第七ノ巻 幻想郷のデュエル講義。遊輝VS神様
遊輝 side
「・・・・てコンボがあるけど」
「それだとサモプリ必須じゃねえか。この前の改定で制限になったんだぞ」
「じゃあそんなに言うんならマスマティシャン入れれば良いじゃん。あれいれたら一発で解決出来るのに」
「あれ☆3だろ?俺のデッキだと使いずらいんだよ」
現在、博麗神社の一室で神様と一緒にデッキの調整をしている。
2つ前の改定で終末の騎士が、そしてこの前の元の世界の改定サモプリまでもがお亡くなりになってしまったので、現在、俺のデッキは非常にピンチである。今までは終末の騎士でパールやダイヤを落とし、サファイアを召喚してエクシーズ!って戦法をしてたけど、制限になっちゃったらどうしようにも上手く回らない。つうわけでデッキ調整をしているが、なかなか良い案が浮かばない。
「遊輝、さっきから何をしているのよ?」
「よお!遊輝!!何してるんだぜ!?」
「あれ?霊夢?それに魔理沙?いつの間にいたの?」
「30分前に魔理沙が来て、2人で話をしていたのに遊輝がそこにいる奴とブツブツ言うもんだから気になったのよ」
「遊輝、そのカードみたいなのなんだぜ?」
魔理沙が1枚のカードを手に取りじっくりと見る。
あちゃ〜・・・・・バレたか・・・・いつかはバレるだろうとは思ってたけど、以外と早くにバレたな・・・・・
「この絵にあるモンスターかっこいいな!!えっと・・・・・これなんて呼ぶんだぜ?」
「これは・・・
「へぇ〜、ギャラクシーか。星を弾幕にしている私にはピッタリだな」
「遊輝、これは?」
「そいつは・・・・・ホープって書いてあるだろ・・・」
「変な名前だな〜って、希望皇って書いてあるのになんでまたホープって」
「霊夢さん、それは言ってはいけない約束なんだよ」
遊戯王の名前には二重で被せるカードがあるからね。最近は見かけてないけど。
「遊輝!!これどうやって遊ぶんだ!?教えてくれだぜ!!」
「ハァ・・・まあいつかバレるだろうとは思ってたし良いか。霊夢は?」
「私も少し興味あるわね・・・・」
「そうか。あとは・・・・・そこにいるんだろ?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
俺は誰もいない茶の間の方に声をかける。もちろん、相手からしてみればまだバレていないかも?というわずかな希望があって、出てくるはずもない。
「そうか。そんなに言われてねぇのか、糞BBA」
「誰がBBAですって!!!!!」
「おっと」
後ろから紫が傘で俺の頭に殴りかかったので、直ぐに避けて戦闘態勢に入る。
「やっぱりBBAね。さっきから変な視線がすると思ったら」
「霊夢もそんな口の悪い事言わない!!私はあなたにそんな教育をした覚えがありません!!」
「あんたに教育された覚えがありません。それに・・・・」
「「BBAって言わないとお前(あんた)直ぐに出てこないじゃん(でしょ)」」
「・・・・・・シクシク、ゆかりん☆泣いちゃうよ・・・・・」
「「何がゆかりん☆だ(よ)。自分の歳考えろBBA」」
「う、ウワアアアアンンンン!!!!!!」
俺と霊夢の見事なハモりで紫は部屋の隅で泣き始めた。俺と霊夢は顔を見合わせてガッツポーズをする。
「さて・・・・あと一人・・・ふん!!」
ブスッ!!
「ギャアアアア!!!!」
もう一つ生体反応がしたので、近くの茂みにたまたまあったナイフを投げると何か悲鳴みたいなものが聞こえた。その声がする方に向かうと、鴉が頭にナイフを刺さったまま気絶していた。俺はそいつの襟を掴んで神社の方へと引っ張る。
「霊夢〜、今日の晩飯の材料を調達したぞ〜。今日は鴉の唐揚げだな〜」
「あらっ、嬉しいわね。久しぶりにお肉を食べることができるわ」
「あややや!!!勝手に殺さないでください!!!」
「ちっ、仕留め損なったか・・・・霊夢、斧持ってきて」
「分かった」
「食材にしないでください!!!」
「(霊夢と遊輝、なんであんなに息ピッタリなんだぜ・・・・・)」
茂みの中に隠れていたのはこの前あってブン屋の鴉、射命丸だった。あの後、帰って霊夢に話をしたらこいつ、ゴシップネタが多く、しかも過剰表現をするらしい。取材に答えなくてよかったよ。
えっ?性格変わった?違う違う。性格を変えたんだ。
だって幻想郷って常識通用しないんだもん。いちいち突っ込んでたら身体がもたないよ。
「で、ブン屋が何の用だ?」
「取材ですよ取材。面白そうなことをやりそうですので取材に来たのです」
「遊輝、斧持ってきたわよ」
「よし、じゃあ早速こいつを「待って待って!!!獲物を見るような目でこっちを見ないでください!!」チッ・・・」
「今明らかな舌打ちをしたよね!?」
せっかく今日の晩飯が・・・・・霊夢の神社に居候してから貧相な食事しかしてないんだよ。せっかく宴会以来のご馳走だったのに。
「せっかくなんだから文にも教えてあげたらどうだぜ?」
「こいつに教えると後々大変なんだよ。幻想郷中にばら撒きそうだから。そうだな・・・・・・条件付きなら教えてやっても良いぞ」
「条件とは?」
「このことを新聞に書かないこと。それが条件だ」
「そんな事したら私の仕事「霊夢、暫くは肉に困らない食事が出来そうだな」わ、分かりました!!記事にしません!!ですからその斧をこっちに向けないでください!!」
まだ抵抗するようなので、斧を射命丸に振り上げるとすぐに描かないことを約束してくれた。
「あ〜あ・・・・・せっかくのお肉が・・・・・」
「・・・・・霊夢も最近変わったぜ・・・・・・」
〜〜少年説明中〜〜
「・・・・・というのが俺の世界でのデュエル」
約1時間に及ぶデュエルの基礎講義を博麗神社の茶の間で行った。
「へぇ〜、興味本位で聞いたけど案外面白そうね」
「わ、私は・・・・頭が痛くなったぜ・・・・・」
「大丈夫大丈夫。ルールは複雑だけど慣れたら誰でも遊べるから」
「私も興味湧いてきたわね。今度外の世界に行くとき、このカードも見てこようかしら?貴方の世界にはこういうカードのショップも売っているのでしょ?」
「まあそうですが・・・・・」
紫さんがカード買うって・・・・・何かイメージがつかないんだけど・・・・・・・
「このBFってカード、何故か親近感が湧きますね〜」
射命丸・・・・・・・それはお前が鴉だからだ・・・・・・
「なぁ遊輝、こんな堅苦しい話やめて実際にやっているところ見せてくれだぜ」
「う〜ん・・・でも相手が」
「僕♪」
「・・・・・・相手がいないんだよな〜」
「ちょっと!!!!僕を無視しないで!!!!」
一回り見て、神様しか手が上がってなかったので俺は見なかった事にした。
「見た事にしてよ!!何で僕はダメなの!?」
「人の心を読むな!!!!大体お前、デッキあるのか!?」
「ここに♪」
「何で持ってるんだよ!?」
「ほらっ♪こうやって」
そうやって神様が手を挙げると・・・・・・・・
「!!す、スキマ!?」
「・・・・貴方、何者?」
紫にしか出来ないはずのスキマが神様の横に出来て、その中から一つのデッキを取り出した。霊夢や魔理沙、射命丸は驚き、紫さんに関しては睨むような感じになっている。
「あれ?僕いってなかったけ?僕、先祖辿ったらロキだよ?」
「!!ろ、ロキ!?」
「遊輝、ロキって何だよ?」
「・・・・・・・ロキ、北欧・・・・・というところにいたとされている神様だよ。こいつは色々有名なんだよ、別名、トリックスター、悪戯好きの神・・・・・・」
「うん♪けどそんな事関係ないけど♪僕の能力をこっち風に言うならば、【他人の能力を真似る程度の能力】だよ」
「うん、非常に分かりやすい能力だね。だけど、どうやって真似るんだよ?」
「単純単純♪どういう構造か理解すれば良いだけだから☆」
「理解・・・・・お前、紫さんの能力を理解出来たのかよ?」
「あったりまえじゃん♪僕は神だよ」
う〜ん・・・・・しかしロキが先祖とは・・・・・ロキ?
「お前・・・・・まさかデッキは」
「ああ違うよ。今回のデッキは違うデッキだから」
「そうか・・・・そりゃ良かった」
「で、君はデッキどうするの?」
「正直言って、あれさっきバラしたままでまだ調整すらしてないんだよ・・・・・」
「じゃあ4つ目使えばいいじゃん。海馬コーポレーションとの試作用として作った」
4つ目?あぁ・・・・あれか・・・・・
「良いけど、あれ回ったら直ぐ終わるぞ?」
「大丈夫大丈夫♪こっちも本気だから♪その代わり先行貰うよ?」
「良いぜ。ルールは?」
「マスタールール3」
マスタールール3・・・・・・つまり元の世界のルールか・・・・・・久しぶりだな・・・・
「ごめん、さっきから何を言ってるのか分からないんだけど」
「あぁごめん、直ぐに準備するから」
「じゃあデュエルデスク♪デュエルデスク♪」
「デュエルデスク?使えるのか?」
「大丈夫大丈夫♪ちょっと貸して」
神様に言われたのでカバンに隠していたデュエルデスクを渡す。その間に俺はカバンの奥底に眠らせていた4つ目のデッキを取り出す。
こいつは、海馬コーポレーションに言われて作ったいわゆるモデルデッキ。普段は使わないがそれなりのパワーとスピードがある。勿論、事故らなければの話だが・・・・・・
「OKOK♪はいっ」
「よっと。大丈夫か?」
「大丈夫だって♪」
「よし・・・・じゃあ今からデュエルするぞ」
「待ってました!!」
「あやや・・・・楽しみですね・・・・・」
「それじゃ・・・・・」
「デュエル‼︎」 「デュエル‼︎」
遊輝 LP 8000 神様 LP 8000
「先行♪ドローした気分でメインフェイズ♪」
「何もない」
「じゃあクリバンデッド召喚♪」
神様がデュエルデスクにカードをセットすると、クリバンデッドが神様の前に出てくる。
「うわっ!!」
「あやや・・・これは・・・・・」
「妖怪が・・・・出ている」
初見の霊夢達にはソリッドビジョンはかなり驚くようだ。当たり前だな、俺も最初は感激したんだから。
「遊輝、その変なやつにカードをセットしたらああやってモンスターが出てくるのか?」
「あぁそうだな」
「スゲェ・・・・・」
しかしクリオンバットか・・・・・墓地肥やし・・・・・・何か嫌な予感がするんだが・・・・・・
「ん〜・・・・今回は1枚伏せてエンドかな?じゃあクリオンバットの効果使うよ〜。このカードリリースして、デッキトップ5枚を墓地、その中から魔法または罠カード1枚手札に加えることが出来るよ。さ〜て、何が落ちるかな?」
「え〜、せっかく出したモンスターを墓地に送るのか?」
「魔理沙、遊輝が言っていたでしょう。墓地にカードを送る利点を」
クリオンバットがフィールドから消えて、その霊が神様のデッキトップに移り5枚のカードが墓地に送られる。何が落ちたか確認するためにデュエルデスクのボタンを押して確認する。えっと、送られたのが・・・・・・・
・影依融合
・超電磁タートル
・シャドール・リザード
・ヴォルカニック・バレット
・シャドール・ファルコン
・・・・・・・・はっ?
「う〜ん、イマイチ〜〜。じゃあ影依融合を回収「待て待て待て待て待てえええええええ!!!!!!!!!!」?何か間違えた?」
「そうじゃねぇ!!!!!何でシャドールなんだよ!!!!!!」
「えっ?そりゃ使いたいからに決まってるじゃん♪」
「やめろ!!!!!!!!」
ヤバいヤバいヤバい!!!!!!シャドールとかマジ鬼畜!!!!勝てる気しない!!!!!
「遊輝〜、何でそんなに慌てているの〜?」
「紫さんが何も知らないからです!!頭冴える人なら直ぐにあのデッキの恐ろしさを理解するはずです!!!」
「何言ってるのよ?これでも悪い方だよ?」
これで悪いって、普段どうなるんだよ!!!
「じゃあクリバンデッドの効果で影依融合回収〜。で、墓地に行ったファルコンがチェーン1、リザードがチェーン2で発動。何かある?」
「・・・・・・何もありません」
「じゃあ解決♪チェーン2のリザードの効果で墓地からこのカード以外の《シャドール》と名のついたカードを落とすよ〜。シャドール・ヘッジホッグ落として、チェーン1のファルコンを解決♪裏守備で特殊召喚。さらにさっき墓地に落ちたシャドール・ヘッジホッグの効果♪デッキから2枚目のシャドール・リザードを加えてターンエンド☆」
神様 手札 5枚 LP 8000
【モンスターゾーン】
裏守備モンスター 〈シャドール・ファルコン〉
【魔法・罠ゾーン】
伏せカード 1枚
「・・・・・あやや?」
「な、何が起きたんだぜ・・・・・」
「・・・・・あっれぇ〜可笑しいな〜?手札が減ってないのですけど〜〜?」
「現実逃避しない!!」
いやだって・・・・・・誰だって現実逃避したくなるなど・・・・・・・何このアドバンテージ・・・・・
「俺のターン、ドロー」
遊輝 手札 6枚
かと言って俺も手札はめちゃくちゃいいんだけどね・・・・・・・
「じゃあ赤のPゾーンにスケール4のオッPをセッティング」
「「「「お、オッP?」」」」
「正式名称はオットアイズ・ペンデュラム・ドラゴン。ただ長いから略した」
「いや略すなよ!?」
「んで、青のPゾーンにスケール9のクリフォート・ツールをセッティング。そのままクリフォート・ツールのP効果。ライフ800払ってデッキから《クリフォート》1枚をサーチしたいな〜」
遊輝 LP 8000→7200
「どうぞ」
「じゃあデッキからクリフォート・ディスクを手札へ」
「Pゾーンって事は・・・・・・」
「最後に学んだペンデュラム召喚が来るぜ!!」
「またまた〜、そんな都合よく出来るはずが無いよ〜〜」
「・・・・・フラグ回収乙です。俺のPゾーンにはスケール4のオッPとスケール9のクリフォート・ツールが存在する!!」
「へっ?」
「これでLv5〜8のモンスターの特殊召喚が可能!!!」
「はっ!?嘘でしょ!?」
モンスターゾーンの左右に置かれたオッPとクリフォート・ツールの上には数字の4と9の数字がある。そして、その間で巨大な振り子が振り始める。
「揺れろ!魂のペンデュラム!天空に描け光のアーク!ペンデュラム召喚!!出でよ!!クリフォート・ゲノム!クリフォート・アーカイブ!」
上空の振り子から大きな円が描けていき、その中からクリフォート・アーカイブとクリフォートゲノムが出てくる。
「いやちょっと待って!?何そのめちゃくちゃ良い手札!?」
「おお〜、これがペンデュラム召喚ですか〜〜!!!」
「スゲェ・・・・・モンスターが一気に大量展開されたぜ・・・・・」
「確かにこれは見応えがあるわね・・・・・・」
「じゃあ特殊召喚されたアーカイブとゲノムの効果。こいつらは特殊召喚及び妥協召喚された時はLv4で攻撃力1800のモンスターとなる」
クリフォート・ゲノム ☆6→☆4 攻2400→1800
クリフォート・アーカイブ ☆6→☆4 攻2400→1800
「遊輝、妥協召喚って何よ?」
「上級モンスターをリリース無しで召喚する事。大概妥協召喚出来るモンスターはこんな風なデメリットを持ってるんだ」
「確かに攻撃力が下がるのはデメリットね・・・・・・・Lvを下げた事はあまりデメリットには感じないけど・・・・」
「紫さんの言う通り、Lvを下げるのは寧ろメリットになる時があります。特にLv4はエクシーズモンスターが豊富ですからね」
「じゃあエクシーズ召喚をするのか!?」
「いや、クリフォート・ツールの効果で《クリフォート》モンスターしか特殊召喚出来ない。んでもって、クリフォートと名のついたエクシーズモンスターはいないんだ」
「なんだ〜、つまらないぜ〜〜」
「でもまだ手札にモンスターがいませんでしたか?何故あれを特殊召喚しなかったですか?」
「こういう理由だから!!アーカイブとゲノムをリリースして、クリフォート・ディスクをアドバンス召喚!」
クリフォート・ディスク 攻2800
特殊召喚されてアーカイブとゲノムが消えて、UFOが上空から降りてくる。
「おぉ〜、これがアドバンス召喚か〜」
「フィールドのモンスターをリリースして、手札から上級モンスターを出す・・・・・」
「でもこれで出しても結局はあの2体で殴ったら良かったんじゃないの?」
「普通に考えたらそうなんだけど・・・・・ディスクの効果!アドバンス召喚時、デッキから《クリフォート》と名のついたモンスターを2体特殊召喚する!!」
「い、一気に2体も!?」
「その代わり、エンドフェイズにその2体は破壊されるけど」
「そ、そりゃそうですよね・・・・・デメリット無しで2体も特殊召喚だなんて・・・・・」
「で、発動したいけど何かある?」
「・・・・・・このデッキ、ヴェーラー入れてない・・・」
「おっ、情報アドゲット!じゃあそれにチェーン、チェーン2でアーカイブ、チェーン3でゲノムの効果発動!こいつらはリリースされた時にそれぞれ効果が発動する」
「単にフィールドから消えるのではなくて、何かを残して消えるのね」
「チェーン逆順でゲノムから解決。魔法・罠ゾーンのカード1枚破壊。その伏せカード」
「う〜ん・・・・・まぁいいや。手札に来て困ってた
「・・・・・墓地に無しか。じゃあチェーン2、アーカイブの効果でファルコンさんは手札にお帰りください」
「帰ってきたくないよ。ただいま」
「んで、チェーン1でディスクの効果。デッキから2体目のアーカイブとゲノムを特殊召喚。特殊召喚だから、こいつらのLvは4、攻撃力は1800ね」
クリフォート・ゲノム ☆6→☆4 攻2400→1800
クリフォート・アーカイブ ☆6→☆4 攻2400→1800
「・・・・・なぁ霊夢」
「何よ?」
「・・・・これがさっきまで慌てていた奴のデュエルか?」
「・・・・・確かにそうね」
「お互いに自分の有利の展開にしていく・・・・・まさにシーソーゲームね」
「シーソーゲームって何ですか紫さん?」
射命丸の質問で紫さんは皆にシーソーゲームの意味を話し始める。
いや、それ以前に紫さんがシーソーゲームって単語を知っているのに驚いたわ・・・・・
「じゃあバトル。アーカイブから」
「使いたくないけど・・・・・・いいや、使お〜う。墓地の亀の効果!このカード除外して、バトルフェイズを終了させるよ」
アーカイブが攻撃する前に亀が出てきて、電磁波で出来たシールドが神様の前に展開される。
まぁこれはこれで亀を使わせたとプラス思考で考えるべきだな。後々、ああいうのは効いてくるし。
「じゃあメイン2に2枚伏せてエンド」
「手札無くなるけどいいの?」
「良いの。まずはディスクで特殊召喚されたアーカイブとゲノムは破壊。んで、PゾーンのオッPの効果発動!こいつを破壊して、デッキから攻撃力1500以下のペンデュラムモンスター1体を手札に加える。この効果で・・・・・
遊輝 手札 1枚 LP 7200
【モンスターゾーン】
クリフォート・ディスク 攻2800
【魔法・罠ゾーン】
伏せカード 2枚
【ペンデュラムゾーン】
青:クリフォート・ツール スケール9
「んじゃ僕のターン♪ドロー♪」
神様 手札 7枚
「とりあえずメインにそのまま入って墓地のヴォルカニック・バレットの効果使いたいけど良い?」
「手札トランポリンクスだけだからな・・・・どうぞ」
「じゃあ500払って、2体目のヴォルカニック・バレットをサーチ♪」
神様 LP 8000→7500
「さぁ、いっぱい手札はあるしどうしようかな〜?」
本当に好き放題されるんじゃねかな・・・・・伏せカード除去られたら終わりだぞ?
「う〜ん・・・墓地肥やすか。マスマティシャンを召喚♪」
マスマティシャン 攻1500
「また嫌なモンスターを出しやがったな・・・・・」
「マスマティシャンの効果♪デッキからLv4以下のモンスターを墓地に落とすよ♪ん〜・・・・・・リザードをもう1回送ってリザードの効果発動。今回は・・・・・ドローかな?シャドール・ビーストを墓地に送るよ♪んでもってシャドール・ビーストの効果発動♪1枚ドロー」
神様 手札 7枚→8枚
可笑しいな〜、手札が減らないんだけど・・・・・・・
「じゃあ行くよ。魔法カード、影依融合!手札のシャドール・ドラゴンとライトロード・マジシャン ライラを融合!エルシャドール・ネフィリムを融合召喚!」
エルシャドール・ネフィリム 攻2800
ライラとシャドール・ドラゴンが渦の中に消えて、ネフィリムが出てきた。
出た〜・・・・・シャドールの融合モンスターの中でも1位に入る悪いカード・・・・・
「左側の伏せカードを対象に墓地のドラゴンをチェーン1、ネフィリムの効果をチェーン2で発動♪」
「流石にそれは通せないって!チェーン組んでリバースカードオープン!禁じられた聖杯!ネフィリムの攻撃力を400上げる代わりに効果を無効にする!!」
「ええ!?それ止めて!!!」
ネフィリムの上に天使が使うような金の器が現れて、その中の液体がネフィリムに注がれる。その液体にネフィリムは少し酔ったような感じになる。
エルシャドール・ネフィリム 攻2800→3200
「ちえ・・・・じゃあネフィリムの効果は無くなってチェーン1のドラゴンの効果。最後に残った伏せカードを破壊」
「これは無理だな・・・・・激流葬が破壊される」
「うわっ怖っ!!なんてカード伏せてるの!!・・・・・んじゃ、速攻魔法、
「・・・・・・・はっ?」
「手札のシャドール・ファルコンとヴォルカニック・バレットを融合!融合召喚!エルシャドール・エグリスタ!」
エルシャドール・エグリスタ 攻2450
・・・・・・・ハアアアア!?!?!?ここでエグリスタ!?!?
「おいてめぇ!!!完全に俺のデッキをメタりやがっただろ!!!」
「なんのことかな〜〜?とりあえず墓地に落ちたファルコンの効果。裏守備でこのカードを特殊召喚♪さらに墓地に落ちた2体目のヴォルカニック・バレットの効果で3体目をデッキからサーチ♪」
神様 LP 7500→7000
手札 2枚→3枚
ちきしょう・・・・・・・影依融合やらエルシャドール・フュージョンを回収しないだけマシだけど・・・・結構キツイぞ・・・・・・
「バトル♪攻撃力上がったネフィリムでクリフォート・ディスクに攻撃!」
エルシャドール・ネフィリム 攻3200
クリフォート・ディスク 攻2800
遊輝 LP 7200→6800
「続けてエグリスタとマスマティシャンでダイレクトアタック♪」
遊輝 LP 6800→4350→2850
「グウウウウ!!!!ほんっとキッツイなああ!!!!」
「そりゃどうも♪僕はこれでターンエンド♪」
神様 手札 3枚 LP 7000
【モンスターゾーン】
マスマティシャン 攻1500
エルシャドール・ネフィリム 攻3200→2800
エルシャドール・エグリスタ 攻2450
裏守備モンスター 〈シャドール・ファルコン〉
【魔法・罠ゾーン】
なし
さぁてと・・・・・・・・・超ピンチなんだけど・・・・・・
「これって、遊輝さんピンチですよね?」
「・・・・・言わなくても分かるだろ?」
「何でだぜ?」
「・・・・・エグリスタは特殊召喚を止める効果があるんだよ」
「なるほど・・・・・つまりペンデュラム召喚も封じられている訳ね」
「はい、そうです」
俺は一体何を引いたら助かるんだ・・・・・・・考えてもしょうがないから引くか。
「俺のターン!ドロー!」
遊輝 手札 2枚
「・・・・・・・来たああああああ!!!!!!!!!」
「ちょっ!?うるさいわよ!!!!」
「ファイナルターン!!!!」
「「「「「えっ!?」」」」」
「速攻魔法、禁じられた聖杯!!」
「ウッソ〜ン!!!!」
「これでエグリスタの効果を無効にするぜ!!さらにPゾーンのクリフォート・ツールの効果!800払って、デッキから・・・・・こいつかな?クリフォート・シェルをサーチするぜ!」
エルシャドール・エグリスタ 攻2450→2850
「・・・・・あれ?これ本当に僕ヤバイんじゃない?どうぞ」
遊輝 LP 2850→2050
「さらに赤のPゾーンにスケール4のEMトランポリンクスをセッティング!!」
「これでLv5から8までのモンスターを特殊召喚する事が可能だぜ!!」
「でも手札にモンスターは・・・・・・」
「フッフッフッ・・・・・・ペンデュラム召喚は手札だけじゃないんだぜ?」
「えっ?」
「ペンデュラム召喚は・・・・・エクストラデッキのペンデュラムモンスターも出せるんだぜ!行くぜ!!揺れろ!魂のペンデュラム!天空に描け光のアーク!!ペンデュラム召喚!!いでよ!!俺のモンスター達!!」
再び出来た振り子から光の輪が出来て、その中から5体ものモンスターが現れてくる。
「クリフォート・アーカイブ×2、クリフォート・ゲノム×2、そしてクリフォート・ディスクをペンデュラム召喚!!」
クリフォート・ゲノム ☆6→☆4 攻2400→1800 ×2
クリフォート・アーカイブ ☆6→☆4 攻2400→1800 ×2
クリフォート・ディスク ☆7→☆4 攻2800→1800
「ご、5体同時特殊召喚!?」
「しかもさっき破壊されたモンスター達だぜ!?一体どうなってるんだ!?」
「ペンデュラムモンスターは破壊され墓地に送られる時、墓地には行かずエクストラデッキに戻るんだ」
「・・・・という事は」
「ペンデュラムモンスターを破壊し続けても、また戻ってくる」
「じゃあPゾーンのEMトランポリンクスの効果!ペンデュラム召喚成功時、Pゾーンのカード1枚を手札に戻す!これでクリフォート・ツールを戻すぜ!」
「それは何か意味があるのか?」
「魔理沙、あなた1ターン前に聞いたでしょ?あのモンスターは、《クリフォート》というモンスターしか特殊召喚出来ないという制限が・・・・」
「あやや・・・・という事は」
「このターンは自由に特殊召喚出来るわね」
「その通り!その前に2体のアーカイブをリリースして、さっき手札に加えたクリフォート・シェルをアドバンス召喚!!」
クリフォート・シェル 攻2800
「で、デケェ!!!」
アーカイブ2体が消えてシェルが出てきたけど・・・・・こいつ、意外と大きかった。幻想郷には見ない大きさなので魔理沙はかなり驚いている。
「じゃあリリースされた2体のアーカイブの効果。エグリスタと裏守備のファルコンは手札にお帰りください」
「帰ってきたくないよただいま」
「んじゃあ、Lv4になっているディスクとゲノムでオーバーレイ!」
☆4 × ☆4 = ★4
「2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築!深海の奥深くに沈む箱舟よ!魔の海域から浮上し、深淵の闇から目覚めよ!!エクシーズ召喚!!オーバーハンドレッド・ナンバーズ!!No,101!!
No,101 S・H・Arkknight 攻2100
俺の前に出来たブラックホールの中にディスクとゲノムが吸い込まられていき、そこから出てきたのは悪魔の数字、101を持つ箱形の船をしたモンスターだった。
「ひゃ、101〜〜〜!?!?やめてええええ!!!!!」
「これがエクシーズ召喚か!!!」
「同じLvのモンスターを重ねて特殊召喚・・・・確かに便利ね」
「そして101の効果!オーバーレイ・ユニットを2つ取り除いて、ネフィリムを吸収するぜ!!エターナル・ソウル・アサイラム!!」
101が2つのエクシーズ素材を取り除き、前方の箱が開いてネフィリムを吸収する。
No,101 S・H・Arkknight OVR 2→0→1
「・・・・・あれ?僕負けた?」
「バトル!シェルでマスマティシャンに攻撃!」
クリフォート・シェル 攻2800
マスマティシャン 攻1500
神様 LP 7000→5700
「ウワアア!!!!・・・・意味ないけどマスマティシャンの効果で1ドロー」
神様 手札 4枚→5枚
「さらにシェルは《クリフォート》と名のついたモンスターでアドバンス召喚した時、2回攻撃を得る!もう一度攻撃!!」
神様 LP 5700→2900
「ラスト!!ゲノムとアークナイトでトドメのダイレクトアタック!!ミリオン・ファントム・フラッド!!」
神様 LP 2900→1100→0
WIN 遊輝 LOS 神様
「101は無いよ〜〜。せめて103にして〜〜」
「アホ言うな。103にしたらまた影依融合が手札に帰るだろう」
「だからって101は〜〜〜」
神様の愚痴を聞く前にデュエルデスクを片付けて霊夢達のところへといく。
「どう?これがデュエル。俺が来た世界とはルールが多少なりとも違うけどこんな感じ」
「凄かったぜ!!モンスターが出てきて攻撃するんだから!!」
「私も見応えがある勝負だったと思います!!」
「中々面白かったわ。また今度教えてくれないかしら?」
「良いですよ」
「・・・・・・・・・・・」
「霊夢?お〜い霊夢?」
霊夢がずっと固まったままなので、手を上下に振り意識確認をする。
「・・・・・・・ハッ!」
「どうしたんだぜ?ずっと難しいそうな顔をして」
「べ、別に」
「で、感想は?」
「えっ?あ、あ〜・・・・・楽しそうなゲームだったわね」
「そう?そりゃ良かった」
「うぅ〜〜納得行かない!!!もう一戦!!!!」
「えぇ・・・・せめてデッキ調整終わってからにしてくれ・・・・」
「もう1回やるのか!?見さしてくれだぜ!!」
「あややややや、私ももう一度見たいです!!」
魔理沙や射命丸にせがまれるがそれを無視して部屋に入り、机の上に散らかしたままのデッキの調整に入る。
「(・・・・凄く楽しそうだったわね。遊輝から詳しく聞いて私もやろうかな?)」
神様「むぅ〜〜・・・・・・」
遊輝「そんな膨れっ面するなよ。ていうかお前、シャドール使ったんだろ」
神様「あれ全然落ちが良くなかったよ〜〜。ていうわけでも一回!!」
遊輝「ダメ」
神様「ケチ」
遊輝「お前は子供か!!!」
神様「神界ではまだまだ子供の部類だよ♪」
遊輝「(・・・・・・・頭痛い・・・・・・)」
神様「次回はいよいよ本編に入るよ♪【紅霧異変】」
遊輝「次回もよろしくな」