戦姫絶唱シンフォギア ~another of symphogear~ 作:フライルー
「ハーハッハァ!!舐めんなコラァ!!!」
変形した司令部、もといグラブロ・サンダーボルトの爪でレイアの妹の右腕を防ぐ。
「···異様な形をしていると思ったが、まさか変形するとは···」
「どーよどーよ!?かっこいいしょ!?」
「あ、ああ···」
おっちゃんは苦笑い。しかし想定内!
なにせこれは完全に俺の趣味だからだ!!
「本部···いえ、グラブロ、強制浮上!レイアの妹に引っ張られています!」
「推進力は!?」
「ギリギリあちらが上です!」
「足りねえ分は勇気で補え!ミサイル、ミサイル!!」
「は、はひ!」
藤尭さんが焦っていて面白い。操作方法等は全パネルに出したからわかるはずだ。
···しかし、この強制浮上により、悲劇が起きた
「危ない!」
エルフナインが飛び出す。友里さんを落下してきた天井部品から守るために。
「ミサイル着弾!」
「チッ!アレは!?」
「上昇止まりません!アレは健在です!」
「ええい、なら俺に考えがある!こっちも急速浮上だ!しかしその前にエルフナインちゃんを医務室に運べ!!最優先だ!!!」
こいつなら例えサンダーボルト版だとしても···!
「グラブロ、海上に出ます!」
「そのまま飛び上がって機首を下に向けろ!」
クジラが飛び上がるように海上へグラブロが飛び上がって機首を下に向ける。
「メガ粒子砲、撃てえ!!」
機首が開き砲門が現れる。
向きは真っ直ぐレイアの妹。
レイアの妹に光の柱が立つ───
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「やったか!?」
「おい誰だ今喋った奴一生許さねえからな!!レイアの妹は!?」
「···依然、健在です···」
そこには、顔の半分、右腕をやられても海上のこちらを見下ろす光った目があった。
「···クリス!!」
《薄々こうなるとは思ってたよ!》
クリスが弓矢のごとくミサイルを放ち、レイア妹戦は終わった。
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「東京に未確認物が確認された···おそらくチフォージュシャトー、これから決戦になるぞ。」
「現在グラブロは急いで東京に向かっている。響や奏、セレナも東京にいるはずだ。」
「響さん、キャロルと···!」
「ファッ!?もうかよ!東京までは!?」
「まもなく着きます!」
正直予想より早かった。もうキャロルが出てくるとは···
···響は今頃親父と···か。
「またお父さんと話をしてくる」
今朝のメールにそう書いてあった。未来にも届いてたそうだ。
···俺達は戦いに備えるだけだ
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「Balwisyall Nescell gungnir tron」
ガングニールの詠唱が響き渡る。
響の目前にはキャロルの放った攻撃。
「「「響(さん)!」」」
爆発。
粉塵で辺りは包まれる。
「···響!!」
父の叫びが響く。
「へいき、へっちゃら」
響の声。
「私、お父さんから大切なものを受け取っていたよ」
そこには、ギアを纏った、立花響が立っていた。