遊輝と神様の東方放浪記   作:DICHI

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第二十ノ巻 紅魔館でのお仕・・・・・・・事?

紫 side

 

 

「・・・・・・何で私達を集めたのかしら?そこの神様?」

 

「なんだかんだ言って集まってくれてありがとね♪ケーキあるけど食べる?」

 

「貰おうかしら。咲夜の淹れてくれる紅茶が無いのが寂しいけど」

 

紅魔館のとある一室・・・・・・・・

私は昨日の夕刻、藍の夕ご飯まで暇を持て余し部屋で寝ていたら急にこの神様とやらがやってきて「明日、用が無ければ紅魔館に来て☆」とか言ってきた。確かに私は暇だったが、この神様に付き合うほどでなないと思い断ったが「来れば面白いものが見れるよ☆」と言ってきたので、好奇心に任せて紅魔館に来た。

 

「それで何で紅魔館なの?おまけにフランや咲夜達も入れないようにって言うから大変だったのよ」

 

「あぁそれは・・・・・・・・遊輝がいないからだよ(ニヤニヤ)」

 

「遊輝?遊輝がいたら不味いのかしら?」

 

「んまぁ〜そうだね。こんな物、遊輝が居たら出せないから☆」

 

そう言って懐から何枚かの写真を取り出す。満面の笑みで神様は私とレミリアにその写真を渡してきた。その写真には白黒のメイド服を着た可愛いらしい女の子やワンピース、お姫様のような豪華なドレスを着た女の子がいた。

 

「・・・・この服何?もしかして外の世界の服?」

 

「まぁそうだね♪いくら外から来た吸血鬼といっても流石に現代の服までは分からないよね♪」

 

「で、何?まさかこの服を見せるために呼びつけたとか言わないよね?」

 

「まさか〜〜、その写真の女の子、何処かで見たことないかい?」

 

写真の女の子?レミリアと一緒に貰った写真を全て見る。良く見ると全ての写真が顔を下に向いていて尚且つほっぺが赤くなっている。・・・・・・あれ?この顔の輪郭、何処かで・・・・・・・・

 

「何処かでって・・・・・私達が外の世界の人間を知るはずがないでしょう!」

 

「・・・・・・・いや、私何処かで見たことあるかも・・・・・」

「貴方はスキマで時々外の世界に観察するでしょ。その時にでも見たのでしょう?」

「いや・・・・・・・・もっと最近見たような・・・・・・」

 

「何言ってるのよ♪レミリアも昨日会ったじゃないか☆紫さんなんか今朝会ってるし」

 

今朝?今日の朝?可笑しいわね・・・・・・私が朝からあったのは藍と霊夢、遊輝・・・・・・・遊輝?

 

「まさか・・・・・・いや、でも・・・・・」

「・・・・・・・・嘘とは思いたいけど・・・・・」

 

「「この子、遊輝(なの)!?」」

 

「ピンポンピンポン☆大正解〜〜♪」

 

「嘘でしょ!?こんな可愛い女の子が遊輝!?」

 

「いつも凛々しい感じがして、ザ・男という感じしかしないあの遊輝!?」

 

「凛々しい感じは嘘でしょ〜〜☆ザ・男も嘘だよ〜〜☆遊輝の名誉の為に言っておくけど、決してそっち系の趣味じゃなくて無理矢理着せられたから☆顔が赤いでしょ?」

 

な、なるほど・・・・・これは恥ずかしくて照れているわけね・・・・・

信じられないわ・・・・・・あの遊輝がこんな才能があるなんて・・・・・・・これは・・・・

 

「これは・・・・・生で見てみたいわね(ニヤリ)」

 

「そうね(ニヤリ)」

 

「でしょでしょ〜〜(ニヤリ)」

 

【※・・・・・この3人、多少の違いはあれど性格が非常に似ている(汗)by作者】

 

「だからさ〜・・・・・君達に頼んだんだよね〜〜♪君達以外に知られたら漏れる可能性があったから(ニヤニヤ)」

 

「なるほど・・・・・さて、どうやって遊輝を嵌めようかしらね(ニヤニヤ)」

 

「ついでだから色んな人にも見てもらいたいわね(ニヤニヤ)」

 

「「「フッフッフッフッ・・・・・・・・・・」」」

 

 

 

 

紫 side out

 

 

 

 

遊輝 side

 

 

 

「ヘーックション!!!(ズ〜〜)誰か俺の噂でもしてるのか?」

 

「お兄様風邪?」

 

神社の縁側でノンビリと過ごしてます。今日も1日、やる事もなくこうして平和に過ごしている。ただ、異変の時と違ってよくフランやレミリアが神社に遊びに来るようになった。今もフラン一人で神社まで来て、俺の隣に座り一緒にお茶と饅頭を食べている。霊夢からは「あの神社は妖怪に乗っ取られたとかうわさ立つし・・・・・」とか言ってるが俺の管轄外だ。

 

「違うと思う。ていうか何でフランだけ神社に来たんだ?」

 

「咲夜は紅魔館のお掃除で来れないって言うし、お姉様はなんか来客の相手しなくちゃいけないとか言ってた」

 

「来客?誰が来たんだ?」

 

「それが全く分からないのよ。お姉様が隠すようにしているし、咲夜さえも知らないって言うのよ」

 

「それってかなり重要な人物なのか?」

 

「さあ?私は分からないわ」

 

「ふ〜ん・・・・・・・・・まぁ、俺には関係無いか」

 

 

〜〜次の日〜〜

 

 

 

 

「結局あいつ、昨日も帰って来なかったな。まぁのんびり出来るしいいか」

 

「そうね」

 

ちゃぶ台越しに向かい合って座る俺と霊夢。湯飲みに霊夢が入れた薄〜〜い茶をズズ〜〜と飲む。

一昨日くらいからなんか神様が出掛けていて、神社に帰って来てない。あいつがいないと俺、元の世界に帰ることが出来ないが、これはこれでのんびり出来るので楽だ。

 

「あらっ・・・・・・お煎餅が切れた。えっと・・・・・戸棚にあったかな?」

 

「もう無くなったのかよ。えらい早いな。ついさっき変えてなかったか?」

 

「ここにいましたね二人とも」

 

霊夢がお煎餅を探すためにちゃぶ台から立ち上がったところで咲夜さんが飛んで来た。

 

「あら、吸血鬼ところのメイドじゃない。貴方一人なんて珍しいね」

 

「そうだな。何か用があるのか?」

 

「はい、二人とも直ぐに紅魔館に来て欲しいとお嬢様が言っています」

 

「紅魔館?何で?」

 

「それが私にもさっぱり・・・・・・とにかく早く連れて来てとしか言われてなくて」

 

「それ断ったら?」

 

「また異変を起こすと言っております」

 

何だそのワガママ・・・・・・(汗)超面倒くせぇ・・・・・・

 

「ハァ・・・・分かったわ。行けば良いんでしょう?」

 

「しゃあないか・・・・・ちょっと準備してくる」

 

一旦奥の部屋に入って必要な物と不必要な物に分けて、必要な物はポケットに不必要な物は鞄に詰めて締める。

 

「よっし、じゃあ行くか」

 

「そうね。じゃあ咲夜、案内よろしく」

 

「分かりました」

 

 

〜〜少年少女移動中〜〜

 

 

「よっと、着いた着いた」

 

「ここに来るのは異変の時以来ね。相変わらず眼に悪い色をしているわね」

 

今回は咲夜さんの案内で紅魔館の屋上から中に入る。相変わらず無駄に広い屋敷の中を咲夜さんに案内されて一つの部屋に辿り着く。

 

「こちらにお嬢様がいます」

 

「そう、ありがとね」

 

「じゃあ入りますか」

 

勢いく扉を開け中に入る。その部屋は客室用らしく長机とその両脇に長いソファがあった。扉の向こうにはレミリアが紅茶を飲みながら座っていたが、今回はレミリアだけではない。何故か知らないが紫さんと神様、さらには射命丸とフランまでもがいる。

 

「ようこそ、とりあえず二人ともそこのソファに座って」

 

「いや待て、何で神様や射命丸とかフランがいるんだ?」

 

「紫も何で吸血鬼側に座っているのよ?」

 

「細かい事は良いじゃない☆とにかく座って座って☆」

 

「霊夢もよ。今回は楽しいお話を聞けそうだからここにいるのよ」

 

「私はこの神様に面白いネタがあると言われ来ました」

 

「私も、お姉様に面白い物を見せてあげるって言われて」

 

いや、絶対に怪しいです・・・・・逃げようかな?

 

「・・・・・私帰る。紫が絡む時点で碌な事が起こらないわ」

 

「あら、もしかしたら神社の参拝客が増えるかもしれないという「遊輝!!!貴方もしっかりと聞いてなさい!!!」

 

「お前は何でお賽銭の話になったらコロコロと意見を変えるんだよ!!」

 

「早く座ってくれない。話が進まないわよ」

 

「早く座りましょう遊輝〜〜♪」

 

ダメだこいつ・・・・・お賽銭の事しか頭に入ってない(汗)ま、まぁとりあえず話だけ聞いていくか・・・・・

 

「で、話って何すか?」

 

「ウフフ・・・・・・遊輝、貴方面白い特技があるわね」

 

「はっ?特技?」

 

「あんた特技なんてあるの?」

 

「特技って言われても・・・・・・・俺、料理する事と剣道以外は何も取り柄がないんだけど・・・・」

 

「嫌だな〜〜☆ギターという特技とかいっぱいあるじゃん☆」

 

「あれは特技というより寧ろ無理矢理やらされてだな・・・・・」

 

「そんな貴方でも、こんな驚くべき才能があるとはね」

 

そう言って紫さんが1枚の写真・・・・・を・・・・・・・・えっ!?

 

「ちょ!?そ、それアカン!!!!!」

 

「あ〜らっよ」

 

ドカン!!!!!

 

「何これ?写真?」

 

紫さんが持っている写真を取り返そうと俺はダイブしたが何の意味もなくソファに顔面をぶつけてしまう。

 

「み、見るな・・・・・霊夢・・・・・(プルプル)」

 

「あらあら〜、随分痛そうね〜〜遊輝ちゃん〜〜」

 

「!!!!!!!うわああああ////////!!!!!!!!!」

 

「・・・・・・・誰この女の子?私より可愛いだなんてムカつくわ」

 

「それ、遊輝よ」

 

「ふ〜・・・・・・・・・はっ!?えっ!?」

 

「えっ!?遊輝さんの女装姿!?」

 

「フランも見たい!!!!」

「いたたたたた!!!!!!か、髪引っ張るな!!!!」

 

霊夢がこっちに来ていきなり俺の髪の毛を引っ張りマジマジと写真を見る。射命丸やフランも霊夢の持っている写真をジロジロとみる。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「き、綺麗・・・・・・・・フランが見てきた中で一番綺麗・・・・」

 

「あややや・・・・・・・遊輝さん、こんな特技があったのですね」

 

「//////違う!!!特技じゃない!!!というか見るな!!!!!その写真返せ!!!!!!!」

 

「・・・・・し、信じられない。これ遊輝だなんて、ていうか私、可愛さでもこいつに負けている?美しさ・・・・・でもあいつ背が小さい、でも小さい方が可愛い。弾幕ごっこにも勝てない相手に女装して可愛さと美しさもあったら私の女性としての取り柄がない・・・・・」

 

「///////れ、霊夢!!!!!変なこと考えるな!!!!てか誰だこの写真を持ってた奴は!!!!!」

 

「アハハハのハ〜〜〜♪」

 

「///////お前か神様!!!余計な事しやがって!!!!!」

 

「それでね〜遊輝、話って言うのは暫く紅魔館で働いてくれない・・・・・・・メイドとして?」

 

「さりげなく話題を変えようとしたよこのお嬢様!?しかも明らかに一方的な契約だし!?」

 

「だってそうしないとこんな風な貴方の可愛い姿を沢山見れないじゃない」

 

「もっと酷いこと言った!?!?絶対に嫌だよ!!!!」

 

「別に断っても良いわよ。その時は・・・・・・・・実力行使ね」

 

そう言ってレミリアがスペルカードを手に取る。紫さんや神様もスペルカードを手に取る。

 

「ひ、卑怯!!!神様や妖怪の賢者に勝てるわけねぇじゃん!!!」

 

「あら、別にそっちに増員があっても大丈夫よ。フランやそこの記者、霊夢は私たちに付いてないし」

 

「私、お姉様に付く!!もっとお兄様の可愛い姿を見たい!!」

 

フラアアアアンンンンンンンン!!!!!!!!お前も裏切るのか!!!!!

 

「しゃ、射命丸!!射命丸は!?!?」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「お、おい、射命丸?」

 

「(・・・・・・・遊輝さんの女装姿を新聞に載せる→可愛い女の子の噂が立つ→写真を大量に載せた特集記事を臨時号として作る→私が「この子の可愛い姿の写真をもっと見たいならこの臨時号の新聞を買ってください」という→新聞を沢山買ってくれる→私の新聞の顧客層が増える)ニヤリッ」

 

「あ、あの射命丸「私もレミリアさん側に付きます!!!」お前も裏切りやがった!!!!!!」

 

「裏切りも何も私は最初から貴方の味方とは言ってませんよ?私は新聞記者、新聞を買ってくれる顧客層が増えるならどんなことでもします」

 

「(?増える?)」

 

「この鴉、悪魔に魂売りやがった!!!!れ、霊夢!!!霊夢は!?こんなくだらない事を」

 

「(・・・・・・・鴉の新聞で巫女姿の遊輝が載る→博麗神社の新しい巫女と大々的な記事にしてもらう→参拝客がそれ目当てに来る→お賽銭がガッポガッポ→さらに遊輝見たさに神社の参拝客が毎日のようにくる→私の懐がもっと増える)・・・・・・ニヤリッ」

 

「れ、霊夢!?霊夢!!!「紫!!!あんた本当にさいっこうよ!!!遊輝!!!私の神社のお賽銭が増えるように協力、いや強制的に巫女姿にしてもらうわよ!!!」こいつも裏切りやがった!!!!!!!」

 

「さぁ遊輝!!!私の神社のお賽銭を増やす仕事をしてもらうわよ!!」

 

「遊輝さん!!!私の新聞の顧客層を増やすのに一役買ってもらいますよ?」

 

霊夢がお祓い棒、射命丸が大きな扇子みたいなのを持って紫達側に立つ。みんな、ジロジロと俺に詰め寄ってくる。

 

「(ち、ちくしょう・・・・・地味に出口から遠い所で追い詰めてやがる・・・あっ!能力でモンスター実体化だ!!!デュエルデスクとデッキは・・・・・)あ、あれ!?な、ない!?」

 

「あ〜、お探しの物はこれかしら?」

 

そう言って紫さんがスキマから俺のデュエルデスクとデッキケースと日本刀などが入った袋を・・・・・・・・エッ、ナンデアナタがモッテイルノデスカ?

 

「貴方がこっちにダイブした時に回収させて貰ったわよ。何せあの龍みたいな物を何体も出されたら敵わないから」

「遊輝から竹刀とデュエルデスクを取り除いたら何も残らないわ!!」

 

「どうする?今、投降したら1週間のメイド+私達のお人形で済むわよ?」

 

「何か一つ理不尽な物追加しやがった!?!?え、人形!?俺、何されられるの!?」

 

「そんなの決まってるじゃん♪」

 

「着せ替え人形ですよ遊輝さん」

 

「みんなであんたを着せ替えて可愛くするのよ!」

 

着せ替え・・・・・・人形・・・・・・・・(汗)

嫌だ!!!絶対に嫌だ!!!!特に後ろでお祓い棒を構えて目を¥にしている脇巫女とカメラで直ぐにでも撮ろうとしている鴉天狗と新しいおもちゃを手にしたような目つきをしている吸血鬼姉妹!!!あの辺に渡ったら俺のプライドが粉々になってしまう!!!と、とにかく・・・・・・

 

「逃げるんだよ!!!!!!!!!!光符「天照の輝き」!!!!」

 

ピカーーーーン!!!!!!

 

「うっ!?」

 

「きょ、強烈な光が!!」

 

これでこいつらの行動が怯む!!!その間に・・・・・・・・

 

パチン!!!!!!

 

「・・・・・・・・・・エッ?ナンデボクシバラレテイルノ?」

 

皆の目が見えなくなって怯んでいる隙に逃げようと、ドアに触れようとした瞬間、何故か身体がロープでギッチギチに縛られて、レミリアの前にゴロンと転がされている。

 

「よくやったわ咲夜。私からの合図をしっかりと受け取ってくれて」

 

「いえいえ、遊輝さんが焦っていたから成功しました。遊輝さんが正常な状態でしたらここまで上手く行きませんでした」

 

「フフフ・・・・・・遊輝、貴方咲夜がいることを忘れてたわね?」

 

・・・・・・・・ええそうですよ!!!完全に咲夜さんのことを忘れてましたよ!!!ていうかあの人、部屋に入ってたのこん畜生!?(涙)

 

「やれやれ、やっと賞金稼ぎを捕まえたわね」

 

「無駄な抵抗したせいで、こっちも疲れましたよ」

 

いや何もしてないだろ!!特にそこの脇巫女と鴉天狗!!お前ら写真見て自分達の事を考えて裏切っただけじゃないか!!

 

「さて・・・・・・遊輝、いや、遊輝ちゃん?」

 

「は、はい・・・・・・・」

 

「ここに契約書があるわ、サインして頂戴。大丈夫よ、抵抗したから期限は1週間から3週間に伸ばしてあげたから」

 

「ノビテイルジャナイデスカアハハハハ・・・・・・・・」

 

「契約書を破棄するならさらに伸ばすわよ?1カ月とか2ヶ月」

 

「やめてください。死んでしまいます」

 

「じゃあ契約成立ね、サインして頂戴。咲夜」

 

「分かりました」

 

咲夜さんが俺の上半身だけをロープから解放してくれて、残り縛り付けられている下半身のロープの余りをしっかりと持っている。・・・・・・・・逃げられねぇようにしてやがる(汗)。咲夜に「敵を捕らえた時は特に足を重点的に注意しとけよ。足が動けたら逃げられるチャンスなんか幾らでもあるからな」なんて言わなきゃ良かった(汗)

 

「さぁサインして頂戴」

 

「タ、タンマ!せ、せめて、せめて契約書の内容を読ませて!!」

 

「無駄な抵抗をしないほうが身のためよ?」

 

「契約書の内容ぐらい良いじゃない☆逃げるんじゃないし♪」

 

「そうね。はい、これが契約書」

 

レミリアに手渡された契約書を俺は上半身を起こして読み上げる。

 

「え、えっと・・・・・・【私、遠藤遊輝はレミリア・スカーレット及びフランドール・スカーレット、その他博麗霊夢や射命丸文・八雲紫のメイド兼巫女兼着せ替え人形として三週間紅魔館と博麗神社で働き、またその間、何一つ理不尽な事を言われても全て受け入れる事を約束します】・・・・・・・・・・・ハアアアア!?紅魔館のメイドだけじゃねぇのかよ!!しかも最後!!全て受け入れるって何させられるの!?」

 

明らかに無茶苦茶な条件増えてるんだけど!?特に最後!!つまり俺は変な命令も従わなくちゃいけないってこと!?

「さぁ遊輝、ここにサインしてね。これ以上抵抗したら・・・・・・どうなるか分かるよね?」

 

「この無茶苦茶な契約書にサインなんて出来るかよ!!明らかに条件増やしてきたじゃねぇか!!」

 

「あら、残念。咲夜、2ヶ月の契約書を「サインします!!しますからやめてください!!」じゃあサインしてね」

 

「(・・・・・・・・・ダメだ、もうどうにでもなれ(涙)」

 

咲夜が俺に万年筆を渡してきた。その万年筆を受け取り、レミリアから渡された契約書にサインをする。

サインし終えたところでレミリアが契約書を強引に奪って霊夢や射命丸、フランと一緒にその契約書を見る。

 

「やった〜〜!!これから毎日お兄様と遊べる!!」

 

「フッフッフッ・・・・・・・お賽銭を沢山稼いで貰うわよ」

 

「あややや・・・・・・私にも従者してくれるなんて遊輝さんは優しいですね」

 

「早速だけど遊輝、その服からこの服に着替えて、咲夜から紅魔館での仕事内容を覚えてちょうだい」

 

レミリアから紙袋を渡されてその中身を見る。内容を確認した俺はため息をつくばかり。いつの間にか下半身も解放されていた。

 

「では遊輝さん、私が案内しますのでその部屋で着替えてください」

 

「・・・・・・・・・・あい(涙)」

 

咲夜さんに無理矢理案内されるような形で一旦部屋から出て直ぐに支度部屋らしき部屋に入れられる。

 

 

遊輝 side

 

 

レミリア side

 

「見事に上手いこといったわね」

 

「数で攻めて尚且つ遊輝の武器を無くす・・・・・・これなら遊輝も言うことを聞かざるを得ないね」

 

「でしょでしょ〜☆」

 

「・・・・・・発端は貴方達なのね?」

 

「あら、悪いかしら?霊夢もこっちに味方してくれたんだから結局は同類よ」

 

「貴方、遊輝に堂々と言ってたわね。神社のお賽銭アップとして使うって」

 

「そうしないと私が餓死してしまうよ」

 

そこまで酷いなら私が何とかしてあげたのに、もちろん条件付きだけど・・・・・・・

 

「お嬢様、お待たせしました。遊輝さんの御仕度が出来ました」

 

「そう・・・・・・咲夜、正直な感想を言って」

 

「・・・・・・・・・・私、あの人に負けていることで挫折しそうです」

 

「咲夜がそこまで言うの〜〜?どんな姿になったのかな?」

 

「遊輝、入って来て頂戴」

 

「///////////も、もう嫌だ・・・・・・・・」

 

顔を下に向けて真っ赤にした遊輝が入ってきた。

・・・・・・・・・・うん、これは・・・・・・・

 

「・・・・・・・お姉様」

 

「何?フラン」

 

「・・・・・・・私、遊輝に全てで負けている気がする」

 

「大丈夫。私もそんな気がするわ」

 

「あややや・・・・・・・可愛いくなりましたね遊輝さん」

 

「うわ・・・・・・・実物で見たら凄いわね」

 

咲夜と同じメイド服の衣装を着させて、軽くメイクやら髪の手入れなどを咲夜に頼んだけど、これはもう・・・・・・絶世の美女だわ。それが男っていうのが信じられない。

 

「遊輝さん!!顔を上げてくださいよ!!良い写真が撮れません!!」

 

「///////////と、撮るな!!」

 

「あややや?早速契約違反ですか?レミリアさんどうしますか?」

 

「///////////わああああ!!!!!待て待て!!!悪かった!!上げるから!!!!」

 

「では、どんどん写真を撮っていきましょう」

 

「紫、例の物」

 

「ちゃんとあるわよ」

 

「よし、遊輝!!次はこれに着替えて写真撮ってよね!!射命丸に新聞をばら撒いてもらって博麗神社のお賽銭を増やすから!!」

 

「あっ、じゃあそれ終わったらフランと遊ぼう!!」

 

「//////・・・・・・も、もう嫌だあああああああ!!!!!!!」

 

遊輝の大声が紅魔館全体に響く。それを注意する咲夜を見て私はクスクスと笑った。

 

 

 

【ちなみにこの3週間、博麗神社にはこの世とは思えない可愛い巫女が次の博麗の巫女として霊夢に弟子入りしたという嘘の噂が話題となり、お賽銭が過去最高を何日も連続で更新。文々。新聞では、その巫女の色んな可愛いらしい写真を載せた号外号を読んだ事をキッカケで購入者が以前の3倍以上になったとさ。】




遊輝「///////何でここまで来てこんな目に・・・・・・」←上半身は脇が露出して、下半身は長くて赤いロングスカートの巫女服で、霊夢と同じ赤くて大きいリボンを付けている。

霊夢「あんたのお陰でお賽銭ががっぽり儲けたわ!!ついでだからこのまま本当に博麗の巫女として」

遊輝「///////////絶対に嫌だ!!!!!!!」

霊夢「チッ・・・・・・(ひもじい生活に逆戻りしてしまうじゃない・・・・)」

遊輝「///////////舌打ちするな!!!やらねぇもんはやらねぇから!!」

霊夢「勿体無い・・・・・・・・」

遊輝「///////////つ、次!!いよいよ最終回の一つ前!!」

霊夢「【遊輝VS霊夢。最後の弾幕ごっこ】次回もよろしく」
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