戦姫絶唱シンフォギア ~another of symphogear~ 作:フライルー
「・・・ん・・・?」
身体を起こす。どうやら我が家の寝室のようだ
「やっと起きたか・・・」
クリスや切歌、調、S.O.N.G.異動にともない引っ越してきたマリアとセレナがぞろぞろと寝室に入ってきた。
「俺は確かネェル・アーガマに・・・」
「あんなデカブツを生成した疲労で倒れたのよ」
マリアがぱぱっと説明する。実にわかりやすくて助かる。
ふと時計に目をやる。時刻はちょうど12:00。
「もうお昼か・・・待ってろ、すぐ皆のごはんつくるからな」
「そんなことはどうでもいいんだよ!」
クリスが叫ぶ。
「・・・クリス、俺が倒れている間になにがあった」
「あのバカのギアが・・・破壊されたんだよ・・・!」
「なっ・・・」
今明かされる衝撃の事実。
「改修中のギアはアガートラーム、天羽々斬、奏のガングニール、イチイバル・・・そこに響のガングニールが加わるとなれば・・・」
「だったら、私たちが戦うデース!」
「ダメに決まってんだろ!リンカーも無しに!」
絶対に戦わせられない。セレナはもともとアガートラームの所有者。だがセレナは極力戦闘は避けたいようだし、アガートラームほセレナに返しても戦力の要といってもいいマリアが待機組になってしまう・・・
「セレナ」
「なんですか?」
「・・・皆のために、戦う勇気はあるか?」
「齋・・・あなたまさか「姉さんは黙っていてください!これは私の問題です!」
「!・・・わかったわ」
「それで、あるのか?ないのか?」
「そんなもの、とっくにできています!」
セレナが覚悟を決めた顔で返事をする。だが足は僅かだが震えている。
「・・・わかった。」
「だが齋、セレナが戦うといってもギアは・・・」
「無いなら作る。モデラーの基本だろ」
そういってから、両手を胸の前にだす。エヴァの旧劇場版の、でかい綾波が黒い月を両手で挟んだシーンのそれを想像してほしい。
「・・・できた」
さすがにネェル・アーガマよりははやくできる。セレナの身体をつくったのは俺なので、適正のあるギアをつくるのはたやすいことである。
「このギアの名前は・・・?」
「『アルテミス』セレナを前線にだしたらマリアにガリアンソードでぶっころされるので後方支援の弓矢にしますた。」
「すこし試して見ますね」
そういうとセレナは詠唱を始める。そして装着はすぐに終わる。
「すごい!ピッタリです!」
「ならよかった。皆、アーガマに戻るぞ。切歌、調は本部にて待機!」
「了解デース!」
「・・・わかった」
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だが、アーガマに戻ってすぐに本部から通信が入る。
「襲撃だと!?改修室につなげ!あとどれくらいなんだ!」
<<あともうすこし!これっきりは本部にねばってもらわないと無理よ!>>
「ちっ!ええい、ネェル・アーガマの現在位置は!」
「現在東京のはずれです!」
「急いで本部に向かえ!!!」
(くっ・・・いやな予感はバカみたいにする・・・!)
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「やっぱりあのバカ共戦ってやがったか!くそ、もっとスピードだせ!」
本部が最大望遠でやっと見えるほどの位置に来たとき、そこには緑と桃色の閃光が走っていた。
<<改修終了!ギア持たせてドックに向かわせたわ!>>
「やっとかよ!わかった、俺も向かう!」
そしてドックに着いたころ、ベースジャバーに乗る翼、クリス、セレナ、奏が発進準備をしていた。
「奏!腕は鈍ってねぇだろうな!」
「あったりめぇだろ!」
「ならよし!皆、行くぞ!セット、ウィングプロトゼロ!」
「逃げるデス調・・・」
「切ちゃんを置いて逃げるなんてできない!私の命は切ちゃんに救われた命だもの!切ちゃんを救うために全部使うんだ!」
「始まるゾ。バラバラ解体ショー!」
調はギアでアルカノイズを切りまくる。
「誰か・・・助けてほしいデス・・・私の大事な友達・・・大好きな調を・・・」
だが、現実は無残にも調のギアは解体機関に触れ、砕け散る。
「誰か調を・・・誰かああああああああ!!!!」
しかし現実だからこそ奇跡も起こる。
調に迫る解体機関は、光の柱と数本の矢で消滅する。
「間に合ったか・・・」
光の柱は、プロトゼロのバスターライフル
「二人とも、大丈夫!?」
数本の矢は、アルテミスより放たれた光の矢
同時に、切歌のまわりのアルカ・ノイズも一閃と光の雨により一掃される。
「誰かだなんてつれないこと言ってくれるなよ」
光の雨は、イチイバルのクロスボウ
「剣・・・?」
「ああ。振り抜けば風が鳴る剣だ」
一閃は、天羽々斬の剣
そこに、戦士は帰って来た
あとペンタブ買いました