遊輝 side
「こ、こいつ・・・・誰だ?」
幻想郷って所について、神社にお参りしたら霊夢って巫女がお茶をしてあげるって言うから言葉に甘えてお茶をしていたのだけど、いきなり霊夢さんの横に次元の歪みみたいな物が現れて、その中から紫のドレスを着た女の人が出てきた。
そして、女の人から出てきた次元の歪みみたいな物は、中に一目みたいな模様がありとてつもなく気色悪い。
「あれ?あんた知らないの?てっきり紫が飛ばしたかと思ったのに」
「霊夢、私さっきから話についていけないんだけど、あの二人は何なのよ?」
「あんたから見て正面なのが遊輝、で、隣にいる奴が自称神様。二人共外来人よ」
「だから自称じゃないって!!」
「ふ〜ん・・・・・私は八雲紫〈やくも ゆかり〉。この幻想郷を管理している、妖怪の賢者って所かな。一応スキマ妖怪よ」
「・・・・・・えっ?妖怪?」
俺は紫から聞いた言葉に?マークを浮かべる。
「どうしたのよ?そんなすっぽけた顔をして」
「えっ・・・・・いや、俺、妖怪とかお化けとかの部類は苦手なんだけど・・・・・何か人間にしか見えなくて・・・」
「ほら、僕の言った通りでしょ☆。君が思っているような妖怪じゃないって☆」
た、確かに・・・・・・
俺の思っている妖怪ってもっとこう・・・・・・・薄暗くて君悪い感じがして・・・・・・
「まぁそんな事どうでもいいわ。紫、確認するけどあんたがこいつらをここに送ってないのね?」
「私、この二人は知らないわよ。それに、今の今まで寝ていたのだから」
「知らなくても無理ないよ☆。僕が遊輝と一緒にこの世界に来たんだから☆」
「なるほど・・・・・・私が知らない理由はそういう訳ね」
「うん☆しばらくはこの世界でお邪魔するよ」
「そう。じゃあ霊夢、よろしく頼むわね」
「ちょっと待ちなさいよ!!!それどういう意味!!」
「あの二人のための寝床をあなたが用意する」
「ふざけないでよ!!何で私が「じゃあ私帰るね」待ちなさい紫!!」
霊夢さんの文句をなに一つ聞かずに紫さんはさっき出てきた奴の中へと消えていき、歪みがなくなった。
霊夢さんはそれはもう、直ぐにでも噴火しそうな状態で湯のみを握りつぶした。
「ふざけないでよ・・・・・・・(プル・・プル・・・・)」
「あ、あの・・・・邪魔でしたら俺たち出ていきますけど・・・・(汗)」
「あんたバカ?ここへの道は妖怪がいるのよ!普通の人間が通ったら一瞬で食べられるわよ!!」
・・・・・・そんな所に神社を建てるから参拝客が来ないんじゃねえのか?
「良いじゃん良いじゃん♪ここでお世話になっても」
「あんたも決定事項みたいに言わないでよ!!」
「じゃあ僕たちどうするの?このまま野宿?妖怪に食べられちゃうよ〜」
「(こいつ・・・・・・絶対わざと言っているだろ・・・・・)」
そう心の中で思いながらお茶をズズ〜と飲み干す。
「・・・・・・はぁ、仕方ないわね・・・・・・あんた達、ここで寝泊まりして良いよ」
「やった♪「その代わり!!神社の仕事とかこき使わさして貰うわよ!!」
まぁそれくらいなら・・・・・・・別にいいか・・・・・
「じゃあ・・・・・しばらくお世話になります」
「はぁ・・・・・湯のみと急須を片付けてくるね」
霊夢さんは俺の湯のみと粉々になった湯のみ2つをお盆において、茶の間から出て行った。
さて・・・・・まずはこの世界のことを知らないとな。
「ところで遊輝、服はどうするの?」
「?この服じゃ何か問題あるのか?」
「この世界だと洋服は目立つよ。何か着替えたら?」
「着替えたらって言われても・・・・・・・服なんか持って来てねぇぞ」
「そう言うと思ってほらっ♪」
何処に隠していたのか、神様が後ろからリュックサックを取り出して俺の方にパスする。
何でこいつはこういう時は手際が良いんだよ・・・・・・・えっと、中身はパジャマと・・・・・・はっ?
「おい、何でこれなんだ?」
「だってそれしか和風っぽい服なかったもん」
「てめぇまた人の部屋をあさったな!!!」
「さっき竹刀やら日本刀やらとってきた時だよ」
神様から渡されたリュックサックをひっくり返して出てきたのは・・・・・・・いつぞやの海外に行った時に貰った忍者の服だった。確かにこれを洋服とは言わないが・・・・・・和服とも言わないぞ。
「とりあえず着替えたら?そっちの方が動きやすいし、竹刀とか収納しやすいんでしょ?」
「それもそうだな・・・・・霊夢さ〜ん」
「何?それと私のこと、霊夢でいいわよ」
「じゃあ霊夢、何処か着替える部屋貸して欲しいのだけど・・・・」
「そっちの部屋が空いているわ。そこで寝泊まりもして」
「サンキュー」
パジャマを一旦リュックサックに直して、茶の間の隣の部屋に入る。さっきより少し狭いくらいだが、寝泊まりするには十分すぎるほどの広さだ。
襖を閉めて服を脱ぎ、あの忍者の服へと着替える。
「ふぅ・・・・・(まぁ、洋服がこの世界じゃおかしいんならこっちの世界はこれで過ごすか・・・・)」
「ふ〜ん、忍者ねぇ・・・・」
「あいつが暮れた服がこれしかなかったから。これなら大丈夫?」
「まぁ・・・・さっきのよりはマシね」
「そうか。さてと・・・・・これからどうしようかな〜?」
「暇なら境内の掃「霊夢〜、遊びに来たぜ!!」・・・・・・また邪魔者が来たわね」
外から聞こえてくる声に霊夢は嫌な顔をする。誰が来たか確認するために覗くが・・・・・・
「あれっ?誰もいねぇじゃねえか」
辺りを見渡しても何処にもいない。
「何処見てるのよ。上よ上」
「上?」
霊夢が指を上に指しながら言うので上を見ると、箒をまたいで飛んでくる女の子が空から降りてきた。
・・・・・・・・・えっ?空から降りてきた?
「おぅ霊夢!!元気にしてたか?」
「昨日もあったでしょ。今日は何のようよ?」
「いや〜、退屈していたから暇つぶしに来たぜ!」
「あんたは・・・・いつもいつも暇つぶしって言って・・・・・」
「ところでお前誰だ?」
「はっ・・・・え、えっと・・・・遠藤遊輝」
「遊輝か!私は霧雨魔理沙〈きりさめ まりさ〉!普通の魔法使いだぜ!」
ま、魔法使い・・・・だから箒で空を飛べたのか・・・・というか魔法使いの時点で普通では無い気がする・・・・・
えっと・・・・・魔理沙さんの格好は一言で言えば本当に魔法使い。黒い三角帽子に黒い衣装、それに何故か白いエプロンみたいなものを着ている感じだ。
「霊夢〜、こんな奴この近くにいたか?」
「外来人よ。遊輝とそこに座っている自称神様って人達は」
「だから自称じゃないって!!」
「あ、あの〜・・・魔理沙さん・・・」
「魔理沙でいいぜ!!」
「では魔理沙・・・・何で空を飛べるの!?」
「?それくらい普通だぜ?」
「いやいやいや!!!?何で普通なの!?」
「外来人だからかもしれないけど、この世界では空を飛ぶくらい普通よ。まぁ、飛べる人間は霊力を持ってないといけないけど」
「霊力?」
俺の頭に?マークが出たので、霊夢と魔理沙が説明を始める。
〜〜少女説明中〜〜
「・・・・・というところよ」
なるほど・・・・・・霊夢達の説明によれば霊力というのは大抵の人間が持っているものらしい。けど、普通の人間は霊力がほとんど0に近い状態。だかられが無いに等しい。だが、稀に霊力が凄い人間もいるみたい。で、その霊力をすごく持っているってのが・・・・・
「となると、霊夢は凄い天才なのか?」
「それは言えてるぜ」
さっきの話をずっと聞いていると、霊夢がものすごい天才に見えてきた。
だってこいつ、空も飛べるし、妖怪退治も負けなしだぜ?博麗の巫女はそういう風にしなくちゃいけないとか言っていたけど、俺からしたらかなり羨ましい。
「てことは・・・・・俺も霊力鍛えたら空を飛べる?」
「頑張れば行けるぜ!」
じゃあ、練習してみるかな・・・・・・・・飛べたら飛べたでこの世界だと楽出来そうだし・・・・
「あっ、遊輝!!」
「うん?」
「弾幕ごっこしようぜ!!」
遊輝「初登場、霧雨〜魔理沙〜〜!!」←忍者の格好
魔理沙「プロレスラーの登場みたいな呼び方をするな!!」
遊輝「えっと・・・・・東方は博麗霊夢と霧雨魔理沙の2人が主人公・・・・・だ、そうです」←カンペ見ながら。
霊夢「その中途半端な言い方は何?」
遊輝「いやだって、俺分からないし・・・・・・」
霊夢「まぁいいわ。魔理沙、自己紹介」
魔理沙「私は霧雨魔理沙!!普通の魔法使いだぜ!!」
霊夢「別名、普通の泥棒」
遊輝「泥棒?」
魔理沙「勘違いするよな?私は死ぬまで借りていっているだけだぜ」
遊輝「(それ、俗に言う借りパクじゃん・・・・)」
霊夢「次回は【能力と弾幕ごっこ】よ」
魔理沙「次回もよろしくだぜ!」