わなくても、わかっています。私には、あなたと一緒になる覚悟は、蒼龍と比べて足りなかったんです。
「…はい。そうですよね。わかってました。でも、はっきりさせておきたかった。ずっとうやむやだったから、変に不快感が募っていったの。でも蒼龍にも提督に対しても、恨みや妬みを持ちたくなかった。だからこれで、もうそんな気持ちを持たずに、済みそうですね…」
ジワリと目元が熱くなり、私の頬に涙が伝わります。悔しい気持ちがいっぱいだったけど、同時に私はうれしい気持ちにもなりました。もう、二人に複雑な気持ちを持たなくてもいいんだ。二人を心から応援できるように、なることができるんだ。
これが、私が本当に見極めたかったこと。二人が釣り合うのではなく、私がこの人に釣り合うかどうかと言うこと。それが、私がこの世界に来た理由だったのかもしれない。
「…その、涙拭けよ」
すっと、提督はハンカチを渡します。私はそれを受けとって目元を拭きますが、やっぱり涙は止まりません。でも、この涙が大きくあふれてしまう前に、私は言うことがあります。
「ありがとね…。うん、でもこれで見極めるかどうかの結論がまとまりましたよ」
その言葉を聞いて、提督は姿勢を正しました。それでも緊張しているのでしょう。そんな雰囲気が彼にはあります。
「二人の交際を認めます。ですが条件があります」
「条件…?」
提督は言葉を復唱して、ゴクリと唾を飲んだようです。真剣なまなざしで聞く姿勢は、どんな条件でも飲んでやると言った、覚悟の表れなんでしょう。
「はい。蒼龍の事を、ずっと、永遠に、愛してあげてください。艦娘としてではなく、一人の人間として…簡単ですよね?」
にこりと私は、涙ぐんでいる顔を懸命に直しました。提督はその言葉に対し、自信を持った声量で―
「まかせろ」
と、短く言葉を発しました。
*
長い様で短い夜は終わり、翌朝が訪れた。
飛龍が伝えた気持ちは、やはりというべき感覚だった。でも、俺にだって問題はある。俺は彼女の気持ちをなんとなくわかっていても、答えることが怖かったんだ。俺はどうしようもない、チキン野郎なんだなと、言われなくてもわかっている。でもいざこうした状況下になっちまうと、判断を下すのはとても難しい事なんだと、改めて痛感をした。
「あー、ラノベの主役ってさ、案外大変なんだろうな」
そう口にした俺は、現在旅館の朝食を取っている。女性陣はいわずと朝が色々大変らしく、キヨと統治、そしてヘルブラザーズとともにいる感じだ。
「んー?絶賛それを謳歌しているお前がなに言ってんだ」
統治はそういういと、苦笑いを見せてくる。ああ、やっぱりそう見られてたのね。うん。
「まあ死んでくれ。よろしく。でだ、昨日は飛龍となんか話したのか?」
するとキヨが、唐突に話に割り込んできた。なぜ、こいつがその事を?
「まあ、話したけど…なんで?」
俺もいつものノリで返すが、キヨはヘルブラザーズと目線を合わせると、頷いた。
「ま、その様子だと飛龍は色々と伝えれたみたいだろうな。結果は言わずとわかってるが、お前のだらしなさが招いた結果だろう?直せよそういうとこ」
そのキヨの言葉にヘルブラザーズも頷きを見せる。色々と疑問が募るけど、とりあえず概要がなんとなくわかっている様子だ。俺はひとまず、「せやなぁ」と、返事をする。
「なんでお前らが色々知ってるかわからんけど、とりあえずケジメはつけたさ。飛龍もおそらく…いや。確実に納得してくれたと思う」
「…そうか。ま、ならよかったよかったという事で。これで飛龍も、心置きなくこっちの世界を楽しめるんじゃねぇか?」
キヨはそういうと、「さて、この話は終わりだ」と話を区切った。もしかして、飛龍はあらかじめこいつらに持っていた気持ちを語ったんだろうか?そういえば、あいつと一度別れた機会があったな。おそらくあの時だろう。なんか、こいつらには色々と迷惑をかけていたのかもしれない。
「すまんね。こっちの問題だったのにさ」
やはりいうべきだろう。俺は申し訳ない一心で、頭をさげる。
「おいおいぃ?その話はもう終わりだって言っただろうがァ。今日は伏見稲荷に行くんだろぉ?申し訳ねぇと思うなら、そこでなんか奢れや!」
にやにやと浩壱が何時もの調子で言うと、健次も便乗し「せやせや!それがしお酒がいい!」とだんだんと鬱陶しい調子に戻ってきた。
「はぁ…俺の財布はもう焼け野原だよ…早く給料日来てくれ…」
俺は頭を抱え、情けない声を出す。いや、もうまじお金がないんですよ。飛龍と蒼龍両方に使うお金は、大本営から出て欲しいくらいですわ。経費として…。
「お待たせしましたー」
と、そんなこんなでダベっていると、早速粧してきた蒼龍たちが入ってきた。朝の準備って、まあこういう事ですよね。綺麗になりたいのが、女性の性ですし。だからって厚化粧って感じもしない。すっぴんメイク?ってやつだろうさ。
やっときたのかと思いつつ、俺は近くにあった茶を口に運ぶ。が、それは迂闊な行為だったのかもしれない。
「望くん!おっはよぉー!」
元気よく聞こえてきたその声に、俺はおもわずブホォとお茶を口から吐き出す。理解が追い付かない。えちょ、昨日の事があって、それなの?
「うわぇ!?きたねぇぞてめぇ!なんてことしやがる!!!!」
焦るように椅子から飛ぶように立つキヨ。すまんとはおもうが、あの不意打ちは流石に卑怯だ。
「ゲッホ…。わ、わりぃ…、てか飛龍!」
俺はとりあえずキヨに平謝りすると、声の主であるー言わずとわかるであろう飛龍に顔を向けた。
「昨日の…じゃないか、昨晩のしんなりとした気持ちどこ行ったんだよ!なんかギャップありすぎて笑えてくるわ!あと、望くんはやめろ!」
迫真の訴えですよこれ。いやだって昨晩からして、飛龍落ち込んでると思うじゃん!今日どうやって接しようかとか割と困ってたのに、どういう心持ちしてんだ飛龍は…。
「えー?だってもうはっきりしたじゃない。だから落ち込む必要なんてないでしょ。それに私がなんと呼ぼうが勝手じゃん。蒼龍だって許してくれたよ?ね?」
随分とはっきりしてますねぇ…。からからと笑いながら言ってるし、うそじゃなさそうだ。蒼龍も苦笑いをしながら「まあいいんじゃない?」と聞こえるようにつぶやいたし、まあいいのかもしれないが…。と、蒼龍の様子だと、昨晩の事は把握しているらしい。話す手間が、省けたみたいだ。
「ま、そういう事よ!あ、義兄さんって呼んだ方がいい?」
「そういう問題じゃ、ないです。むしろ呼ぶなや。呼ばないでください。そっちの方が恥ずかしいわ。少しは考えて物を言いましょう」
と、まあドライな感じに接しているが、飛龍のこの元気さには救われたといえる。今後どう接していこうか、真剣に悩んでいるうちに朝を迎えたくらいだし、おかげで寝不足ですわ。それに飛龍も心の整理がついたのか、いつにも増して元気さが有り余っている感じだ。正直、こんな調子の方がこいつらしい。
「じゃあ望くんで決定だね!はいけってー!」
そう言うと飛龍は「じゃあ私たちもご飯食べよー!」と言い、朝食を取りに行った。言い忘れてたけど、朝食はバイキング形式だから、料理は運ばれて来ないんだよね。
こうして、飛龍のギクシャクしたような行動はなくなったと言える。呆気ないようにも思えるけど、飛龍はそう言う性格なんだろう。それはどこか、自分と似ているような気もする。まあ、気がするだけなんだけども。確信は、ないからね。
どうも、飛男です。
今回は早く投稿できましたね。このペースが、続くと良いですが・・・。
さて、今回飛龍の気持ち整理回です。いろいろとくすぶってた飛龍の気持ちが爆発し、そして鎮静された…そんな感じでしょうか。
私も書いていて、飛龍に感情移入しまくりでした。ゆえにかなり悩みに悩んだ感じです。そんな話なのに投稿間隔がこれほどまで短いのは、おそらく一か月以上前から練りに練った話だったからです。文章に移すとまた雑さが出てきましたが、友人の力も借りて、なんとかこうした結果が導き出せました。
おそらく、この話に納得できない方が多いかもしれません。それは申し訳ありません。
そして、この話はのちへとつなげます。飛龍のこの納得は、今後の展開へとつなげます。
では、今回はこのあたりで。ありがとうございました。