旅の行く末   作:仮面騎士

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2話

「はっ!せいや!」

「グアー!」

カマキリヤミーは思っていたよりずっと強く苦戦していた。それもそうだろう。普通のヤミーはセルメダルで体を構築しているが、このヤミーにはコアメダルが含まれている。手ごわくて当然だ。カマキリヤミーは両手の鎌から複数の刃を飛ばして攻撃してくる。俺はその攻撃を必死にさばいているいる状態だった。このままじゃじり貧だと思っていたとき、衝撃と共に何かがシャトルに取りついた。それと同時に歌のようなものが聞こえてくる。ヤミーは歌のする方向に向けて、鎌の刃を飛ばしながら近づいていく。俺は慌ててその後を追った。

 

シャトル外部

シャトル外部には三人の少女がいた。それもただの少女ではない。聖遺物、シンフォギアを纏った少女達である。彼女たちはシャトルを止めようと必死になって作業をしていた。そのうちの一人、ガングニールを纏っている少女もシャトルを止めようと頑張っていた。(ナスターシャ教授、必ず連れて帰りますから。)その時、突然船内から何かが飛び出してきた。それは、人型のカマキリのような生物だった。突然のことに呆然となるが、カマキリヤミーはそんなことにかまいもせず、鎌の刃を響に飛ばしてきた。慌ててガードしようとするが、時すでに遅く、響は跳ね飛ばされた。

「「響!」」

翼とクリスが叫ぶがもう間に合わない。誰もが無理だと思ったその時、

再び船内から何かが飛び出し、響の手を掴んだ。

「へっ?いったい何?」

響は突然いろいろなことが起こりすぎて、パニック状態になっていた。

「よかった無事で。」

無事を確かめると、改めてカマキリヤミーに向き直る。

「ちょっと待てよ、お前一体何なんだよ。」

「その怪物と何か関係があるのか?」

クリスがこちらに銃口を向けて、翼が刀をこちらに向け訪ねてきた。こんな状態だから仕方ないとは思うが、銃や刀を向けられるのはいい気持じゃ無い。これ以上ややこしくなる前に、カマキリヤミーを倒して帰ろうと思った。

メダルをオースキャナーで再スキャンする。[スキャニングチャージ!]の電子音と共に、バッタ足に変化したバッタレッグで跳躍し、落下しながら空中に発生した赤・黄色・緑の3つのオーリングを潜り抜け「セイヤー!」という掛け声とともに両足蹴りを叩き込む。カマキリヤミーに赤・黄色・緑の3色のOOOの文字が浮かび上がり、爆発した。その際、セルメダルと一緒にコアメダルが1枚飛び出してきた。俺は、すかさずそれをキャッチする。カマキリのコアメダルだった。メダルの回収も終わったので、俺はシャトルから飛び降りようとした。

「ま、待って。」

何故か響に呼び止められた。

「助けてくれてありがとう。」

そうお礼を言った。俺はその言葉を聞き、今度こそシャトルから飛び降りた。

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