戦姫絶唱シンフォギア ~another of symphogear~ 作:フライルー
「ここが深淵の竜宮か···」
「ピクニックじゃねえんだ、早く行くぞ」
「は、はいデス!」
「深海でピクニックとかいうパワーワード」
「うるさい!」
「はい」
キャロルの野郎が案の定復活したので翼達とは別に深淵の竜宮にまでやってきた。この深淵の竜宮は文字通り深海にあり、いろいろ重要な物が置いてあるらしい。そんなとこにあっさり入られるセキュリティ···と言いたいところだが、相手は錬金術師。だいたいのセキュリティロックは解除されてしまうのだろう。
あと少しふざけたらクリスに怒られた。つらい。
「うーん···ここにあるもので欲しがりそうなのはーっと···」
手元の端末をいじくりまわして保管物の一覧を流し見る。
「あったあった。エルフナインちゃんもちょうど見つけた?」
《はい。ヤントラサルヴァスパですね!あらゆる機械の起動と制御を可能にする情報集積体···キャロルがトリガーパーツを手に入れれば、ワールドデストラクター···チフォージュ・シャトーは完成してしまいます!》
「うわきっつ。さっさと回収だ!保管区域は把握済だ、行くぜ!」
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「でたな千年ロリババア持ってるもん置いてけやああ!!!」
「お前はつくづくイラつく奴だな鈴谷齋!!!!」
「マスター、落ち着け」
ちくしょうなんとかパスタ取られてやがる。なんてこったい。
「ちくしょうこんなせまいとこで···セット、ピクシー!」
アルカノイズはクリスと切歌に任せて俺と調でキャロルを叩く!
「オラオラオラァ!どしたロリババア!!」
「ぐっ···!」
防護壁が崩れる。何故崩れたかは知らないがその隙に···
「オラァ!」
ビームサーベルでキャロルの手から離れたヤントラサルヴァスパを真っ二つにする。
「フハハハハ!!勝ったなガハハぁ!?」
振り返ると目の前には身を覚えのあるでかいミサイル。
「クリスぅぅぅぅぅぅ!!!」
「やっちまったああああああ!!!」
ちくしょうあの子はああああ!!
前に出ようにもピクシーでは推力がたりない、変身しようにも時間が足りない。
万策尽きたか────
···爆発が起きない?
「何が起きて···!?」
「フっフフッへへへ···久方ぶりの聖遺物···」
「おいおい嘘だろ···」
「この味は甘くとろけて癖になるぅぅ〜〜!」
「嘘···デスよ···」
俺の、俺達の目の前には
「嘘なものか···」
「僕こそが真実の人···」
「ドクターウェルうううううう!!!」
あのマッドサイエンティストが立っていた。