遊輝と神様の東方放浪記   作:DICHI

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第三ノ巻 能力と弾幕ごっこ

遊輝 side

 

「・・・・・What’s?」

 

突然出てきた言葉にまたしても?マークを浮かべる俺。

うん・・・・・・・・・弾幕ごっこって何?

「何で英語で聞き返したんだ?」

 

「魔理沙、遊輝は外来人よ。まずは一つずつ教えていかないと」

 

「おっと、そうだったな。まずは何から説明するか?」

 

「そうね・・・・・霊力を教えたからその流れで能力かな?」

 

また聞きなれない言葉を聞いた・・・・・・・・能力って何?

 

「分かった!まずは能力の事を教えるぜ!能力というのは全員が持っているものだ」

 

「うん、意味が分からない。第一、説明になってない」

 

「能力というのは、霊力と一緒でこの幻想郷に住む人間や妖怪・精霊達がそれぞれ持っている自分のオリジナルみたいな力ってところかしら?」

 

ふ〜ん、自分独自の力か・・・・・・

 

「ちなみにこの能力を説明する時は、〜〜程度の能力って言うんだぜ!」

 

「?何で?」

 

「能力の強さを度合いで表すのよ」

 

「・・・・・・・それってかなり曖昧な表現じゃないか?」

 

「・・・・・・・そう言われたら」

 

「そうだな・・・・・今まで考えたこともなかったぜ・・・・」

 

この世界の奴らは何を根拠にそんな事を決めてるんだ・・・・・・

ん?神様?さっきから俺たちの話を聞きながら何か本を読んでいる。

 

「じゃあ、二人の能力って何?」

 

「私は【空を飛ぶ程度の能力】」

 

空を飛ぶ程度の能力・・・・・・まぁ、人間が空を飛べたらそれだけで嬉しいし、十分だな。

 

「私は【魔法を使う程度の能力】だぜ!」

 

魔理沙は魔法を使う程度の能力・・・・・・・それもそれで羨ましいな・・・・・・

 

「そういう遊輝はどんな能力なんだ?」

 

「うん、俺?俺は・・・・・・」

 

俺の能力・・・・・・・・多分、この右腕の痣となっているシークレットシグナーの能力のことかな・・・・・

 

「・・・・後で教えるよ。それより今は説明お願い」

 

「何だよ!!ケチだぜ!!」

 

「うるさいわよ魔理沙。後で教えるって言ってるんだから、ここは私たちが弾幕ごっこの事を教えてあげないと」

 

「ちえっ・・・・しょうがないぜ」

 

「弾幕ごっこは半年前、紫の提唱によって始まった《人間でも神様と同等の強さを発揮できる》という決闘なの」

 

「どういうこと?」

 

「これが提唱される前までは人間と妖怪では力の差が歴然だったんだぜ!妖怪は人間を食べたりしたりしてもうしょうがないほどだったんだぜ」

 

「そこで紫が幻想郷での揉め事や紛争で、人間にも妖怪と同等の力・強い妖怪が必要以上に力を出さないようにしようとして、弾幕ごっこというのを提唱したのよ」

 

ふ〜ん・・・・・・つまりは人間が妖怪に勝てるようにルールを設けたみたいなものか。

人間って弱いからな。外の世界だと技術が進歩しているが、この世界はそうとは限らないし、

 

「・・・・と、表向きではこうなっているが、本当にこれを制定したのは霊夢だぜ」

 

「はっ?どういうこと?」

 

「魔理沙、それは言わなくていい」

 

「何だよ。気が乗らないか?」

 

どうやら何か裏がありそうだな。・・・・・・・まあいいや。大まかな流れは表だけでも俺にとっては十分だし。

 

「簡単なルールは相手を倒せばOK。ただ、殺すことはダメだぜ!それと、弾幕とスペルカードも美しくしなきゃいけないぜ!それに、弾幕もスペルカードも相手が避けられるようにしないといけないぜ!」

 

「ちょ、ちょっと待て!!いっぺんに言い過ぎだ!!スペルカードって何だ!?」

「大雑把に言えば必殺技だぜ!!これにもルールがあるんだぜ!!」

 

「お互いに弾幕ごっこをする前にスペルカードの使用制限を決めるのよ。と言っても、これは《ごっこ》として。相手が話の通じなかったり、何か重大な事件の時にはそんなルールなんかしていられないわ」

 

そうだな・・・・・・相手が犯罪者みたいな相手だったら、《〜〜〜は何枚だぜ!》みたいなこと言っても通用しなさそうだし・・・・・

 

「スペルカードはこんな感じよ」

 

そう言って霊夢がお札みたいな物を5枚、袖から出す。

 

「スペルカードを使う時はちゃんと相手に使うって宣言しないといけないぜ!それと、スペルカードを全て使い切っても相手を倒し切れなきゃ負けになるぜ」

 

「何で?」

 

「自分の全ての必殺技を避けられたんだぜ?」

 

「説明になってないよ。これは暗黙のルールなのよ」

 

暗黙のルールねぇ・・・・・まぁしゃあないか。

 

「とりあえず基本的なルールはこんな感じよ」

 

「サンキュー」

 

「それじゃ、弾幕ごっこしようぜ!」

 

「ちょっと待てよ・・・・・せめてそのスペルカードだけは作られせてくれ・・・・・(無くてもいけるけど、宣言しないと不味いみたいだし・・・・)」

 

「ん〜・・・・霊夢、余っているスペルカードを遊輝にあげたら?」

 

「何で私なのよ!」

 

「だって私、自分のしか待ってないし♪」

 

「ぐぬぬぬ・・・・・・まぁいいわ、ちょっと待って」

 

霊夢が茶の間にあるタンスの上の段の引き出しを開け、ごそごそと物を探す。

あの人は魔理沙に振り回されてそうで大変だな・・・・・・

 

「あったわ。5枚しかなかったけど大丈夫?」

 

「十分十分。さてと・・・・・あとはどうするの?」

 

「自分の弾幕をイメージしてその技名をそのスペルカードに書く」

 

「・・・・・・・で?」

 

「終わり」

「終わり・・・・終わりって、そんな簡単な事なのか?」

 

「そうよ」

 

そ、それだけで本当に必殺技が出来るのか・・・・・ま、まぁいいや。とりあえず何か必殺技を作ろう。

 

 

 

〜〜〜少年熟考中〜〜〜〜

 

 

 

「・・・・・とりあえずこれでいいかな?3枚あればいいでしょ?」

 

「十分だぜ!早速弾幕ごっこをしようぜ!」




遊輝「・・・・・少なぇな」

霊夢「そうなの?」

遊輝「いつもはこれの3倍くらいだぜ」

【本当なら一気に弾幕バトルまで持って行きたかったですが、資料不足で少し時間がかかりそう】

魔理沙「そう聞いたら確かに少ないぜ。何でなんだぜ?」

遊輝「知るか。といか俺が知ってもどうしようにもないし」

霊夢「あの作者、骨組みはしっかりしているくせに肉付けが下手って噂だけど」

遊輝「そう。骨組みなら1年以上先の話も出来てるくせに、目の前の肉付けには何故か下手くそ」

魔理沙「そんなこと言って何の意味があるんだぜ?」

遊輝「次回は・・・・・【弾幕ごっこの初陣。VS霧雨魔理沙】」

魔理沙「次回もよろしくだぜ!」
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