TALES OF THE ABYSS外伝ーセレニィー   作:(╹◡╹)

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ダアト脱出済み
時間が飛んで申し訳ありません…


104.義賊

 何処かしら暖かさを含んだ穏やかな風が丘陵地帯に吹き抜け、草木を揺らす。

 時刻は朝を幾らか過ぎた頃で、柔らかな陽光が惜しみ無く降り注いでいる。

 空は突き抜けるような快晴。その下に走る街道を馬車が二台、連なって進んでいる。

 

 前方には古めかしいが豪奢な造りの、大人五~六名は優に乗れるであろう二頭仕立ての箱型。

 それに続くのは幌が付いており中には雑多な品々が積まれた、いかにもな荷馬車。

 見る者にチグハグな印象を与えるが、大きな取引を抱えた商家ならばありえなくもない。

 

 ……と、そう言われれば思わず納得してしまいかねない。

 

 そんな冷徹な計算すらどこか見え隠れする絶妙な塩梅(あんばい)の馬車列。

 御者台に腰掛けて、先頭を進む馬を操っている二人の男がしきりに汗を拭っている。

 

 一人は親しみやすさを通り越して軽薄そうな空気を纏った背高ノッポの眼帯男。

 もう一人は実直さを通り越して頑固そうな空気を纏ったヒゲモジャの小男。

 

 確かに陽気ではあるが、大の男が二人揃ってここまで汗を吹き出すには些か及ばぬ気候だろう。

 よく見れば目の下にはほんのりと隈がたまっており、睡眠不足から疲労の線が濃厚だろうか?

 

「ふぃー… つ、疲れたなぁ?」

「で、ガスね…」

 

「こんなの予定になかった。なぁ、ウルシーもそう思うよな?」

「で、ガスねぇヨーク。ぐふぅー… 仕方ないこととは言え、疲れるモンは疲れるでガスよ…」

 

「そのとおりだ、ウルシーよ! ふぃー… あぁ、風が気持ちいい」

 

 ついに我慢の限界を迎えたのかノッポが帽子を外し、パタパタ揺らしながら言葉を発した。

 ヒゲモジャも首元のスカーフで顔やヒゲについた不快な汗を拭いながら、相槌を打つ。

 

 そうして男たち… ノッポのヨークとヒゲモジャのウルシーは、めいめいに愚痴を(こぼ)し始める。

 吹き抜ける優しい風を可能な限り全身で受け止めようとする工夫も、当然のように忘れない。

 

「……なに勝手に緊張を解いているんだい?」

「ひぃっ!?」

 

 しかし、そんな二人の心潤す時間は絶対零度もかくやという冷たい声音に遮られる。

 果たして悲鳴を上げたのはどちらであったのか。

 

 揃ってビクリと身体を大きく震わせた後、二人はそうっと連絡窓の方を振り返る。

 そこには氷の、という表現ですら生温く感じる視線があった。……視線の主は妙齢の女性。

 

 年齢は二十代半ばから後半だろうか?

 怯える男二人よりは若く感じさせる、しかし、同時に大人の色気が溢れる整った顔立ち。

 

 ピンクがかった朱色の髪に、男を惑わすような豊満な肢体。

 気怠げな表情の奥には、全てを見通すような知性の(きら)めきを感じさせる青い瞳がある。

 

「ここから国境を超えるまでが勝負だ。気を抜いて仕事を疎かにしたら容赦しないよ」

「す、すいません… 姐御ぉ」

 

「謝るくらいなら最初からシャンとしてな。……次やったら張っ倒すからね」

「わ、わかったでガス…」

 

「あと当然だけど帽子を脱ぐのも厳禁… 顔は割れてないと思うけど、一応、念のためね」

 

 女性の言葉にガックリと項垂れつつも、微塵(みじん)も反抗の気配も見せずに粛々(しゅくしゅく)と男二人が従う。

 この女性こそ誰あろう、世界を股にかける盗賊団“漆黒の翼”の首魁・ノワールである。

 

 子分二人に任せるような言葉と裏腹に連絡窓の縁に身体を預け、油断なく周囲に視線を向ける。

 美貌に似つかわしくない鋭いその瞳は、むしろ睥睨(へいげい)するという表現こそしっくり来るだろう。

 

 三大陸で名を馳せた、今最も勢いがあると言っても過言ではない盗賊団“漆黒の翼”の首魁。

 しかもこの若さでそれだけの知名度と、それを支えるに足る様々な暗躍を繰り返した。

 

 当然その道程は決して平坦なものではなかった。

 命の危険を背負うことや予定通りに物事が進まなかったハプニングなどは枚挙にいとまがない。

 

 ジェイド率いる陸上装甲戦艦に追われたこととて、彼女にとっては日常の一コマに過ぎない。

 幾度(いくたび)窮地(きゅうち)を乗り越えて、なお不敗… それが漆黒の翼である。

 

 世界に(とどろ)かせるその名に恥じぬだけの技量と冷静さを、ノワールは持ち合わせていた。

 その覇気は物理的圧力を伴っていると錯覚させるほどのプレッシャーを相手にもたらす。

 

 そんな彼女に凄まれてしまっては身を竦めない男の方こそ少数派かもしれない。

 すっかり萎縮(いしゅく)してしまった様子の二人の姿を見て、舌打ちを一つ。眉間を揉みほぐす。

 

 張り詰めていた空気をフッと緩め、ガチガチに固まっている男二人に柔らかく声を掛ける。

 

「……ま、国境を超えるまでの辛抱さ。アタシたちは世界最高の義賊… 軽いモンだろ?」

 

「そ、そうでガスね…!」

「そうとも! 俺たちゃ世界最高だッ!」

 

「そうそう、その意気。キッチリと仕事を片付けてこそ後の酒も旨くなるってモンさ」

 

 俄然張り切りだす(簡単な性格の)男連中に気取られぬよう、小さくため息を吐く。

 そんな彼女の耳朶(じだ)によく通る低い笑い声が届いてくる。

 

 無言で睨むと、笑い声の主… ジェイドは笑みを堪えながらもなんとか謝意を絞り出す。

 

「いえ、すみません。どうにも舵取りに苦労されている様子が微笑ましく感じましてね」

「……フン」

 

「気に触ったのでしたら失礼。改めてお詫び申し上げましょう」

 

 ノワールはその言葉に鼻白む。「喧嘩を売ってるのかい?」と返したくもなった。

 しかし、その手の発言はこの手の相手を喜ばせるだけと判断して鼻を鳴らすに留め受け流す。

 

 その後もなにやら言葉を続けているが、手をヒラヒラと振って応えとする。

 聞いているという合図とも取れるし、失せろという意思表示にも取れる絶妙な塩梅だ。

 

 ジェイドはその後も何が楽しいのかニコニコと微笑みながら、言葉を続けている。

 そして最後に…

 

「ところで」

「………」

 

「後方の荷馬車の方で少し面白いゴホン… 妙な事態になっているようでして」

「……あん?」

 

「フフ… よろしければ貴女にも見ていただいた上で判断を仰げれば、と」

 

 反応してしまったのは癪だが、異常事態が起きているとあれば捨て置くわけにもいかない。

 もし余りにふざけた狂言であればこの眼鏡の男を締め上げてやらねばなるまいが。

 

 そんな内心をおくびにも出さず、天窓から身を乗り出すようにして後方に目を向ける。

 異常はすぐに見つかった。

 

 呆然としながらも、思わずノワールは呟いてしまった。

 

「なんだい、ありゃ…」

 

 後方を進む荷馬車の中で、不気味な人形がヨタヨタとふらつく奇妙な踊りを踊っていたのだ。

 見守るはミュウ、ティア、アニス、イオン、アリエッタ、タトリン夫妻ら荷馬車側の人員。

 

 紛うことなき異常事態であった。むしろ異常しかない事態であった。

 

 小柄な人間ほどのサイズの人形が馬車の揺れに翻弄されつつ踊っている姿はホラーでしかない。

 なのに荷馬車側の人間は興味深そうに… というより、微笑ましそうに見守っている。

 

 何アレ怖い。思わず喉元まで出かかった言葉を飲み込み、ジェイドを睨みつけるノワール。

 当のジェイドは異常を伝えた言葉と裏腹に、自らの眼鏡の拭き作業に取り掛かり始める始末。

 

 その眼鏡、奪い取って叩き壊してやろうか? そう思いつつ、深呼吸の後に言葉を紡ぐ。

 

「……あの人形の中にヒトが?」

「ほう、さすがの慧眼ですね… えぇ、仲間が一人」

 

「……何故あの中に?」

「彼女は、貴女方と違ってダアトで顔が割れていましてねぇ… その対策というわけですよ」

 

 震えないように注意しながら絞り出した質問に、ジェイドはどこか誇らしげに回答する。

 心なしか磨き直された眼鏡も輝いて見える。

 

 だが、そんな些細なことはノワールにとってはどうでも良くなっていた。再度、声を振り絞る。

 

「ど…」

「ど?」

 

「どう見ても苦しがってるだろうがぁ!?」

 

 人の心を親の胎内に捨ててきたとしか思えない眼鏡の軍人の襟首を掴み、目一杯怒鳴った。

 

 漆黒の翼は盗賊だ。間違いなく犯罪行為はしているし、彼女らのせいで苦しむ者もいる。

 ローテルロー橋を破壊して物流にダメージを与えたことは、その最たる例であると言えよう。

 

 しかし、弱き人々の涙を止めるために立ち上がり不器用ながら世を変えようと藻掻(もが)いてもいる。

 ゴロツキではあるもののその行動理念は義に因るもの。そして狙うのは悪党と金持ちだけ。

 

 故に、世の人々は誰からともなく彼女たちをこう呼んだ。――義賊、と。

 

「この脱出計画の責任者は貴女… 黙って従うよう事前に強く念押しされていましたので」

「アンタ、本当に性根が腐りきってるねぇ!?」

 

「はっはっはっ… そんなに褒められると照れますねぇ。で、この場合はどうしましょうか?」

「あぁもう、聞かれるまでもない! ウルシー! ヨーク! ストップだ! 休憩に入る!」

 

「へ、へいっ!」

 

 そして今また、彼女たちの義が苦しむ弱者(セレニィ)を確かに救ったのである。……多分。

 

 

 ――

 

 

「ぜはー… ぜはー… 空気が、美味しい…!」

 

 きぐるみ、もといトクナガの身体に包まれていたセレニィ。春といえど中はサウナ状態。

 彼女は今その背中から頭だけ出して、ぐったり横たわりつつ空気の美味しさを満喫している。

 

 半死半生のまま浅く息を繰り返し、汗で濡れた前髪がべっとり額に張り付いている。

 ティアに膝枕をされているとはいえ、代わってくれとは中々言えぬ立場である。

 

 トクナガにそれなりの通気性が確保されており、窒息状態に陥らなかったのが不幸中の幸いか。

 とはいえ、密閉状態に近かったことは否定できず居住性は最悪の一言であった。

(そもそも人が中に入るということを想定されていないのだから、仕方ないのであるが…)

 

 ちょっとばかりの疲労で不満を垂れていたウルシーとヨークとしては居心地の悪い空気だ。

 

「ご、ごめんね… あたし、セレニィの出したSOSサインにまったく気付かなくて…」

「ボクが『踊ってるに違いないですの! 素敵ですの!』って言ったばかりに…」

 

「アリエッタも分からなくてごめんなさいです… 一緒に踊ろうかな、とか思ったりして」

「良いんですよ、アニスさん。アリエッタさんも。……ミュウさんはちょっと反省してね?」

 

「みゅう…」

「……それはそれとしてアリエッタさん。後でダンスは見せてくださいね? 是非!」

 

「ん! 分かった」

 

 アニスとアリエッタを皮切りにセレニィの異常に気付かなかった仲間たちが口々に謝罪をする。

 とはいえ別の馬車に乗っていたルークやガイ、ナタリアにトニーにまで責任は求められない。

 

 そもセレニィとしても不幸な行き違いの結果であり、彼らを責めるつもりはあんまりない。

 ……少しはあるが。

 

 気付いて欲しかった。仕方ない事態だが、出来れば一刻も早く気付いて欲しかったのだ。

 なんとか後ろのチャックを開けようと珍妙なダンスを踊る羽目になっていたが必死だったのだ。

 

 とはいえ、仕方ないものは仕方ない。責めたところで時間は巻き戻らないのだから。

 極度の疲弊(ひへい)から若干おざなりな言葉にはなっているが謝罪を一つ一つ受け取り、そして許す。

 

 ただ一人を除いて。

 

「かくして仲間が互いに許し合うことで絆は深まる。めでたしめでたし、ですねぇ」

「貴様だけは許さんぞ、ファッキン眼鏡…!」

 

「おや、(はぐく)んだ絆にヒビを入れるとはいつからそんな悪い子になったのですか? セレニィ」

 

 仲間たちはハラハラとした表情ながらコトの趨勢(すうせい)を見守っている。

 すっとぼけて見せるジェイドに、青筋を浮かべながら言葉を続けるセレニィ。

 

「……私、検問を抜けたら教えてくださいって言いましたよね?」

「えぇ、確かに。キチンと声はかけたつもりですが?」

 

「聞こえるかボケェ! こっちは荷馬車でガタガタ揺られてオマケにヌイグルミの中だぞ!?」

「ふむ。伝達ミスは軍の常とはいえ反省ですね… 以後、心に刻み再発を防ぎましょう」

 

「コレを脱がせろとも言いましたよねぇ? ていうか、ソレが着込む条件だっただろ!?」

 

 全く心の籠もらない反省の言葉に疲労の極致にあることも忘れて声を荒げるセレニィ。

 死霊使い(ネクロマンサー)に人の心は分からない。

 

 状況が状況故に他の仲間にも伝える時間がなかったことが心の底から悔やまれる。

 怒りの余りなおも言い募ろうとした彼女の言葉を、しかし、ジェイドは笑顔で押し止める。

 

 そして口を開いた。

 

「確かにそうでしたね。えぇ、えぇ… 確かに覚えていますとも」

「だったら…!」

 

「ですが申し訳ありません。上位指揮官より緊張を解くな、と厳命されましたので」

「……上位指揮官?」

 

「えぇ、彼女です」

「ちょっ!?」

 

「……はぁ?」

 

 ジェイドは怪訝な表情を浮かべるセレニィにも分かるよう、ノワールを指差した。

 

 たまらないのはノワールの方だ。

 慌てて掴みかかろうとしたものの、いつの間にか距離を取られており歯ぎしりする羽目となる。

 

 一方セレニィはといえば少しの間ノワールを胡乱げに眺めていたが、それだけ。

 ややあって、納得したように手を打つ。INトクナガ状態なのでポフンと音がしただけだが。

 

「あぁ… あなたはあのクソでかい教会の中でお世話になったヒト! その節はどうも!」

「……ん? あぁ、そんなこともあったね。改めて、すまなかったね。今回のことも含めてさ」

 

「気にしないでくださいよ。どうせ大体そこのファッキン眼鏡のせいでしょ?」

「いやまぁ、そうといえばそうなんだけどね… それでも負い目はあるってモンさ」

 

「筋としてはそうかも知れませんが、ソレがヤツの手口ですから。騙されちゃダメですよ!」

 

 何故か逆に励まされる羽目になってしまい、ノワールとしては苦笑をするしかない。

 チラリと元凶(ジェイド)に視線をやればウィンクをお見舞いされてしまった。殴りたい。

 

 なんだかなぁ、と思いつつ頭を掻くノワール。自然、冷たい視線はジェイドに集中する。

 

「おや、この状況… 私だけが悪者というわけですか? なんとも悲しいですねぇ」

「ジェイド、ちょっとやり過ぎです。ちゃんとセレニィに謝ってくださいね?」

 

「イオン様にまでそう言われては私の負けですね。……申し訳ありませんでした、セレニィ」

「分かれば良いんですよ! 毎日朝晩私に向けて限りない反省の意を示し続けてくださいね?」

 

「……ほう?」

「な、なんですかその態度はっ! あー、傷付いたなー! めっちゃ傷付いたなー!」

 

「セレニィさん、可哀想ですの…」

 

 冷笑を浮かべるジェイドに若干ビビりつつも偉そうな態度を崩そうとしないセレニィ。

 ルークやガイ、トニーなどは表情が苦笑いに変化しているがまだ嗜める気配はない。

 

 彼女こそ調子に乗れそうな時にはトコトンまで乗り続ける、悲しいほどに生き急ぐ生命体。

 そんな彼女に束の間であろうと夢を見せてあげようとするのは、仲間としての友情故だろうか?

 

 調子に乗れる時にトコトン乗り倒そうとするセレニィに、ジェイドが笑顔のまま言葉を紡ぐ。

 

「お漏らし」

 

 時が止まる。

 

 ギギギ… と立て付けの悪くなった扉のような動きで、ノワールに顔を向けるセレニィ。

 慌てて、かつ全力で首を左右に振るノワール。そのまま思わず声を上げる。

 

「言ってないよ! アンタがアタシにぶつかって漏らしたことは言ってな… あ」

「………」

 

「はっはっはっ… いや、服装が変わっていたのでかる~くカマをかけたのですがねぇ?」

 

 世界に沈黙の帳が降りる。

 ……しかし、それはやがて来る終局の序曲に過ぎないことを誰もが知っていることだろう。

 

 顔を真っ赤に染め涙目の状態でプルプル震えていたセレニィが、やおら大声を上げる。

 

「殺せー! いっそ殺せー! うわぁあああああああああああんっ!!!」

 

 地面に寝転がってジタバタ暴れるその姿は微笑ましいが、本人の気持ちを考えれば悲惨の一言。

 どうしたものかとオロオロするノワールの肩にそっと手が置かれる。ティアさんである。

 

「あぁ、すまないね。アンタ、悪いけどフォローを」

「……しく」

 

「あん?」

「その時の話、詳しく…!」

 

「あいたたたたたぁ…! 肩、肩ぁ! めりこんでるからぁっ!?」

「いけません! ティアがまた暴走を! ルーク、助力を!」

 

「任せろっ! おい、ジェイド! テメーも見てないで手伝え! 誰のせいだと思ってんだ!」

 

 暴走したティアさんを止めようと奔走するトニーとルーク。

 ある種お決まりとなった地獄絵図に付いていけない様子のタトリン夫妻をフォローするアニス。

 

「(どうして… どうして、こうなった…?)」

 

 セレニィは地面に突っ伏しながらも、死んだ瞳でコレまでの出来事を振り返るのであった。




次回、説明回と方針決定
ぶつ切りになって申し訳ありません…!

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