竜破壊でありながら竜と共に歩む者 作:リメイクカード
さて、話は始まるかと思ったんだが、どうやらグレモリーのところの配下が2人ほどまだ来ていないそうなのでそれを待つ間に自分たちは悪魔だ―、と言って、簡単に悪魔社会について聞かされた。
まぁ、悪魔以外はなんだかんだで知り合いがいるしで問題はないし三大勢力のこともある程度は聞きかじっていたので、本当に悪魔社会についてだった。
それで悪魔社会について聞いた一誠が俺も悪魔になるだとか言ってるけども……。
話を聞く限りでは俺たちでは駒が足りないんじゃなかろうか……?その辺を念話(頑張って習得した)で一誠やドライグなんかに話を聞いてみる。
【んで、実際どうなんだよ?】
【そうだな。現状ではこの悪魔では難しいだろうな。しかしそこら辺はやり様があるにはある】
【なんだよ、ドライグ!俺の夢がかかってるんだから勿体ぶらずに言えよ!】
【おそらく
【休眠?】
【しばらく籠手の機能を止めるということだ。簡単に言えば
【信頼されてんなぁ】
【そうでもなければガキだったお前たちが生き残れてはいないだろう】
【しばらくってどれくらいだよ?】
【分らん。わからんが、なにきっかけさえあれば直ぐに俺は目覚める】
【わかった……お前と話せないのはちょっと辛いけど、大丈夫だ。直ぐに目覚めさせてやるぜ!】
【楽しみにしている。トモ、竜弥、相棒のことを頼んだぞ】
【了解】
【わかったー】
という話し合いの結果、ドライグは休眠状態となったのだが……これが後々後悔することになるとは俺たちは思ってもみなかった。特に一誠には。
と、そんな風に話していると唐突に部室の扉が開かれた。
「すいません!遅くなりましたー!!」
「すまない、遅くなったよ」
と、そこには金髪の少女と、銀髪の小柄な、ていうか幼い少女がいた。
「2人とも待ってたよー。早く早く!」
と、グレモリーがピョンピョンと手招きしている。どうやら彼女たちが残りの眷属のようだった。
「それじゃあ、きちんと自己紹介しておこうかしら。私の名はリアス・グレモリー。この地を任された悪魔よ」
「それでワタシがお姉さまの手伝いをしているメリザ・グレモリーです!同じく悪魔だよー」
と、紅髪の主君2人が自己紹介をするとそれに倣い部員のメンバーも自己紹介していく。
「姫島朱乃です。部長……リアス・グレモリーの女王をしておりますわ」
黒髪ポニテの彼女から話していくようだ。この感じから序列的に話していくのか?
「僕は木場祐斗。2人と同じく2年生だよ」
「塔城小猫です。よろしくお願いします」
と、グレモリー先輩のほうの紹介は終わったようだ。
「それじゃあ、こっちも行ってみよー!まずはヴェールヌイから!」
と、グレモリーは小柄な少女を指差す。
指差された少女は嘆息しながらも、話し出すようだった。
「ヴェールヌイ・フェネクスだよ。一応悪魔、フェニックス家の分家ではあるよ。だから一応不死鳥だね。メリザの女王だよ。ちなみにここの1年生だよ」
?!1年生、だと……?いや、下手したら小学生で通るだろう、君は!
と、俺の驚愕をよそに紹介は続いていく。
「俺は黒崎想魔。メリザの僧侶だ。魔術が専門だな。それで魅魔」
と、黒崎はもう1人の少女の方を促す。
「はいはーい!私は
……えーと、確か従妹とは結婚できたんだっけか。
「いらんことまで言わなくていい……」
あ、きっと黒崎は苦労人ポジだ。絶対そうだ。
「そしてここにはいない私の眷属1人を加えたのが、オカルト研究部の全員よ」
「あの、もう1人は?」
「わけあって出てこれないの。私の力不足だからかしらね」
「お姉さま、あんまり悩むとしわが増えるよー」
「貴女は少しは悩みなさい!!」
ふむ、姉がしっかりしてて妹が自由奔放なのか、と。
「それでそろそろこちらからもいいかしら。貴方たちは神器を有しているのよね」
「えぇと、まぁ」
「俺が竜剣でコイツのは龍の籠手ですよ」
「え?お2人のは……むぎゅ」
「ちょっと、黙ってような?」
「……(竜弥さんの指が唇にぃぃぃ!!)」
「そう……それは以前から使えていたのかしら?」
「中学くらいの時に。それ以来トラブルに巻き込まれるようになったので、自然と力をつけざるを得なくなりました」
「ふぅ~ん……それで変態のお兄さんは悪魔になりたいんだよね~?」
「おう!ハーレム王に俺はなる!!」
「いやらしい顔……」
そうだな、確かにいやらしいな。
「それじゃあ、眷属になるといいよ。お姉さまの!」
「って、私なの!?」
「だってお姉さまが拾ったんだからお姉さまが責任取らないと」
「いえ、確かに堕天使を退けられる力を持つ眷属は欲しいところではあるけれど……」
「利害も一致してるいいじゃん~。ワタシはこっちの2人と話すからねー」
と、一誠をグレモリー先輩に押し付け、彼女、グレモリーはやってくる。
「それはものは相談なんだけど2人は眷属になる?」
「眷属にって……俺は別に…「なるっす!」って、即決かい!「竜弥さんも!」そんで俺もかい!」
とりあえずチョップで黙らせる。
「うぅ……痛いっす……」
「当然だろ?何を勝手に俺の分まで言ってるんだよ」
「だって……」
「だって?」
「竜弥さんと一緒にいたいんすもん」
「へぇ~、お兄さん、愛されてるね」
ニヨニヨとこっちみんな。そっちの黒崎(従妹)も同じような顔をすんなし。
「だめっすか……?」
ミッテルトは上目遣いに俺を見上げてくる……うぅ……浅い付き合いでもないので、当然彼女が本気なのはわかるのではあるが……。
「うぅ……」
「だぁ、わぁーったよ。わぁーった。眷属になるさ」
「やったっすー!好きっすよー!竜弥さん!」
「えぇい、抱きつかんでいいわ!」
「いいな、いいな、異種族の恋!」
「そうにぃ!私達も!」
「やらん」
「……(うん、なんだかハブられる感があるね)」
カオスだ……。
「それじゃあ、まずは堕天使さん……えーと、名前は?」
「ミッテルトっす」
「じゃあ、みっちゃんだ!みっちゃんからね~。ふむふむ。適正は……兵士4個だね」
「お!それなりっすね!」
「うんうん。驚きだよ~。それでお兄さんは……ありゃ、騎士だけど……ふむ、普通じゃ駒が足りないね」
「そうなのか?」
「ワタシってまだまだだからねー。まぁ、そんな時に何故か持ってた変異の駒ー」
ご都合主義ですね!?
「まぁ、騎士ってカッコいいから強い人が良かったから友達に変えてもらったんだけどね!」
「いいのか、それで?!」
「いいの。ワタシの持ってた変異の駒を譲渡したし」
「ちなみにそれは?」
「僧侶だよ。まだ2人が眷属になる前だね」
へー。
「それじゃあ、変異の駒と通常のを用いて、転生だぁぁあ!!」
と、ミッテルトには兵士の駒が4個、宙を舞い、俺の周囲には騎士の駒が舞う。
そして俺たちの中に駒が入っていく……するとどうだろう。俺からは被膜の翼が1対、ミッテルトは左翼は堕天使のままだが、右翼は俺と同様の翼になっていた。
「転生完了!改めて歓迎するよ!みっちゃん!たっつん!」
「た、たっつん?」
「竜弥だからたっつんだー!」
「あきらめろ、メリザは一度言い出すときかん。俺もそうまんだ」
「……ドンマイ、黒崎」
「わかってくれる奴が増えただけ、いいさ……」
こうして俺とミッテルトはメリザ(名前で呼べとのこと)の眷属となり、一誠も無事に眷属となることが出来た。しかし結構ぎりぎりだったそうな。確か潜在能力も加味されるんだっけか……う~ん、奥が深いな………。
って、あ……ミッテルト完全に帰れなくなったじゃねーか……叔母さんになんて説明しよう……俺の体のこととかも……。
あ、今回他作品のキャラが出てきてます。好きなんだからいいだろ!!