竜破壊でありながら竜と共に歩む者 作:リメイクカード
序章。彼は何を持ち何と共にいるのか?
どうも、初めまして。俺の名前は
俺は駒王学園に通う高校2年生だ。………まぁ、普通の高校生かって問われると微妙なところではあるのだが。
まぁ、そこら辺は後々話すこととする。そんでまぁ、俺の通っている駒王学園なんだが、元々は女子高であり、少子化の影響で共学化したのであるが、やはり元々が女子高であったが故に女子生徒の方が未だに多いのだ。そのおかげで男子学生の肩身が狭い狭い。
まぁ、なぜそんな所に入学したのかというと簡単である。家から近いのと、私立でありながら学費も安く、就職なども結構斡旋してくれるし、そのうえ大学部まであるのだから、進学にも有利なのだから超優良学園であることには違いない。
一応、俺には家族がいるが、中流家庭であるためにそこまでお金を使えるわけではないし、安くすむならそれに越したことはない。
んで、そんな学園に今日も登校すると……
「竜弥!聞いてくれ!俺に彼女が出来たんだ!!」
「は?お前、とうとう幻覚まで見るようになったのか、一誠?」
「開口一番酷過ぎないか!?」
「とはいっても普段のお前の様子を見てりゃ、そうも思うだろ?」
「………否定しきれねぇ」
「できるわけないだろ」
と、茶髪のツンツン頭のこいつは
「で、そのお前の幻覚の相手は?」
「いや、だから幻覚じゃねーんだよ!ほら、これ!」
そう言って俺に見せてきたのは携帯で映された一誠と黒髪の美少女が映っていた。
「天野夕麻ちゃん!俺の妄想なんかじゃなくて、現実にいるんだって!」
「……どうやら、ホントみたいだな。まったく奇特な人もいたもんだ」
「……お前、ホントに失礼極まりないな」
「とは言ってもなぁ」
ホントのことだし。
「まぁ、いい。その辺のことは後で聞くよ。今は授業受けるぞ」
「わかったよ。後で絶対だからな!」
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さてさて、そんなこんなで昼休み。
ここはあんまり生徒も来ない校舎裏。ここは俺と一誠が≪裏≫の話をする時によく使う場所だったりする。
そうして俺と一誠、それに
「そんで?今回の娘はちゃんとした娘なのか、
≪ふむ、今回も人外だ≫
「やっぱりか」
「やっぱりってなんだよ!大丈夫だって!今回はいけるって!」
「そう言って何べん返り討ちにしてんだよ、お前は」
≪そうだぞ、相棒。お前は毎度毎度そうではないか≫
≪ほんとにねー≫
籠手からは渋い男性の声が、小さな竜からは子供のような声が聞かれた。
そして白い竜は
コイツらは俺たちが中学1年の頃にとある事件に巻き込まれた際に覚醒し、それ以来の仲である。
それから龍は厄介ごとを引き寄せるらしく、それ以来俺と一誠は裏の厄介ごとに巻き込まれるようになってしまった。その度に俺と一誠は力を使い凌ぎ、そしてその度に一誠がハニトラにかかるというサイクルを繰り返しているのだ。
まぁ、その時にとある堕天使と懇意になっているのだが、まぁ、それはいいだろう。
「んで、その娘はどの種族なんだ?」
≪堕天使だ≫
「堕天使か。だったら、あの子に連絡とって裏を確認すればいいか」
「いや、そこまでしなくても……」
「用心に越したことはないだろ。まぁ、連絡取るまでは普通に付き合っても問題ないだろ。それになんかあってもお前なら返り討ちに出来るだろ」
「……はぁ、わかったよ。お前の言ってることは大体心配からだもんなぁ」
≪友人の忠告は大事だぞ、相棒≫
≪そーそ。竜弥はいいやつなのだー≫
そう言ってトモがじゃれついてくる。一応メスらしく、人化もできるそうなのだが、俺はまだ見たことはない。
「それじゃ、俺は帰って松田達に自慢してくるぜ!」
「そこそこにしとけよー」
≪けよー≫
「わかってるよ」
そう言って、一誠は籠手を消して学校のほうに戻っていく。
≪それで連絡するのかー?≫
「そりゃな。一応聞いておかないとヤバいだろ」
というわけで俺は携帯を取り出し、とある番号に連絡する。
「≪ガチャ≫あ、ミッ『お久し振りっすー!!竜弥さんの方から連絡してくれるなんて!これはアレっすね!いつでも嫁に来いってことっすね!!』……違うからな?」
電話の相手はさっき話した堕天使、『ミッテルト』である。彼女は前述した事件で俺の命を狙い、紆余曲折あって今では俺の貞操を狙う者になってしまった。
「あー……それで電話した理由なんだけどな。なんか一誠の奴がまたハニトラにかかったみたいなんだよ。今回は堕天使な」
『あー、それだったら心当たりがあるっすよ。ほら私の上司のレイナーレっているじゃないすか』
「あーよく愚痴に出てくる人な」
『ソイツが駒王町で何かするらしくて私も来てるんすよ、駒王町に』
「……なるほど、ソイツが自分の計画の邪魔になるかもしれないから神器所有者である一誠を殺そうとしてるってとこか」
『そうっすー。いやしかし一誠さんも災難っすねー。毎度毎度こんなのばっかじゃないっすか』
「まぁ、今に始まったことじゃないがな。まぁ、今駒王町にいるなら暇があればくればいいさ」
『デレたっすね!いい言葉を聞きましたっスー!!』
「あ、ちょ……≪ガチャン≫……はぁ」
≪竜弥、はやまったなー≫
うっさいよ!
まぁ、こうしてまたまた一誠がハニトラにかかったことは確定してしまったのであったとさってことであった。
追記
そのことを説明すると一誠は絶望してましたとさ。
今回のみでもきっとわかる人にはわかるはずですねぇ。