旅の行く末   作:仮面騎士

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11話

「ハーッ!」

オーズは背後にクジャクの羽を模した虹色の翼を出現させ、腕の合図で羽手裏剣、クジャクフェザーを射出する。

クジャクフェザーの攻撃に大量のクラゲヤミーは全て破壊された。

「凄い。」

響が呟く。

背後に折り畳まれた三対の翼、クジャクウイングを展開し、空へ飛び上がる。そして、オーラングサークルから専用武器、タジャスピナーを左腕に出現させる。

「ウォォオオ!」

ライオンクラゲヤミーが熱線を放ってくるが、タジャスピナーで弾き飛ばす。逆に、タジャスピナーからメダル状の火炎弾を相手に向かって放った。

「ハッ!」

その攻撃で、相手のセルメダルが散らばる。しかし、相手のヤミーは一体ではない。

「フッ!」

バッタヤミーがそのジャンプ力を生かして、蹴りを放ってくる。しかし、空を自由に動ける俺には届かない。クロアゲハヤミーもこちらに近づいてくるが、機動力はこちらの方が上だ。メダル状の火炎弾を放ち相手を寄せ付けない。素早い動きで相手を翻弄する。

「一体ずつ、仕留めるか。」

俺は、タジャスピナーに装填されているセルメダル七枚をオースキャナーでテーブルを回転させながらスキャンする。

[ギン!ギン!ギン!ギガスキャン!]

七枚のセルメダルを模したエネルギー弾を回転させながら、クロアゲハヤミーに放つ。クロアゲハヤミーは爆散しながら落下していった。

ライオンクラゲヤミーは口から熱線を撃つが、タジャスピナーで弾き火炎弾を放つ。火炎弾に当たったライオンクラゲヤミーは攻撃で少し後ずさる。続けてオースキャナーでメダルを再スキャンする。

[スキャニングチャージ!]

前方に発生した赤の三つのオーリングを潜り抜け、クロー状に変化して炎を纏ったコンドルレッグで両足蹴りをライオンクラゲヤミーに放った。

「ハー!セイヤー!」

「ウゴァァァ!」

ライオンクラゲヤミーは爆発し、大量のセルメダルが辺りに散らばった。

散らばったセルメダルを四枚タジャスピナーの窪みにはめ込み飛翔する。そして、空中でコアメダルを三枚ベルトから抜き取り、同じくタジャスピナーにセットする。オースキャナーでテーブルを回転させながらスキャンする。

「タカ・クジャク・コンドル ギン!ギン!ギン!ギガスキャン!」

不死鳥を模した炎を纏いタジャスピナーを前に構えバッタヤミーに突撃する。

「セイヤーッ!」

バッタヤミーもオーズに対し跳び蹴りを放って応戦する。

「トゥー!」

オーズとバッタヤミーが空中で交差する。結果はオーズの勝利でバッタヤミーは体を燃やしながら落下、爆散し大量のセルメダルが散らばった。地面に降り立ち、コアメダルを回収する。クワガタとライオン、そしてウナギのコアメダルを回収する。最後のバッタのコアメダルを回収しようとするが、響が駆け寄り、コアメダルを拾い上げてしまった。

「今日こそ教えてください。このメダルは、あの怪物は一体何なんですか。」

絶対に答えてもらうという強い意志を感じた。残りの二人も同様だった。

「そのメダルを詳しく調べてみるといい。今までとは違うことが分かるはずだ。」

バッタのコアメダルは次の機会に取り返せばいいと思い、この場は立ち去ることにした。クジャクウイングを展開し猛スピードでその場を去っていった。

 

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