Lyrical Nanoha HERO's   作:凪斗

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時系列が少し違いますが、イベントの消化のためにしたことです。ご注意ください。


第2話

「へえ、いい車だな」

 

フェイトと一緒にガレージへと来た俺はフェイトの車を見て驚いた

まさか真っ黒のスポーツカーだなんてな

 

「さてと、まずフェイトを地上本部に送ってけばいいんだな?」

 

「うん、ゴメンね頼んじゃって」

 

「いいよ、初仕事にしては楽な仕事だしな」

 

「そう?あっはいこれキー」

 

フェイトからキーを受け取ると中に乗り込み、エンジンをかけ、フェイトが助手席乗ったのを確認すると、車を出した

 

「ねえ、レイン…でいいかな?」

 

「ん?呼び方なんて何でもいいが、なんだ?」

 

「レインはクロノの友達…なんだよね?」

 

「そうだけど」

 

ガキの頃の付き合いだから…

 

「もう20年近い付き合いになるか…」

 

「そんなに!?」

 

「まあ、家が近くて親同士も仲が良かったからな」

 

「そうなんだ…ねえ、昔の2人の事もっと教えてくれないかな?」

 

「は?別に野郎の話聞いても面白くねえぞ?」

 

「えっとね、クロノからレインの事は聞いてはいたんだけど、クロノってあんまりその時の事教えてくれないんだ」

 

へえ、クロノがねえ…

 

「まあいいか、そうだな…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「クスクス…クロノにそんな過去があったなんて」

 

まあ確かに今のクロノからは想像できねえからな

 

「おっと、もうすぐ着くな」

 

「残念…もうちょっとお話聞きたかったな」

 

「いつでもしてやるよ、そうだな今度は他の奴にも聞かせてやるか」

 

「クスクス…そうだね」

 

本部の駐車場に車を止める

 

「あっそういえば、エリオとキャロのデータって持ってるか?流石に顔もわからないんじゃ迎えにいけねえよ」

 

「そうだね、端末ある?今データ送るから」

 

ポケットから端末を出す

 

「えーっと、これで良し、私のアドレスも送っておいたから」

 

「サンキュ、それじゃあ仕事終わったら連絡くれよ、迎えに来るからよ」

 

「えっ!?いいよ、電車とかで帰るから」

 

「よくねえよ、夜の一人歩きは危ねえだろ」

 

「うーん、それじゃあお願いしようかな」

 

「オーライ、お仕事頑張れよ」

 

「うん、エリオとキャロの事お願いします」

 

「おう」

 

フェイトが手を振っているのにこたえながら、車を出した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕は地上本部の執務室で書類に目を通していた

いずれも最近起こっているある事件のものだ

 

コンコン

 

「少将、よろしいでしょうか」

 

「入ってくれ」

 

「失礼します」

 

入ってきたのはシグナムだった

 

「何かあったのか?」

 

「はい、また被害者が出ました…」

 

「またか」

 

「今月に入ってからもう5件目です」

 

「そうか…」

 

「私がもう少し早く到着していれば…」

 

顔を俯かせるシグナム

 

「君が気に病むことじゃない、それとこの事については情報統制をしておいてくれ、僕の直轄の部隊でのみ捜査を行う、中将には僕から話をつけておこう」

 

「了解しました。では…」

 

「シグナム」

 

退出しようとするシグナムを引き止める

 

「本当に良かったのか?君も六課に合流したかっただろう?」

 

「自分の意志で決めた事です、それに六課にはローライトが行っているのでしょう?」

 

「ああ」

 

「なら安心です、ローライトなら」

 

「そうか…」

 

「では失礼しますハラオウン少将」

 

退出して行くシグナム

 

「管理局員を襲う管理局員…か」

 

本当に謎の事件だ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

待ち合わせの十分前か…

えーっと赤髪の少年がエリオ・モンディアルでピンクの髪の少女がキャロ・ル・ルシエか

待ち合わせ場所はっと…

 

「お疲れ様です!!私服で失礼します、エリオ・モンディアル3等陸士です!!」

 

写真と一緒だな

 

「待たせたみたいだな、レイン・ローライトだ、もう一人は一緒じゃないのか?」

 

「はい…まだ来ていないようです、地方から来たようなので迷ってるかもしれません、探しに行ってもよろしいでしょうか」

 

「そうだな、頼めるか?」

 

「はい!!」

 

そういうと、エリオは走って行った

俺がガキの時よりよっぽどできた子だな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ルシエさーん」

 

うーん、もう着いてるはずなんだけどな

 

「ルシエさーん、管理局機動六課、新隊員のルシエさーん、いらっしゃいませんか?」

 

「はーい、私です!!」

 

声がした方を向くとフードを被った女の子がエレベーターを走って下りてきた

 

「すみませーん、遅くなりました!!」

 

「ルシエさんですね、僕は…」

 

「あぁっ!!」

 

挨拶をしようとしたらルシエさんが足を踏み外してしまった

危ないッ

 

《sonic move》

 

ルシエさんを抱きかかえて、上まで登ったけど…

 

「う、うわぁ!!」

 

ソニックムーヴのスピードについていけない!!

その時だった

 

「よっと、大丈夫か2人共」

 

気が付いたら、迎えに来ていた機動六課のローライトさんに首根っこを掴まれていた

すごい、魔法を使ってないのにソニックムーヴのスピードについていけるなんて…

 

「ん?どうした?」

 

「い、いえ何でもありません、ありがとうございました。」

 

「あ、ありがとうございました」

 

すごい人なんだなあ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さて2人揃ったな、君は挨拶はまだだったな、俺はレイン・ローライトだ」

 

「は、はいキャロ・ル・ルシエ3等陸士です、そして」

 

キャロが持っていたカバンを開けると

 

「キュクルー!!」

 

「この子はフリードリヒ、私の竜です」

 

へえ、これが竜か初めて見たな

 

「それじゃあ隊舎に向かうかって言いたいとこだけど」

 

「「えっ」」

 

「2人はフェイトが保護者なんだったよな?」

 

「はい…」

 

「そうですけど…」

 

「それじゃあ、これからフェイトの事迎えに行くか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふう、結構早く終わったな」

 

レインには少し前に連絡したし、もうそろそろ着くと思うんだけど…

 

「「フェイトさーん!!」」

 

「えっ、エリオ、キャロ!?」

 

何で2人がここに!?

今頃隊舎にいると思ってたのに

 

「待たせたなフェイト、さあ乗った乗った」

 

「えっレイン、これはあなたが?」

 

「ついでだよついで」

 

軽い口調で言うレイン

素直じゃないのかなあ?

 

「2人共、長旅で疲れてない?」

 

「はい、大丈夫です!!」

 

「車の中で少し寝させてもらいましたから」

 

「そうなんだ…」

 

「おーい早く帰るぞ、結構な時間戻ってねえから、俺が部隊長殿に怒られちまう」

 

そっか、レインはこういう人なんだ

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